SDガンダム的な男   作:迷える夜羊

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今回はオリジナル回です
もしかしたら明日はお休みするかも・・・


囲まれる男

それは第九回イベントが終わったすぐ後の事だった

スペリオルはようやくギルドのみんなと合流した瞬間

何故か彼は怒りのオーラを出している女性陣に正座させられていた

しかもそこには何故かミィとミザリーの姿もあった

 

「・・・えっと・・・俺・・・何かしましたかね?」

 

「特に何もしてないよ?ええ・・・本当に何もしてないからこそ

 私達がこんなに怒ってるって感じかな?」

 

「そうだね〜・・・まぁ心当たりがあるとしたら

 この前のイベントって事だけは分かってるんじゃないの?」

 

確かに全員が怒る理由に関しての心当たりは

もはやあのイベント以外にないのだが

問題は何もしていないのに彼女達が怒っているという事

流石に理由もなく怒るとは思えないのだが

本当にどうして怒っているのか全く分からず

かと言って聞くわけにはいかないので

どうしようかと必死で悩んでいるスペリオルに

見兼ねたイズがどうしてみんなが怒っているのかを教えてくれる

 

「みんながこんなに怒っているのはスペリオルが構ってくれなかったからよ?

 本当は一緒にイベントをしたかったからこんな風に不貞腐れてるの」

 

「「イズさん!?」」

 

「そういう事かよ・・・いやまぁそれに関しては悪かったよ

 てか・・・普通に別行動に対して許可は貰ったと思うんだけど」

 

「それはそれ!これはこれだよ!!」

 

「いや・・・言ってる事がめちゃくちゃなんだけど・・・」

 

しかしそれでもあまりにも可愛らしい理由だったので

スペリオルもそこまで怒る気にはなれず

むしろ確かに自分が悪かったと思いながらどうしようかと考えていた時だった

 

「ん?メッセージか・・・一体、誰からだ?」

 

スペリオルも画面にメッセージが来たという表示が出てきて

誰からなのか確認すると前に知り合った事のある料理ギルドのマスターからだった

そこに書かれていたのは何でも知り合いのパーティーに出す為の材料が足りておらず

スペリオルにその材料を取りに行ってもらえないかという依頼だった

 

「ふむ・・・そうだ!丁度いいしこの依頼をみんなで受けるとするか!」

 

『えっ?』

 

こうしてスペリオルはイベントを一緒に出来なかったお詫びとして

みんなと一緒に料理の素材を狩りに向かうのだった

 

「あっ!因みに言っとくけど今回は食べちゃダメだからな?メイプル」

 

「わっ私だってそんな毎回、食べてるわけじゃないよ!!」

 

(いや・・・それはどうだろう・・・)

 

 

 

 

 

まずスペリオルがやってきたのは綺麗な七色の花畑であり

ここにやってきた理由はこの場所にいる蜂型のモンスターから

レインボーハチミツと言われているアイテムを手に入れる為だった

 

「どうする?一応は蜂の巣からも取れなくはないから

 手分けした方がいいとは思うけど・・・」

 

「それなら私とカスミとイズさんで取りに行ってくる

 メイプル達と一緒なら殲滅戦にはもってこいでしょ?」

 

「確かに・・・でも頼むからこの花畑を荒らすなよ?」

 

「わっ分かってるよ!!」

 

こうしてスペリオルは残されたメイプル、ミィ、ミザリーと一緒に

自分達へと襲いかかってくる蜂型モンスターを倒していくのだった

 

「とりあえずはこれくらいで十分かな?

 まぁ足りないって言われたら後で集めに来ればいいか・・・

 後は・・・メインディッシュのアレを倒さないといけないよな〜・・・」

 

「アレ?」

 

メイプルはスペリオルの話しているアレが何かまでは分からなかったが

とりあえずサリー達と合流してスペリオルに案内された場所に向かうと

そこにはとても巨大な黒い牛型のモンスターが鎮座していた

 

「・・・あんなモンスター見た事ないんだけど・・・」

 

「だろうな・・・あのモンスターは料理を作る人には伝説的なモンスターでな・・・

 倒す事が出来れば最高級の肉をドロップしてくれるんだけど・・・

 問題はその強さがトッププレイヤーでも苦戦するレベルって強さで

 それ故にほとんど幻なんて呼ばれてるモンスターなんだよ

 俺もモンスター全種類討伐なんて事をやってなかったらマジで近づかなかったぞ」

 

「ねぇねぇ!あの牛さんのお肉ってそんなに美味しいの!?」

 

「現実世界で言うなら最高級の肉に匹敵するんだろうな・・・食べた事ないけど」

 

その言葉を聞いてメイプルは完全にやる気になったようで

最初から全開と言わんばかりに天鎧王を呼び出し

その場にいた牛型のモンスターを全滅させるのだった

 

(・・・あいつ・・・どんだけ食い意地はってんだよ・・・)

 

こうして無事に素材集めは終わりスペリオル達は素材を運ぶと

そこでお礼とばかりに集めた素材を使った料理を振舞われて

メイプル達は今朝の怒りを完全に忘れたかのような幸せな笑みを浮かべるのだった

 

(一件落着・・・全く・・・ご機嫌取りも楽じゃないな・・・)




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