SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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後編になります
最後はあの人の姿が!?


三侯の魂

蚩尤との戦いを始めたスペリオル達だったが

彼らは思った以上に苦戦を強いられており追い詰められていた

 

「クッソ・・・!あの暗黒瘴気が厄介だな・・・!」

 

「貫通攻撃を当ててもあの瘴気は自動回復効果もあるらしい・・・

 どうにかしてあの暗黒瘴気を消し去らなければ・・・!」

 

彼らが苦戦している最大の要因は蚩尤の纏う暗黒瘴気だった

そのオーラはあらゆる攻撃を軽減させておりまともなダメージを与えられず

貫通ダメージを与えたとしても自動回復効果もあるので即座に回復されてしまう

つまり一時間近く戦っているはずなのに

スペリオル達は一ミリもHPを減らせていないのだ

 

「このままだとジリ貧だな・・・!

 どうにかして突破口が欲しいが・・・!」

 

『どうやら三侯の魂を宿しているとは言っても

 所詮はその力を使いこなせてはいない雑魚か・・・!

 ならば・・・!今度こそ永遠の闇に沈むがいい!!』

 

蚩尤は巨大な刀をその手に持ちそれを振り翳した

その波動だけでスペリオル達は吹き飛ばされ

HPが一気に一割まで削られる

 

「ぐっ・・・!?マジかよ・・・!」

 

「なんて威力・・・!」

 

「このままじゃ・・・負けちゃうよ・・・!」

 

『クハハハ!どうやらこれで終わりのようだな・・・!

 喰らうがいい・・・!天魔爆煉砲!!』

 

蚩尤はトドメとばかりに砲台を呼び出し

それに暗黒瘴気を集めてスペリオル達に向かって放たれる

流石の彼らもこれまでだと諦めようとしたその時だった

 

「!?」

 

突如として龍帝剣が輝きを放ち始めると

スペリオルは不思議な空間に飛ばされていた

 

「・・・ここは・・・一体・・・?」

 

『・・・龍帝の魂を受け継ぎし者よ・・・汝の望みはなんだ?』

 

「!?」

 

スペリオルが後ろを振り返るとそこには巨大な龍がいた

あまりの大きさに驚いていたが同時にスペリオルはその正体に気がついていた

 

「・・・もしかして・・・龍帝の魂か・・・!」

 

『スペリオルよ・・・汝の望みはなんだ?』

 

「俺の・・・願い・・・」

 

正直な話をするのならばスペリオルは龍帝が何を言っているのか理解出来なかった

しかし彼が願う事はいつだってたった一つだけ

 

「・・・俺が願うのはいつだってたった一つ・・・みんなと楽しく過ごす事!

 みんなと笑い合う明日を手にいれる事だ!」

 

『よかろう・・・!ならば汝の魂を示せ!』

 

「龍帝よ!俺の魂は・・・自由と共にある・・・!」

 

その言葉を聞くと同時に龍帝は光り輝いていきスペリオルの体を包み込んでいく

 

『なんだ!?一体何が起こっていると言うのだ!?』

 

「これは・・・スペリオルが・・・龍に・・・」

 

「凄い・・・!カッコいいよスペリオル!」

 

スペリオルはかつて龍帝の魂を目覚めさせた者と同じく天を駆け巡り

かつて龍帝が呼ばれていた名と同じ名を受け継いだ瞬間だった

そう・・・天翔ける戦神・翔烈帝と・・・!

 

『馬鹿な!?龍帝の魂が蘇ったというのか!?

 ありえん!!そんな事はありえん!!』

 

「蚩尤!たとえ貴様がどんなに邪悪で強力な存在であろうとも・・・

 決して俺達は負けない!俺達の光で・・・お前を倒す!!」

 

翔烈帝となったスペリオルは進化した龍帝剣・天翔龍帝剣をその手に持ち

蚩尤と切り結んでおりその光景にメイプルとミィは目を奪われていた

 

「凄いなスペリオルは・・・私達も・・・負けてられないね・・・!」

 

「ああ・・・!その通りだ・・・!」

 

『そうだよ!今こそ君の中に眠る本当の勇気を振り絞る時だ!』

 

『貴様が望む真の理想・・・それを今、ここで実現させてみせよ!』

 

「孫権さん!?」

 

「曹操殿まで・・・!一体どうして・・・!?」

 

突如として現れた二人にメイプルとミィは驚きを隠せながったが

それと同時にメイプルとミィの剣からスペリオルと同様の光が放たれる

そしてその光が晴れていくとメイプルは虎暁の魂が具現化した神獣・虎燐魄を身に纏い

かつての彼が呼ばれていた碧眼の獣神・轟大帝へと変わっており

ミィも同じく雀瞬の魂が具現化した神獣・鳳熾魂をその身に纏い

紅蓮の焔神・機武帝へと変わっていた

 

「これって!?スペリオルと同じ・・・三侯の力?」

 

「・・・どうやら私達も認められたという事だな・・・!

 これならば私達もスペリオルと一緒に戦える!」

 

「うん!」

 

メイプルは進化した天華虎錠刀をミィは天鳳星凰剣と天鳳威天剣を手に

蚩尤の元へと向かいスペリオルと同時に攻撃を放つ

 

『おのれぇぇぇええ!!再び我の邪魔をするのかぁぁぁああ!!

 忌々しいぃぃぃいい!忌々しいぞ三侯よぉぉぉぉおおお!!』

 

蚩尤は怒りに我を忘れたようでもはや当たり構わず攻撃していた

しかし今のスペリオル達にはこれしきの攻撃は通用せず

三人は集まって最後の一撃を蚩尤に向かって放った

 

「これで終わりにするぞ!天翔星龍ざぁぁぁああん!!」

 

「猛虎獣烈覇ぁぁぁああ!!」

 

「七星紅蓮焔舞!!」

 

『グバァァァァアアア!!??』

 

三人の必殺技を受けた蚩尤は見事に胴体を貫かれ

その体はボロボロになって崩れ去った

 

「はぁ・・・はぁ・・・なんとか・・・勝った〜・・・」

 

「もうヘトヘトだよ〜・・・」

 

「同じくだ・・・・出来る事ならもう二度と戦いたくはないな・・・」

 

こうしてスペリオル達は無事に勝利を収めみんなの待つギルドに帰る事にした

 

 

 

 

 

しかしこの時の彼らは気づいていなかった・・・蚩尤の闇はまだ完全には消えていない事

そして・・・その闇を回収した謎の人物の存在についても・・・

 

『ようやく究極の闇を手にいれる事が出来た・・・!

 これで今度こそ・・・私が新しい世界の神となるのだ・・・!』

 

 

 

 

 

そして別の場所・空よりも高い山ではとある神が長い眠りから目を覚ましていた

 

『・・・無垢なる魂を持つ者よ・・・我が元に集え・・・』




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