転生者で行くツイステッドワンダーランド   作:よっしぃぃぃい

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んーーーーーーーー
ほとんどゲーム内とテキスト同じなのやっばいなぁーーー

あ、あとめっちゃどうでも良いんですけど作業通話で改善点とか教えてくれたり…しないですよねぇ。

では本編。


二話 私はもっとやれるはずなんだ!

「やっとお昼休みなんだゾ~!今日も美味そうなものがいっぱいなんだゾ~!」

「ビュッフェか…学校の食堂にしてはお洒落だね。」

「ふわふわオムレツ!鶏肉のグリルにベーコンエッグタルト!!!!!」

「うるせぇー!声がでかい!休み時間だけ元気になりすぎだろコイツは…」

「カエデ!オレ様、鶏肉のグリルがいい!最後の1個なんだゾ!あとオムレツも!ジャムパンも!いっぱい取って欲しいんだゾ!…あだっ!」

 

前方不注意のせいで生徒にぶつかってしまう。

 

「あっ!?オイテメェ!お前がぶつかってきたせいでパスタの温玉が崩れちまったじゃねえか!」

「おいおい〜。ぷりぷりの温玉を崩すのはカルボナーラ一番のお楽しみだぜ?どう落とし前つけてくれんだよ!」

「慰謝料として…お前の取った鶏肉のグリルくらい譲ってもらわないと、釣り合いがとれねぇなぁ?」

「何言ってんだこいつ。」

「い、嫌なんだゾ!この肉はオレ様のだ!」

「…あ?新入生のくせに先輩に対する態度がなってないんじゃねえの?ちょっと裏来いよ!」

「せ、先輩。校則に魔法での私闘は禁じると…」

「私闘~?これは先輩から後輩への教育的指導ってやつだよ!」

「歯ぁ食いしばれ!」

「お前がな。」

 

胸倉を掴み、足払いをして体勢を崩させるとそのまま持っていたカルボナーラに顔を突っ込ませる。

 

「なっ!?監督生!?」

「てめっ、んの野郎!」

「そっちが先に手を出してきたからね!」

 

右手のストレートを避けると、鳩尾に一発入れる。

 

「ごほぉっ!?!?」

「ちょっ!監督生お前やりすぎだって!」

「はっ。ここで立場ってのを分からせてあげないと。魔力なしだと思って侮った?馬鹿にしてた?そしてあわよくばサンドバッグにしようとでも思ってた?…ざぁんねぇん。サンドバッグはお前らだ。そっちが先に喧嘩をふっかけてきたんだ。こうなる予想はしていたんだろう?」

 

「ストーーーップ!少し落ち着け!」

「離せエース!私はもっとやれるはずなんだ!それを分からせてやるんだ!」

「何をやれんの!?いや聞きたくない!ぜってーろくなもんじゃねぇ!」

「監督生…流石だな!」

「お前も何言ってんの!?監督生抑え…ほんっとうに力強いな!?」

 

そうしている間に不良達は起き上がる。

 

「お、思ったよりやるじゃねぇか…」

「パスタが伸びちゃうから今日のところは見逃してやるっ!」

 

「口ほどにもねーヤツらなんだゾ。ボコボコにされてたくせに。」

「とにかくオレらもランチにしよ!な?朝ご飯も食べ損ねたし、オレもう倒れる寸前だから!だから落ち着け、な?」

「まさか優秀な魔法士を輩出する名門校にあんなテンプレ不良がいるとはな…」

 

空いているテーブルを見つけ、そこに座る。

 

「では気を取り直していただきまーす!はぐはぐ!…うま~い!オムレツの卵がふわふわで中からチーズがとろ~り!はぐはぐ!…ところでオマエたちの寮は今朝見たけど他の寮ってどんなのなんだゾ?」

「私見てないからわかんないけどどういう感じなの?」

 

「学園のメインストリートにグレート・セブンの石像が立ってたじゃん?あの7人に倣ってこの学園には7つの寮があるんだよ。」

 

オレンジ髪の生徒が話しかけてくる。

 

