SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回は『烈 勇志』の案を採用させていただきました!
いつもアンケートとご感想ありがとうございます!


若き鬼

とある日の事、メイプルは前に戦った事のある四層の主の元にやってきていた

そしていつものように勝負をした後で宴をしている時の事だった

 

『そういえばお主・・・赤鬼の鎧というものに興味はあるか?』

 

「赤鬼?それって私が召喚する赤い鬼の鎧って事?」

 

『いいや・・・赤鬼の鎧って言うのは

 かつてこの国を仕切っていた将軍の持っていた鎧でな・・・

 その将軍というのが何とも変わった御仁だった・・・』

 

主の話ではその将軍と呼ばれる人は

どんな悪人の心すらも洗い流してしまうほどの優しい慈悲の心を持った人であり

同時に相手が自分の大切なものを傷つけた時にはまさに鬼となって戦ったそうだ

赤鬼の鎧はその鬼になった瞬間に将軍が身につけていた伝説の意思を持った鎧らしい

 

『実はその赤鬼の鎧が封印されている場所を最近になって発見してのう

 ワシを倒したお主ならば或いはと思ってな・・・どうじゃ?』

 

「うん!興味ある!どこにいけばその鎧を手にれられるの!?」

 

『かっかっかっ!それでこそじゃ!

 この地図にその在処が書かれておる!持っていくがいい!』

 

メイプルは主から赤鬼の鎧が封印されている場所を記した地図をもらい

それを頼りにその場所へと向かうとそこには厳重に何かを封印された蔵のような物があった

 

「おぉ・・・!ここに赤鬼の鎧があるんだね!」

 

『そうはさせるか!』

 

蔵を見つけたメイプルはそのまま封印を解こうとすると

何者かが後ろから攻撃を仕掛けてきてメイプルは咄嗟に盾で防御する

 

「うぅ〜・・・せっかく見つけたのに邪魔をするのは誰〜?」

 

『俺の名は叛多亜・烈號!叛多亜武者の中で最も強い男だ!

 赤鬼の鎧は俺が貰い受ける!貴様こそ俺の邪魔をするな!』

 

「そうはいかないよ〜!赤鬼の鎧は私がもらうんだから〜!」

 

こうしてメイプルと烈號の戦闘が始まったのだが思った以上にメイプルは苦戦を強いられていた

というのも別にダメージ自体はそこまで食うわけではなく自動回復で補えるのだが

問題は烈號の速度が早すぎてこちらのダメージが全く与えられない事だった

 

「うぅ〜・・・早すぎて全然、追いつけないよ〜・・・」

 

『クハハハ!どうしたどうした!?この程度なのか!?

 ならば赤鬼の鎧はこの俺の物になりそうだな!!』

 

「それならこれはどうだ!?ブレイク・コア!」

 

直線的な攻撃ではダメージを与えられないと思ったメイプルは

今まで使った事のなかった自爆技を使う事で範囲ダメージを与える事にした

この作戦は見事に成功し始めて烈號にダメージを与える事が出来たのだが

 

『おのれ・・・!この俺がダメージを受けるだと!?貴様ぁぁあああ!!』

 

「うへ〜・・・なんかすごい怒ってるよ〜・・・!どうしよう〜!」

 

『食らうがいい!我が最強の奥義!自・焔怒!!』

 

「そっ蒼晄壁!!」

 

『何っ!?』

 

烈號は自らの放った最強の一撃を完璧に防がれてしまい驚いていた

その結果、先ほどまで素早く動いていたのに動きを完全に止めてしまい隙が出来てしまった

 

「今だ!全武装展開!発射!!」

 

『しまっ!グァァアアアァア!!』

 

その隙をついたメイプルの最大砲撃の前に烈號はなす術もなくやられてしまい消滅した

そしてメイプルは何とか勝ったと一安心しながら蔵を開ける

すると中には確かに鬼の顔のような赤い鎧が置かれていた

 

『・・・汝、力を求めるものよ・・・我が力を欲するか?』

 

「うん!私と一緒に色んな場所を冒険しよう!」

 

『よかろう・・・汝の矛となり盾となる事を誓おう・・・!』

 

赤鬼の鎧は光を放つとそのままメイプルに装備された

 

ユニーク装備・赤鬼シリーズ

 

砕厳頑

STR+150 VIT+100

[破壊不可]

 

赤鬼の兜

VIT+100 DEX+50

[破壊不可][慈悲の輝き]

 

赤鬼の鎧

VIT+200

[破壊不可][災鬼動]

 

赤鬼の籠手

STR+50 VIT+100

[破壊不可]

 

赤鬼の脚甲

VIT+100 AGI+50

[破壊不可]

 

慈悲の輝き

相手の戦意を失わせて戦う意志を無くさせる

プレイヤーには効かない

 

災鬼動

赤鬼の鎧を左手に集中させて巨大な手とするスキル

この巨大な左手によって相手を握る潰す技『消握滅力腕』と、

巨大な左手を握り拳にして対象を殴り飛ばす技『拳骨滅法拳』が使用可能となる

 

「おぉ〜!なんか凄いカッコいい!棍棒も凄い強そう!やった〜!」

 

新しく手に入れた装備にメイプルは大喜びしていたが

実際に本人以外から見るとその格好はまさしく鬼であり

もはやモンスターに間違われても仕方のないような格好だった

本人がそれを知る事になったのはギルドハウスに戻り

みんなに言われてからだったとか・・・

 

「せっかくカッコいい装備を手に入れたのに・・・!

 みんなしてモンスター見たいなんて酷いよ!」

 

「そうだな・・・

 そんな装備じゃなくてもメイプルはモンスターみたいだもんな」

 

「それはそれで嬉しくないよ!?」

 

 

 

 

 

『これで智と豪の魂は目覚めた・・・残るは勇の武者のみか・・・

 どうやら・・・私の役目も・・・近づいてきているようだな・・・』




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