あれから素材を刈り終えて続けていよいよ第三回イベントの日となった
「う〜ん!♪三人ともすごく似合ってるわ〜!♪」
「そっそうかな〜?///」
そしてメイプル、サリー、カスミの三人は
この間、刈った羊毛を使って作られた装備を身も纏っていた
「うぅ・・・///
私はこう言った格好はあまり好きじゃないのだが・・・///」
「そうか?すごく清楚な感じがして俺は好きだけど」
「あっありがとう・・・///」
「「私達は!?」」
「ふっ二人も似合ってるぞ
現実でもそんな服とかがあって欲しいくらいだ」
「「そっそう・・・///」」
(自分達で感想を聞いておきながら自爆って・・・本当に初々しいわね♪)
メイプルとサリーの様子を見ながらイズはなんとも初々しいと身悶えていた
そんな事を考えているといよいよ第三回イベントのアナウンスが聞こえてきた
「今回は確か牛型のモンスターを倒してポイントを回収するんだったよな?
・・・サリーとカスミは当然としてメイプルはその装備を着ける必要あったか?」
「酷い!?私だってちゃんと役に立つよ!オーキスだってあるもん!」
「それだともはやどっちが牛か分からなくなってしまうな」
「カスミまで!?うぅ〜!絶対に見返してやる〜!」
「なんかギルド対抗って事、忘れてないか?」
そしていよいよイベント開始の合図が鳴り響いて
スペリオル達はイベントモンスターを倒しに向かった
まずは天翼で空を飛びながらモンスターを探して
見つけたら地上に降りて人馬状態でモンスターを倒していく
その繰り返しにより楓の木の中でスペリオルだけが個人ランキングの中に名前が入っていた
「とはいえ・・・流石に狩り過ぎたな・・・ここら辺にはもうほとんどモンスターは残ってないな
仕方ない・・・少し遠出になるけど空を飛んで遠くの方まで向かってみるとするか」
スペリオルは場所を移動してイベントモンスターを探していくと
形は同じなのだが見た目が完全に牛柄の別モンスターが沢山いた
「これは・・・イベントモンスターって事で良いのか?
それとも別のモンスターなのか?・・・分からんな・・・」
『ガオ〜!まさかスペリオルがこのモンスターを見つけるなんて思わなかったよ〜!』
「ドラぞうか・・・って事はこいつはやっぱりイベントモンスターなのか?」
『そうドラ!このモンスターは普通のよりも多くのポイントを落とすだけじゃなく
特殊なアイテムも落とす可能性があるから是非とも多く倒して欲しいドラ!
じゃあ頑張ってね〜!ガオ〜!』
「おお!ポイントを多く出すだけじゃなく特殊アイテムもドロップするのか!!
こりゃあ何がなんでも逃すわけにはいかないな!」
スペリオルは凄まじい勢いでモンスターを倒していくと次々にポイントをドロップする
「本当に大量のポイントをドロップするな!でも特殊アイテムはまだ出ないのか・・・
ならとにかく出るまで狩り続ければ良いだけの話だ!」
出来る事ならば自分一人でこのモンスターは全滅させたいと考えたスペリオルは
落としたポイントやドロップアイテムなどを全く気にしないてずっと戦い続けた
そして目視出来るだけのモンスターがいなくなると近くにいないかを探して
見つけると同時に全滅させるという事をイベント終了まで続けていた
「ふぅ・・・イベント終了まであと三分か・・・
あらかたのモンスターは倒したしもうこれ以上はポイントも必要ないから
ギルドハウスに戻るか・・・
って!その前に特殊なアイテムがなんだったのか確認しないと!」
ようやくスペリオルは特殊なドロップアイテムの事を思い出して
急いで自分のインベントリを確認していくとそれらしい名前の物があった
「あった!これだな・・・えっ?・・・これが特殊なアイテムって嘘だろ?」
どうやらそのアイテムは予想とはかけ離れた物だったようでスペリオルは絶句していた
「・・・これ・・・絶対にメイプル達に見つかったら殺されるな・・・」
とにかくスペリオルはみんなとの結果を共有する為にギルドハウスへと戻った
「うぅ〜・・・今回は活躍出来なかったよ〜・・・ごめ〜ん」
「気にしなくても大丈夫!元々、メイプルとは相性の悪いイベントだったし」
「そうね。それにギルド全体でのイベント報酬自体は貰えたし
スペリオルが個人でランキングにも入っているから問題ないわよ」
「?どうしたスペリオル?先ほどからずっとソワソワしているが?」
「ソッソンナ事ナイヨ!?」
「・・・なんでカタコトなのよ・・・なんか怪しいわね?」
「キッ気ノセイダヨ!チョットマイクノ調子ガオカシイノサ!」
「いやどこの世界に調子がおかしくて
マスコットみたいな声になるマイクがあるんだよ・・・」
「ス〜ペ〜リ〜オ〜ル〜?
なんか隠してるのなら今の内に白状した方がいいわよ〜?」
「・・・おっ男同士なら話してもいいです」
「「?」」
スペリオルはクロムとカナデを連れてギルドハウスを出ると
そこから更に急いで離れてフィールドまでやって来て
尾行されていないかの確認までする徹底ぶりだった
「なんでそこまでして隠してるんだい?」
「そりゃあ知られたら殺されかねないからだよ!」
「一体どんなアイテムを手に入れたんだ?」
「これだ・・・」
そう言ってスペリオルはインベントリから例のアイテムを取り出した
【ぐんぐんミルク】
女性アバター専用アイテム
飲むとアバターのバストサイズを変更する事ができる
(大きさの振り幅は個人差があります)
「・・・これは・・・」
「確かにこれをあいつらに見せたらヤバいな・・・」
「だろ?でもこれっきりのアイテムだろうから捨てられなくて・・・」
「とりあえずは持っているだけ持っておこうぜ?
もしかしたら何かの役に立つかもしれないしな!」
「そうだな!それと・・・絶対に内緒だぞ?
喋ったら・・・俺達、仲良く殺られる・・・!」
「「ゴクリ・・・!」」
一方その頃、運営側では
「いや〜!悪魔がメイプルに倒されちまったな〜!」
「目の焦点があってないですよ?」
「そういえば俺達が作った例のアバターアイテムはどうなった?」
「あれなら全部、スペリオルの元にいったよ」
「マジか〜・・・あれって女性専用だろ?」
「そうだよな〜・・・使われないのも寂しいよな〜・・・」
「いやでも・・・逆に面白い展開になりそうだしいいんじゃないか?」
「「「「「そうだな!」」」」」