SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回は和服美女が少しだけ登場します


第二回イベント

スペリオルが新しいスキルを獲得して数日が経った後

NWOでは第二回イベントが今、始まろうとしていた

 

『ガオ〜!これよりNWO第二回イベントを開催するドラ〜!

 ルールは簡単で特別なイベントフィールドが期間限定で開かれて

 そこにあるメダルを獲得するだけドラ〜!

 メダルは十枚で好きなスキルか装備と交換する事が出来るドラ〜!

 そしてここからが特別ルール!

 第一回イベントの上位十名は既に金のメダルを獲得しているドラ〜!

 それは一枚で十枚分のメダルとして換算されるけど・・・

 メダルを持ったまま倒されるとドロップしてしまうドラ〜!

 これは金のメダルを持ってない人でも同じだから気をつけてね?

 ダンジョンでメダルを集めるもよし

 フィールドを回って地道にメダルを見つけるもよし

 プレイヤーを倒してメダルを奪うもよしドラ〜!』

 

その言葉を聞いてみんなは一斉に上位に入賞した人物を見るのだが

 

(((((上位三人からメダルを取るとかどんな無理ゲー?)))))

 

彼らは分かっていた・・・金のメダルをとる事がどれだけ難しいのかを・・・

 

『それじゃあカウントダウンを始めるよ〜!

 5・・・4・・・3・・・2・・・・1!行ってらっしゃいドラ〜!』

 

ドラぞうのカウントダウンが終わると

同時にプレイヤーは全員、イベントフィールドに飛ばされていた

 

「・・・ここが俺が始まる場所か・・・周りにプレイヤーはいないみたいだな」

 

そう思いながらスペリオルはとりあえず先に進んでいくと

何やら大きな砂漠地帯に出てきた

 

「・・・何というか・・・随分と広い場所に出たな〜・・・」

 

一応は警戒しながら先に進んでいくと

スペリオルはボスに繋がる転移陣を発見した

 

「・・・始まって早速ボスとか・・・俺の運って一体どうなっているんだ?」

 

思わずぼやいてしまうが

特に行かない理由もなかったのでスペリオルは転移陣の中に入る

するとやはりボス部屋に繋がっていたようで

スペリオルの前には巨大な狸のモンスターがいた

 

「・・・闇皇帝と戦った後からかな〜・・・なんか可愛く見える・・・」

 

これまで本当に怪物という感じのボスとしか戦っていなかったスペリオルは

目の前にいる巨大な狸がボスとはとても思えないという顔をしていた

しかしそんな事を考えている間に狸は攻撃を仕掛けてきた

懐にある袋から葉っぱを取り出してそれを上空に投げると

それが急に鉄球へと姿を変えてスペリオルに降り注いでいく

 

「生憎だがそんな攻撃は通用しないぜ?武化舞可の鎧甲!」

 

『スキル:武化舞可の鎧甲

 能力:VIT+500の武化舞可の鎧甲が装備できる

    他の武化舞可とは重複しない

 取得条件:闇皇帝を倒す』

 

スペリオルは武化舞可の鎧甲を装備すると

その鉄球をノーダメージで受け切ってしまう

 

「そんな簡単にやられるわけないだろ?武化舞可の俊脚!」

 

『スキル:武化舞可の俊脚

 能力:AGI+500の武化舞可の俊脚が装備できる

    他の武化舞可とは重複しない

 取得条件:闇皇帝を倒す』

 

スペリオルは武化舞可の鎧甲を外すと今度は足に武化舞可の俊脚を装備する

そしてその圧倒的なスピードで狸の懐に入り込んだ

 

「至近距離でこいつを受け切れるか!?武化舞可の大砲!」

 

『スキル:武化舞可の大砲

 能力:INT+500の武化舞可の大砲が装備できる

    他の武化舞可とは重複しない

 取得条件:闇皇帝を倒す』

 

最後は武化舞可の俊脚を外して武化舞可の大砲を背中に装備し

至近距離から放つとその圧倒的な威力に狸のHPは耐えきれずそのまま消滅した

 

「ふぅ・・・やっぱりあいつらが強すぎたな〜・・・

 なんというか・・・狸には悪いけど手応えがなかったわ・・・」

 

少しだけ申し訳ない気持ちになりながらスペリオルは宝箱を開けにいく

中にはメダルが二枚とスキルの巻物が入れられていた

 

