スペリオルがジークジオンの怨念を倒し終えた翌日
サリー、カナデ、クロム、マイ、ユイの五人に
謎のメッセージが届きみんな同じ場所が示されていた
しかもその場所は前にも五人が行った場所だった
「・・・まさかまたここに来る事になるなんてね・・・」
五人がやって来ていたのは
かつて伝説の武具についてを教えてくれた木の精霊の場所だった
『よくぞ来てくれた・・・実はお主達にとある話があってな・・・』
「話って一体何なの?」
『実はオズワルドと呼ばれる集団が突如として現れてのう・・・
その者達がこの森に対して侵攻を始めたのじゃ・・・』
「オズワルド・・・確か前にもあった事があるかも・・・
そうか・・・あの時、スペリオルが戦っていた仮面の騎士だ!」
「スペリオルが戦った事のある相手か・・・
それを聞いたらなんか戦い気が失せるな・・・」
「でも気になる相手ではあるよね?
とりあえずは偵察だけはしに行ったほうがいいんじゃないかな?」
カナデの提案でサリー達は偵察だけをしに向かう事にした
するとそこにはかつてサリーも見た事のある機兵の姿があった
しかしその機兵の横に立っている男だけは見た事がなかった
「あの仮面の騎士じゃない・・・一体何者?」
「よく分からないが・・・
とにかくあいつらのリーダーである事だけは間違いないな
どうする?間違いなく戦いになったら機兵戦になるぞ?」
「「それじゃあ私達が先に行きます!轟機兵!!」」
「僕も行ってこようかな?冥機兵!」
マイ、ユイそしてカナデの三人は機兵を召喚して彼らの目の前に立ったが
何故か男は慌てる様子はなくかなり冷静な顔をしていた
三人はどうしてなのだろうと思っていると突如、横から攻撃された
『トレーズ様を傷つける者は誰であろうとも許さない!』
『私達、双騎士レディ姉妹が貴方達のお相手をしてあげましょう・・・!』
「アレって前にスペリオルが破壊したはずの機兵!?
なんでアレがまたここにいるのよ!?」
「それは分からんが完全に三人は足止めされちまったな
どうする?ここで撤退するか?それとも俺達であいつの相手をするか?」
確かに今回の目的はあくまでの偵察なので戦う意味などない
しかしまだ彼の実力を見たわけではないので出来れば戦いたいと考えていた
そしてサリーが下した決断は・・・戦う事だった
「ここは戦おう・・・!相手の実力は把握しておかないと・・・!斬機兵!」
「それじゃあ俺も召喚させてもらうとしよう・・・!咬機兵!」
サリーとクロムはそれぞれ機兵を召喚して男の前に降り立つと
男は例の機兵に乗り込んでまるで中世の騎士かのように槍を構える
『私の名はトレーズ・・・そしてこれが私の愛機・エレガントールギス・・・
以後、見知りおいてもらおう』
「敵を相手に名前を名乗るなんて・・・随分と礼儀正しいんだな・・・」
『決闘の前に名を名乗るのは騎士として当然の事・・・
では始めさせてもらおう・・・私達の決闘を・・・!』
「なんか感覚が狂いそうになるけど勝負は勝負!」
サリーは速攻でエレガントールギスに突っ込んでいくが
まるでトレーズはダンスでも踊るかのように華麗な動きで攻撃を躱していく
それを見かねたクロムも一緒に攻撃を始めるのだが
二対一でもトレーズは全く苦ともせずに二人を圧倒する
(この男・・・!本当に只者じゃない・・・!
下手したらスペリオルが戦った仮面の騎士よりも強いかも・・・!)
『どうしたのかね?まさかその程度で私の命を狙っていたわけではあるまい?
だが・・・私もそこまで暇ではないのでね・・・一気に決めさせてもらおう・・・!』
「!?」
エレガントールギスは急に速度を上げて二人を攻撃してくる
もはやその動きは目で捉える事が出来ず二体の機兵はボロボロになっていく
そしてもはや完璧に立てなくなるほどのダメージを受けた機兵は消えてしまい
残されたのはサリー、クロムはエレガントールギスの前に放り出されるが
何故かトレーズは追撃してこようとはしてこなかった
『もはや勝負はついたようだ・・・レディ・・・君達も撤退したまえ』
『『はっ!』』
気がつけばマイ、ユイ、カナデの方も機兵がボロボロにやられており
デスこそしていないが完全に自分達の敗北だとサリー達に語っていた
そしてそのままトレーズ達はその場と後にし
残されたサリー達はボロボロになった機兵を見ていた
「ここまでボロボロにやられるとはな・・・
こりゃあこのクエストはもう続けられないかもな・・・」
「いや・・・もしかしたらこれ自体がイベントなのかもしれないよ?
そうでなければ僕達を見逃す理由が彼らにはないからね」
「って事はもしかしてこの後で何か来るんですか?」
そんな風に考えているといつの間にかボロボロになった機兵の前に
四人の老人が立っており何やら色々と調べている様子だった
『おぉ・・・随分と派手にやられたものじゃのう・・・
まぁ相手があのオズワルドならば仕方のない事か・・・』
「爺さん達・・・もしかしてこれを修理出来るのか?」
『残念じゃがここまでボロボロになっておっては修理は出来ん・・・
じゃが・・・この残骸を使って生まれ変わらせる事は出来るじゃろう・・・』
『ならば君達の面倒は私が見るとしよう・・・』
「!?いつの間に!?」
『私の名は啓示騎士ガンダムエックス・・・
君達を強くする為にやって来た・・・使者だ・・・』