SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はスペリオル回です!


八紘の陣

それはとある日の事、スペリオルの耳にとある情報が入ってきた

それはとても珍しい綺麗な鳥型のモンスターが現れたと言うものだった

一目でいいから見たいと思った彼は情報のあった場所に向かったのだが

そこには何もなくあったのは不思議な祠だけだった

 

「コレ・・・前にも見た事があるな・・・

 そうか!コレって武化舞可達を手に入れたあそこに似ているのか!

 ・・・えっ?って事はもしかして・・・ここにも何か・・・」

 

『残念だけどここに眠っているのは闇皇帝じゃないよ』

 

「えっ?」

 

突如として声が聞こえてきて振り返ると

そこには四人の豪華な鎧を纏った侍の姿があった

 

「・・・えっと・・・誰?」

 

『ワシらはかつて頑駄無大将軍と呼ばれていた存在じゃよ』

 

「将軍!?しかもそれが四人も・・・って事はこの祠って・・・」

 

『その通り・・・ワシらを祀った祠じゃよ

 そして・・・ここには将軍の証が眠っておる』

 

「将軍の・・・証・・・

 なんでそんな大切な事を俺に教えてくれるんですか?」

 

確かにスペリオルの考えている通り

普通ならばこんな大切な事を教えるわけはないだろう

しかし彼らがこの重要な事実を教える事情が存在していた

 

『実はな・・・闇皇帝すらも超える邪悪なる存在・・・

 その名も闇邪神が目覚めようとしておるのじゃ・・・』

 

「闇邪神・・・名前からしてヤバそうなんだけど・・・」

 

『闇邪神は闇皇帝すらも超える力を持っており・・・

 その邪悪なる力で様々な者を洗脳し己の尖兵とする・・・

 その依代となろうとしているのが・・・カピターン卿と呼ばれる男だ』

 

『そして・・・闇邪神に対抗できる力はたった一つだけしかない・・・

 それが将軍の証にして武化舞可を束ねる力・・・結晶鳳凰の力だ・・・!』

 

「結晶鳳凰・・・もしかして例の鳥型モンスターはそれか・・・

 それで?どうすればその人に認めてもらえるんだ?」

 

『フッ・・・彼ならばすでに君の事を認めているよ

 後は君がこの中にある証を手にするだけさ』

 

そう告げると四人の将軍は聖なる光を祠に注ぎ込む

すると中から額に緑色の結晶が付いた鳳凰が姿を現し

まるでスペリオルの姿を見て安心したかのような顔を浮かべながら

彼の手に収まり光となってその体に入っていく

 

『スキル:八紘の陣を取得しました』

 

八紘の陣

全ての武化舞可を装備する事ができ更にステータスを二倍にする

効果時間は十分 使用回数は三日に一回

 

 

「・・・またなんかとんでもないスキルを手に入れたんですけど・・・

 まぁとりあえずはありがたく受け取るとして・・・」

 

『うむ・・・カピターン卿はおそらく結晶鳳凰の力を感じ取って

 こちらへと向かって来ているはずじゃ・・・気をつけるのじゃぞ・・・』

 

そう言い残して歴代の将軍達は消えていってしまい

残されたスペリオルは相手が来るまで待っていると

奥からとてつもなく巨大な何かが近づいているのが見えた

 

「おいおい・・・!敵が来るのは知ってたけど

 要塞ごと来るなんて聞いてないんですけど!?」

 

なんと相手はまさかの巨大移動要塞に乗ってこちらに向かって来ており

流石のスペリオルも驚きを隠せなかったがすぐさま冷静に頭を回転させる

 

(このままこっちにあれが向かってきたら普通に殺される!

 なら・・・まずはどうにかしてアレの動きを止めるのが先だ!)

 

「烈火大鋼!!」

 

スペリオルはその身を大鋼と融合させて巨人に変わると

そのままこちらに突っ込んでくる要塞を受け止めようとする

しかしそのパワーはあまりにも強く徐々にスペリオルが押されていた

 

『ぐっ!?なんてパワーだよ・・・!?

