(もちろん一人はスペリオル君の事です)
完全に忘れられているスペリオルを放っておいて
メイプル達はメダルを稼ぐべくそれぞれのギルドのメンバーと共に
サリーが見つけたダンジョンへと足を運んでいた
そんな中で一番最初にダンジョンを見つけたのは
ドレッド、マイ、ユイ、マルクスのパーティーだった
「なるほど・・・ここにボスがいるのは間違いなさそうだな」
「はい・・・でも流石にこの数を相手にするのは・・・」
「どう考えても労力的に無理だろうね」
そんな四人の前に立ち塞がったのは大量の魚型モンスター
これらを相手にするのは流石の四人でもキツいので
ドレッドの相棒であるシャドウの力を使い突破
そしてそのままモンスターに気づかれる事なくボス部屋にたどり着いた
そこで待っていたのは巨大なナマズのようなモンスターだった
「いくよお姉ちゃん!」
「任せて!」
「「轟機兵!!」」
マイとユイの二人は轟機兵を召喚すると
そのまま巨大なナマズへと向かっていき
強烈な一発を当てて地上へと引き摺り下ろしていた
「・・・これ・・・本当に僕らの出番あるの?」
「ないならないで楽が出来るからいいんじゃないのか?」
確かに二人の言う通り出番がないほどにマイとユイが活躍しているのだが
そんな簡単に倒せるようなボスではなく抵抗するかのように電撃を放った
「「キャァァアァア!!」」
機兵はパワーと防御力に秀でてはいるがスピードはメイプルと同じくらい遅く
今の攻撃に反応する事が出来てもそれを躱せるほどの動きは出来なかった
「どうやら出番が来たみたいだな?超加速!風の舞!」
「僕も援護しないとダメか・・・震星杖」
ドレッドはAGIを上げるスキルを使ってその場から消えると
マルクスはそれを援護するように賈詡を呼び出し砲台に変形させ
そこから特大のレーザーを放ち巨大ナマズを撃ち貫く
「神速!こいつでも喰らいな!風覇激嵐弾!!」
そしてその怯んだ隙にドレッドは最高速でナマズの上に飛び
強烈な風の弾丸を放って巨大ナマズを再び地上に叩き落とした
「「えぇ〜い!トリプルパイル!!」」
最後はマイとユイの轟機兵が三発同時発射のパイルドライバーを放ち
巨大ナマズを見事、貫いて無事に勝利を収めた
「「やった〜!やりました〜!!」」
「・・・あれをやってあんな笑顔を浮かべられるとか怖いんだけど・・・」
「だな・・・流石は楓の木ってところか・・・なんにしてもお疲れ様」
「・・・うん・・・お疲れ様///」
一方その頃、他の場所へと向かっていた
ペイン、ミザリー、カナデ、イズのパーティーもダンジョンを発見
そしてその奥にいたボスモンスターとの戦闘を開始していた
「すごい攻撃だね・・・これじゃあ防ぐのだけで精一杯だよ」
「おまけに攻撃すればするほど敵が増えていくとはな」
「どうしますか?どちらにしてもこのままではカナデさんが持ちませんよ?」
「ふふん!こう言う時はお姉さんに任せなさい!龍凰翼!
