SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回は『烈 勇志』さんと『バスクケーキ』さんの案を採用した装備が登場します
お二方共アンケートにご協力して頂き本当にありがとうございました!
これからもご愛読よろしくお願いします!


毛刈りとプレゼント

あれから第三回イベントの為に楓の木は色んな事をしていた

そんな中でスペリオルとカスミとメイプルは

ドロップ率を上げる為の装備を作る為の素材集めに来ていた

 

「う〜ん・・・現状は毛刈りのスキルがないから

 カスミに任せるしかないんだけど・・・

 なんか俺・・・牧羊犬になった気分・・・」

 

と言うのも実はその素材は羊の毛から作らなくてはいけなくて

毛刈りのスキルを持っているのはカスミだけだったのだ

なのでスペリオルはケンタロスを使って羊を追い詰めているのだが

もはやそれが見方によっては完全な牧羊犬に近かった

 

「まぁまぁ・・・スペリオルは役に立ってるだけマシじゃん

 私なんてAGI低くてもはやお手伝いにもなってないよ」

 

「確かに・・・活躍したのはここに運ぶ運送だけだったな」

 

本当ならばメイプルもスペリオルと同じように手伝おうと

最初はオーキスで同じような事をしていたのだが

周りへの被害が尋常ではなく羊のモンスターも誤って倒してしまい

ぶっちゃけた話、何もしない方が二人としてはとても助かっていた

 

「しかし数が減ってきてしまったな・・・もう少し別のところに行くか?」

 

「そうだな・・・メイプルはここで待機しててくれ

 もしも羊が戻ってきたら俺達に教えてくれ」

 

「は〜い」

 

スペリオルはカスミを背中に乗せて他の羊を刈りに向かい

ある程度の数をこなしているとメイプルからメッセージが入った

 

「・・・何故か”助けて”って書いてるのは気のせいか?」

 

「ああ・・・そして俺は既に嫌な予感がしてる・・・」

 

嫌な予感がしながらもスペリオル達はとりあえずメイプルのいる場所に向かうと

そこには巨大な羊毛の塊がおりカスミは絶句しスペリオルは頭を抑えていた

 

「お前な・・・何をどうしたら数分でこんな事になるんだよ・・・」

 

「えへへ・・・羊さんと一緒に遊ぼうと思ったらこんな事に・・・

 しかも自分じゃ出られなくなちゃって・・・」

 

「とりあえず今から出してやる”毛刈り”!」

 

カスミが毛を刈った事によってどうにかメイプルは脱出する出来たのだが

スキルの説明の為に先ほどと同じように再びスキルを活動し毛玉の状態になった

 

「しかもヒュドラのスキルを使えば毒状態にも出来るんだよ!」

 

「・・・お前・・・それでどうやって脱出するんだよ・・・」

 

「私も流石に毒無効を持っていないから今の状態で毛刈りは出来ないぞ?」

 

「はっ!?」

 

「少しは考えてスキルを使えよ!?丁度いいしそのまま反省してろ」

 

「そんな〜・・・って何か止まらない!?あ〜〜〜れ〜〜〜」

 

「・・・いいのか?放っておいて」

 

「むしろこれに懲りてあいつの暴走が止まってくれると助かる」

 

それからしばらくしてようやく毒状態が解除されて

解放されたメイプルを引き連れてスペリオル達はギルドハウスに戻ってきた

 

「はぁ〜・・・何かメイプルと一緒にいると頭が痛くなってくる」

 

「ひどい!?私は普通にゲームしてるつもりなのに〜・・・」

 

「その言葉・・・百人中百人が嘘だって答えるぞ」

 

「うぅ〜・・・スペリオルがイジメるよ〜!」

 

「俺が悪者かよ!?」

 

「それじゃあスペリオル君にお詫びの何かをもらったらどうかしら?」

 

「「!?」」

 

その言葉にいち早く反応したのは他でもないメイプルとサリーの二人だった

 

「そういえばイズさんとカスミにはプレゼントを渡してくれたのに

 私達にはまだ何もくれてなかったわよね〜?」

 

「いやイズさんのはスキルだしカスミのは俺がいらなかったからであって」

 

「それじゃあ私達に有用なスキルとか装備とかくれてもいいんじゃないの〜?」

 

「そんなの持ってないから渡してないんだろうが!」

 

「ふ〜ん・・・スペリオルの中じゃ私たちは二人よりも優先度が低いんだ〜・・・」

 

「うぐっ!」

 

明らかに嘘泣きではあるがそれでもスペリオルの良心が痛む事には変わりなく

更に言うのであればここまで言われて引き下がるのも男らしくないと思い

 

「分かったよ!こうなったらお前らが文句も出ないような装備を探してきてやる!!」

 

そう言ってスペリオルは勢いよくギルドハウスを後にしてどこかへ行ってしまった

 

「二人共・・・流石に今のはイジメ過ぎなんじゃないか?」

 

「まぁ二人共、スペリオルが好きだからついムキになっちゃったのよね?」

 

