SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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主人公の新しい装備回です


龍帝剣

どうやらあれから楓はゲーム関係での失敗をかなり繰り返したようで

お昼に真斗と合流する頃には既に顔を真っ赤にするほどだった

 

「どんだけ失敗したんだよ本条さん・・・

 まぁ可愛い失敗として認識されてるから良いけど

 下手したら変な人って思われるかもしれないんだからね?」

 

「うぅ〜・・・反省してます〜・・・」

 

「こりゃあしばらくの間、ログインしない方がいいかもね」

 

「うへ〜・・・そういえば慎くんとか

 理沙はそう言った失敗はしないんだね?」

 

「「慣れてるから」」

 

「うぅ・・・今だけは二人が羨ましいよ」

 

楓はどうして自分はあんな失敗をしてしまうのだと

落ち込んでいたが実際のところは二人もそれなりの失敗はしている

 

「前にも話したけど俺は学校と家を使い分けているだけだ

 だから普通に家に帰ったらいつも通りに行動するぞ?」

 

「私はもう諦めてゲームの事以外は考えない!」

 

「・・・先に聞いとくけど次にあるテストは大丈夫なのか?」

 

「・・・聞かないで・・・」

 

真斗は呆れながらもとりあえずは一緒に食事をしているのだが

そんな中で楓がそういえばという事に気がついた

 

「そういえば慎くんとは友達なんだし

 苗字で呼んでるのはおかしいよね?

 今度からは真斗くんって呼んでもいいかな!?」

 

「遠慮していいかな?男子からの視線が怖い・・・」

 

「ああ〜・・・この子はそういった事に無自覚だからね〜・・・」

 

「??」

 

楓は分かっていない様だが実際に二人はモテる部類なので

ただでさえ食事を一緒にしているだけでも恨みの対象なのに

これで名前で呼ばれようものならば異端審問に掛けられかねない

 

「とにかく俺としては今のままでお願いしたい・・・

 俺としてもしばらくは本条さんと白峯さんでいくから」

 

「まぁ私もそれでいいけどね〜・・・そういえば今日もログインするの?」

 

「新しいイベントが迫ってきているからスキルとか装備を獲得しないとね」

 

「あんたもつくづくゲーマーよね〜・・・」

 

こうして真斗は学校を終えて家に帰るとNWOにログインする

 

「さてと・・・今日はどこに向かうとするかね〜・・・」

 

「あっ!スペリオル〜!こっちこっち〜!」

 

スペリオルは早速、冒険を進めようとするとサリーが現れた

 

「どうしたんだ?今日はメイプルと・・・

 ってあの失敗をした後じゃ無理か・・・」

 

「あの後も二回くらい失敗したからね・・・

 しばらくの間はログインしないって言ってたんだけど・・・

 スペリオルはギルド機能が実装されるって聞いた事ある?」

 

「確か特定のモンスターを倒さないとギルドハウスが貰えないんだったよな?

 おまけに資金も必要って書いてあったし・・・もしかして?」

 

「そう!メイプルが戻ってくるまでに私達で集めておくのよ!

 私は光虫を担当するからスペリオルには資金をお願いしたいんだけど」

 

「そういう事なら是非とも協力させてもらうさ・・・

 丁度行く場所もあったしな」

 

「そうなの?まぁとりあえずはよろしくね!」

 

そう言ってサリーはそのまま光虫を探しに向かい

スペリオルはとある場所に向かった

その場所とはなんでも有名な盗賊がのさばっている様で

スペリオルはその討伐を任されたクエストを受けたのだが

問題はそのタイミングだった

 

「この錆びた剣をもらった瞬間から受けられるようになったから

 間違いなくこいつの本当の姿を見る事が出来るんだろうな」

 

そんな事を思いながらスペリオルは歩いて行くと

黄色のバンダナを巻いた複数の盗賊がいた

 

「おうおうおうおう!ここが俺達黄巾賊の領地だって分かってるのか!?」

 

(黄巾賊って確か中国の歴史に出てきたような・・・気のせいか?)

