守護天使シリーズが進化した後
スペリオルは再びハロの情報を探そうとした時だった
公式からメッセージが届きそれを確認すると
そこにはマップに目印だけが書かれており
何故か文字は書かれていない謎のメッセージが届いた
「・・・一応は公式からのメッセージだよな?
だとしたら行っても問題はないかな?」
スペリオルはそのままマップに書かれた場所に向かう事にした
するとそこには何やら神殿があり
そこに立つと見慣れた場所に飛ばされていた
「ここは・・・確か前にエルガイヤーを貰った・・・」
『・・・よく来たな・・・戦士よ・・・』
「アンタは・・・確か薔薇騎士か・・・」
そこに居たのはかつてエルガイヤーをくれた薔薇騎士だったが
何やら様子がおかしくスペリオルは何があったのだろうと思っていると
『君はかつて倒した・・・ジークジオンという怪物を覚えているか?』
「ジークジオン?ああ・・・そう言えばそんな奴も倒したな」
そう・・・かつてジークジオンと呼ばれる怪物
それを戦うクエストがありスペリオルはそこで
金色の神であるスペリオルドラゴンへと進化を果たした
それが一体、何の関係があるのだろうと思っていると
『実はそのジークジオンの怨念が出現するようになった・・・
そして今・・・その怪物はとあるエリアで暴れ続けている』
「マジか・・・手応えがあったから倒したと思ったんだけど・・・
まぁ運営が復活させたんだろうな〜・・・てかボスの使い回しって・・・」
『そこで・・・君に討伐してもらおうと思ってここに君を呼んだのだ』
「そうは言われてもな〜・・・今はあれを使えないんだよな〜・・・」
金色の神はその強すぎるスキル故に制限もかなり厳しくなっている
特にインターバルに関してはとても長く前のクエストで使ってしまい
今のスペリオルは金色の神を発動する事は出来なかった
『安心したまえ・・・その為にとある物を用意させて貰った』
「とある物?」
『ああ・・・今からその場所に案内する・・・ついてきたまえ』
薔薇騎士はそう言ってスタスタと歩いて行ってしまい
スペリオルは急いでその跡をついていくと倉庫のような場所に辿り着いた
そして薔薇騎士が何かの端末を操作すると扉が開かれていき
そこから現れたのはエルガイヤーによく似た白い機甲神が立っていた
『これは月の機甲神・・・アルテイヤー・・・
かつての戦闘で大破してしまい長らく修理を続けていたが
つい先日、ようやく修理が終わってな・・・これを君に渡そうと思っていたんだ』
「アルテイヤー・・・これも同じ機甲神って事は・・・」
『そうだ・・・このアルテイヤーが合体する事で
ガンジェネシスは初めて本来の力を発揮する
その力ならばジークジオンの怨念も消滅させる事が出来るだろう』
「ガンジェネシス本来の力・・・!」
ただでさえボス戦では最強の力を誇るガンジェネシスだったが
なんと薔薇騎士の話ではその力はまだ全力ではなかったらしい
しかしこのアルテイヤーが合体すればガンジェネシスは本来の姿となり
その力ならばあのジークジオンを倒せると彼は考えていたようだ
『さぁ・・・今こそ本当の輝光合身をするんだ!』
「ああ!エルガイヤー!輝光合身!」
スペリオルはエルガイヤーを召喚し輝光合身と叫ぶと
他の五体の機甲神が召喚されそれに応えるようにアルテイヤーも飛んでいく
そしてそれぞれが各部位へと変形、合体し
最後にアルテイヤーが背中に装着され大きな翼となる
「これが本当のガンジェネシス・・・!
確かに見た目だけじゃなくパワーも凄い上がっている・・・!」
『今のガンジェネシスならば光を超えた速度を出せるだろう
ジークジオンはこの場所で今も暴れているらしい行って来てくれ』
「ああ・・・!こいつで最後の決着をつけてくるぜ・・・!」
そのままスペリオルは薔薇騎士が記した場所へと向かった
その後ろ姿を見ながら薔薇騎士はかつていた弟の姿を思い出していた
『どコだァァァアア!?どコにイるぅぅぅうう!!??』
「うわぁ・・・めちゃくちゃ暴れてるじゃん・・・
もうあれは理性とかない感じだな・・・」
完全に理性を無くしモンスターとなっていたジークジオンは
もはや目につくものを壊すだけの存在となっており
おそらくその恨みを向けている相手は間違いなくスペリオルだろう
「おい!お前の探している相手はここにいるぞ!?」
『見つケたぁぁぁああ!!見つケたゾぉぉぉおお!!
貴様だけハここデ殺しテやルゥゥゥウウ!!』
「本当に何の理性もない怪物になってるな・・・!
だったらここで俺が引導を渡してやる!」
本来の姿となったガンジェネシスはまるで太陽のような輝きを放つと
その輝きがジェネシスブレードへと集まっていく
そしてその輝きはモンスターとなったジークジオンの体を溶かしていく
『ナンダこの光ハ!?我が体がトケテいくダトぉぉぉおお!!??』
「消え去れぇぇぇええ!!」
『がァァァアア!!??』
ジェネシスブレードの一撃を受けたジークジオンは
そのまま光に飲み込まれて消滅しもはや怨念の欠片すらも残っていなかった
スペリオルはもう二度と復活しない事を祈りながらその最後を見届けたのだった