目を開けたとき、そこが見知らぬ場所であったら、あなたはどうするだろうか?
まぁ、普通は困惑するのが道理ってもんだろう
昨日まではただの学生やってて、前日の最後の記憶は真っ暗な部屋の天井のはずなのに、目が覚めたら見知らぬ試験管の中にいた
しかも、外には見知らぬ、いや、見たことはある人間がいるのだ
殻木球大、僕のヒーローアカデミアに出てくる敵側の研究者、めっちゃ悪者
いや、まさかさ、起きたら漫画のキャラが目の前にいるとか夢だと思うじゃん?
それでも夢じゃなかったんだよ、何度も目を瞑ったさ、でもそのたびに電流が走っていてぇんだって!
まぁ、何が言いたいのかと言いますと
俺、転生したわ。それもヒロアカに、脳無として
前世は学生だった、ハイスクールスチューデント
名前は
しかし、全部思い出して冷静になったら嫌なこと考えちまった
脳無に転生ってなんだよ!
え、なに?俺これからどうすれば良いの!?逃げれる?逃げたいんだけどめちゃくちゃ
てか、脳無なら個性あるんじゃね!?
よし、それで逃げよう!(思考停止)
うーん、個性、個性…
えっどれ?どうやって使うの個性…?
詰んだわ
「…ゃん!ヒーロちゃん!起きろ!!目覚めてくれぇ!!クソぉ、一度目覚めてから二度と目を覚まさん…なぜだ!」
な、なんだ?俺、結構寝てたか?
「っは!ヒーロちゃん!起きたんだね!!」
「良かったよ!あれから二ヶ月も目を覚まさないんだもの!オマエは彼に無理言って作らせてもらった脳無、"ハイエンド"の特異型、特別仕様なんだから!」
なんだ、特異型って、なんか特別なん?俺…
まぁこんな風に前世の記憶を持ってこの場にいて思考してる時点で十分特異か…
「まさか、本当に完成させられるとは、人間の形をした脳無を、1から作り出された、完全人工の脳無を…!」
はぇー…すごいっすね、完全人工なんスカ…
「さぁ、出ておいで、ヒーロちゃん!」
お、何だ、体の自由が効くぞ!
お、お、おおおお!この万能感!この感じ!体が軽いどころじゃない!
「オマエには十の個性を埋め込んだんだ」
「ァ”…?アア!」
「あぁ、まだ発音器官がなれていないのか、無理に喋らんでも良いぞ」
「ァ!」
「いい子じゃ、それで、オマエに入れた個性はなぁ、メインはチェンソーじゃ、あとは肉体堅牢化、鋼鉄化、増強、超再生!その他もろもろ!いい体じゃろう…!」
「ェ"ェ…?」
「もちろん!ハイエンドに施した肉体改造もバッチリじゃあ!」
お、思ったよりやべぇ体だな…!?
そりゃあ体も軽いわけだよ!
で、チェンソーてなんだ…?
この胸のスターター?
もしかしてチェンソーマン的な?
がち?
…く、クロスオーバーって、こと!?