IS<インフィニット・ストラトス> ~青年で男の娘はアリですか?   作:イイ日旅立ち

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どうも! 新ネタの書き溜めが五話分まで進んで調子良いなとか思いながらリアルの事を思い出して思わず首を括りたくなった方の、イイ日旅立ちです!先生……リアルがきついです……!


そんな私ですが、決めた事があります。

この作品において既に原作が『何それ美味しいの?』状態であるのはもう言うまでも無いですが、それなのに態々原作をなぞってもしょうがないんじゃない? そう思ってしまった最後妄想が倍プッシュしてしまい執筆途中からえらい改変をしてしまったのでここからはオリジナルになります。もう本当にすいません。何でもするから許して下さい。無論、あまりに無碍な物は出来ませんが。

題して、原作二巻の舞台裏で湊君暁に死すっ!? の巻。原作キャラは更識家サイドぐらいしか出ませんが、出番無かった反動だと思って下さい。では。


第二十八話

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても、こうして顔を合わせるのは何時以来かしら?」

 

 

「……多分、二年ぐらいじゃないでしょうか」

 

 

「結構経ってるわねぇ。ところで湊、私に抱きついた時の感想とか無い?」

 

 

「……特に」

 

 

「えー、思いっきり私のむn」

 

 

「わー! わー!」

 

 

 

 

 周囲に誰もいなくて本当に良かった。てか助かった。

 

 

 

 とはいえ何処に誰の目や耳があるかも分からない以上、これ以上の危険発言を許す訳にはいかない。この人は大概お茶目な事が好きなんだけど、匙加減を誤ると途端に被害がこちらに傾くのはいただけない。

 

 

 人の目が無い事を確認し、仕方なく、本当に仕方なくお姫様抱っこで宿直室まで運んでもらい、現在は再び布団の中。

 

 

 そして枕元にはにまにまと『悪戯するぞ~』と瞳にありありと浮かんだ笑みを浮かべる少女。顔立ちは非常に整ってはいるものの、その笑顔のせいで警戒心しか抱けない。

 

 

 

「んふふ~♪ 相変わらず反応良いわね~。流石は私が見込んだ男の娘ね」

 

 

「お褒め頂き恐悦至極……なんて言う訳ないでしょ!? 誰が娘か誰がっ!」

 

 

「わぉ、ニュアンスだけでツッコめるようになってるなんて。腕、上げたわね?」

 

 

「会う度にボケられたらそうもなりますよ……」

 

 

 

 後は最近の知人達の行動に振り回される事が増えたせいだろう。僕以外にもツッコミをこなせる人がいない訳じゃないけど、僕はツッコミ以外にも叫んでたりしたせいかその手の反応だけは速くなった。ハリセンがあれば居合とかよりも早くボケに対処出来るんじゃないかと密かに思う程の速さで、内心複雑だったりもする。

 

 

 水色の髪に赤い瞳。僕の良く知る少女の特徴をそのままに持つ………というよりは、その少女と目の前の少女は同じ生い立ちだからこそその特徴が両方に現れている。

 

 

 

 性格はまるで合わせ鏡のように正反対で、簪ちゃんが『静』としたらこちらは『動』。

 

 

 性格も闊達で社交的なのがこの少女なら、簪ちゃんは内向的であまり社交術が得意という程でもない。

 

 

 外見はそっくりと言っても過言では無いのに、その内面がそのまま身体的特徴として二人をきっかり差別化しているのはDNAというよりは、多分両親の性格が問題なのだろう。

 

 

 

「それにしても、來蓮から聞くまで知らなかったんだから。貴方がISを動かせて尚且つ篠ノ之博士達と旧知の間柄だったなんて」

 

 

「僕だってまさか昔の知人が世界的ウルトラC級の有名人になってるとは思いませんでした」

 

 

「それに、湊自らが挨拶に来てくれなかったし~? 簪ちゃん達とは会ってたっていうのに、私への挨拶が気配すら無かったのは何でかしらね~?」

 

 

「いやぁー、來蓮が代わりに言っておくって言ってくれたんで甘えてました」

 

 

「薄情者ー」

 

 

「返す言葉もございません……」

 

 

 

