機甲神のクエストを終えてから数日が過ぎた頃
ミィは一人でスペリオルから教えられたクエストに挑んでみる事にした
「確か・・・ここだったと思うんだけど・・・なんか怖い・・・」
ミィの目の前に会ったのは巨大な城であり亡霊が住むというよりは
まるで列国の覇者が住んでいるような圧倒的なオーラが発せられていた
「怖いけど・・・スペリオルさんから教えられたクエストだもん!
頑張ってクリアしなくちゃ・・・そしてスペリオルさんに褒めてもらうんだ〜///」
何やらミィの瞳にハートマークが浮かんでいるような気もするが
彼女は取り敢えず城の中に入ると何やら足軽のような兵士がたくさん姿を現した
「まずはこれを倒さなくちゃいけないのか・・・炎帝!」
『ギャァァァアアア!!??』
ミィの攻撃によって足軽の兵士はみんな灰と変わった
そしてそのまま奥まで進んでいくとそこには圧倒的な強者の姿があった
『・・・まさかここまでやって来るとは・・・流石だと言うべきか・・・
だが・・・貴様の理想が本物かどうか・・・教えてもらおうか!』
「ボスモンスターというわけか・・・!」
『余の名は曹操!乱世の世を治める将軍として貴様の力を見せてもらう!』
「曹操!?三国志に出てくる英雄の一人!?」
しかし驚いている場合ではなく曹操は炎骨刃を抜いてミィの元に飛び込んでいく
ミィは炎帝で迎撃しようとするがその全てを切り裂かれて懐に入り込まれてしまう
『どうした!?貴様の理想はそんなものか!?大紅蓮斬!!』
「キャァアァァア!!」
曹操の一撃を受けてミィのHPは一気に削られてしまいそのまま壁に激突する
しかも向こうのHPは全くと言っていいほど削れてはいなかった
(強い・・・!曹操の名前は伊達ではないほどに・・・!
だけど負けられない・・・!私は・・・私は・・・!)
「私は・・・強くなる!スペリオルさんに近づく為に!!」
『ほう?それが貴様の理想と言うわけか・・・面白い!今度こそ見せてもらうぞ!』
「これが・・・私の全力だぁぁあぁああ!!爆炎!!」
ミィの一撃は見事に曹操を捉えていたがHPを一割ほど削るだけに留まっており
目の前にはそれ程堪えている様子のない曹操の姿があった
「これでも・・・ダメなの・・・!?」
『・・・いや・・・その方の覚悟・・・見せてもらった!』
曹操の言葉と共に兜の一部が欠けており嬉しそうにしていた
おそらくはミィの覚悟を認めたというところなのだろう
『ついて来るがいい・・・貴様に渡しておくべき物がある』
曹操に言われるがままにミィは彼の後を付いていくと
何やらかなり物々しい扉の前に辿り着いてしまった
その扉が開けられるとそこの奥には二振りの剣が突き刺さっていた
『あれは三侯の一人、雀瞬の魂が宿っていると言われている剣
威天剣と星凰剣だ・・・これをお前に託してやろう』
「いいのですか!?これってもしかして・・・」
『ああ・・・かつては余もこの剣を使って戦っていた
そんな中でも色々な間違いを犯し・・・時には友と呼べるべき漢とも戦った・・・
だが・・・奴との戦い経て余は真の理想に気づく事が出来た・・・
貴様にも理想はあるだろうが・・・おそらくそれはまだ真の理想ではない』
「真の理想・・・」
『そうだ・・・貴様がこれから先、どんな困難な道を歩んでいくかは分からぬが
必ず真の理想に辿り着けると信じている・・・だからこそこの剣を託すのだ』
「・・・ありがとうございます・・・!大事に使わせていただきます!」
『うむ!貴様の理想が叶う時を見守っているぞ!』
その言葉と共に曹操は消えてしまいミィはゆっくりと威天剣と星凰剣を引き抜いた
威天剣
INT+250
炎上ダメージ+30%
[破壊不可][大紅蓮斬][炎鳳獄焔燐][大獄焔斬]
星凰剣
INT+250
炎上ダメージ+30%
[破壊不可][大紅蓮斬][炎鳳獄焔燐][大獄焔斬]
大紅蓮斬
相手に炎上ダメージを付与した斬撃を放つ
炎鳳獄焔燐
鳳凰のオーラを飛ばして相手を炎上させる
大獄焔斬
相手に二倍の炎上ダメージを加えた斬撃を放つ
「これが・・・威天剣と星凰剣・・・!」
ミィはその二振りの剣が持っている力に驚いていると急に剣が光り始めて
その光が収まるとミィの装備が変わっていた
ユニーク装備・紅蓮シリーズ
紅蓮の冠
INT+50 DEX+50
[破壊不可]
紅蓮の鎧
VIT+150 INT+30
[破壊不可]
紅蓮の籠手
VIT+50 INT+20
[破壊不可]
紅蓮の脚甲
AGI+50 DEX+30
[破壊不可]
覇凰翼
VIT+50 DEX+50
[破壊不可]
近接攻撃してきた相手を炎上状態にする
その見た目はまるで先ほどまで戦っていた曹操のような姿になっており
まさに軍を率いる将軍と言ったような感じだった
(見ていてください!スペリオルさん!私はもっと強くなってみせます!)
一方その頃、運営陣は・・・
『いや〜・・・やっぱり美少女の武将姿はいいね〜・・・』
「現実逃避している場合ですか?彼女があの装備を持ってしまったら
今後のイベントでは必ず森林などのフィールドを燃やし尽くされますよ?」
『・・・・・(ガクガクブルブル)』
(寒くないのに体が震える事って本当にあるんだな〜・・・)