「スキルの巻物か・・・一体どんなスキルなんだ?」

 

スペリオルはそのスキルの中身を確認したのだが

同時に自分に使えない物だと判断した

 

「これは確実に生産職向けのスキルだな〜・・・

 これが終わった後でイズさんに渡すか・・・」

 

そう考えながらスペリオルは巻物をインベントリにしまって洞窟を後にする

 

「さてと・・・歩いて探すのもアホらしいしこれを使うか・・・武化舞可の天翼!」

 

『スキル:武化舞可の天翼

 能力:武化舞可の天翼が装備でき空を飛ぶ事が出来る

    他の武化舞可とは重複しない

 取得条件:闇皇帝を倒す』

 

スペリオルは武化舞可の天翼を装備して

空を飛びながら周りを探してみる事にした

すると明らかに不自然な看板の立っている巨大な湖を発見してしまった

 

「うわ〜・・・明らかにってやつじゃん・・・

 とりあえずは降りて看板を見てみるか・・・」

 

地上に降りたスペリオルはその看板に書かれている事を読んだのだが

どうやらこの湖にはとある姫の簪が沈んでいるという事が書かれていた

 

「ここにきてまさかの釣りかよ・・・こういう時はもちろん、武化舞可の覇兜!」

 

『スキル:武化舞可の覇兜

 能力:DEX+500の武化舞可の覇兜が装備できる

    他の武化舞可とは重複しない

 取得条件:闇皇帝を倒す』

 

武化舞可の天翼を外し

今度は武化舞可の覇兜を装備したスペリオルは

そのまま竿を取り出して釣りを始める

 

「・・・なんというか・・・すごく地味な気がする・・・」

 

確かにこのイベントが始まってまだ数時間しか経っていないのだが

明らかに今のスペリオルの姿は一番地味だと言っても過言ではなかった

そんな事を考えているとどうやら当たりが来たようで竿を退いてみると

明らかに湖にはいないであろう巨大な魚が釣り上げられてしまった

しかもその巨大な魚は大きく口を開いてスペリオルを飲み込もうとしていた

 

「ふざけんなぁぁあぁあ!!武化舞可の號刀!!」

 

間一髪で反応したスペリオルは

武化舞可の號刀を呼び出して魚を真っ二つにすると

その体の中からおそらく看板に書いていたであろう簪が出てきた

 

「これが例の簪か・・・どんな効果があるんだ?」

 

銀の簪

DEX+10

バッドステータスを25%の確率で防ぐ

 

「・・・これ・・・俺にとっては別に嬉しくない装備だな・・・」

 

生憎とスペリオルは別にバッドステータスをそこまで受ける事はないので

残念ながらというべきなのかこの簪はとっても意味がないものだった

 

「どうしたもんか・・・イズさんにあげても喜ばないだろうし・・・」

 

「ちっちょっとすまない!」

 

「ん?」

 

スペリオルは声をかけられて後ろを振り返ると

そこには和装に黒髪の刀を携えた美女がいた

 

「えっと・・・どちら様ですか?」

 

「私の名はカスミ・・・それよりもその簪・・・

 このメダルと交換してもらえないだろうか・・・!」

 

そう言ってカスミは自分の持っているメダルを二枚見せてくれるのだが

正直な話、スペリオルはメダルも装備もどちらも要らなかったので

 

「いやメダルは要らないですし欲しいのなら簪も差し上げますよ」

 

「なっ!?流石にタダではもらえない!それでは君の努力が無駄になってしまう!」

 

「いや別にそこまで努力してないんですけど・・・それに本当にいいんですよ

 メダルは自分で探したりしてちゃんと獲得したんで・・・

 どうしてもタダが嫌だというのなら

 今度、俺が困っていた時に助けてもらうという事で」

 

「・・・分かった・・・そこまで言うのならば・・・

 これは貸し一つとしてありがたく受け取らせてもらう」

 

カスミは不服そうな顔をしていたがスペリオルの提案にとりあえずは納得し

銀の簪を受け取ってスペリオルとフレンド登録しその場を後にした

 

「さてと・・・それじゃあ俺もメダルを探しにいくとしますか・・・」




次回は少しだけお休みさせてもらいます
SDガンダム系の装備、スキル案を募集してます興味のある方はこちらを見てください
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