SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はメインキャラのスキル取得回です
オマケみたいな回なので短いです


重戦車メイプル

第二回イベントが始まりメイプル達が

銀翼というモンスターを倒してしばらくステージを回っていた時だった

 

「あっ!サリー!あそこにお馬さんがいるよ!しかも二頭!」

 

「本当だ・・・HPバーが表示されないからモンスターではないかな?」

 

サリーはもしかしたらモンスターではないかと警戒していたが

HPバーが表示されずすぐにモンスターではない事を悟る

しかしそれよりも早くメイプルは既にその二頭の馬に近づいていた

 

「ほらほらおいで〜♪お馬さんの大好きな人参もあるよ〜♪」

 

「どこでそんなの拾ったのよ・・・

 てかあんまり不用意に近づかない方がいいんじゃ・・・」

 

いくらモンスターでないと言っても危険ではないと言う保証はなく

だが防御力に極振りしているメイプルならば

そんな滅多な事はないだろうと思ってると

いつの間にか馬に懐かれておりしかもその背中に乗せてもらっていた

 

「・・・本当にメイプルは想像の斜め上をいくんだよな〜・・・」

 

「ん?どうしたのサリー?お馬さんに乗せてもらうの楽しいよ!」

 

「そう・・・それは何よりだけど・・・結局その馬は何なのかしら?」

 

普通の馬がこんなフィールドのど真ん中にいるなどあり得ないと考えたサリーは

もしかしてこの馬はクエストか何かに関わっているのではないかと思っていると

まるでその考えに気がついたようにメイプルを乗せた馬が凄まじい勢いで走り去っていく

 

「ふぇぇぇええ!??急にどうしたのぉぉおおぉ!??」

 

「メイプル!?急いで追いかけないとって・・・えっ?」

 

サリーは急いでその後を追いかけようとしたのだが

自分ももう一頭の馬に捕まってしまう

そしてその背に乗せられてメイプルと同じ方向に連れて行かれる

 

「はぁ・・・はぁ・・・急にお馬さんどうしたんだろう・・・?」

 

「・・・もしかしたら理由はこれなんじゃないかしら?」

 

そう言ってサリーの見つめる視線の先には巨大な中世の戦車があった

 

「ほへ〜・・・もしかしてこのお馬さん達はこれをどうにかしてほしいのかな?」

 

「間違い無いんじゃない?なんか全然動いてないでこっちを見てるし」

 

二人はまずどうしてこの戦車が止まってしまったのかその原因を調べる

 

「あっ!サリー!もしかして原因はこれじゃないかな〜!」

 

「どれどれ?あ〜・・・車輪に木が挟まっちゃったのか〜・・・」

 

車輪にはおそらく折れていたのであろう木が挟まっており

これによって戦車は動かなくなってしまったのだと思っていた

 

「これぐらいならすぐに終わりそうだし抜いてあげようか!」

 

「うん!」

 

そう言って二人が木を抜こうとした時に後ろで木々が倒れる音が聞こえた

嫌な予感がして振り返るとそこには一つ目の巨人がたくさんこちらに向かってきていた

 

「嘘でしょ!?メイプルは急いでその木を抜いて!

 私はここでこいつらの足止めをしておくから!」

 

「分かった!なるべき急ぐから頑張ってね!」

 

サリーは武器を構えて向かってくる巨人達の相手をし始め

その間にメイプルは木を抜こうとするが枝が引っかかっており中々抜けなかった

 

(ぐっ!?思った以上に数が多い・・・!このままじゃまずいかも!!)

 

「爆凰覇!」

 

「っ!?」

 

サリーはあまりにも数が多くて苦戦していたが

突如として放たれてきた炎の斬撃によって半数の巨人が消滅してしまった

 

「今のは一体!?」

 

「あっ!抜けた!抜けたよサリー!」

 

そんな事をしているとどうやらメイプルが木を引き抜けたようで

戦車が動くようになった瞬間に二頭の馬が光に包まれる

 

「ふぇ!?」

 

そして気がついた時には二頭の馬と戦車は合体しており

それにメイプルが乗り込んでいた

 

『スキル・オーキス召喚を取得しました』

 

「オーキス?もしかしてこの戦車の名前なのかな?

 今はそんな事を考えてる場合じゃないか!サリー!早く乗って!」

 

メイプルはサリーをオーキスの上に乗せると

そのまま巨人の群れに向かって突っ込んでいく

しかしオーキスの攻撃力は凄まじく速度を落とす事なく突き進んでいく

 

「うわぁ〜・・・モンスターを轢いて倒すとか・・・」

 

「おぉ〜!これ凄い!これならフィールドも安心して進めるね!」

 

「うっうん・・・そうだね・・・」

 

メイプルの進んだ後には草木はおろかモンスターすら倒れており

サリーはまたとんでもないスキルを手に入れてしまったと思うのだった

 

「・・・相変わらずだな・・・メイプルは・・・」

 

そしてその上空ではひっそりと二人を助けていたスペリオルがいた

本当ならばあまりこんな事をしてはいけないのだが見つけてしまった以上は

助けなくてはいけないと思ってしまい体が勝手に動いていた

 

「・・・それにしても・・・多分、運営の人は今頃、大慌てだろうな〜・・・」

 

一方その頃、運営側では

 

「・・・マジかよ・・・ただでさえ銀翼で卵を取られたのに

 更にオーキスまで取られるとか・・・」

 

「完全にゲームバランスが崩れるよな〜・・・」

 

「そうなのか?あれはフィールド限定でしか使えないから問題は特にないんじゃ」

 

「ああ・・・だがオーキスの装甲は使用者のVITに比例するから

 フィールドの上ではダイヤモンドの砲弾となってしまった・・・」

 

「・・・流石にオブジェクトが壊れるとかないですよね?」

 

「・・・今すぐに見直しをしろぉぉぉおお!!」




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