フェイ!アイテム強化!からの〜爆凰烈羽!!」
イズが放つ爆凰烈羽の羽根も飛んでいく際にはアイテム扱いとなるので
彼女のパートナーであるフェイのアイテム強化が付与される
それにより爆発の威力が上がった爆凰烈羽は相手の陣形を見事に崩した
「今です!胡蝶乱舞!」
その隙にミザリーは胡蝶乱舞を使い相手に蝶の幻覚を見せる
なんとか体勢を立て直した四人はここから一気に攻めに転じる
「冥機兵!そしてハイパージャマー!」
カナデは冥機兵を呼び出して乗り込むとハイパージャマーを発動し
瞬く間にその姿を消してしまい味方にすらもその姿は見えなくなる
しかし彼が味方の邪魔をしないのは分かっているので
その間にペインは敵のボスへと突っ込んでいく
「参番刀!六番刀!」
自身の持っている刀の中で最もスピードに特化した二振りを装備し
ペインは怒涛の連続攻撃で瞬く間にボスのHPを削っていく
しかし流石にボスもそれだけの攻撃をされて距離を開かないわけもなく
上空へと逃げたのだがその瞬間、何者かの攻撃によって真っ二つに切り裂かれた
「残念だけど・・・君の逃げる先で待たせてもらったよ」
その正体とは他でもない先ほど姿を消したカナデであり
その一撃を受けたボスはそのまま消滅するのだった
「ふぅ・・・最初はどうなる事かと思ったけど案外、バランスがいいね」
「そうですね。イズさんも見事な援護でした」
「それほどでも〜これでメダルもゲットしたけど、どうする?」
「まだ時間もあるし他の場所も回ってみよう」
一方、カスミ、クロム、シン、ドラグのパーティーもボスと戦闘しており
しかもこのチームのボスはなんと二体も相手にしていたのだが
「咬機兵!ネクロ!アーマード・堅牢!」
「赤獅子招来!青狼招来!行くぞ!」
『おっしゃぁぁぁああ!!俺様に任せろぉぉぉおお!!』
『雑魚は俺の砲撃で吹き飛ばしてやろう・・・!』
「おぉぉぉおお!!蛇流絞斬・攻!!」
「オラオラオラ!」
どうやら彼らには数の有利や不利などは関係ないようで
雑魚を含めてボスモンスター達のHPを凄まじい勢いで削っていく四人
その甲斐もあってあっという間に残ったのはボスの二体だけだった
「とっておきもくれてやる!龍神の鉞!四閃爪の槍!
合体!怒龍大天斬!」
ドラグは自分の持っていた鉞と槍を合体させて巨大な斧を作り出すと
それを持って大きく振り上げて強烈な一撃を放つ
「うぉぉぉおお!!竜巻怒龍斬!!」
まさに竜巻と見間違うほどの一撃は一気にボスのHPを削りきり
残ったボスモンスターはこれで一匹だけとなった
「これは私も負けていられないな・・・!武者の腕!筋肉番長!」
カスミは巨大な腕を召喚すると同時に自分の腕も巨大化させる
そしてその巨大な四本の拳から放たれた一撃は強烈で
残された最後のボスモンスターは跡形もなく粉砕された
(((・・・あいつだけは絶対に怒らせたらダメだ・・・)))
その光景を見ていた三人はカスミに恐怖を覚えるのだった
最後はメイプル、サリー、ミィ、フレデリカのパーティーで
彼女らが戦っていたのは暴虐状態のメイプルとよく似たモンスターだった
「メイプルは暴虐を温存しておいて!
ここは私が正面から相手する!斬機兵!」
「援護は任せて!召喚!スピリットガイスト!」
サリーは斬機兵を召喚して乗り込みそのままボスモンスターへと突っ込んでいく
その間にフレデリカはスピリットガイストを召喚し炎上ダメージを与えるが
すぐに振り払われてしまい思った以上のダメージは与えられなかった
そしてそのまま反撃してくるが四人はそれを躱しミィとメイプルが突っ込んでいく
「私がいる事も忘れるな!大紅蓮斬!!」
「私も行くよ〜!災鬼動!からの〜!拳骨滅法拳!!」
二人からの強烈な一撃を受けたボスモンスターは大きく地面に倒れ込む
そしてもちろんそんな隙を逃すわけもなくサリーがボスモンスターに向かって飛んでいく
「ハァァァアア!!クロススラッシュ!!」
ショーテルから放たれた一撃はボスモンスターをX状に切り裂き見事に倒し切った
「ふぅ・・・最初はメイプルに似てたから警戒してたけどそこまで強くなかったね?」
「そうだね!これなら他の卵に入っているのも倒してもいいかも!」
「いやいや・・・どう考えても二人が異常なほどに強くなってるだけだからね?」
「それを言うなら私達もだと思うがな・・・
なんにしてもメダルはゲットしたし長居は無用・・・早く脱出するぞ」
「・・・なんか・・・みんな俺を忘れてとても楽しそうにしてるな〜・・・
別にいいんだけどさ・・・この暇な状況をどうしろって言うんだよ・・・」