 て言われても学内をそう易々と歩き回る訳にもいかないし、学食を狙う時は昼休みという喧騒を利用して屈辱の女装を敢行すると言ったプロセスを踏んでいる以上、より深く校舎の中に立ち入るのは色々と危険が伴う。

 

 

 

 ………というのは建前で、出来ればあまり会いたくなかったというか、年下に弄り回される恥辱を出来るだけ避けようと何かと言い訳をつけて近づかなかったんだけどまさかあちらから来るとは。

 

 

 

「でも」

 

 

「…でも?」

 

 

「この間の無人機襲来の時の功績に免じて、挨拶に来なかったのは帳消しにしてあげるわ。あの時は織斑一夏君や中国の代表候補生の子がいてくれたが大きな要因だったとはいえ、現場で作戦立案と最後のトドメに繋いだのは湊、貴方なんでしょう?」

 

 

「何でそこまで知ってるんですか!? って、柳崎……」

 

 

「そういう事。報告で貴方のISについても聞いてるわ。随分とまぁ、変わったISのようね……」

 

 

『変わったとはしっけーなっ! ぼくはふつーのISにへんけーきこーが付いただけっ!』

 

 

「こうして喋るISっていうのも、不思議よねぇ」

 

 

「もうだいぶ慣れましたけど、普通じゃないんですよね、これ」

 

 

 

 篠ノ之達が独自に進めている布都御魂についての情報や、学園の私物である訓練機の打鉄を部外者である僕が所有しているのにも関わらず変わらないその態度。

 

 

 それは全ての情報を彼女が知る立場にあったという事。

 

 

 

 そして何より、IS学園の中において彼女ほど表裏の情報に精通した存在はいない。何せ、僕や柳崎は限り無く部外者に近い立場にあるとはいえ、ことこの人や簪ちゃん達関係ではそう遠い関係という訳でも無い。

 

 

 

 日本の対暗部用の暗部組織の統括である更識家の十七代目当主。それがこの少女の持つ肩書。それが僕や柳崎にとって意味するところは一つ。

 

 

 

「まっ、雑談もここまでにして本題に入りましょうか」

 

 

『ん? ほんだいって、何かまだあるの?』

 

 

「えぇそうなの。こないだの無人機襲来事件の折、確かに撃退は出来たし怪我人も迅速な避難のお陰でゼロだったんだけど、少し面倒な事があってね。今までその処理に追われてたたんだけど今日やっと終わったからそのお知らせと、お見舞いも兼ねて…ね」

 

 

「嫌な予感しかしませんが、その“面倒”っていうのは僕が関わってるんですよね……」

 

 

「察しが良くて話が早いわ。あの時の映像データなんだけど、どうも学園で残しておいたものとは別にあの無人機が外部へ送った形跡があった事ともう一つ、何人かの逃げ遅れた生徒が見たっていうのよ、『桃色の髪をした女の子(・・・)が助けてくれた』ってね」

 

 

 

 ……この人が僕の前に現れる時って大体、もう逃げようの無い面倒な事が起きて巻き込まれる事が確定してる時ぐらいなんだよねー。

 

 

 

 

 十七代目『楯無』こと更識楯無。この少女はつまるところ、僕達にとっての雇用主みたいな人なのである。もしくは平社員と社長の関係でも可。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・

 

 ・・・・・・・

 

 ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「外部に洩れたらしき映像データの行方は更識が全力で追っているけど、成果は芳しく無いわ。あの無人機を送りこんだ何者の所って事ぐらいしか分かってないし、そっちについては情けない事に場当たり的な対処しか出来ないわ」

 

 

 

 開口一番という訳でもないが、改めて問題を一つずつ挙げるお嬢様は少し疲れたような顔をしていた。さっきまで僕を弄っていた時とは大違いだけど、それだけ事が面倒だと暗に告げている。

 

 

 

『はかせ達でも何にもできなかったの?』

 

 

「アリーナや学園に仕掛けたクラッキングへの対処の隙を突かれたらしくてね。むしろあの両博士でなければそもそもデータが洩れてた事も分からなかったぐらいなんだもの、厄介な相手が来てくれたものだわ全く…」

 

 

「はぁ……ちなみに、その映像っていうと」

 

 