「げっ!アンタは今朝の!」

「オレ様たちを騙してバラに色を塗らせたヤツなんだゾ!」

「何々どういうこと?」

「騙したなんて人聞き悪いなぁ。オレもやりたくてやってるわけじゃないんだよ?寮の決まりだから仕方なくやってるだけで。」

「めちゃくちゃ笑顔でしたけど…」

「まあまあデュースちゃん。寮の外なら例のルールに従わなくていいし今のけーくんは後輩に優しい先輩だから。あ、そっちのは噂の?」

「噂かどうかは知りませんが魔力なしとして学園に連れてこられて爆速退学RTAを乗り切ったという人間であれば私ですね。」

「そ、それとちゃん付けはやめてください先輩!」

「ははは…それはケイトの愛情表現だからな。」

「…つか、隣のアンタは誰?」

 

眼鏡をかけた生徒が話す。

 

「おっと、悪い。俺はトレイ。トレイ・クローバー。こっちはケイト・ダイヤモンド。2人ともハーツラビュルの3年だ。君はオンボロ…ゴホン、使われてなかった寮の監督生に着任した新入生のユウだろう?ケイトに聞いてる。昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな。」

「本当ですよ。真夜中に急に来たから起こされたし。」

「それは悪かったって。つーか、ちゃっかり隣に座ってるし…」

「まーまー。せっかく同じ寮に入ったんだから仲良くしよーよ。とりまアドレス交換で~!」

「スマホは持ってないんです。ここに来た時マジで無一文どころかあの服しか無くて。」

「えっ、スマホ持ってないの!?というかスマホどころじゃないくらいヤバいね!スマホの最新機種安くしてくれるお店くらいなら紹介したげるよ~。今度スマホ選びデートとかどお?」

「ケイト。新入生が引いてるから、ほどほどにな?」

 

エースとデュースが引いてるのは隠してるとはいえ女子にデートしようぜ?って言った事だと思いますはい。

 

「あはは、ごめんごめん!で、寮の話だっけ?いいねえ~、会話がフレッシュ!なんでもお兄さんたちが教えてあげよう。」

「つか、他よりまずウチの寮について教えて欲しいんすけど。あの『ハートの女王の法律』とかいう変なルールは一体なんなの?」

「伝説のハートの女王についてはお前たちもよく知ってるだろう?規律を重んじ、厳格なルールを作ることによって変な奴らばかりの不思議な国を治めていた。」

「そんなハートの女王をリスペクトして我がハーツラビュル寮生はハートの女王のドレスの色である赤と黒の腕章をつけてハートの女王の作った法律に従うのが伝統ってわけ。」

「肩が凝りそうな寮なんだゾ~!」

 

聞けば聞くほど不思議の国のアリスだな…

 

「どれくらい厳しく伝統を守るかは寮長の気分次第で前の寮長はかなりゆるゆるだったんだけどね~。」

「リドル寮長は歴代寮長の中でも飛び抜けて真面目でね。だから最大限その伝統を守ろうとしてるというわけだ。」

「げぇ~、めんどくさ…」

「なあなあ、他の寮はどんな寮なんだ?」

 

グリムが他の寮について聞く。

 

「さっきケイトも言ってたけど、この学園にはグレート・セブンに倣った寮が7つある。」

 

ハートの女王の厳格な精神に基づく『ハーツラビュル』寮。

 

百獣の王の不屈の精神に基づく『サバナクロー』寮。

 

海の魔女の慈悲の精神に基づく『オクタヴィネル』寮。

 

砂漠の魔術師の熟慮の精神に基づく『スカラビア』寮。

 

美しき女王の奮励の精神に基づく『ポムフィオーレ』寮。

 

死者の国の王の勤勉な精神に基づく『イグニハイド』寮。

 

茨の魔女の高尚な精神に基づく『ディアソムニア』寮。

 

「覚えきれる気がしない…」

「あはは!今のところはざっくりでおけおけ。そのうち嫌でも覚えるし。」

「どの寮に入るかは、入学式のとき魂の資質で闇の鏡が決めるとされてるけど…なんとなく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな。」

「それはあるねー。めっちゃわかる。」

「キャラ…ですか?」

「例えば…ホラ、あいつ。」

「犬の耳が…生えてる…」

 

「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな。」

「それな~!運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか?黄色と黒の腕章つけてるのはサバナクロー寮。」

「ほー。じゃあ、あっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは?」

「彼はオクタヴィネル寮の生徒だな。その手前のテーブルに座っている臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ。」

