キリギルリツカ   作:森羅万象チョコ

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感想、評価ありがとうございます!
今回から一部七章です。
エタらないように頑張ります。


ギルキンイシュタル

「さて、今回の作戦の説明は以上よ。何か、質問はあるかしら?」

「いえ、大丈夫です」

「今回の特異点の危険性についても十分理解できています」

 

カルデア管制室にて、第七特異点の攻略の最終確認が行われていた。

 

「よし、じゃあレイシフトメンバーを確認しておこうか。まずマスターはキリシュタリア・ヴォーダイムに藤丸立香の二名。今回からは藤丸君は正式にAチームのマスターとなる。まあ、やることは変わらないからそこは安心してくれていいよ。

次にサーヴァントはマシュ・キリエライトに英雄王ギルガメッシュ。とはいえ、ギルガメッシュ王に関しては勝手にエルキドゥがついていくだろうけど、二騎のサーヴァントで作戦を行うことになる。

レイシフト先は神代、紀元前2655年の古代メソポタミアだ。神代へのレイシフトは初の試みになるから何が起こるかわからない。各員全力で君たちの存在証明をする。

作戦開始は今から一時間後、しっかり準備しておくこと!」

 

そして、会議がおわり、マスターたちは礼装の確認をしていたときのことである。

 

「そういえば、ギルのやつバビロニアどうするつもりなんだろ」

「いつもみたいにRTAは出来ないようだけどね」

 

と、ギルガメッシュが部屋に入ってくる。

 

「ここにいたか」

「お、噂をすればなんとやら、だな」

「少し聞いておきたいことがあるんだけど、良いかな?」

「なに、我はお前達が聞こうとしていたことを伝えに来た。バビロニアをどう攻略するのか、であろう?」

 

どうやら、ギルガメッシュはバビロニアでのことについて話が合って部屋を訪れたのでした。

 

「キングゥめを初手から拘束してしまおうかと思うのだが」

「あー、エルキドゥいるもんね」

「うむ、正直騙されてやる必要がない」

「三女神同盟はどうするんだい?」

「まあ、ゴルゴーンは我の宝具で良いだろう。ケツァルコアトルは、真剣に戦えば問題あるまい。イシュタルとエレシュキガルだが、そうだな。まあ、なんとかなるだろう」

「いや、イシュタル舐めすぎでしょw」

「まあ、原作を見る限りじゃ、ギルなら大丈夫だろうけどさ」

 

しかし、ギルガメッシュは少し微妙な顔をして、

 

「そういうことではないのだが・・・。まあ、よい。我からはそれだけだ。現地に行ってみねばわからぬこともあるが、現地の我もうまくやっているだろうからな。心配することもあるまい」

 

一時間後、ついにレイシフトを開始することになった。

 

「よし、レイシフトを開始するよ!」

『霊子変換を開始。カウントダウン、3、2、1、レイシフト開始します』

 

 

 

 

土の匂いと暖かい風で目を覚ます。

 

「レイシフト、成功です」 

「ここがメソポタミアか」

「懐かしい風よな」

『よし、今のところ存在証明もうまく行っている。周囲を探索してみてくれ』

「了解です」

 

辺りはどうやら滅んだ都市らしく、人の気配はなかった。

 

『いま、ウルクを確認したけど、どうやら魔術を弾く結界が張られているらしい。ギルガメッシュ王がレイシフトの地点をウルクから離したのはこれが理由だったんだね』

「まあ、この我が魔術に対する術を用意していないはずもないと考えたまでのことよ。ウルクを目標にレイシフトを行えば、座標が空中になる可能性もあったのでな」

 

と、そこでカルデアのレーダーに反応があった。

 

『おや?どうやら魔獣が近くにいるようだ。数は6体ぐらいかな?』

「フン、大方人の匂いに釣られたか。マスター、一掃するぞ!」

「オーケー!バビロン掃射で突破するぞ!」

 

魔獣はギルガメッシュによって倒された。

もとより、ウルクの王であった彼にとって、この地は戦い慣れた場所であると言うのも相まってのことでもあるだろう。

 

「ふむ、こんなものだろう」

『っ!?次は神霊の反応だ!全く、さっきから忙しすぎるぞ!』

 

空に人影があった。

 

「あら?あれ、ギルガメッシュじゃない?と言うことは、あれがカルデアね!」

 

その人影は弓のような形状の物に乗って、空から降りてきた。

 

「あ、あなたは」

「あなた達カルデアね?私はイシュタル。ウルクの都市神よ」

 

イシュタルと名乗ったのは黒髪をツインテールにした絶世の美少女で、初対面の立香達にもにこやかに挨拶をして来た。

 

((なんか優しいんだが))

「久しいなイシュタル」

「若い姿なのちょっと違和感あるわね・・・。久しぶり、ギルガメッシュ」

「あれ?なんか仲良いね?」

 

しかも、ギルガメッシュと仲が良さげである。

そこに疑問を抱くマスター二人であったが、その疑問にマシュが答える。

 

「それはそうですよ。何せイシュタル神とギルガメッシュ王は夫婦ですから」

 

一瞬、間が空く。

 

「「ええええええええええええ!?!?!?」」

 

 

 

 

「いや、ごめん。びっくりした」

「面目ない・・・」

「いえ、あんなに普段ギルガメッシュ王と遊んでいらっしゃるのに、ギルガメッシュ王がイシュタル神と夫婦であることを知らなかったのは意外でしたが・・・」

((どうせ、ケンカしてると思ってたから叙事詩読んでないとか言えない!!))

「フハハハハハ!その反応が見たかったから我もあえて言っていなかっただけよ!」

「あー、昔言ってたのがこの子達なのね・・・。っと、私もう行かなきゃ。ちょっと野暮用があるから。もしウルクに行くならマーリンにシドゥリによろしくね!」

 

そう言うとイシュタルは弓の形をした物で飛び去っていった。

 

「いやー、マジか。というか、あれ三女神同盟入ってるのかな?」

「入っておらんだろうな。大方、エレシュキガルが一人で加入しているのだろうよ」

「さて、なら次にしなきゃならないのは・・・」

「魔獣どもの掃討であろうな」

 

イシュタルと話している間に、先ほど倒した魔獣の同族が近付いていた。

 

「よし、エヌマるか」

「うむ」

「だね」

 

「『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!!!」

 

悲しいことに、立香は宝具を撃つことに躊躇がなくなっていた。

 

「よし、全滅!」

「やはり、ギルガメッシュ王の宝具は強力ですね・・・!」

「では、最後に」

「「「キングゥ、貴様見ているなッ!」」」

「な、なにィー!?」バァァァァン

 

廃墟の影にエルキドゥにそっくりな見た目の人影が一人。

そう、キングゥである。

 

「なんで、バレたんだ!?というか、何故英雄王がいるんだ!?」

「やかましい、引っ捕らえろ『天の鎖(エルキドゥ)』!!」

『偽物だね!わかるとも!』

「うわー!?」

 

「あっさり捕まったな・・・」

「というか、ジョジョネタにノってなかったかい、彼」

「そうだよ!僕も転生者だよ!」

「「「こいつもかよ」」」




イシュタルがいいこになってもうた!
誰の仕業なんやろなあ(白目)
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