「やったか!?」
「冒頭からフラグ立てありがとうございま〜す」
前回、上弦の参である猗窩座をここぞとばかりにリンチにした炭治郎達と私ことサムライソードマン。
連携の末、一瞬の隙を付いて最大最高の一撃、『玖の型 煉獄』を叩き込んだ煉獄さんは勢いのままザリザリと地面を滑りつつこういう時に言っちゃいけないセリフNO.1の「やったか!?」をかました。
このフラグの回収は脅威の99%。一部の例外を除き必ず回収されてしまう悪魔のセリフだ。フラグの悪魔がいるならこれのおかげで相当な強さになるだろってくらいやべーフラグなのだ。
「ぐ・・・かァ・・・ふ、巫山戯るな・・・こんな、こんな死に方!認められるかァッ!!」
ほら言わこっちゃない
首だけになってるのに無駄に高いプライドで頑なに消滅しようとせず、ぎゃいぎゃいと騒ぎ立てる猗窩座。胴体の方も産まれたての子鹿のようにプルプル震えているが立ち上がろうとしている。なんという生命力。このサムライソードマンの刀に首を斬られたのに死なぬとはいやはや。
けどこのタイミングで弱点克服されてもまるで!全然!今の状況をひっくり返すには程遠いンだよねぇ!!
クララみたいに立っても別に賞賛とかしないからさっさとくたばって、どうぞ(無慈悲)
「ほーら微塵切り〜」
「ぐあぁー!?やめろ貴様ァッ!!」
なんか自立しだした体の方を切り刻んだら痛がり出した。え、その状態で痛覚残ってんの?ちょーおもろいじゃん。
ほらほら、どんどん斬ってあげるからね〜?
「君らもどう?楽しいよ?」
「え、あ、いや遠慮しておきます・・・」
「うむ!彼を滅する為とはいえ流石にそれはどうかと思うぞ!」
えぇ〜楽しいのに〜。あ、あと悪魔に人情を期待するのはナンセンスやで。
なんて剥き出しで尖らせる唇が無いので顎をしゃくれさせながら呟く。もちろんその間にも細切れだ。繊維単位で斬ってあげるからねえ〜。
そぉい!賽の目斬り!そういやこの作品にサイコロステーキ先輩とかいたな。やったじゃん、大先輩とオソロだぜ。名誉名誉。
さて、斬るのにも飽きてきたことだしコイツの頭でサッカーでもしようかと思いキャプ翼のようなシュート体勢に入った所で、
「見てみぃ・・・先生・・・・・・」
ピカッッ!!
「日本の夜明けぜよ!!」
私の背中から現れいでるは、我らが光!即ち太陽である!!Fooooo!!上がるゥッ!
ついでに復活せよ!ラーの翼神竜!!(出来ません)
先生!ペニシリンでございます!(?)
「なっ!?た、太陽!?しまっそんなっうがァァァァァッッ!?!?」
地平線よりひょっこりはんした太陽の光が猗窩座に当たった瞬間、そこから焼けただれるように崩れていく。
これこそが異形の終わり、陽に嫌われた鬼の死。この世に己の身の欠片も残せない完全なる消滅。生命体としては異質極まり、そして死後すらも人としての尊厳を剥奪された者達の末路である。
それはそれとして痛そう(小並感)
「グッバイ鬼ちゃん。あの世で彼女とランデブーしてな。」
軍帽を取って脇に挟み適当に立てた中指で十字を切る。確かコイツにはあの世で待ってる健気な彼女が居たはずだ。ケッ、リア充が。地獄で仲良く爆発してな。
唾を吐きつつ刀を鞘に収めるように左手を撫でると、腕と頭の刀が引っ込みサムライソードマンの姿からただの人間の姿に戻る。そして髪をある程度整えてからまた軍帽を被る。
「さてと」
何はともあれ、お仕事終了である。腕を上げて体を伸ばすとコキコキと心地いい骨の音が響いた。
「んじゃあ汗かいたし温泉でも入ってサッパリしよっかな!」
「いや待てやァァッ!!」
そう言ってルンルンスキップでさっきの温泉の所まで戻ろうとしたら伊之助少年に大声で呼び止められた。
はて?何の用だろうか?鬼は倒したんだからもういいでしょ?全部まるっと丸刈り解決大団円でしょ?
心底訳が分からないという顔で振り返り、彼に首を傾げてみせる。
「?」
「流れで逃がすとこだったぜ!鬼じゃねぇみてぇだがお前もバケモンだろ!逃げようったってそうはいかねぇぞ!この山の王、嘴平伊之助様が相手だァッ!!」
「・・・・・・。」
「何とか言えやコラァ!黒梅干し野郎!」
「あ、私に話しかけてたの?」
「そうに決まってんだろうが!?なに部外者面してんだコラ!?」
じたばたと全身で不満を表しながらツッコミをしてくる伊之助少年。おほほ、面白いね君。
にしてもそうか、私ちゃん、サムライソードマンになる姿がっつり見られちゃったか。いやー、鬼ちゃんにキレちゃってついつい変身しちまったぜ。うっかりうっかり。
えー、どうしよう。なんか適当に弁明したら誤魔化せねぇかな。この子バカだし(辛辣)
「私は・・・そう、能の演者なんだ。さっきのはその衣装さ、HAHAHA。」
「の、のう・・・?んだそりゃ!そんなもんで誤魔化せると思ってんじゃねぇぞ!!」
チッ、ダメか。これだから世間知らずの野生児は。じゃあこうしよう。私は鬼の力を擬似的に再現出来る特殊体質の人間的な感じで・・・
「オラッ!その首貰うぜ!」
やだー、話聞いてー!
