SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はカスミ、マイ、ユイの三人がメインです!


全てを欲する武者

とある日の事、街で散策をしていたカスミはとある噂を耳にした

それはこのフィールドのどこかに今は亡き伝説の刀鍛冶・マゴハチ

その男が打ったとされる刀が眠っているとの情報を聞きつけた

もちろん刀が大好きな彼女がそれに惹かれないわけもなく

ギルドに残っていたマイ、ユイの二人を連れて刀が眠る場所へと向かった

 

「・・・これは・・・まるで本能寺のようだな・・・」

 

「凄いですね・・・本当に歴史上の建物みたいです・・・!」

 

三人が辿り着いたのは本能寺の変を再現したような建物であり

どうやら情報ではここに伝説の刀が眠っているらしい

三人は城の中へと入っていくとそこは完全に焼け落ちており

ゆっくりと進まなければ崩落の危険性がそこにはあった

そしてしばらく歩いていると奥には一本の刀が突き刺さっていた

カスミはすぐにそれこそがマゴハチの作り出した名刀だと理解したが

同じくそれが普通の刀ではない事も察していた

 

「?どうしたんですか?アレを手に入れに来たんじゃ・・・」

 

「迂闊に近づかない方がいい・・・アレは妖刀だ・・・!」

 

『ほう?一眼見ただけでこの刀の妖気に気づくとは・・・

 どうやらよほどの手練れがやってきたようだな・・・面白い・・・!』

 

「「「!??」」」

 

突如として声が聞こえてきたかと思うと

突き刺さっている妖刀の隣に黒いモヤのようなものが現れると

そこから何やら禍々しいオーラを纏った武将が姿を現した

 

『我が名は信長ガンダムエピオン・・・!

 そしてこれは我が愛刀・・・へし切り長谷部!

 この刀が欲しいというのならば・・・力づくで奪ってみせろ・・・!』

 

どうやら刀を手に入れるには信長を倒すしかないようなのだが

彼がそう告げた瞬間に禍々しい面が彼の顔に装着されると同時に

へし切り長谷部に信長の禍々しいオーラは取り憑いていき

それが具現化して尋常ではない刃へとその姿を変えていた

その姿を見て三人は戦う以外の選択肢はないと判断する

 

「どうやら戦うしかないようだな・・・!二人とも!頼む!」

 

「「はい!!」」

 

『さぁ・・・来るがいい!その力を我に見せてみよ!!』

 

この中で一番の速度を持つカスミが信長に突っ込んでいくが

信長の名は伊達ではなく簡単にカスミの一撃を受け止めていた

しかしこれくらいはやってくるだろうとカスミ達は判断していたのか

受け止められたカスミの後ろからマイとユイの二人が追撃しようとするが

その瞬間、信長の持っていた刀の刀身が伸びて三人を薙ぎ払うように攻撃する

 

「ぐっ!?オーラが具現化されている事もあって刀身は無限か・・・!」

 

『その通り・・・!この刀は儂の全てを欲する心が具現化した刃!

 喰らうがいい!絶刀・・・燬灼龍穿!!』

 

「「「キャァァァアア!!??」」」

 

信長の高熱を纏った刃はカスミ達を一撃で薙ぎ払い

彼女達のHPを一気に一割まで持っていった

 

『どうする?まさかここで終わりというわけではあるまい?』

 

「本当に強い・・・!ならばここは・・・!これで戦おう!」

 

カスミは白鳳シリーズへと装備を変更しその刃を構える

その姿を見て信長は少しだけ驚いたような表情を浮かべていた

 

『ほう?あの一撃を受けて尚も儂と刀で勝負するか・・・!

 面白い・・・!ならば再びこの一撃を受けてみるがいい!絶刀・燬灼龍穿!!』

 

「「させません!グランドウォール!!」」

 

『何っ!?』

 

信長が渾身の一撃を放った瞬間

マイとユイの二人が岩の壁を作り出してその一撃を受け止めた

そしてその瞬間を狙っていたかのようにカスミが信長の上空に飛んでおり

そのまま彼女は渾身の一撃を信長に当てる

 

「はぁぁぁああ!凰流爆!!」

 

『グォォォオオ!!??』

 

カスミの一撃を受けた信長は先ほどまで着けていた禍々しい面が砕け散り

それと同時に彼が放っていたオーラも消失し元の姿へと戻った

 

『・・・見事だ・・・まさか儂が負けるとはな・・・

 だがその真っ直ぐ折れぬ心があれば・・・これを託すに値するだろう』

 

「信長殿・・・」

 

『お前達も出てくるがいい・・・見届け人はもう終わりじゃ』

 

『『はっ!』』

 

「「えぇ!?忍者さんも居たんですか!?」」

 

なんと彼らの戦いを見守っていた存在もいたようで

信長の呼びかけに答えて二人の忍びが姿を現した

 

『拙者の名は佐助デルタガンダム。こっちは才蔵デルタカイでござる

 まさか本当に信長様の試練を超える者が現れるとは・・・驚きでござるよ』

 

『うむ・・・だがそれでこそ我らの技を与えるに不足なし・・・

 それぞれ我らの前に近づいてこい』

 

その言葉を聞いて三人はそれぞれ信長達の前に立つと

彼らはその象徴でもある武器を受け渡してくれた

すると彼女らの衣装は変わっていき

カスミは信長をイメージしたユニーク装備・六天魔王シリーズ

マイは佐助をイメージしたユニーク装備・猿飛シリーズ

ユイは才蔵をイメージしたユニーク装備・霧隠シリーズをそれぞれ手に入れた

 

『うむ!すごく似合っているでござるよ!』

 

「しかし・・・本当に良かったのか?この刀は貴方の愛刀なんじゃ・・・」

 

『構わぬ!我が墓石として存在するくらいならば

 その刀は新しき主に預けるのが誉である!

 それに・・・その刀の力をいずれは必要になる時がやってくる』

 

「必要な時・・・もしかして例の滅びの時ですか?」

 

『うむ・・・滅びの時・・・詳しくは知らぬが

 伝承では黒い月がこの地上に降りてきて

 その全てを喰らい尽くすとの事らしい・・・

 そしてそれを止める事が出来るのは五体のハロ』

 

やはり信長も例の滅びのイベントに関わっている人物だったようで

その話を聞いたカスミ達は今の現状を整理し始める

 

「五体のハロ・・・既に四体は集めているが・・・」

 

「残りの一体がまだどこにあるのか分からないんですよね?」

 

『案ずるな・・・残りの一体ならばどこにあるのか知っておる』

 

「本当ですか!?」

 

『ああ・・・残る最後の一体は・・・とある場所に眠っている

 しかし気をつけるがいい・・・そこには宝を守る番人も存在する

 恐ろしく強大な・・・猿の化け物がな・・・!』




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