「「うっ!///」」

 

「全く・・・そこら辺を素直になればいいのに」

 

「・・・それあんたにも言えるからね?」

 

一方その頃、二人へのプレゼントを探す為にスペリオルは色々な情報を集めていた

 

「くっそ〜・・・

 あの二人をギャフンと言わせるだけの装備を絶対に手に入れてやる・・・!」

 

そんな中でスペリオルが手に入れたのはとある二つの装備の情報だった

一つはとある城のお姫様が持っていたとされる宝玉であり

もう一つは不死鳥が住んでいると言われている都に眠るティアラだった

スペリオルは絶対にその二つの装備で満足させてやろうとそれらを取りに向かった

まず最初に向かったのは宝玉の方であり向かった先はオバケが住んでいそうな城だった

 

「おおう・・・思った以上に雰囲気があるな・・・」

 

そんな事を思いながらスペリオルは城の最上階まで行くと

何やら明らかに敵そうな亡霊侍の姿があった

 

「うわ〜・・・完全に戦う流れだ〜・・・」

 

そしてスペリオルの言う通り亡霊侍は刀を抜いて襲い掛かってきたが

そこまで強いというわけでもなくスペリオルは武者シリーズに換装して刀で戦う

 

「あんたとは刀での真っ向勝負の方が良さそうだ・・・!

 頼むからこれで成仏してくれよ!烈火一閃!」

 

スペリオルの一撃を喰らい亡霊侍は倒れると

そこから魂が現れてとても穏やかな笑みを浮かべながら昇天していった

 

『ありがとう・・・あの人を解放してくれて・・・』

 

「ん?もしかしてあなたがこの城の・・・」

 

そして声が聞こえて振り返るとそこにはお姫様の幽霊が立っていた

 

『ええ・・・私はこの城の姫でした・・・

 そして彼は私の恋人だった男・・・彼との関係が原因となって国は滅び

 彼はそのまま亡者となってしまった・・・解放してくれて本当に有難う・・・

 お礼にこの秘宝を授けましょう・・・もう私達には必要のない物ですから』

 

「ありがとう・・・どうかあの世で幸せに」

 

姫の魂が消えると同時に綺麗な赤と青の玉がついた髪留めが落ちた

 

【炎水の宝玉】

STR+15 AGI+20

[破壊不可][爆熱武者][爆熱の陣]

 

『爆熱武者

 能力:使用すると装備が爆熱シリーズに変化する』

 

『爆熱の陣

 能力:五分間の間、ステータスを50%上昇させスキル『熱火爆輪斬』が使用可能になる

    爆熱武者を使用している間にのみ使用可能』

 

「・・・何か強そうなの手に入れちゃったな・・・まぁいいや次に行こう」

 

次にスペリオルが向かったのは不死鳥の住んでいる都だった

そこも既に廃墟となってはいたのだが

明らかに強そうな不死鳥が待ち構えていたのだが

 

「・・・随分と弱ってるな?もしかして戦う感じじゃないのか?」

 

『お主は・・・何者だ・・・?』

 

「えっとスペリオルって言うんだけど・・・

 もしかしなくても弱ってる?」

 

『我は不死鳥・・・しかしその炎も弱まりつつある・・・

 故に次の転生は行えぬかもしれぬのだ・・・』

 

「炎?つまりは強い炎があればいいのか?だったら武化舞可の號刀!

 からの〜!爆鳳覇!!」

 

『うぉぉぉおお!!』

 

不死鳥はスペリオルの炎を受けるとそのまま灰へと変わり

そこから先ほどとは比べ物にならないほど小さな雛へと変わっていた

 

『感謝する・・・お陰で我は再び転生する事ができた』

 

「そりゃ良かったぜ」

 

『これは礼だ・・・受け取るがいい』

 

【不死鳥のティアラ】

VIT+20

[破壊不可][不死鳥の癒し][不死鳥の羽][不死鳥の炎]

 

『不死鳥の癒し

 能力:五秒間に最大体力の5%の体力を常時回復する』

 

『不死鳥の羽

 能力:炎で出来た羽を飛ばして相手に炎上ダメージを与える』

 

『不死鳥の炎

 能力:炎で出来た不死鳥を作り出して相手にぶつける

    攻撃が当たった相手を炎上状態にする』

 

「おおう・・・メイプルの為にありそうな装備だな・・・」

 

こうして無事に装備を回収できたスペリオルはその二つを持って帰り

ちゃんと二人にプレゼントするととても嬉しそうにしていた

 

「わぁ〜!綺麗なティアラだ〜!」

 

「ふっふ〜ん///まぁまぁの髪留めじゃない」

 

「喜んでもらえて何よりだよ・・・でもこれっきりにしてくれよ?

 意外とその二つを探してくるの疲れたんだから・・・」

 

「うん!ありがとうスペリオル!」

 

「おっおう・・・///」




SDガンダム系の装備、スキル案を募集してます興味のある方はこちらを見てください
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=288870&uid=276839
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