SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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始まり

つい先日、NewWorld Online(略称:NWO)という最新のVRMMOが発売された

基本的にはオーソドックスなファンタジーRPGだが

プレイヤーの行動に応じてスキルを取得し

独自のビルドを作り上げていく形式のゲームで

その遊び方はまさに人それぞれと言う感じだった

そして慎 真斗もまたこのゲームを楽しみにしており

今日がまさにそのプレイをする日だった

 

「ワクワクするな・・・!早速、これを付けてっと!」

 

ヘルメット型のゲーム機を装着しベッドの上に寝転ぶ

するとすぐに意識が遠退いて行き気が付くと電子的な空間に立っていた

 

「なるほどな・・・アバターはリアルの自分に近い感じになるのか・・・

 出来れば身長が低かったからそこは調節したかったな・・・」

 

真斗はそんな事を思いながら色々と初期設定を決めていく

 

「えっとまずはプレイヤーネームだよな・・・やっぱりここはスペリオルで!」

 

真斗は自分の大好きなSDガンダムから名前を取り

プレイヤーネームをスペリオルにした

 

「次にステータスを割り振るのか・・・とりあえずは攻撃よりにするか」

 

攻撃と速度にポイントを割り振り最後に選ぶのは武器だった

 

「やっぱり男と言えば剣でしょ!」

 

そう言ってスペリオルはすぐに剣を選ぶと最初の街へと場所が変わっていた

 

「お〜ここが最初の街か〜まぁ始まったばっかりだしそんなに人はいないな

 とりあえずは森に向かって行ってモンスターを狩るとしますか」

 

こうして彼は初めての戦闘に挑む為に森の中に入って行った

森に入るとすぐにモンスターと遭遇したがスペリオルは難なく倒していた

 

「やっぱり最初の森はそこまで歯応えのあるモンスターはいなかったな

 こうなるとレベルを上げながらダンジョンを探すしかないか」

 

その後もスペリオルは順調にレベル上げをしながら

どんどん森の奥へ進んで行くと急に大きな洞窟を見つける

 

「おっなんだろ?あそこにボスでもいるのかな?」

 

スペリオルは何があるか分からない為

念の為ポーションを数本購入し準備を整えると中に入っていった

モンスター自体は出てこなかったのだが奥には扉があり

そこを開けてみると明らかに強そうなボスモンスターがいた

 

「いいね・・・!こういうのを俺は待ってたんだ・・・!」

 

スペリオルはすぐに攻撃を仕掛けるがダメージが通っている様子はなかった

 

「やっぱり初期装備じゃまともに攻撃は通らないか・・・!

 だがそれでこそゲーマーの血が疼くってもんだ!!」

 

そう言ってスペリオルはボスモンスターの懐に入り込むと

剣を掌に乗せて掌底を放つ

すると先ほどまでダメージの入らなかったボスモンスターのHPが減っていた

 

「どんなもんよ!」

 

『スキル:貫通撃を取得しました』

 

「ん?貫通撃?」

 

スペリオルは取得条件を確認しようとステータスを確認するとすぐに納得する

 

『能力:VITを無視して相手にダメージを与える事が出来る

 取得条件:切先でVITの高い相手にダメージを与える』

 

「なるほど、この技は相手の防御力を無視して

 攻撃を与えられるのか・・・これは良いものを貰ったぜ!」

 

それからスペリオルは新たに覚えた貫通撃を使い

ボスモンスターにダメージを与えていき

六時間にも渡る長期戦を果たしてどうにか倒す事が出来た

 

「はぁ〜・・・めちゃくちゃキツかった〜・・・」

 

『スキル:大物喰いを取得しました』

 

『スキル:大切断を取得しました

 能力:モンスターやプレイヤーだけではなく

    魔法や自然物も切る事が出来る

 取得条件:ボスモンスターと6時間以上剣で戦う』

 

『スキル:不屈の闘志を取得しました

 能力:HPが0になっても一度だけ1残る

 取得条件:ボス戦で1度もダメージを受けない』

 

「おおう・・・一気に三つもスキルを覚えちゃったよ・・・」

 

スペリオルは新たに取得したスキルを確認した後で

倒したモンスターがドロップした宝箱を開ける

 

「これは・・・ユニーク装備か?」

 

中身はこのゲームの世界で一つしかないとされるユニーク装備だった

 

【騎士の剣】

STR+30 AGI+25

[破壊不可][火炎斬り][疾風斬り]

 

『火炎斬り

 能力:炎を纏った斬撃を放つ事で相手を炎上させる』

 

『疾風斬り

 能力:斬撃を放つ事が出来る射程は最大百メートル』

 

【騎士の槍】

STR+25 AGI+20

[破壊不可][水流一閃突き][雷光一閃突き]

 

『水流一閃突き

 能力:鋭い水の突きを飛ばす射程は最大三百メートル』

 

『雷光一閃突き

 能力:電撃を纏って相手を貫き背後に回る』

 

【騎士の盾】

VIT+20 DEX+10

[破壊不可][大防御][奇跡の盾][剣挿入]

 

『大防御

 能力:周囲五メートルからの攻撃を防御する』

 

『奇跡の盾

 能力:一秒間に3%のHPを回復する(効果は一分)』

 

『剣挿入

 能力:片手剣を仕舞っておきいつでも武器を切り替えられる』

 

【騎士の鎧】

VIT+40 INT+15

[破壊不可][ケンタウロス]

 

『ケンタウロス

 能力:下半身が馬に変わりAGIが二倍になる』

 

直ぐにスペリオルはその装備を身につけていく

 

「お〜!こりゃあいいな!」

 

装備を身に纏ったスペリオルはフルフェイスの騎士になっており

まさにゲームに出てくる主人公のような姿だった

 

「流石に疲れたし今日はログアウトするか・・・」

 

こうして初めてのボス戦で疲れたスペリオルは

そのままログアウトするのだった

 

「ふぅ〜やっぱ初日からこんなハードなプレイするのはしんどいな・・・

 明日もあるからちゃんと寝るか」

そしてスペリオルベッドはベッドの上で意識を無くすように

眠りにつくのであった




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