インフィニット・ストラトス ~オリ主が行く学園生活~ 作:一般通過傭兵
いろいろと忙しかったもので。
「湊、PICってなんだっけ」
「パッシブイナーシャルキャンセラー、いわゆる慣性制御みたいなもんだと思えばいい」
「あぁ、なるほど...」
今は二時間目の休み時間。一夏に勉強を教えている
復習にもなるのでちょうどいいと思いながらやっていたのだが
「なあ、ここはどういうことなんだ?」
「あ~ここはd「ちょっとよろしくて?」」
話はさえぎらないでほしいんだが...返事くらいはしておいた方がいいのか?
「へっ?」
「...?」
振り返れば、いかにも『今時な女子』という風体の金髪縦ロールが
ていうか縦ロールって実在したんだな、初めて見たわ
「訊いてます?お返事は?」
「...聴いてるけど。要件は?」
「まあ!何ですの、そのお返事。わたくしに話し掛けられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるのではないかしら?」
「また、面倒な手合いだな...」
本当にこういう人間は嫌いだ
最近の女尊男卑にはうんざりだ。ISとはいえ物量で押しつぶされれば負けるだろうに、ISが使えるというだけで粋がる奴らが多すぎる
「すまないけど、俺、君が誰か知らないし」
次いで、「湊はどうだ?」と聞いてきた
「あ〜、俺も知らんな」
あ、なんか驚愕したような顔してるな
「このわたくしを、イギリス代表候補生のセシリアオルコットを、入学主席のセシリア・オルコットを知らないと!?」
答えが気に入らなかったのか、まくし立ててきたセシリア
「あ~、聴きたいことがあるんだが、良いか?」
「なんですの!?」
「代表候補生って、なんだ?」
「...は?」
「おい一夏、お前マジで知らないのか?」
「おう、知らん」
「おいおい...てか知らなくても字面から察せるだろ、要するにエリートだってことだよ」
「成程...エリートか」
「あ、あなたたちねぇ...!」
というかセシリアがやばそうだな...面倒だが、機嫌はとっておいた方がいいか
「あ~、要するにエリートだ、と言いたいわけだな?」
「そう!エリートなのですわ!」
よし、癇癪前ぎりぎりだったな
「期待はしていませんでしたが...男性のIS操縦者だと聞いてどんなものかと思えば、とんだお馬鹿さん達で拍子抜けですわね」
中々にキツイことをいうもんだな。
強い言葉ばかり使うと弱く見えるということを知らんのだろうか?
「まあでも? わたくしは優秀ですから、あなた達のような人間にも優しくしてあげますわ?分からないことがあれば、まあ、泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」
...うん、要するに「私すごい!敬え!」というわけだ。脳までカビたのか?こいつは...
「入試って、教官を倒すやつだよな?」
「それ以外に何があるんですの?」
「そういうことなら、教官は俺も倒したぞ?」
「...なんですって?」
「いや、俺も倒したんだけど...多分」
「一夏、多分ってd「多分とはどういうことですの!?」
だから話を遮るなよ、面倒だろう。
にしても一夏、倒してたのか
「やるじゃないか一夏。俺は織斑先生相手に五分だったな。完敗だったよ」
「湊は千冬姉とやったのか?すげえな」
「そっちで盛り上がらないでくれませんこと!?そもそも私しか教官を倒してないと聞いていましたけど!?」
会話の腰を折るなよ...面倒な。
「女子だけって落ちじゃないのか?なぁ一夏」
「確かに、そうなのかもな」
嫌な予感がする...湖の薄氷が割れかけてきたような音が聞こえた
「...私だけではない、と!?」
台パンするな台パン。机が揺れる
「あ~、オルコットさん。落ち着いて、な?」
「とりあえず落ち着け。感情的になられても面倒だ」
「そのような話を聞かされて落ち着けるわけが...!」
キーンコーンカーンコーン
おお、もうこんな時間だったか。さっさと席に戻らんと頭を割られる
「っ!またあとで来ますわ!逃げないことね!よくって!?」
「「お、おう...」」
初っ端からこんなのじゃ、先が思いやられるな
「乱入とは、とんでもないやつだったな。じゃあ席戻るわ」
「そうだな...」
はぁ...俺は面倒が嫌いなんだが。これ以上の厄介ごとは起きないと願いたいものだな。
次回or次々回、オリ主用IS出るかも?