SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

83 / 98
いよいよ最後のハロが出てくるよ!


大いなる怒り

カスミ達が信長から聞いた情報を頼りに

彼は最後のハロがある場所へと向かっていた

しかもそこには強力な門番すらもいるらしく

警戒しながらもその場所へと向かうと

何故かそこでスペリオルの持っていた龍帝剣が反応していた

 

「なんだ?なんで急に龍帝剣が反応し始めたんだ?」

 

急に龍帝剣が反応して何が起こったのだろうと思っていると

光が放たれて大きな岩がゆっくりと割れて洞窟が出現した

 

「まさか龍帝剣が鍵になってるとは・・・

 って驚いてる場合じゃないよな・・・中に入ってみるか」

 

スペリオルはゆっくりと洞窟の中へと入っていくと

そこには金色の巨大な雲が立ち塞がっており

一体これは何なのだろうと思っているとそこから雄叫びが聞こえてきた

すぐに危険だと判断したスペリオルはその場を離れると

その雲から巨大な猿の怪物が姿を現した

 

「マジで猿の怪物かよ・・・!しかもデケェ・・・!」

 

スペリオルもまさかここまで巨大な怪物が姿を現すとは思っておらず

サイコゴーレムなどを召喚しようかと思ったのだが

そんな物を召喚してしまえば確実に生き埋めになってしまうので

まずはここから脱出しないといけないと考えて洞窟を脱出しようとする

 

『ギャオォォォオオ!!』

 

「早っ!?あの巨体でその速度は詐欺だろ!?

 下手したらサリーとかといい勝負じゃねぇか!?」

 

その後ろを巨大な猿の怪物が凄まじい速度で追ってきており

それを見ていたスペリオルはサリーと良い勝負だと考えていた

しかしそんな事を言っている場合ではなく

まずは目の前にいる怪物を倒さなければいけないと思っていた時だった

 

「!?」

 

再び龍帝剣が光り出すとスペリオルは謎の空間に飛ばされていた

そしてそこには見た事もない青年が緑色のハロを所有しており

その力を使って今、自分が戦っている怪物を倒している光景が映っていた

 

(これは・・・誰かの記憶なのか?だが・・・ヒントは貰った!)

 

「行くぞ龍帝剣!はぁぁぁああ!!」

 

スペリオルが力を溜めていくと彼から緑色のオーラが出始め

そしてそれが徐々に龍の形へと変貌していく

 

「喰らえ!!超絶至極!蒼炎激龍破ぁぁぁぁあああ!!」

 

『グォォォオオォオ!!??』

 

巨大な緑色の龍の形をしたオーラはそのまま猿の怪物へと放たれた

直撃を受けた怪物はその光に飲み込まれていき光が収まると

そこにはボロボロではあるがおそらく猿の怪物の正体だったのであろう子供の姿があった

 

「おいおい・・・こんな子があんな怪物だったって言うのかよ・・・」

 

『いえ・・・この子は怪物などではありませんよ・・・」

 

「っ!?誰だ!?」

 

突如として背後から声が聞こえてきてスペリオルが振り返ると

そこにはまるで僧侶のような高貴な姿をした男が立っていた

いや・・・正確にはその場にいるのではなく立体映像である事はすぐに分かった

 

『初めまして・・・私は三蔵と申します』

 

「三蔵!?それって西遊記に出てくるあの三蔵って事か!?

 それじゃあまさか・・・この大猿になっていた子供って!!」

 

『そのまさかです・・・彼の名前は悟空・・・

 五つのハロと同じくこの星を救う為に必要な存在です』

 

「マジかよ・・・なんか頭が混乱してきた・・・」

 

状況についていけてないスペリオルはとにかく状況を整理する事にした

まずは五つ目のハロを探しにきたのだがいたのは悟空という存在であり

三蔵の話では彼もまたこの世界を救うのに必要な存在だという事

それは理解出来たのだが結局のところ

このクエストは何だったのだろうと思っていた時だった

 

『大丈夫ですよ・・・すでに最後のハロは貴方の手の中にありますから・・・』

 

「えっ?それってどういう・・・!?」

 

スペリオルは三蔵の言っている事が分からず聞き返そうとした瞬間

三度、龍帝剣が輝きを放ち始めて再び彼は謎の空間に飛ばされる

 

『よぉ!悟空の事、元に戻してくれて本当にありがとうな!』

 

「えっと・・・貴方は一体・・・?」

 

『俺は劉備ユニコーンガンダムだ!

 正直な話、俺以外に悟空を止められる人間がいるなんて思ってもいなかったよ!

 でも・・・あいつを止めてくれてよかった・・・!改めて礼を言うぜ!』

 

「はぁ・・・ってそれどころじゃない!

 確か劉備さんは最後のハロを持ってましたよね!?

 そいつが今どこにあるのか教えてもらっても良いですか!?

 どうしてもそれが必要なんです!!」

 

『そんなに慌てなくても大丈夫だよ

 アンタをここに呼んだのはそのハロを渡す為だったんだからさ』

 

そう告げると劉備は自分の後ろについていたハロを手にして

ゆっくりとスペリオルの元に近づいていき彼に手渡した

 

『これで五体のハロが君達の元に集ったけど

 油断しちゃダメだからね?まだ強敵は残っているから』

 

「強敵・・・ですか?」

 

『そう・・・そしてそいつを倒す為には悟空、本来の力が必要なんだ

 そして君なら・・・必ず悟空の力を引き出せると俺は信じてるぜ!』

 

劉備がそう告げると徐々にスペリオルの視界が光に包まれていき

それが晴れていくと彼は元の空間に戻ってきており

その手には劉備から受け取ったハロが収まっていた

 

『・・・これで五つのハロが揃いましたね・・・』

 

「そうらしいけど・・・まだ悟空の事が残ってるんだろ?

 劉備の話ではこいつの力がないと

 今回の事件の黒幕には勝てないって言われたぞ?」

 

『ええ・・・お恥ずかしい話ですがその男はかつての私の同胞であり

 彼と私は意見の相違から対立していました・・・

 ですが・・・今の私にはもう彼を止めるだけの力は残っていません・・・

 救世主よ・・・どうか貴方の力で彼を・・・窮奇を止めてください・・・』

 

そう言い残して三蔵を映し出していた立体映像は消えてしまい

残されたスペリオルは悟空の元へと近づいていくと

彼は最初に入っていた金色の雲の中へと入ってそのまま縮んでしまった

 

『キーアイテム:筋斗雲を入手しました』

 

「・・・これがどんな風に関わってくるのか・・・

 なんか考えただけでも・・・怖くなってくるな〜・・・」

 

 

 

 

 

『いよいよ全てのハロが揃ったか・・・!

 だがもう遅い・・・!滅びの時はもうすぐそこまで迫っている・・・!』




SDガンダム系の装備、スキル案を募集してます興味のある方はこちらを見てください
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=288870&uid=276839
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。