ポケットモンスター。縮めてポケモン。
彼らは不思議な生物だ。火を吐いたり、地上で波を起こしたり、電気を放ったり......。人間にはできないことを当たり前のようにやってのける。そんな彼らは人間と心を通わせ共に暮らすことができる。人間の扱う言葉を彼らは使えないが、人間が何を言っているのか、何を思っているのか理解しているのだ。彼らは紛れもない生物であり、それぞれが個々の意思を持っている。彼らは「大事」な存在だ。
......これがポケモンだと思っているだろう?
それは大きな間違いだ。
奴らはとても「危険」だ。
今は人間と仲良くしており、人間の言うことを聞くが、奴らは強大な力を持っている。もしもその力を人間に奮ってきたらどうなるか。人間はひとたまりもないだろう。ずっと一緒にいた者に急に襲われるのだから。最近ポケモンによって死者が出る事故が多発している。さらに厄介なことに奴らは人間と一緒に過ごしているうちに人間の話す言語を完全に習得してしまったのだ。もし奴らがほぼ人間に近い生物にまで進化してしまったら......。人間はポケモンにとって「不必要」だと思われるのではないか。
人間を滅ぼしにくるのではないか。そう考えた人間は自分達を守るためポケモンを滅ぼすことに決めた。
このことをポケモン達は全く知らなかった。ある事件が起こるまで......。
「朝だよ。起きて〜。」
私は体を軽く揺さぶられた。
(ママ、もうちょっと寝させて......。)
そう思いながら毛布を頭の上までかぶってみた。あったかい。毛布の柔らかさがたまらない。ずっとここに入っていたいなぁ。そう思っていたら......。
バサッ
毛布取られちゃった。
「ほらっ。起きなさいフカマル。朝ご飯できてるわよ。」
「ん......はぁい......。」
ものすごく眠い。私は朝が苦手で、中々布団から出ることができない。だからずっと寝てるんだけどママに起こされる。もうちょっと寝てたいのに〜。だけどママにはそんなの通じない。
ママと私は正反対。ママは朝にとても強い。目が覚めたらすぐ布団から出てくる。すごいなぁっていつも思うよ。
「顔洗いに行ってくる......。」
「行ってらっしゃい。」
私は水道に向かい水を顔にかけた。とても冷たい。だけど、この冷たさで眠気からやっと解放されるの。顔洗いを済ませた私はすぐさま机に向かう。
「今日は暖かいスープを作ってみたわ。冷たい水を顔にかけた後だしあったまるんじゃない?」
「ありがとう。」
椅子に座ると、ママは手作りのスープを出してくれた。私はスープを飲み暖まった。ママの作るご飯はいつも美味しい。前に何でそんなにママの作るご飯は美味しいのか聞いてみたんだ。そしたらママは友達に教えてもらったのよって言ってた。誰なんだろう。そう考えてたらスープを飲みほしていた。食べるの止まらないや。
「今日も残さなかったね。偉いわ、フカマル。」
「うん!ママのご飯いつも美味しいもん!私、絶対残さないよ!」
「そう言ってもらえると嬉しいわ。」
こんな当たり前なことでもママは褒めてくれる。私のママはとても優しいの。だけど怒るととても怖い。私はそんなママが大好きなんだ。今の生活がとても幸せ。
そんな生活はある日突然壊される事となった
主人公の名前フカマルのままでいいのかな......。
あと最初の話にしては文字数が少なすぎた......。