ベルベットとヒナタの二人は
前にスペリオルとやってきた場所へとやって来た
そしてモンスターが現れているのがとある山からだと知り
その場に向かうと何故かとんでもない数のモンスターが沸いていた
「これ・・・百匹どころの騒ぎじゃないよね?」
「うっうん・・・!さっ流石にこの数を相手にし続けるのは・・・!」
二人はどうすれば彼らの増殖を止められるだろうと思っていると
山の中から攻撃が飛んできて二人を囲んでいたモンスターを全滅させた
一体、何が起こっているのだろうと二人は洞窟の中へと入っていく
するとそこにはあの神話の時代に三侯と共に戦った英雄
その忘れられた魂が眠ると言われている伝説の武器・方天武戟が突き刺さっていた
「あれは・・・何かは分からないっすけど飛んでもない雷・・・
おそらく名のある方が使っていたもので間違いないっすね・・・」
『ほう?俺の武器を見てそこまで判断するとは・・・面白い・・・!』
「!?」
ベルベットはどこからか声が聞こえてきて警戒していると
方天武戟の隣にモヤのようなものが出来始めてそれが形を成していった
そしてそこから現れたのは他でもないかつてスペリオルと激闘を繰り広げた男
戦国において最強と言われた武将・呂布の姿がそこにはあった
『お前か?この俺の魂を呼び覚ました強者は?まさか女とはな・・・
しかし・・・本当に貴様がその資格を持っているのか・・・
試させてもらおう・・・!』
呂布は突き刺さっていた方天武戟を手にすると
二人が思わずたじろいでしまうほどのオーラを発する
しかし同時にベルベットはこれほどの強者と戦える事にワクワクしていた
『ほう?この俺の全力を見て笑みを浮かべるとはな・・・貴様で二人目だ
さて・・・ではその笑みがいつ消えるのか・・・試させてもらおう!』
呂布はベルベットに対して凄まじい一撃を放つ
その攻撃を自慢の速度で躱しベルベットは呂布の背後に回り込む
しかし呂布はまるでそれを予見していたかのように
後方に飛んできたベルベットに対して迎撃を仕掛けてきた
(そんな!?私の攻撃を一瞬で予測した!?この人・・・強い・・・!!)
『その素早さだけは認めてやろう・・・だが戦闘経験に関してはまだ浅いな・・・!
見せてやろう・・・!これが本当の攻撃というものだ!暴風激烈斬!!』
「っ!?きゃぁぁぁああ!!」
「ベルベット!!」
呂布の一撃はまさしく竜巻のような威力を誇っており
その一撃を受けたベルベットは簡単に吹き飛ばされてしまう
それをどうにかヒナタが受け止めて回復させるが
状況に関しては未だに彼女の方が不利だろう
『どうした?まさかこの程度で終わるわけじゃないだろ?
もっと俺に見せてみろ!貴様らの魂というものを!!』
「まだ・・・まだ・・・です・・・!」
『そうだ!もっと俺を滾らせろ!あの男は俺を満足させてくれたぞ!?
貴様らも己の限界を打ち破りこの俺を楽しませろぉぉぉおお!!」
「はぁぁぁああ!!」
ベルベットはおそらく自分が出せる限界速度を引き出して
呂布の周りを旋回する
もちろん彼には見えていないだろうが気配は感じ取っている
再び迎撃しようと体を動かそうとした瞬間、呂布の体が重くなった
『ぐっ!?貴様の力かぁぁぁああ!!』
「いっ今です!ベルベット!!」
「喰らえぇぇぇええ!!」
『させるか!旋風迅雷爆裂衝!!』
両者の一撃は凄まじいまでの爆発を引き起こし
あまりの爆風にヒナタは目を閉じてしまうが
その煙の中からベルベットが飛んできて地面に激突する
ヒナタは急いで彼女の元に向かいHPを回復させるが一割近くまで減らされており
回復させれるまでには時間が掛かると思っていると
「そっそんな・・・!?あれを受けてもまだ・・・!!」
なんと爆風の中からは五体満足な体で出てきた呂布の姿があり
HPを確認すると先ほどの一撃で二割ほどしか削れていなかった
流石の二人ももうダメだと諦めようとした時だった
『・・・見事だ・・・これで問題はないな?武義?』
何故か呂布はもう戦う意志を見せてはおらず何者かに話しかけて来た
二人は一体、誰と話しているのだろうと思っていると
呂布の後ろに巨大な亀の怪物がいるのが見えた
しかしその目はとても穏やかであり彼女らに対して戦闘の意志を見せてはいなかった
『・・・どうやらこいつも貴様の事を認めたようだ・・・
女・・・もう一度だけ名を聞いておこう』
「・・・ベルベットっす・・・!」
『そうか・・・貴様にこいつを託そう・・・
そして奴らと共に・・・強大な闇と戦え・・・!』
ベルベットが呂布の持っていた方天武戟を受け取ると
呂布の体が光り出してベルベットの中へと入り彼女の装備が変わった
ユニーク装備・玄武シリーズ
方天武戟
STR+400 AGI+300
[天武大烈斬][武幻爆裂衝]
玄武の兜
STR+200 INT+150
[黒曜の闘神]
玄武の鎧
STR+250 VIT+350 AGI+300
[霊亀甲盾][天の刃]
玄武の籠手
STR+150 VIT+150
玄武の脚甲
VIT+150 AGI+200
天武大烈斬
天の力を宿した必殺技で確立で相手を即死させる
武幻爆裂衝
大地を割り相手に防御不能の攻撃を当てる必殺技
霊亀甲盾
発動すると一分間だけ全ての攻撃を防ぐ盾を召喚出来る
天の刃
あらゆるデバフを無効化し攻撃する事で相手のバフを解除出来る
黒曜の闘神
スキルを発動すると武義の魂が具現化した存在・武煌壁を呼び出し
それと一体となることで神雷帝へと進化を果たす事が出来る
「・・・これが・・・呂布さんの力っすか・・・!」
「よっよかったね?ベルベット!」
「はいっす!後は呂布さんの言っていた大いなる闇との戦いだけっすね!」
一方その頃、運営側では・・・・・
「・・・まさか無茶振りで用意してたイベントがこんな終盤までくるなんて・・・」
「どうするんすか?最終決戦・・・下手したらフィールドが壊れますよ?」
「会社に知られたら・・・減俸どころの騒ぎじゃないですよね?」
「当たり前だろ!?お前ら!急いで決戦場の強度チェックをするぞ!!
あのスペリオル達の事だから絶対に手加減なんてしないだろうからな!!」
『はいぃぃぃいい!!』