ドクンと鼓動がなる、たまにドルンとエンジン音もなる…
俺の体、やばいです。
てか、素直にこのスターター引いてぇみてぇ
怒られても良いから、殺されてもいいから、この体でエンジンかき鳴らしてぇ!
「さて、ヒーロちゃん。そろそろ
か、かれ、あ、オールフォーワン?
嫌だ!
「イヤダ!!」
「!?」
スターターを引くとブォン!とエンジンが蒸される
ドドドドドドと、心臓は加速し体が作り変わってゆく
体中の筋肉は肥大化し、黒く染まり、手と顔面からチェンソーが飛び出す
腹が割かれて、腸をマフラーのように掛けたらはい、完成!
チェーンソーマーン!
って、
「ヴォッヴィヴァヴォオオオオオオオ!!!」
「うわああああああ!?」
や、やっちまった…
オールフォーワンへの恐怖と個性への好奇心でつい引いちゃった
で、ここは?逃げるためにがむしゃらにチェンソー振ってて気づかなかったけど外だな?
うーん、例の病院の地下かなって思ったんだが
なんか、どう考えたってただの古民家なんだが…??
「あの、僕?」
「へ?」
なんだこいつ?いきなりショタに話しかけるってことは不審s
「服、着よう?」
「あ」
あぁ、そういや不審者は俺か
「はぁ、記憶がなくて気づいたらあそこにいたと?」
「えぇ、気がついたらあそこで生まれてて…」
「?????????」
そりゃ疑問に思うよな、俺も疑問だったもん
「あいや、えと…」
「まぁ良いや、とりあえず服着ようか。娘のだけど、サイズもだいたい同じだし、男の子っぽい服だから着れるね」
はぇー娘さんがいらっしゃるんだなぁ…
まぁおんなじぐらいの年ならド幼女のだし気にするポイントじゃあないかな?
「あっすいません、お世話になりまッ!?パッパンツは!パンツはちょっと違うくないスカ!?!?」
「?あぁ、早熟な子だな、じゃあやめとくか、今日は…そうだな…」
「いや、すいません。もう良いですよ!ノーパンで娘さんの服を着るのもなんか、その。まぁ葉っぱとかでも巻くんで!」
「ただいまー!」
まっまずい女性の声!?同性ならともかく女性にこの姿を見られるのは!!
「ぱぱー!ただいm…」
「…あっどうもお邪魔してます^^」
「いやああああああああああああああああああ!なんで裸の男の子がいるのおおおおおおお!!」
何だあの耳もとの紐は!?イヤホン!?
はッ!!こっちに向かって…
いててててててててててっっとたてええええええええ!!!????
あ、言い忘れてた!
これは、俺がヒーローになる物語だ。脳無なんだけどねッ!!