「どっちも頭脳派揃いって言われてる。筆記テストはそこ2寮がデットヒートってカンジだよね。あ、でもスカラビアの寮長は勉強はそこまでってカンジで~。」

「はーい、これ話が脱線するフラグー。」

「お前、順応早いなぁ。…話を戻すと、あっちのやたらキラキラしいのはポムフィオーレ寮。紫と赤の腕章をしてる。」

「ホワッ!超可愛い女の子がいるんだゾ!」

「アホ。男子校に正式入学した奴に女がいるわけないでしょーが。…まぁ一部を除いて。」

「エースちゃん何か言った?」

「いや、気のせいじゃないすか?」

「ふうん。あ、女の子といえば、西校舎の肖像画ロザリアちゃんはなかなかレベル高いよ。興味あるなら紹介するけど。お見合いパーティーセッティングしよっか?」

「いらねーっす!!ロザリアちゃん可愛くても平面なんでしょ!?」

「イケてるなら平たくてもいいじゃん。ま、ポムフィオーレは顔面偏差値&美容意識ハンパない連中ってことで。寮長もフォロワー数500万人いるマジカメグラマーだよ。」

「おいおい。顔面偏差値だけで話をまとめるな。ポムフィオーレ寮は魔法薬学や呪術が優秀な生徒が多いのも特徴だ。」

「んで、次はイグニハイド寮だけど…青と黒の腕章のヤツ、このへんには座ってないな。あそこの寮、なんかみんなガード堅くてオレも友だちいないんだよね。陽キャラ揃いのハーツラビュルとは正反対ってゆーか?」

「陽キャと陰キャじゃ相成れないからね。」

「こらこら。確かに大人しい奴が多いイメージはあるけど…魔法エネルギー工学とかデジタル系に強い奴が多い寮かな。」

「あとは…ディアホニャララ寮ですっけ?」

「キリッとした顔で語尾を誤魔化してんなよ。ディアソムニア寮ね?」

「か、噛んだだけだ!噛んだだけ!」

「ディアソムニア寮は…いたいた。あの食堂の奥の特等席に固まってるメンツ。黄緑と黒の腕章が目印。あそこはなんつーか、超セレブっていうの?オレたち庶民が話しかけづらいオーラ放ちまくりなんだよね。寮長からして近寄りがたさMAXっていうか…」

「そういう差別はダメじゃないんですかね。」

「…あれ?子どもが混じってる。」

「うちの学校は飛び級入学がアリだからな。でも、彼は子どもじゃないぞ。俺たちと同じ3年生の…」

 

「リリアじゃ。リリア・ヴァンルージュ。」

 

「「「!?!?」」」

 

「しゅ、瞬間移動したんだゾ!」

「お主ら、わしの年齢が気になるとな?くふふ。こんなにピチピチで愛らしい美少年のわしだが、たしかにそこの眼鏡が言うように子どもとは呼べない歳かもしれんな。」

「ピチピチ…」

「遠くから見るだけでなく気軽に話しかけにくればよかろう?同じ学園に通う学友ではないか。我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ。」

 

「……」

「……」

 

緑の髪の生徒、銀の髪の生徒はしかめっ面でこちらを見ている。

 

「あっちのメンツは全然気軽に話しかけて欲しいってカンジじゃないけどな…」

「ま、授業で同じになったら話しかけてみますか。」

「くふふ。食事中、上から失礼したな。ではまた、いずれ。」

 

「あっちの席とオレたちの席、軽く20メートル以上離れてんのに、オレらの話が聞こえてたってこと?こわっ!」

「ま、まあ…そんなわけでディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般に長けた優秀な生徒が多い。寮長のマレウス・ドラコニアは世界でも5本の指に入る魔法士と言われてるくらいだ。」

「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバだよね。つか、それを言うならウチの寮長も激ヤバなんだけど~。」

「ほんっとにな!タルトを1切れ食ったくらいでこんな首輪つけやがって。心の狭さが激ヤバだよ。」

「食べる方が悪いのでは?」

 

「…ふうん?ボクって激ヤバなの?」

 

「そーだよ。厳格を通り越してただの横暴だろ、こんなん!」

「エース!後ろ!」

「…ん?でぇっ!寮長!」




前書きに書いたから書く事なし。



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では。
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