 

「お前らこそ盗んだ盗品を返してもらおうか?」

 

「やれるもんならやってみろ!お前ら!!」

 

おそらくはリーダー格であろ男が合図をするとみんなが出てきたのだが

レベルはかなり弱く簡単に撃退する事が出来てスペリオルは呆れていた

 

「え〜・・・もしかしなくてもこれで終わりってわけなの?」

 

「くっ!まさかここまでやるとは・・・!」

 

「あらあら?随分と呆気なくやられてるじゃないの?」

 

「そっその声は張三兄弟様!?」

 

(おおう・・・これってなんとも濃い三兄弟が現れたな〜・・・)

 

その三兄弟は完全にオカマの姿をしており

スペリオルはその姿にドン引きしていた

 

「あんたらは退がってなさい!ここは私達が相手をしてあげるわ!」

 

「そういう事なら相手をしてもらおうか?オカマ三兄弟!」

 

「誰がオカマよ!行くわよ弟達!」

 

「「はい兄様!!」」

 

こうして張三兄弟もスペリオルと戦う事になったのだが

あまりに手応えは薄かった

 

(確かにさっきの兵士に比べたら強いんだろうけど・・・

 これくらいの強さだと中ボスクラス・・・とてもじゃないけど楽しめないな)

 

「「「ギャァァァアア!!??」」」

 

スペリオルは張三兄弟のHPを一割まで削ると動きが変わった

 

「まさかここまで強いとは・・・!こうなったらあれをやるわよ!」

 

「「はい兄様!」」

 

「「「太平要術、木星合身!!」」」

 

呪文を唱えると三兄弟は合体していき巨人へと姿を変えた

 

「蒼天已死!!黄天當立!!」

 

「おもしれぇ・・・!やっぱり戦いはこうじゃないとな!」

 

そう思ってスペリオルが剣を構えようとした時にあの錆びた剣が光り出した

 

『汝、龍帝の意思を継ぐ者よ・・・お前の望みはなんだ?』

 

「俺の望み?そんなもんみんなで楽しく笑って過ごす事だ!」

 

『よかろう・・・我が力の一端をお前に貸してやろう・・・!』

 

どこからともなく聞こえた声が消えると錆びた剣から光が放たれ

それが収まるとスペリオルは新しい装備を身に纏っていた

 

ユニーク装備・龍帝シリーズ

爪龍刀

STR+40 AGI+15

[破壊不可]

 

牙龍刀

STR+40 AGI+15

[破壊不可]

 

龍帝剣

STR+50 AGI+20

[破壊不可][龍帝の魂]

 

龍帝の兜

VIT+20 DEX+30

[破壊不可][正義の心]

 

龍帝の鎧

VIT+25 AGI+20

[破壊不可][マウント装備][義兄弟の絆][三位一体]

 

 

「これが新しい装備・・・そして龍帝剣か・・・!」

 

「そんな装備を身に纏ったくらいで勝った気になるんじゃないわよ!」

 

「いや!これで終わりだ!星龍斬!」

 

「ギャァァァアア!!」

 

必殺の一撃を受けた巨人は完全に消滅しスペリオルが勝利を収めた

 

「これでクエストクリアだな・・・それじゃあ盗品を持って帰るとするか」

 

 

 

 

 

一方その頃、運営側では・・・

 

「・・・まぁ予想はしてたけど・・・龍帝装備が取られちゃったな・・・」

 

「しょうがないだろ?普通は報酬であれを選んだりしないぞ?」

 

「だな・・・なんでスペリオルはあれを選んだんだか・・・」

 

「何にしてもこれで三侯の一人は揃ったわけだし・・・

 残りの二つに関しては今後のアップデートで加えるって事で」

 

「「「意義なし!」」」

 

「・・・そういえばメイプルがいなくて今日は平和だな〜・・・」




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