 こっちが必死に抑えようとしているのに・・・!

 でも・・・これくらいで負けてられるかぁぁぁああ!!』

 

決死の力を振り絞りスペリオルは一気に要塞を持ち上げると

そのまま要塞はひっくり返り動きは完全に止まった

それと同時に力を使い果たしたかのようにスペリオルも元の姿に戻り

地面に座り込んでいるがまだ戦いは始まってすらいなかった

機能を停止したはずの要塞から何者かが出てくると

その体から禍々しいまでのオーラを放っており

すぐにスペリオルはその人物がカピターン卿だと理解した

 

『ほう?まさか我が要塞・亜怒羅巣低阿を止めるとはな・・・

 確かにその力、認めてやらん事もない・・・だが・・・!』

 

「!?」

 

禍々しいオーラがカピターン卿の全身から放たれ

そのオーラが晴れていくと彼の姿が禍々しいものへと変貌していた

 

『我が闇の力の前ではたとえどんな光であろうとも無力なり・・・!

 それを貴様にも教えてやろう・・・!』

 

「・・・悪いがたとえお前の闇がどんなに強力だったとしても・・・

 俺の光を消すことなんて出来やしない・・・それをお前に教えてやる!

 これが俺の光だ!八紘の陣!!」

 

スペリオルがスキルを唱えると結晶鳳凰が姿を現し

それに呼応するかのように武化舞可達が召喚されスペリオルに装備されていく

そして最後に兜の額部分に結晶鳳凰が合体しスペリオルは烈火大将軍となった

 

『バカな!?なんだこの光は!?我の闇を越えるほどの光などあるはずがない!!』

 

「お前みたいに人の体を借りて悪事をするような奴の闇なんてたかが知れてるんだよ!」

 

『黙れぇぇぇええ!!』

 

カピターン卿は逆上してその目から光線を放つが

今のスペリオルにはそんなものは通用せず

彼はモノともしないで突き進むながら號刀を抜く

 

『来るな・・・!来るな来るなクルナァァァアア!!』

 

「これで終わりだ!覚刀奥義! 大魂斬りぃぃぃいい!!」

 

『ギャァァァアアァアア!!??』

 

全身から光を放ちそのエネルギーを刀身に込めた一撃は

見事、カピターン卿を捉え彼に取り憑いていた闇邪神の魂だけを切り裂いた

残されたカピターン卿は元の姿へと戻り穏やかな顔で眠っている

 

「はぁ・・・終わったぁぁぁぁぁ・・・ん?」

 

スペリオルはコレで一件落着だと思いながら

先ほど自分が斬撃を放った場所を見つめてしまう

そして彼は気がついてしまった・・・

自分が斬ったのは闇邪神の魂だけではなかったという事を・・・

 

「・・・流石にこの威力は予想外だったわ〜・・・」

 

なんと彼の斬撃が放った後は綺麗なまでに天まで真っ二つになっており

流石のスペリオルもこの威力にはドン引きだった

 

 

 

 

 

一方その頃、運営側では・・・・・

 

「ちくしょぉぉぉおお!!やっぱりあいつやりやがったぁぁぁああ!!」

 

「天まで真っ二つにするとかどんな剣豪でも無理だろ普通・・・

 てかそんなスキルにした覚えがないんだけど・・・」

 

「って事は元のステータスが更に強化された事で

 ゲームの処理ではあれぐらいの威力になったって事か・・・」

 

「・・・それ・・・もうスペリオルがバグみたいな存在って言ってね?」

 

「いや・・・もはやバグとか生やさしい話じゃないだろ・・・」

 

「とにかく急いで復旧作業だぁぁぁああ!!

 今日は寝られないと思って覚悟しろぉぉぉおお!!」

 

『イィィィヤァァァアア!!』




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