SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はカスミの強化回です!
(今回、スペリオルは登場しません)


赤き獅子、青き狼

とある日、カスミは四層まで買い物に来ていた

それが終わって散歩をしていると見た事のない社の前にやってきた

 

「こんなところにこんな場所があったのか・・・」

 

今までに見た事がなかったのでおそらくはアップデートで追加されたのだと思い

カスミは一体何があるのだろうと周りを確認すると社の前に赤い狛犬が建っていた

そしてそれと対になるように石柱があるのだが上には何もなかった

 

「もしかしてこの上にも狛犬がいたのか?ん?」

 

『クエスト・赤と青の狛犬を受諾しますか?』

 

カスミがその狛犬の像を見ているとクエストが画面に表示された

 

「どうせ今日はやる事もないし受けてみるか」

 

今日は買い物以外にやる事もなかったカスミはクエストを受ける事にした

 

「とはいえどこから探せばいいのか・・・

 確か今日はカナデがいたはずだから何か知らないか聞いてみるとするか」

 

と言っても流石に何の手掛かりもない状態から探すのは無理なので

図書館を調べ尽くしたであろうカナデに何か情報がないか確認する事にした

 

「社の前にある赤い狛犬か・・・確かにそんな情報を見た事はあるよ」

 

「本当か!?」

 

「うん。確かそれに書かれていた内容は・・・」

 

カナデの話ではどうやらその社には狛犬の兄弟が祀られており

弟が赤い狛犬で兄の方は青い狛犬で土地を守っていたらしいのだが

とある日、兄の方が戦いの最中で守るべき人を傷つけてしまったらしく

それから兄は己の力を封印する為に何処か遠い地へと旅立ってしまったそうだ

 

「なるほど・・・しかしそれではどこにいるか分からないんじゃないか?」

 

「そうでもないよ?その伝承の続きでは弟がその兄を探した事があるらしくて

 最後に兄の動向を知ったのは北の方だって書かれていたからね」

 

「なるほど・・・つまりは四層の北を探せばその兄と出会えるわけか・・・情報感謝する」

 

「気にしなくていいよ。その代わり帰ってきたらクエストで何を得られたのか見せてね?」

 

「もちろんだ!」

 

こうしてカスミはカナデから得た情報を頼りに四層の北を探しに向かった

そして雪が降り積もり場所でそれらしい祠のようなものを発見した

 

「どうやらここに居そうだな・・・!?」

 

カスミがその祠の中を見ようとした時、何かが襲い掛かってきた

その攻撃を躱してカスミは相手がどこにいるのかを探すがその姿は全く見えなかった

 

(もしや・・・あのイベントで出てきたボスと同じように透明の能力を持っているのか?

 だとしたら今回は一撃が勝負を決める事になりそうだ・・・!ならば!)

 

カスミは装備をユニーク装備である白鳳シリーズへと変えた

 

ユニーク装備・白鳳

 

白鳳の長髪

VIT+30 AGI+40

[破壊不可][凰流爆]

 

白鳳の長ラン

VIT+100 AGI+60

[破壊不可][鳳凰の羽撃き]][熱血回路]

 

白鳳のズボン

VIT+20 AGI+50

[破壊不可]

 

凰流爆

長髪をオールバックの形にして突撃する技

相手の防御を貫通してダメージを与える

 

鳳凰の羽撃き

白凰の長髪を腕に装備し相手に複数回のダメージを与える技

 

「これならばどんな相手だろうと勝てる!」

 

カスミは神経を研ぎ澄ませて自分に近づいてくる音に集中すると

その音が徐々に近づいてきて音が最大になると同時にサーベルを抜いた

するとその一撃は見事に敵に命中しその姿を露わにする

 

「なるほど・・・白い狼か・・・とても綺麗で神秘的ではあるが

 私の邪魔をするというのならば容赦はせん・・・!」

 

『ウォォォオオン!!』

 

「ハァァァァア!凰流爆!!」

 

最後は白鳳の長髪をオールバックにした一撃で白い狼を貫通しカスミは勝利を収める

そして先ほど見ようとしていた祠の中を開けるとそこには青い狛犬の石像があった

 

「これで間違いないな。後はこれを元の場所に戻すだけだな」

 

カスミはその狛犬の像を持って社に戻り石柱の上へと戻す

すると二体の像は光を放ちカスミの前に二体の獣が姿を現した

 

『俺の名前は赤獅子頑駄無!よろしくな!』

 

『我が名は青狼頑駄無・・・類稀なる強者よ・・・よくぞ試練を超えた

 しかし・・・汝は何故、我ら兄弟を元に戻したのだ?』

 

「理由か・・・特にないな。兄弟が離れ離れなのは少しだけ悲しいと思っただけだ」

 

『悲しいか・・・随分と甘いのだな・・・』

 

『だけどお前はまるで太陽みたいな心の持ち主じゃねぇか!気に入ったぜ!

 よっしゃ!兄者!俺はこいつと一緒に戦う事にしたぜ!』

 

『・・・そうだな・・・お前の言う通り我らも世話になった身だ

 我らの力を存分に振るわせて貰う事にしよう・・・!』

 

そう言って二人は再び光となると同時にカスミの中へと入っていった

 

赤獅子招来

三十分間、赤獅子頑駄無を召喚する

 

青狼招来

三十分間、青狼頑駄無を召喚する

 

「これは・・・!スペリオルの義兄弟の絆と同じような召喚系のスキルか

 先ほどの二人と一緒に戦えるのは光栄な事だな・・・!」

 

こうしてカスミは新しい仲間を得て今回の成果をみんなに話す為、ギルドハウスに戻っていった

 

 

 

 

 

一方その頃、運営側では・・・・・

 

「おぉう・・・赤獅子と青狼をカスミに取られちまったよ・・・」

 

「あれって一定の実力がないとアイテムを貰えるだけなんだけどな〜・・・」

 

「カスミほどの実力があればあの二体を手に入れても不思議じゃねぇよ・・・」

 

「もう楓の木って少人数のギルドとは違う気がしてきた・・・

 いやプレイヤーは少ないんだけど・・・召喚出来るスキルが多いからさ」

 

「もう大規模ギルドと大差ないよな?」




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