「織斑一夏君の戦闘データと、最後に貴方がやったシールドを破壊した時のアームズ化ね。どちらも外の科学者や関係機関からしてみれば喉から手が出る程貴重なデータでしょうね」

 

 

 

 僕の場合は女子の制服を着ていた事もあって“男”だとはバレていないだろうけど、やっぱりちかねちゃんを使った『天尾羽張』は嫌でも目立ってしまう。IS自体が武装化しているのだから、それは当然っちゃ当然なのだが。

 

 

 そして一夏君のデータというと、世間的にはまだ男性のIS操縦者が欲しいという事なのか。まぁ女尊男卑を快く思っていない男性至上主義の連中とかもいるだろうし、この線での追跡は更識の情報網を以ってしても苦戦しても仕方ないと言える。

 

 

 大本が特定出来ない以上、こちらからは仕掛ける事も出来ないのでお嬢様が言う通り、対処療法的な対応以外とりようがない。待ちの一手というのは、お嬢様的に好きな手じゃないんだろうなぁ。

 

 

 

 この話題に関してはそこで終わった。そもそも僕ではどうにも出来ない事だし、むしろ僕が何かやろうものならかえって情報が洩れる危険性が増すだけ。となれば、残る話題の方が本題という事になる。

 

 

 

「学生にですか……えっと、あくまでも“女の子”としてしか見られていないんですよね?」

 

 

「あら? 湊、貴方まだ自分が初見で“男”に見られるとでも思ってるの?」

 

 

「質問で質問を返さないでくださいそしてぇ! その言い方は完全に僕に喧嘩売ってますよねアンタ!?」

 

 

 

 そりゃ女子の制服着てましたけどぉ! だからってその完全上から目線での諭しは正直『イラっ★』ってくるからやめて下さい。

 

 

 それはともかくとして、こちらの問題の方がより僕に直結する重要事項だ。

 

 

 何せ目撃者は分かっているものの、諸藩の理由から学外に出られない僕にとってこの問題は避けようが無い。

 

 

 取るべき措置としては宿直室から出ないとか、外出を極力控えるとかだろうけどそれでも限界はある。

 

 

 

「見たのが三年の先輩方なんだけど、今血眼になって貴方を探してるらしいのよ」

 

 

 

 こんな感じで僕の行方を捜す人もい………るのは分かるけど、うん?

 

 

 

「血眼って、そこまで必死な訳じゃないですよね? 言い方がオーバーだなぁ」

 

 

「え? 私別に誇張してる訳じゃないわよ?」

 

 

「え゛っ?」

 

 

 

 何そのリアクション。お嬢様は割と平気で嘘を吐いたりするけど、このキョトンとした顔を見る限り冗談の類では無さそう。つ・ま・り、僕を見たという女生徒は文字通り血眼な形相で僕を探しているという事。いや何で!?

 

 

 確かにあの場面で大剣振り回す桃色頭は目立つけども……! 混乱する僕のタイミングを読んだかのように、お嬢様からの補足が入った。

 

 

 

「何でもその先輩が言うには。

 

『試合が始まる前からずっと目で追ってしまいました……あの百合のように儚げで清廉な容姿、それでいて内面に秘められた向日葵のように明るい笑顔に時折薔薇を思わせる蠱惑的な情熱が籠められた瞳。嗚呼、あの時既に私はあの方に狂ってしまったのです。そしてそれはあの襲撃の時により明確な熱をもって私の胸裏に刻み込まれたのです………触れば壊れてしまいそうな程華奢な体の筈なのに、口から洩れる言葉は勇猛の一言に尽き、己に降りかかる危険を顧みずに剣を揮う様はそう、まさに神話の戦乙女そのもの。私は、あの方に恋をしてしまいました。ですから、この学園の何処かにいるあの方を必ずや見つけ出して、私の思いの丈を聞いてもらって……そして、二人はめくるめく嬉し恥ずかし愛欲の日々に―――――――っ』

 

 ………という事よ」

 

 

 

 お嬢様は態々分かりやすいようにその時の再現を、ウィッグとカラーコンタクトから仕草の全てに至るまで完璧にこなしてみせた。正直才能の無駄遣いとしか言いようが無いし、その話を聞かされた僕は冷や汗が止まらない。

 

 

 

「…………どーしましょ」

 

 

