SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はイズ、クロムの回です
それと土、日の更新は予定があるのでお休みします


海に眠りし財宝

それはとある日の事

珍しくイズとクロムのペアで素材を取りに海まで来ていた時だった

 

「・・・そういえばこの辺にも海賊の残した財宝の情報があったよな?」

 

「言われてみればそうね・・・

 もしかして例のハロと何か関連があるのかしら?」

 

そう・・・実は彼らの来ていた海にも海賊の伝説が残されており

もしかしたら例のハロが眠っているかもしれないと思い

二人はその周辺で財宝についての情報を調べて回る事にした

 

「なるほどね・・・確かにここには財宝が眠っているみたいだけど

 どうやらその財宝・・・かなりのいわくがあるみたいよ?」

 

「いわくつきの代物か・・・なんか当たりそうな気はするが

 ここで手を出していいのかどうかと言われると迷うな・・・」

 

近くにあった古くもはや誰も住んでいない漁村に一つの本があった

それにはとある海賊についてが記されていたのだが

同時にそれは財宝が呪われていると言う事の証明でもあった

その書物によれば昔、とある女海賊が伝説の財宝を手にした

しかしその財宝を手にした瞬間、まるでそれに取り憑かれたかのように

船員達はその財宝を求めて殺し合いを始めてしまい

最初に財宝を手にした彼女だけが生き残った

そして死んだ今でもその怨念だけが残っており財宝を守っているらしいとの事

 

「う〜ん・・・話を聞く限りだと混乱系のデバフが掛かったって事なのか?

 いやそんな単純な話じゃないんだろうが・・・同士討ちは流石に不味いだろ・・・」

 

「そうね・・・それに財宝は深海に眠っているみたいだし

 どちらにしてもそれなりの準備をしてからじゃないと無理かもしれないわね・・・」

 

二人はその情報を頼りに今日は素材集めだけを行なって

別の日にちゃんと準備をしてからその財宝を取りに向かう事にした

 

 

 

そして数日後、二人は再び例の海までやってきていた

 

「とりあえずこれを使えば水中の中でも活動する事が出来るようになるわ

 それでこっちが混乱系のデバフを無効化してくれるポーションね?」

 

「サンキュ。あとはコレがちゃんと効く事を祈るだけか」

 

「それだけじゃないわよ?前にも話したけど番人として女海賊の亡霊がいるんだから」

 

そう・・・イズの言う通り警戒するべきは財宝の呪いだけではなく

その呪いに囚われたままになっているその女海賊の亡霊にも警戒しなくてはならない

それを理解した二人は水中で活動出来るポーションを飲んでから海の中へと入る

しばらく潜っていると深海に洞窟のようなものを発見し二人はそこへ向かう

そして中に入るとそこには空気が通っているようで

息をしても大丈夫だと判断し一息つく事にした

 

「流石にここでは息が出来るみたいだな・・・

 まぁボス戦で制限時間があるとか俺みたいな盾使いには笑えないからな」

 

「あら?サリーちゃんは最初のボス戦で水中戦を経験したらしいわよ?」

 

「やっぱりあいつも十分に異常な部類だろ・・・」

 

改めて自分はとんでもない仲間がいるギルドにいるんだと再確認したクロム

その様子を見てイズが少しだけ笑っているとそこへ怪しげな瘴気が流れてくる

二人はすぐにそれに気がついて先ほど用意していたポーションを飲む

 

「・・・どうやら混乱はしないみたいだな・・・」

 

「そうね・・・後はこの瘴気が出ている場所に向かうだけだけど・・・」

 

「ああ・・・間違いなくボス戦になるだろうな・・・」

 

二人はおそらく苦戦するであろうとボス戦を覚悟をしながら先に進んでいく

すると奥には大量の財宝が置かれた空間があり中心にオレンジのハロが置かれていた

しかしそのハロの後ろには何か邪悪なオーラのようなものが漂っており

徐々にそれが形になっていくと異形な怪物へと姿を変えた

 

『ヤラヌ・・・!ワタシノ財宝・・・!誰ニモ渡スモノカァァァアア!!』

 

「どうやらこいつが例の怨念って奴か!ネクロ!アーマード!」

 

「フェイ!アイテム強化!それっ!」

 

イズは強化されたグレネードで牽制攻撃を行い

その間にクロムが近づいて攻撃を当てようとするが

相手の体が霧状になってしまい当たり判定がなかった

 

「マジかよ・・・コレだからゴースト系のモンスターは苦手なんだ」

 

「だったら光属性のグレネードならどうかしら!?」

 

『ギャァァァアア!!』

 

物理的な攻撃やその他の属性攻撃は効かないと判断し

イズはゴースト系が苦手としている光属性のグレネードを投擲する

すると先ほどまで霧状に変化していた相手の体が実体化し始める

 

「これなら攻撃が通る!シールドバッシュ!!」

 

「ついでにこれもおまけよ!」

 

『ソンナ・・・!私ノ財宝ガァァァアア!!??』

 

もはや実体化してしまった怪物に恐るものなど何もなく

クロムとイズの同時攻撃によってモンスターは消滅してしまった

 

『ダ〜ハッハッハッ!見事に試練をクリアしたか!見事見事!』

 

『まぁ?コレくらいはしてくれないとこっちとしても張り合いがないじゃね〜の?」

 

「っ!?誰だ!?」

 

突如として声が響いてきてクロムはどこから聞こえているのかと思うと

急にハロの目の前に二人の男が姿を現した

 

『ワシの名は世界一の大海賊!ベンジャミンV2ガンダムじゃ!』

 

『俺様は世界一の操舵士と言われているエドワードセカンドVだ

 それじゃあまぁ・・・堅苦しいのは苦手だしとっとと渡すもん渡しちまおうぜ』

 

そう言って二人が手を翳すとクロムとイズの装備が変わっていた

クロムはベンジャミンを意識した大海賊シリーズ装備

イズはエドワードを意識した爆撃海賊シリーズ装備になっており

それを見た二人はとても満足そうな笑みを浮かべていた

 

『うむ!流石はワシらをモチーフにしているだけはあるな!

 それではこの友情を司るハロを授けるとしよう!』

 

『それじゃあ世界を救う為に頑張ってくれればいいんじゃね〜の?』

 

そう言い残して二人は消えていってしまい

イズとクロムは友情のハロを手にしたのだった

 

 

 

 

『・・・もうすぐ黒き月が落ちてくる・・・

 残されたハロは後一つ・・・果たして救世主は現れるのでしょうか・・・』




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