SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

43 / 98
今回はスキルを使うだけの回です


サリーと雷の将軍

呂布との戦いを終えてしばらくの間、スペリオルはのんびり過ごそうと考えていた

それほどまでに彼との激戦が響いたのだと言ってもいいだろう

しかしのんびりと言っても何をして過ごそうかと考えているとサリーからメッセージが届いていた

 

「レベリングを手伝ってほしい?サリーがそんな事を言うなんて珍しいな?」

 

スペリオルはあまりにも珍しいメッセージに少しだけ驚いていたが

もしかしたら六層でみんなと遊べないのを寂しく思っているのかもしれないと思い

あえて事情は聞かないでサリーのレベリングを手伝おうと考え彼女の待っている五層に向かった

 

「あっ!スペリオル!こっちこっち!」

 

「そんなに急がなくても別にレベルは逃げたりしないだろ・・・」

 

「そうじゃなくてあの大量のモンスター達が逃げちゃうかもしれないのよ!」

 

「大量のモンスター?」

 

どうやらサリーの話ではこの五層に空を飛ぶ大量のモンスターを発見し

一匹を倒すと今までより得られた経験値よりも上だったので

どうしてもその群れを倒したいと考えていたようだ

 

「なるほどな・・・それで空を飛べる俺を呼んだったってわけか・・・

 ん?空を飛べるのって別に俺だけじゃないよな?メイプルはどうしたんだ?」

 

「それなんだけど・・・なんかクエストで忙しいみたいで

 ちょうど暇してそうだったのはスペリオルだけだったんだよね〜・・・」

 

「暇って・・・まぁ実際にそんな感じだったから別にいいけどさ・・・

 それじゃあ早速、そのモンスター達を倒しに向かうとするか」

 

スペリオルは早速、サリーに案内してもらってそのモンスター達のいる場所へと向かった

するとその場所に居たのは羽が生えたまるで天使のようなモンスターだった

しかし天使と呼ぶにはあまりにも凶暴でありこちらを見つけるとすぐに襲ってきた

 

「見た目とは違って本当に凶暴なモンスターだな・・・換装!守護天使!」

 

空を飛べる守護天使へと変身したスペリオルはバスターソードで翼を切り落とす

そして地上に落ちたところをサリーがトドメを刺して経験値を稼いでいく

 

「思ったよりも数が多いなもしかして何かのボスでもいるのか?」

 

『ほう?思ったよりも賢い戦士がいたようだな・・・』

 

そこへ姿を現したのは同じく羽が生えて仮面を付けた白い騎士の姿だった

 

『我が名は電光の騎士ゼクス!守護天使よ!私と決闘して貰おう!』

 

「マジか〜・・・ボス戦は出来るだけしたくなかったんだけどな〜・・・」

 

『問答無用!いざ尋常に勝負!』

 

スペリオルが受けるかどうかを言う前にゼクスは襲い掛かってきて

それを迎撃する形でスペリオルは仕方なく彼との決闘を受け入れる

彼の持っている長いランスはバスターソードと同じくらい長く

お互いに致命打を与えるほどの攻撃を当てられなかった

 

『どうやら生身での戦いは互角といったところか・・・!

 ならば私はとっておきの切り札を出すとしよう!来い!トールギス!』

 

なんとここでゼクスは機兵を呼び出してそれに乗り込んで攻撃を繰り出してきたのだ

 

「おいおい!?流石にそれは卑怯なんじゃないのか!?」

 

『何を言う!全力で相手をしてこその決闘だ!

 これが私の全力であり決闘に対しての信念だと思ってくれて構わない!』

 

「すごい理屈・・・」

 

「こうなったら・・・来い!ガンレックス!」

 

スペリオルも同じく機兵を呼び出して対抗しようとガンレックスの名前を叫んだのだが

 

「・・・あり?なんで発動しないんだ?」

 

『このフィールドは召喚禁止エリアです』

 

「なっ何だとぉぉぉお!!??」

 

何とスペリオルが戦っていたエリアは召喚を禁止されたエリアだったようで

機兵に対抗できるガンレックスやサイコゴーレムを呼び出す事が出来なかった

かといってこのままでは彼にやられるだけになってしまうので

スペリオルは危険な賭けではあるがとあるスキルを使う事にした

 

「仕方ねぇ・・・!こうなったらソウルアップ!」

 

スペリオルがそのスキルの名前を叫ぶと巨大化してその姿を鎧闘神へと変える

 

「この姿での制限時間は決まっている・・・!一気に片を付けるぞ!」

 

『面白い・・・!貴様の力を見せてみるがいい!』

 

ソウルアップは強力ではあるが同時に制限時間があり

それを超えて仕舞えば自分に混乱が付与されてしまう

だからこそ速攻で決着をつけなければならないとスペリオルは渾身の一撃を繰り出す

これには流石のトールギスでも攻撃を受け止める事は出来なかったようで片腕を失ってしまう

 

『ぐっ!?まさかこれほどとは・・・!だが今回で決着というわけではない!

 必ずや再び君の前に姿を見せる事になるだろう!その時まで楽しみに待っておきたまえ!』

 

そう言い残してゼクスは消えてしまいスペリオルは地上に降りて変身を解除した

 

「はぁ・・・はぁ・・・くっそ・・・このソウルアップは制限時間もあるのに

 攻撃を繰り出す度にHPを失うのもキツい・・・」

 

「随分と厄介なスキルを与えられたみたいね?」

 

「だな・・・早くこれを完全にするクエストでも受けないとな〜・・・」

 

そんな事を言っているとスペリオルの前に一つの建物が姿を現した

それはとても神秘的なものであり女性であれば誰でも憧れる物の一つだろう

しかしスペリオルにとっては忘れていた悪夢を思い出す建物だった

 

 

 

 

 

「・・・まさか・・・ここが例の教会・・・なんて言わないよな?」




SDガンダム系の装備、スキル案を募集してます興味のある方はこちらを見てください
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=288870&uid=276839
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。