「あの先輩は確か日本でも有数の資産家というか、ぶっちゃけちゃうと“御三家”の一角の『皇燐家』のご令嬢なのよねー」

 

 

「   」

 

 

『こーりん? ねぇねぇみなとー、その“こーりん”ってお家ってえらいの?』

 

 

「    」

 

 

「フリーズした湊の代わりに説明すると、この国を支えていると言っても過言じゃ無い財閥の一つで、うちの『更識』も裏部門ではあるけど一応御三家の一つではあるわね。要するに、すっごいお金持ちって事よ」

 

 

『ありがと……えっと、お姉ちゃんっ!』

 

 

「あぁぁっ……! その響きだけで私は生きていけるっ……!」

 

 

 

 何やら二人の漫才じみたコントをBGMに聞きながら、今自分が置かれた状況のヤバさに眩暈が起きた。しそうじゃなくて、実際に目の前がまっくらになった。ゲームなら『しんでしまうとはなさけない!』とか言われるぐらいのダメージだ。

 

 

 ていうか何で惚れられてるの僕ぅぅぅぅ!? しかも男としてじゃなくて、完全に“女”って思われた上でのえらい惚れられっぷりにぶっちゃけ嬉しさ以上に気持ちがドン引きしている。

 

 

 

 しかも相手が悪すぎる。

 

 

 

 『皇燐家』と言えば、天皇家と深く繋がりのある名家中の名家と知られていて、一族の血が濃い者には燐光を放つが如く煌めく銀髪を備えているのだとか。

 

 

 その特徴を備えた者は総じて天才の名を欲しいままにする才能を持っているらしく、その者が率先して一族を繁栄させているのだという。

 

 

 まぁそんな予備知識は置いておくとして、そこのお嬢様と僕の取り合わせがとにかく拙い。拙過ぎる。

 

 

 

 何故なら、僕の表上の立場は地元の臨時講師もやるフリーターなのだが、実際はそうじゃなかったりする。

 

 

 そもそも僕と柳崎が教えを乞うた道場が更識家に仕える、古武術の流れを汲む家の末裔らしく、そこの唯一の門弟の僕達は強制的にある日更識家に連行された挙句、妙にお嬢様方に気に入られ免許皆伝のあかつきには専属ボディーガードとして二人とも召し上げられる事が決定しており、その時点で僕達は更識家の非常勤メイドとして登録された。

 

 

 曰く、更識家には科学者という名の執事やらアサシンというルビを振ったメイドなんてのが当たり前であり、僕達もその例に違わず二人して「メイド」として雇われたのである。そこ、ツッコみたいところはあるだろうけど僕に言わないでほしい。

 

 

 

 だって先代の楯無様が『うちにはメイドしかいらんっ! あっ、嘘うそ御免ごメンゴやっぱ執事もいるよねだからお前そのモーニングスターを引っ込めっ!?』という遺言を遺しているのだ。だからしょうがないのだ。

 

 

 

 つまり、あくまでもお嬢様達の独断で更識家の息のかかった者として認識されている僕なのだが、その僕がよりにもよって皇燐のお嬢様である。

 

 

 よくある話で、“御三家”なんて大層に言われている家同士の仲が良い訳がなく、裏を司る更識は残る二つの家から好く思われておらず家の者同士はその下っ端に至るまで犬猿の仲なのだとあの本音ちゃんが少し嫌悪感を滲ませて教えてくれた。あの(・・)本音ちゃんがである、その現状は推して知るべしだろう。

 

 

 

「まぁあの先輩はそういう意識は無いみたいだけどね~。だからって湊の正体がバレたら……」

 

 

 

 くいっと首を親指で切る仕草をして、お嬢様は言外に『絶対にバラす訳にはいかない』と告げる。そりゃそうだ。

 

 

 皇燐のお嬢様が更識のメイドに恋をした。字面だけを見たら凄くシュールなのだが、両家の確執を考えると洒落にならない。冗談じゃなく、血みどろの争いが勃発しかねない。

 

 

 

「どどどどどうすんですかお嬢様!?」

 

 

「湊の外見覚えてるかどうか聞いてみたんだけど、あの人その場で似顔絵描いてくれたのよねぇ………しかもそっくりそのまま湊の顔だったし」

 

