FILM RED IF 歌姫と麦わらの子 クレド 作:黑米田んぼ
色々と言いたいけどそこそこと言う事で見ていってください。
「―――――あれクレド、ルフィの所にいたんだ。そうか・・・そうなんだ・・・」
ワープしたルフィ達を見てウタは言う。
「―――――シャンクス来たのか?」
「あれ?分かったの?」
現実世界でウタがシャンクスと会話をしているのをルフィに気づかれウタは驚愕する。
「シシシ、さっきまで随分と泣いていたようだしよ」
「へ?・・・ちょっっと・・・嘘・・・ぁぁぁぁぁっ!!」
鏡を作って自分の顔に涙の痕が残っているのに気づいて絶叫するウタ。
「最悪ルフィなんかにこんな恥ずかしい所を見せるなんて!」
「シシシ、当たり前だ。何だってお前に184連勝しているんだぞ!!」
顔を赤らめ頬を膨らませて怒りを露わにするウタ。
「出た負け惜しみ!!・・・・・」
「・・・・・」
出会えば互いに負けず嫌いの面が顔に出す。だが、それも直ぐに終わる。
「――――――で、クレドを連れて何しに来たのルフィ?」
アメジストのような紫の瞳は真っすぐにルフィを映す。
「決まってんだろ。ウタワールドを閉じろよウタ」
「閉じたらルフィはどうするの。海賊を辞めてくれるの?」
再開して直ぐの海賊辞めなよの言葉を思い出しウタはルフィに問う。
「止めねぇ」
ウタの言葉をルフィは切り伏せる。
「・・・・・アンタも海に出るの!シャンクスのように私とクレドを置き去りにして!!」
ルフィの言葉にトラウマを刺激させられ思わず声を上げるウタ。
「置き去りになんかしねぇ!!お前も!クレドも!お前らを連れて俺は海に出る!!」
そんな事はしないと反論するルフィ。
「なによ、そんなに何がアンタを突き動かすのルフィ!!」
「海賊王になるためだ」
「海賊王なんかになって何がしたいのよ!!」
「―――――新時代を作るためにだ!!」
「―――――なにそれ」
その言葉にウタは唖然とする。
「そう言えば聞いていなかったよね。・・・ねぇ、ルフィアンタはどんな新世界を作りたいの。―――――アンタの夢の果てなに?」
そう問うウタ。
「―――――ああ、そう言えば結局ウタには言えなかったな。よく聞けよウタ」
心の何処かでその言葉をルフィ待っていたのだろうルフィは一息ついて口を開く。
「俺の夢の果ては――――――」
少年は言祝ぐ。少女に言えなかった少女に言われて考え決めた己の夢、海賊王になった後のその果てを。
「―――――――――」
その言葉にすぐそばにいたクレドは何も言えなかった。父の夢、その大きさに、その余りにも無垢な夢の果て。
「くっ、あっハハハハハハハハ!!・・・何よ・・・なによその子供の・・・ような・・・夢・・・」
対する
「えっ、ええ・・・お、お母さん?」
困惑するクレドだがそこは気にする必要は無い。同じ夢を持った海賊王も白髭にその夢を言った時にガキの夢かと呆れられたのだから。
「・・・ぐす、・・・でも、アンタらしい・・・ゲホッゲホッ・・・でもいい・・・夢だよ」
笑い過ぎて涙目になりながらもその夢を肯定するウタ。それを見てルフィも笑う。
「それによぉ、クレドの声もちゃんと聴いてやれよ」
ルフィはクレドを前に出してあげる。
「―――――お母さん」
「何?」
「わたしねお母さんがどんな悩みを抱えているのかは分からないけどわたしはお母さんに死んでほしくない」
「・・・・・そうだよね」
「わたし、もっとお母さんと歌いたい色々なものを見てわたしの音楽に色々なものを入れられるようにしたい」
「・・・・・」
「お母さん生きよう。わたしとお父さんと一緒に大海原に昔お母さんが言った三人で暮らす夢今叶えようよ!自由に、楽しい音楽をお母さんと作りたい!!」
12年、ウタの独りぼっちにさせなかった愛娘の一途な叫び。
「―――――うん、うん・・・そうだね」
それを何度か頷き咀嚼するようにその言葉を受け止めたウタは。
「♪~~~~」
「「―――――ウタ?」」
現実世界とウタワールドの二つの世界で歌いだしたウタにシャンクスとルフィは思わず同じタイミングは首を傾げた。
歌声はウタワールドの天井に門のようなものが現れた。
「なっ、なんだ!?かっ、・・・体が!!」
門に引き寄せられるような感覚が人々を襲い門へと誘われる。
「これって」
「ルフィがやったんだろう」
「だろうな」
「流石だぜルフィ!!」
一味は上手く説得できたんだと思いそれを受け入れる。
「・・・・・お、終わったのか。クレドとウタは?」
ウタワールドから現実に戻ることが出来たゴードンもまた二人を探そうとする。
「―――――あれ、お母さん」
「―――――ああ、クレド。起きたのか」
目を覚めたクレドは自分とウタの部屋におり探しに来たゴードンと遭遇する。
「ゴードンおじいちゃん、お母さんは?」
「ウタは・・・・・」
母親が何処にいるのかを訪ねるクレドに一瞬ゴードンは躊躇する。何処にいるのか察していたが不用意に場所を喋ってクレドにもしもが起こったらと恐れたのだ。
「――――――」
「待つんだクレド!!」
しかし、ゴードンの心配をよそにクレドは外へと走り出す。
「―――――ここは?」
一方ルフィは何処までも懐かしいフーシャ村のマキノの酒場に転移されていた。
「―――――ようこそルフィ」
優しい顔をしたウタがカウンターにいた。
改めて言いますがREDの設定は色々とあるのでここではこうと言う事にしていただけると幸いです。
次回はもうちょっと長くする予定早く書き終えたいなぁ余裕も出たし。
ではでは~~