SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はメイプル回!


不思議の鎧

メイプルの今日、やるべき事は何故か虫取りだった

そしてそれに参加しているのは何故かスペリオルであり

本人はどうして自分はこんな場所に居るんだろうと疑問に思っていた

 

「・・・なんで俺はここに居るんだろうな・・・」

 

「なんでってスペリオルが暇そうにしてたから

 一緒に虫取りしようって言ったら頷いて着いてきたんじゃん!」

 

「いやそうじゃなくて・・・虫取りで合ってるよな?」

 

「そうだよ!」

 

「・・・じゃあなんで周りには大量の虫型モンスターが倒れてるんだ?」

 

そう・・・彼が疑問に感じていたのは虫取りに協力している事なのだが

問題は何故か彼らの周りには虫型のモンスターが転がっているという事だった

実はメイプルはここで珍しいカブトムシが現れるという情報を聞いてここまで来たのだが

それ以外の虫型モンスターに襲われて全く前に進めていなかったのだ

 

「それで現状がこれか・・・本当にそんな虫いるのか?」

 

「分からないけど・・・その出会った人の話では

 かなり珍しいカブトムシだったらしくてそれに襲われたらしいよ?

 だから私も見てみたいんだ!協力してよ〜!」

 

「俺も見てみたいから別にいいんだけど・・・

 問題はそいつがどこにいるかって事だよな・・・」

 

問題は二人の探しているその珍しい虫がどこにいるのかという事であり

この大きな森を探していたらとても一日そこらでは足りないだろう

せめて目印でも欲しいなと考えていると何やら音が聞こえてきた

 

「なんだこの爆発音・・・もしかして何かあるのか!?」

 

「行こう!スペリオル!!」

 

二人は急いで先ほどの爆発が聞こえた方向に向かうと

そこに居たのはおそらくメイプルの話していた珍しいカブトムシと

凄まじく凶悪な顔をした男・叛多亜號業が戦いを繰り広げていた

 

「マジかよ!?あれ虫じゃなくて機械じゃねぇかよ!!

 それにあのメチャクチャ強そうなの誰だよ!?

 ああもう!なんか色々とツッコミが追いつかねぇけど

 とりあえずはあいつを止める!メイプル!援護しろ!!」

 

「了解!」

 

スペリオルは破牙の鎧を身に纏い叛多亜號業に突っ込んでいく

しかしその一撃はなんと簡単に叛多亜號業に受け止められてしまった

 

『ほう?まさかこんな場所で破異武立闘に出会うとはな・・・!

 これも因果というやつなのか・・・だが面白い!』

 

「こいつ・・・!俺の一撃を平然と受け止めやがった・・・!

 見た目と同じくめちゃくちゃ強いな・・・!」

 

そこから二人は凄まじい格闘戦を繰り広げるが

叛多亜號業の方が明らかに上手でありスペリオルはかなり押されていた

しかし反撃の術はなくこのまま徐々に押されるのを待つだけだった

 

「グァ!?」

 

「スペリオル!!」

 

『どうやらここまでのようだな・・・!そこの女・・・!

 貴様が庇っているその虫を寄越せ・・・!出なければこの男の命はないぞ?』

 

叛多亜號業に踏みつけられて身動きの取れないスペリオル

そんな中でメイプルは後ろにいる虫を渡すように言われるが

 

「・・・いっいやだ・・・!」

 

『ほう?コイツの命がどうなってもいいというのか?』

 

「違うよ・・・!私はスペリオルを助ける事も・・・この子を助ける事も・・・

 私はどっちも諦めたりなんてしない!それが私の・・・覚悟!」

 

『!!』

 

その言葉を聞いた瞬間にメイプルの後ろにいたカブトムシは輝き始めて

鎧の姿になるとメイプルの体に装着されていく

 

「鬼神絶大!」

 

ユニーク装備・大神武兜シリーズ

 

七星顎刀

STR+300 VIT+150

[天地激震 七星流弾爆]

 

砕巌頑

STR+200 VIT+300

[痛印大不運砲]

 

大神武兜の兜

VIT+250 DEX+150

 

大神武兜の鎧

VIT+400

[鬼神の守り]

 

大神武兜の籠手

STR+150 VIT+150

[衝突然][挟撃砕]

 

大神武兜の脚甲

VIT+200 AGI+50

 

 

天地激震 七星流弾爆

神武兜認証して星々の力を七星顎刀に取り込み放つ必殺技

 

痛印大不運砲

砕巌頑より二つの竜巻を発生させて相手に継続ダメージを与える

 

衝突然

頭の角を腕に装着して相手に貫通ダメージを与える

 

挟撃砕

両腕に角を装着して相手を挟み込むスキル

相手の動きを封じると同時に継続的なダメージを与える

 

鬼神の守り

スキルと発動すると五分間だけVITが三倍になる

 

 

「これって・・・!もしかして認めてもらったって事なのかな?

 

大神武兜シリーズの装備を身に纏ったメイプルの体は

いつもの機械神を使うよりも体が大きくなっていた

 

『バカな!?大神武兜の鎧に認められたというのか!?

 認めん!そんな事は決して認めんぞぉぉぉおお!!』

 

叛多亜號業はメイプルが鎧を纏った事が気に入らなかったようで

凄まじい勢いで突撃していくが鎧の防御力に阻まれており

怒涛の攻撃も一ダメージすらメイプルに与える事は出来なかった

 

「今度はこっちの番です!神武兜認証!星々よ!私に力を貸して!!」

 

メイプルが七星顎刀を空に掲げると星々の光が注がれていく

 

「これで終わりだよ!天地激震 七星流弾爆!!」

 

『グォォォオオ!!??』

 

メイプル必殺の一撃を受けた叛多亜號業はその威力に耐えきれず壁に激突

見事に勝利を収める事が出来たのだった

 

「・・・疲れた〜・・・」

 

『・・・ほっほっほ!見事だったぞ?本来の姿をしたワシが倒されるとはな』

 

「えぇ!?どなたですか!?」

 

突如として後ろから声をかけられたメイプルだったが

明らかにその人物には見覚えがなく一体、誰なのかを尋ねると

 

『分からぬか?お主と先ほどまで戦っていた男じゃよ』

 

「えぇ!?だってあんなに凶悪な顔をしてたじゃないですか!?

 それなのに今はすごい穏やかな顔になってますし・・・おかしいじゃないですか!?」

 

『まぁそこら辺はあまり気にしなくても別に構わん・・・

 それよりも見事に試練を突破してその鎧に認められた・・・

 よって今よりその鎧かお主のものだ・・・おめでとう』

 

「あっありがとうございます!・・・あれ?何か忘れているような・・・」

 

 

 

 

 

「いや思い切り忘れてるぞ・・・!よくも俺を巻き込んでくれたな・・・!」

 

「あっ」

 

 

 

 

 

一方その頃、運営側では・・・

 

「・・・めちゃくちゃ気難しい性格にしたんだけどな・・・」

 

「あいつ・・・作った俺達にすら牙を剥いたよな・・・」

 

「それを懐かせるとか・・・どんだけだよメイプル・・・」

 

「いや皆さん?そろそろ現実を受け入れましょう?

 あの鎧を解き放ったのは皆さんですからね?」

 

「「「あい・・・すいません・・・」」」




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