 

「僕整形するしか道が無くね?!」

 

 

「それはダメよっ!」

 

 

『せっかくきれいなのに変えちゃもったいないよっ!』

 

 

「それどころじゃねぇでしょうがぁああああああああああああ!!?」

 

 

 

 ISの事も問題でそれ以外のところでも問題が出てきて、正直こないだ柳崎が話してた転校生スパイ疑惑とかどーでもよくなってきた。もっと直接的に僕の身に危険が迫ってきてるし。

 

 

 

「………僕、しばらく引き籠りになりますね」

 

 

「それは良いけど……先輩、虱潰しで学園中を探すつもりみたいだからあまり意味無いわよ?」

 

 

「………遺言状の書き方を」

 

 

「教えないわよ? まぁ、私の方も何とか手は打つし、來蓮に付きっきりで護ってもらうなりしてとにかく『一人になっちゃダメ』」

 

 

「……?」

 

 

「無自覚なら言うけど、貴方が一人になって何も起こらない訳が無いでしょ? 私の胸にダイビングした時といい、初めて更識のお屋敷に来た時といい、湊が一人でいるとまず間違いなく碌な事が起きないんだからね?」

 

 

 

 

 それは……否定したくとも否定しきれないだけの経験は確かに覚えているけど、誰かと一緒にいても振り回されるのだから結果僕に安堵が無い気がするんだけど。僕に救いは無いんですか?……また無いとか宇宙の電波で言われそうだなぁ……嫌だなぁ……orz

 

 

 

 言うだけ言って出て行くお嬢様を見送りながら、かつてない危機の到来に僕は気絶するように眠りに就いた。人をして是、現実逃避という……………ダレカタスケテ。




後書きという名の説明コーナー

來蓮「という訳で今回からオリジナル展開に突入するオトアリだが」

束「オトアリ?」

來蓮「あぁ、『男の娘はアリですか?』から捩ってな。青年の方はどうしようかと思ったが、何なら『青アリ』でも良さそうだな」

束「何だかみっちゃんから尻尾が生えて青い炎が出そうなネーミングですな! でも前書きからして私の出番激減フラグが……」

來蓮「まぁ実質この話は更識家の面々と仮メイド扱いの私と湊、あと新キャラの皇燐のお嬢様が軸になるっぽいからな。ちゃんと原作の流れとかも入れようとは思っているらしいが、その場合形としては巨悪の陰謀に立ち向かう感じになるんだろうな。多分、原作三巻とか普通にぶっちぎる」

束「……いっくん達の扱いが悪くて批判とか来るんじゃない?」

來蓮「この際それは覚悟の上だそうだ。そもそも原作が途中で終わってるんだから、なぞるだけなぞっても尻切れならいっそ湊の物語はこうだったって締めてアイツらの物語はまだ続く……そんな感じで済ませれば」

束「ぶっちゃけちゃったよこの人?!」

來蓮「とまぁ長ったらしい前置きはこの辺にしといて、今回からの説明コーナーの説明だ」

束「う、うん……えーっと、この後書きのスペースでは今後登場人物一人一人にスポットを当てて私達がテキトーに駄弁ったり作中の細々した設定をぶっちゃけるコーナーです。まぁアレだよね、○○図鑑ゴールデンのパクリだね!」

來蓮「まぁ小ネタみたいなものだと思って読んでくれればうれしい。次回はこの物語の主人公? 多分ヒロインの方がしっくりくる方の奴をゲストとして呼ぶつもりだ。何かラジオっぽいな」

束「質問とかも募集してみる?」

來蓮「流石にそこまでは対応し切れないんじゃないか? まぁゲストにどうしても聞きたい内容とか、気になるコメントなら取り上げなくもないが」

束「うんうん! という訳で今回はここまでっ!」

來蓮「原作的には男装バレしてる辺りだろうが……どうして湊の方のトラブルは文字通りのトラブルなんだろうな?」

束「だって感想欄で既にみっちゃんの不幸ハァハァなコメント多数だから……」

來蓮「不幸が似合うというか、薄い本だと絶対人を選ぶ内容しか出ないキャラみたいなもんか」

束「らいちゃんここだとはっちゃけるね!? 私がツッコむ立場に回るとはっ!」
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