SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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第一回イベント

NWOの世界で遊んでいてそれなりの時間が経ったが

ようやく一回目イベントがやってきた

みんなは中央広場に集まると

そこにはこのゲームのマスコットキャラクターである

ドラぞうが表示されて今から始まるイベントの説明をしてくれる

 

『ガオ〜!これより第一回イベントのバトルロイヤルを開催するドラ!

 今回の戦いはイベントフィールドで

 ポイント制でプレイヤーを倒せばポイントが増えていくドラ!

 1位から10位までに入った人には豪華な報酬がもらえるドラ!

 みんな〜!がんばるドラ〜!』

 

ドラぞうがルールを説明し終わるとカウントダウンが始まり

0になると同時に全てのプレイヤーがイベントフィールドに跳ばされる

 

「・・・ここからスタートか・・・さてと?

 プレイヤーはどこにいるかな?」

 

スペリオルはどれくらいの人がいるだろうと思って周りを見ると

どうやら思った以上に囲まれているようでスペリオルは槍を構える

 

「いいぜ・・・!どっからでもかかって来いや!!」

 

スペリオルはスキルを一切使わないで

自分に向かってくるプレイヤーを倒していく

 

「やっぱり雑魚を倒してもあんまし嬉しくはないな〜・・・

 まぁポイントはいっぱいもらえるからいいんだけどさ」

 

「余裕こいてる場合か!?」

 

「我ら三兄弟の攻撃を受けても」

 

「その余裕が保てると思っているのか!?」

 

「はい水流突き」

 

「「「ぎゃぁぁぁぁ!?」」」

 

なんかよくわからない三人組を倒しスペリオルは

やはり面倒な戦いはするべきでは無いとスキルを使う事にした

 

「ここはあいつに任せるとするか・・・サイコゴーレム召喚!」

 

『ウォォォォン!』

 

「なんだこの怪物はぁぁぁああ!!??」

 

召喚されたサイコゴーレムは凄まじい攻撃力でプレイヤーを次々と倒していく

その光景を見ていたプレイヤーはまさに地獄絵図だと話していた

しかし後にこれよりも酷い地獄絵図になる事を誰も知らない

 

「おいおい・・・あんなの相手にしてたら命がいくつあっても足りないぜ」

 

「何あれ〜!反則すぎるでしょ〜!?」

 

「あれがトッププレイヤーの実力か・・・!」

 

もはやトッププレイヤーですらスペリオルのスキルは明らかにおかしく

その実力は既に一線を超えておりもはや向かってくるプレイヤーすらいなくなった

そしてサイコゴーレムが消える頃にはもう誰もその場には誰も残ってはいなかった

 

「・・・なんか向かってくるプレイヤーが減ってきたな・・・

 それじゃあ俺もそろそろ動き出す事にするか・・・ケンタウロス!!」

 

スペリオルはケンタウロスモードになると

プレイヤーを探して森の中を突っ走っていく

そして見かけたプレイヤーを片っ端から倒していくので

その様子はまさに死神だったと後のプレイヤーは語っていた

 

『ガオ〜!これから中間発表をするドラ〜!

 一位はペインさん二位はスペリオルさん三位はメイプルさんドラ〜!

 これからはこの三人を倒した人に所有するポイントの三割を差し上げるドラ〜

 一発逆転の可能性もちゃんとあるからみんな頑張るドラ〜!』

 

「ほう?どうやら敵が増えたみたいだな・・・

 てか三位のメイプルは名前を聞いた事が無いな?

 もしかして初心者か?だとしたら三位はすごいな」

 

スペリオルは素直に三位のメイプルに感心していたのだが

どうやらそんな暇もなくプレイヤーが向かってきた

 

「さてと・・・それじゃあ俺もそろそろ本気を出すとするか・・・!

