それはとある日の事、金色の神というスキルを手に入れてから
スペリオルにとあるメッセージが届くようになっていた
その内容とはどこかの遺跡に眠りしもう一体の聖機兵を探せとの事だった
「・・・これってクエストって事で間違い無いんだよな?」
「だと思うけど・・・
場所が書かれてないんじゃどこにいるのか分からないかな〜・・・」
「カナデはなんか情報とかないか?ガンレックス以外の聖機兵について」
「残念だけど僕の方でもそう言った情報はなかったかな〜・・・
でも一つだけ気になる本があったのだけは覚えているよ」
「気になる本?それってどこにあったのか覚えてたりするか?」
「僕も見直してみたい本とかあったし一緒に行くよ」
こうしてスペリオルは何かしら手がかりがあるかもしれないと
カナデと一緒に図書館へと向かいその本についてを調べる事にした
「これがスペリオルのガンレックスについて書かれてる本だよ
これには聖機兵の成り立ちについて書かれているみたいだ」
「成り立ちか・・・あんまり情報は期待出来ないけど
とりあえずは読んでみるとするか」
そこに書かれていたのは二体の聖機兵についての伝説が書かれていた
『この世には聖機兵と呼ばれる伝説の巨人が二体、存在している
一体は人間の代表として存在しもう一体はモンスターを代表として
いずれは戦う運命にある・・・そしてその勝者によって
この世界の運命が決まる事となる・・・
人間の世界か・・・モンスターの世界か・・・』
「なるほど・・・おそらくはこの人間の代表ってのが
俺の持っているガンレックスで間違いないだろうな」
「だろうね・・・そうなると僕達が探さなくちゃいけないのはこっち
モンスターの代表とされているもう一体の聖機兵だね」
「他に何か情報は・・・うん?これは・・・」
スペリオルが見つけたのはもう一体の聖機兵に関する情報だった
なんでもこの聖機兵はガンレックスのように乗り手を必要としないようで
更にはその眠りを守護する為の存在がいるらしい
そしてその存在に関しての絵がその本には描かれていた
「なるほどね・・・このモンスターを探せば自ずと出会えそうだね」
「だな・・・それじゃあますはこのモンスター・・・ガンキラーを探すか」
こうして情報を得る事が出来たスペリオルはもう一体の聖騎兵を守護する
ガンキラーと呼ばれるモンスターを探しに向かうのだった
「う〜ん・・・空から探すのは良いけど・・・ここまで森ばっかりだからな・・・
正直、この下とかにあっても木々に邪魔されてとてもじゃないが見えないぞ?」
上空からそのモンスターを探すスペリオルだったが特にその姿は見えず
このまま一日が終わろうかとしていた時、不快な音が耳に響いてきた
「ぐっ!?なんだこの音は・・・!?向こうからか!!」
突如として聞こえてきた音を頼りにスペリオルはその場所まで向かうと
そこでは何やら採掘作業が行われており
更には前に姫を襲っていた悪い騎士達の姿もあった
どうやら彼らは先ほどまでスペリオルが探していたガンキラーに襲われているようだった
しかしスペリオルが最も気にしていたのはその掘り出そうとしているもの
そう・・・それはまさしく彼の探していたもう一体の聖騎兵の姿だった
「まさかアイツらが見つけ出しているとはな・・・
正直な話、驚きこそしたが・・・これはこれで好都合だ!ガンレックス!」
スペリオルはガンレックスを呼び出してもう一体の聖騎兵の前に降り立つと
先ほどまで悪い騎士達を襲っていたガンキラー達はもう一体の聖騎兵の中へと取り込まれていく
そして・・・遂にガンレックスと対を成す存在・・・ルーンレックスが復活した
『ウォォォォ!!』
「なんて圧力だ・・・!おそらくパワーはガンレックスよりも上か・・・!
だが・・・これくらいで怯むような俺じゃねぇんだよ!!」
古の時代から語り継がれてきた二体の聖騎兵による激突
その衝撃は凄まじく周りにいた悪い騎士達はその余波でやられてしまい
地面に巨大なクレーターが出来上がる
しかし二体はまるでそんな物は関係ないとばかりの戦いを繰り広げていた
そんな中で優勢に立っているのはルーンレックスの方だった
(ぐっ!?マジでなんてパワーだよ・・・!
白金の盾で攻撃は防げてるのに押されていく・・・!!)
ルーンレックスの掌から放たれる光線は凄まじい威力があり
ガンレックスが盾で防いでもそのパワーで押されてしまうのだ
そして気がつけばスペリオルは崖っぷちまで押し込まれてしまい
「っ!?しまった!!」
そのままガンレックスの重さに耐えきれず
崖は崩落してしまい深い谷のそこへと落ちてしまった
「いつつ・・・完全にしてやられたな・・・
しかしどうしたもんか・・・こんなもん空を飛ばないと・・・」
ガンレックスには空を飛ぶ能力はないのでスペリオルはどうしようかと考えている
何やらガンレックスが恐怖で震えているのが理解できた
「怖いのか?確かにアイツは強いもんな〜・・・マジで何あれ?
でもな・・・忘れてないか?お前に乗ってるのはこの俺なんだぜ?
俺はお前を信じてる・・・だからお前も俺を信じてくれよ・・・ガンレックス!」
その瞬間、まるでガンレックスがスペリオルの言葉に応えるかのように光を放ち始める
そしてその光が収まるとガンレックスに空を自由に羽ばたく為の翼が生えた
「行くぞ!ルーンレックス!!」
再びルーンレックスの前に立ち塞がったガンレックスは
先ほどのようにパワー負けをしていなかった
復活したガンレックスは更にパワーアップしていたのだ
「これで・・・終わりだぁぁぁああ!!」
最後は空高く飛び上がりルーンレックスの額を貫いてその体を両断し
ガンレックスは見事に勝利を収める事が出来た
「はぁ・・・はぁ・・・俺の・・・勝ちだ・・・!」
ルーンレックスに勝利したスペリオル
すると残骸となったルーンレックスの中から光が溢れだし
その光がガンレックスの中に注がれていくとその姿が変わった
『聖機兵ガンレックスは真聖機兵ガンレックスへと進化しました』
「真聖機兵・・・これがガンレックスの新しい姿か・・・」
『・・・ルーンレックスの残骸を回収させろ・・・
あれにはまだ使い道がある・・・!』