SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はペインの回です
それと来週は予定があるので投稿はお休みします


ド根性侍

それはとある日の事・・・ペインは一人で狩りに出掛けていると

そこで一匹の牛・・・

いや牛と言っていいのかすらも分からないモンスターと出会った

 

『ぶお〜!ぶお〜!』

 

「・・・これは・・・モンスター・・・なのか?」

 

確かにデフォルメが強過ぎてとてもモンスターには思えず

しかもHPバーも見えていないので本当にモンスターではなかった

しかしどうしてこんなところで泣いているのだろうと思っていると

どうやら罠に引っ掛かったようでトラバサミに足が挟まれていた

 

『ぶお〜!ぶおおぶお〜!』

 

「そういう事だったのか・・・

 随分と悪い悪戯をするプレイヤーがいるものだな」

 

ペインはそっとその牛を解放してやると

何やらとても嬉しそうにはしゃいでおりペインも嬉しく思っていた

 

『ぶお〜♪ぶおお〜♪』

 

「そんなに喜ぶなんてよほど痛かったんだろうね

 それじゃあもうあんな罠には掛からないようにするんだよ?」

 

そう言ってペインはその場から離れていくと

その牛は何故かは分からなかったが後ろを付いてきた

最初は何回か来ないようにしてはいたのだが

何度言っても付いて来てしまうので彼も途中から言うのをやめた

 

『ぶお〜♪ぶお〜♪』

 

(困ったな・・・これじゃあ今日の狩りは出来なさそうだ・・・)

 

このままでは狩りは出来ないと判断したペインは予定を変更して

どうしたらこの牛が自分から離れてくれるだろうと考える事にした

するとそんな彼の気持ちを察したかの如く後ろの方で爆発音が聞こえてきた

ペインは何事かと思い急いでその場所へと向かうと

そこには何やら悪そうな武者型のモンスター達の姿があり森を破壊していた

 

「どうやら何かのイベントのようだね・・・!一気に叩くとしよう!」

 

武者型のモンスターはペインによって一掃されると

何やらボスらしいモンスターが彼の目の前に現れた

 

『よもやワシの部下を倒すとはな・・・!どうやらよほどの使い手のようだ・・・

 だが・・・!この鎧封じの宝玉を使えば貴様など恐るるに足りぬ!』

 

「なっ!?装備が強制的に外された!?これじゃあ・・・!!」

 

なんとボスモンスターは鎧封じの宝玉を使って

ペインの使っていた鎧を封じ込めてしまった

これよりペインは装備とスキルが使えなくなってしまい

完全に劣勢に立たされてしまった

そしてボスモンスターの一撃がペインを襲おうとした瞬間

 

『ぶお〜!』

 

「なっ!?どうして君が!?」

 

何とペインのピンチを救ったのは後ろを付いて来ていた牛であり

彼はボスモンスターの一撃を受けても全くびくともしていなかった

 

『バカな!?我が一撃を受けて傷の一つすら付かないだと!?

 まさか貴様は伝説の鎧の一つだとでも言うつもりか!?』

 

『ブモ〜!』

 

「こっこれは!?」

 

牛は光を放つと一つの鎧の姿へと変わっており

そのままペインの体へと身につけられていった

 

ユニーク装備・武王シリーズ

 

武王の兜

VIT+100

 

武王の鎧

STR+50 VIT+150

[ド根性魂]

 

武王の籠手

STR+30 VIT+25

 

武王の脚甲

VIT+25 AGI+30

 

 

ド根性魂

HPが30%を下回った時に発動

五分間だけステータスを二倍にしあらゆるダメージを無効にする

その後、HPは半分となる

 

「まさか牛の正体が鎧だったとはね・・・だが・・・!これで戦える!」

 

『鎧を纏ったくらいでこのワシに勝てるとでも思っているのか!?

 それが身の程を知らない事だとその体に教えてやろう!!』

 

ボスモンスターはその強烈な一撃をペインに当てるが

まるで本人はそんな事は関係ないとばかりに突っ込んでくる

 

『バッバカな!?まさかダメージを受けていないとでも言うのか!?』

 

「いやダメージは受けているさ・・・だが痛くはない!

 思い込めばどんな事も現実になる!だから痛くなんてない!!」

 

『なっ何を言っているのだ貴様は!?』

 

「お前には一生、分からない事だ!封印解除!絶光超!!」

 

ペインは宝剣・絶光超を呼び出すとその封印を解除する

それと同時にバーニアが展開されそこから凄まじいまでの炎が噴出される

 

「見せてやろう・・・!これぞ我が必殺の奥義・・・!武王昇光斬!!」

 

『バカなぁぁぁああ!?このワシがこんな侍如きにぃぃぃいい!!??』

 

ボスモンスターはペインの一撃で一刀両断されて消滅

見事にペインは勝利を収めて鎧を取り戻す事が出来た

 

「ふぅ・・・本当に君には助けられたよ・・・ありがとう」

 

『ぶお!』

 

ペインは武王に感謝の言葉を述べると

そこへ何やら急いでやってくる人影があった

 

『武王〜!お前さんは一体どこまで行ってたんや〜!

 心配したんやで〜?それじゃあ早く帰るとしよう?』

 

『ぶお!ぶおおぶお!』

 

『なっなんやて!?お前さんはこいつに付いていくって言うんか!?』

 

『ぶおぶお!』

 

『う〜ん・・・そうかそこまで言うのなら仕方ないのう

 兄ちゃん!悪いがこいつの事はよろしく頼むで?仲ようしてな?

 それとこれもあげるわ!こいつには赤備えの鎧っていうこいつと同じで

 伝説と呼ばれている鎧の在処が書かれてんねん!もらっとき!』

 

「あっありがとう・・・!何から何まで申し訳ない・・・」

 

『気にせんとき!気難しい性格のこいつを懐かさせただけでもすごいもんやで!

 もしかしたらアンタなら赤備えの鎧も見つけられるかもしれへんな!

 それじゃあ頑張りや!応援してんで!!』

 

こうしてペインは新しく武王の鎧を手に入れて

次に探すは先ほどの人物からもらった赤備えの鎧にするのだった

 

 

 

 

 

『・・・いよいよ伝説の若武者が揃ったか・・・

 ならば残るは・・・試練の時を待つのみ・・・

 果たして彼らは超えられるだろうか・・・』




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