 行くぞ!サイコゴーレム召喚!」

 

『ウォォォォン!』

 

「また巨人が出たぞぉぉおお!全員逃げろぉぉぉお!!」

 

サイコゴーレムが出てきた瞬間にみんなは急いで逃げ出した

しかしそれを許さないかのようにサイコゴーレムは踏み潰していく

もはや戦いというよりかは完全に蹂躙というような感じだった

 

「・・・これはもう俺は戦う必要なんてないんじゃないか?」

 

「だったら俺と戦って暇を潰さないか?」

 

「あん?」

 

そう言われて後ろを振り返るとそこには崩剣のシンが立っていた

 

「あんたか・・・いいぜ!勝負しようじゃねぇか!」

 

「ああ・・・!本気で行くぜ!崩剣」

 

シンは自分の持っていた剣を分裂させてスペリオルに向かって飛ばすが

なんとそれをスキルも何も使わずに弾くか叩き落としていた

 

「おいおい・・・!前にも思ったけどこれに反応するのかよ・・・!」

 

「これくらいは日常でもやった事があるからな・・・慣れってやつだ」

 

「どんな慣れだよ・・・てかどんな生活してるんだよ・・・」

 

「何・・・ちょっとした厨二病って奴だよ・・・!」

 

そう・・・スペリオルは男の子によくあるヒーローに憧れていた時期がある

そしてそれを真似してひたすらに練習を続けて更には中学になって

厨二病を患った時にそれは激しさをましてとうとう

自分の憧れていたヒーローの動きをマスターしてしまったのだ

しかもそれだけではなくなんと心眼までも会得してしまい

まさに厨二病を本当に実現させてしまった怪物なのだ

そしてもちろんそんなスペリオルにシンが勝てるわけもなく

 

「こいつで・・・!終わりだ!」

 

「あ〜・・・これで二回目か〜・・・やられた・・・」

 

シンは悔しそうな顔を浮かべながら消滅していった

 

『ガオ〜!ここでタイムアップのお時間が来たドラ〜!

 一位から三位までの順位変更はなかったドラ〜!

 それじゃあみんなにインタビューしていきたいと思うドラ〜

 まずは三位になったメイプルさんから』

 

『いっいっぱい倒せてよかったでしゅ』

 

((((あっ噛んだ・・・))))

 

『ガオ〜!可愛いコメントありがとうドラ〜!次は二位のスペリオルさん』

 

「そうですね・・・挑戦をお待ちしております」

 

((((絶対に断る!!))))

 

こうしてNWO初めての第一回イベントは幕を閉じて

スペリオルも現実の世界に戻った

 

 

 

翌日、真斗はあくびをしながら学校に向かい小説を読んでいた

するとそこへゲームの話をしている楓と理沙が入ってきた

 

(・・・会話の内容からしてNWOの話みたいだな・・・

 えっ?第三位!?って事は本条さんがメイプル!?)

 

聞き耳を立てていた真斗はその会話を聞いて驚いていたが

同時に話を聞いてあの異常な強さにも納得がいった

 

(・・・本条さんて天然なんだな・・・ゲームでもそれが出るって・・・

 もはやバグやチートを通り越した何かだな・・・)

 

そんな風に呆れていると真斗が小説を読んでいると楓が話しかけて来た

 

「あっ!それって最近出た恋愛小説だよね!?」

 

「あっああ・・・よかったら貸してあげようか?」

 

「えっ!?でも慎はまだそれを読み終わってないんじゃ・・・」

 

「いや俺はもう読み終わって今は読みなおしてるだけだから問題はないよ

 放課後までに読み終わってなければ自宅に持って帰ってもいいからさ」

 

「本当!?それじゃあ放課後までに読み終わるね!」

 

「へ〜・・・流石は優等生の慎さんは余裕ですね〜・・・

 私は今回の実力テストがかなり不安だって言ってるのに・・・」

 

「いやまぁ・・・満点を取る自信はないけど赤点を取る自信もないから」

 

「グフっ!」

 

実際に真斗は満点こそ取る事はないが必ず学年二十位以内に入るほど頭はいい

つまり多少はサボったりしたとしてもそこまで順位を落とす事は無いという事だ

 

「う〜・・・楓もそうだけどなんでみんな頭がいいのよ〜・・・」

 

「俺の場合は完全にスイッチを切り替えているだけかな?」

 

「スイッチ?」

 

「ああ。どうしても家に帰ってしまうと勉強したく無いと思っちゃうから

 宿題とか勉強関連の事は必ず学校に残ってやる事にしてるんだ

 テスト勉強なんかもその方が覚え易いし先生に聞けるしね」

 

「そっか!だから慎くんっていつも学校に残ってるんだね!」

 

「まぁ・・・逆を言えば家に帰った瞬間に

 スイッチが完全に切れるって事なんだけど・・・」

 

「スイッチか〜・・・私には絶対に無理だ・・・」

 

理沙の言葉に真斗は苦笑いするしかなく

その間に先生がやってきて三人の会話は終わるのだった




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