SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回は『虎吉の弟』のアンケートを採用させてもらいました
ご意見、ありがとうございました!


月下の怪盗

それはとある日の事

スペリオルはサリーからとある情報を聞かされていた

それはとある五体の御神体『ハロ』と呼ばれる物の情報だった

 

「そんな物があるのか・・・で?その話を俺にしてどうするんだ?」

 

「実はとあるNPCがそのハロについての情報を持っているらしいの!

 それで・・・出来ればスペリオルにもついてきて欲しいなって・・・」

 

「メイプルはどうしたんだ?いつも一緒だろ?」

 

「それが・・・また風邪引いたらしいのよね・・・」

 

「ああ・・・なるほどな・・・」

 

メイプルはまた風邪を引いたのかと思いながら

スペリオルは予定もなかったのでサリーと一緒に行く事にした

そこは何とも言えない大きな町で現代のような光景だった

 

「・・・本当にこんな場所にその人がいるのか?」

 

「私の聞いた話ではね〜・・・問題はどこにいるかだけど」

 

『お嬢さん・・・探している人とは・・・もしかして私の事かな?』

 

「どわぁ!?いつの間に!!」

 

「全く気が付かなかった・・・!」

 

二人の後ろにはまるで中世の貴族のような姿をした男が立っており

その気配の無さと本人が醸し出す胡散臭さが警戒するのに十分な理由だった

 

「えっと・・・とりあえずアナタは?」

 

『私の名はアルセーヌガンダムX・・・世界一のトレジャーハンターさ』

 

「トレジャーハンター・・・確かにハロの情報を知ってそうね」

 

『ハロ・・・この世界に五つしかないと言われている伝説にして究極の秘宝・・・

 トレジャーハンターとしては是非とも拝みたい物だね・・・』

 

「そのハロなんですけど・・・どこにあるのか知ってますか?」

 

『それならこの先にある博物館に展示されているよ?』

 

「「嘘でしょ!?」」

 

まさか二人の探している物がそんな場所にあるとは思っておらず

そんな探す必要なんてなかったじゃないかと何やらすごく疲れた顔をしていた

しかしアルセーヌガンダムXはそんな二人に残念な話をする

 

『確かに展示されてはいるが別に手に入るわけではない

 だがもしも欲しいというのならば・・・私も協力しよう』

 

「・・・名前から想像していたんですけど・・・

 もしかしてアルセーヌさんって怪盗なんですか?」

 

『怪盗ではないよ・・・トレジャーハンターだ!』

 

(胡散臭い・・・)

 

「・・・とりあえずはこの人に協力するわよ・・・信用出来ないけど」

 

とりあえずは彼に協力しようと考えた二人はアルセーヌガンダムXの後をついていく

彼は見事な手際で様々な罠や扉を開けていき

あっという間にハロのある場所まで辿り着いた

 

「・・・マジで手際だけは本物だな・・・

 それにしても・・・なんかここに展示されている品って

 珍しい物が多いけど・・・それにしては使用されていた形跡があるな?」

 

『ほう?気づいたかい?実はここに展示されている品のほとんどは

 元々、持ち主が居たんだけど悪どい方法で入手されてしまった物なんだ』

 

「えっ!?それって普通に犯罪じゃないですか!?良いんですか!?」

 

『もちろんダメだ・・・だからこそここの展示物達は皆、涙を流している・・・!

 私はそれが・・・とても我慢ならないのさ・・・!』

 

この瞬間に二人はアルセーヌガンダムXと言う男がどういう人間なのかを理解した

彼は世間からどんな風に思われようと宝と呼ばれる物を大事にしようとする人なのだ

そしてその宝とは最も輝くべき場所で輝いていて欲しいとも・・・

 

『とにかくハロは手に入れたし・・・ここから脱出しようか』

 

「いや警報なってますけど!?てかいつの間に取ったんですか!?」

 

そんな事を考えている間にいつの間にかアルセーヌガンダムXはハロを手にしており

しかも先ほどとは違って無理やり手に入れたのか警報が鳴り響いていた

もちろんそれで警察がやってこないわけもなくすごい勢いで取り囲まれてしまった

 

「どうするんですか!?どう考えても絶対絶命じゃないですか!?」

 

『問題ない・・・今宵は月が出ているからね・・・!』

 

「それ何の理由にもなってないけど!?って・・・この地震は・・・!!」

 

地鳴りが聞こえてくるとなんと先ほどまで博物館に飾られていた巨大な像が動き出し

スペリオル達を助けるかのように手を伸ばしてそのまま三人は博物館から脱出

更には博物館に展示されていた品々を元の場所へと戻してしまった

 

(スゲェ・・・!これがアルセーヌガンダムXか・・・!)

 

『これで私の仕事は終わりだ・・・ハロは君達に託そう』

 

「ありがとう!・・・ってこれは!?」

 

ハロを受け取ったサリーは急に光を放ち始めてその装備が変わっていた

 

ユニーク装備・怪盗シリーズ

 

Gコン

STR+150 INT+200 DEX+250

[マルチツール]

 

怪盗のモノクル

DEX+150

[トレジャーマスター][トラップマスター]

 

怪盗の白シルクハット

DEX+200 AGI+150

[万能アイテム袋]

 

怪盗の白タキシード

VIT+100 DEX+250 AGI+200

[ルナ・リフレクターユニット]

 

怪盗の白マント

VIT+100 DEX+150 AGI+100

 

マルチツール

用途に合わせて

『ドリル』『ムチ』『マジックハンド』『ビームライフル』

の四つに形態を変化させる事が出来る

 

トレジャーマスター

100メートルほどのアイテムや宝箱をミニマップに表示させる

また宝箱の鍵を解除する事も可能

 

トラップマスター

目視出来る罠を発見し解除する事も出来る

 

万能アイテム袋

インベントリとは別に百個ほどのアイテムを入れられる

 

ルナ・リフレクターユニット

展開する事で空を飛ぶ事が可能になる

 

 

「・・・なんか怪盗と言うよりは魔法少女って感じだな?」

 

「・・・うるさいわね・・・///」

 

今のサリーの格好はどこかの女児向けアニメに出てきそうなヒロインであり

それを本人も自覚しているのかとても恥ずかしそうにしていた

 

『それは私からの一人前と認めた証拠だ

 残りのハロも頑張って探し出してくれ』

 

「「はい!」」

 

 

 

 

 

一方その頃、運営側では・・・・・

 

「スペリオル達がハロ探しを始めたみたいだな・・・」

 

「ああ・・・あの俺達が考えた地獄の最高難易度クエストか」

 

「・・・作っておいて何だけどさ・・・本当にクリア出来るのか?あれ」

 

「・・・なんだかんだでアイツらならクリアしそうな気がする・・・」

 

「「「「「そうだな〜・・・」」」」」

 

もはや胃痛を通り越して悟りを開き始めている運営陣であった




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