こっちの言い分を一切聞かずに拾った刃こぼれしまくりの日輪刀を振りかぶりながら突っ込んでくる伊之助少年に応戦しようとトリケラトプス拳の構えを取ると今まで傍観してた炭治郎君と煉獄さんが声を上げた。
「
「待つんだ!伊之助ッ!」
おん?なんだ?まさかあっちが止めるとは。伊之助少年と一緒に私をボコリに来るかと思ったんだけど。まぁ取り敢えず構えを解くと炭治郎君が話しかけてきた。
「あの!えっと・・・」
「あ、私サムライソードマン。よろしく。」
「あ、どうも。その!さむらゐそうどまんさん!俺は竈門炭治郎です!どうしてもお聞きしたいことがあるのですが!貴方は2年ほど前、雪山で6人の家族をある鬼の手から助けませんでしたか!?」
「これはご丁寧に・・・んぇ?雪山?」
伊之助少年とは違ってしっかりとした挨拶の後にそう聞いてくる炭治郎君に更に首を捻る。
あー?んー?雪山で?助けたァ?
ほー、はー、ふー?そういやぁ、えーっとあったかな?2年前、2年前・・・ちょっくら脳みそ弄って・・・指をズブブッと。お、あったな。それ。
・・・うん、助けたわ。そういえば。
「そだね」
「それは!!・・・それは、俺の、家族なんです!貴方がいたから家族は殺されなかった!死ぬことは無かった!本当に・・・本当にありがとうございます!!」
「え、あ、うん」
ほわっつ?
え、マジで?あれ炭治郎ボーイの家族だったの?
・・・・・・確かに鬼滅って炭治郎君の家族が惨殺されて始まるんだったか。おーっとっと?私ったら何も知らないまま早々に原作ブレイクしてた?あらまぁー・・・・・・。
や、だって呼ばれたから戦っただけだし・・・あ、てことは私もう無惨に会ってたの?だからあんな強かったのかあの時の鬼!くっそしぶとかったし!原作の顔と違ったから気づかなかったー!!
んだよー!顔合わせ済んでたのかよ!クソ!それならもっと煽ってやればよかった!
え?もっと詳細を教えろって?
OK、じゃあ最初から説明するね?(Spider Man並感)
そう、あれは2年ほど前のとある雪山に呼び出された時の話・・・・・・
ゐにみにまにも
ゐにみにまにも
ゐにみにまにも
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」
呪文の仮契約によって未来の悪魔のようにバンザイした後に踊りながら光の中から飛び出るとめちゃくちゃ寒かった。そりゃ雪山なんだから当たり前なんだけど呼び出された時はそんなの知らなかったし、コートで防げる寒さも限界がある。
ちくしょうこんな場所に呼んだバカはどこのどいつだ!とガチガチ震えながら周りを見ると、こちらを見て固まる5人のガキと美人な奥さんが目に入った。
「ほ、本当に出た・・・・・・!」
そう言ってあんぐりと口を開けている一番成長してる男のガキの言動を見るに、どっかから噂話で聞いた呪文を巫山戯て唱えたって感じだなと瞬時に把握した俺は溜め息を吐いてがっくしと肩を落とした。
「お遊びパターンかよ・・・無駄足だぜ」
まぁしかし、呼び出したのは事実。その時点で対価は発生してるので相手が誰であれ貰わなければ割に合わない。
「よーしガキ、なんか寄越せ。でなきゃ目玉をほじくるぞ。」
「ひぃ!目、目!?」
「そうだ、こう、グリッと」
「グリッと!?」
分かりやすい様に指を動かして説明するとみるみる顔を青くしていくガキ共。ハッハッハッ、子供は素直なリアクションで脅しがいがあるな。まぁ冗談でも何でも無いんだけど。
「ほらほら、早くしないと取っちまうぞ〜?」
「ひ、ひぃぃ〜!!」
「あ、あのぅ・・・」
「ん?」
大人気なくガキの頭を揺らしながら脅してると美人な奥さんが声をかけてきたのでキメ顔で振り返る。
「なんでしょう?」
「その、良ければお夕飯を食べていかれますか・・・?」
「え、いいの?やったー!」
おっほ!こんな美人な奥さんの手料理を食べれるなんて呼ばれた顔があったってもんだ!ふぅ、ガキめ命拾い、もとい目ん玉拾いしたな。
いやー楽しみだなー!とルンルンしながら火鉢の前まで行って勝手に暖を取り始める。そんな私を見てガキは責めるように奥さんを見た。
「か、母ちゃん!?いいのかよ!?」
「竹雄、どんな経緯があれこの人はお客さん。そも、あんたが巫山戯て呼ばなければこの方はここには来なかったのよ?文句言いなさんな。」
「うっぐ・・・わ、分かったよ・・・」
文句言いたげなガキ、竹雄ボーイにピシャリとそう言いのけた奥さん。ほーう、強い女性だ。こう、母って感じ(致命的な語彙力)
HAHAHA!まぁ一夜限りのだが仲良くしようじゃないかクソガキ!竹雄の頭をぐりぐりと乱雑に撫でるとやめろ!と振り払ってきたので足を持ってジャイアントスイングしてやった。
ギャアアアアアア!!!と叫びながらぐるんぐるん回る兄を見て僕も僕も!ともう一つ下の弟が服を引っ張ってきたのでご希望通りスイングしてやるとキャッキャッと楽しそうに笑っていた。
そんな兄と弟を見て呆れていた妹もついでにゲラゲラ笑いながらスイングしてやるといい悲鳴をあげてくれた。ハハハ!もっと泣き叫ぶがいいやぁ!!
反撃してくるガキ共に様々なプロレス技で応戦してやってるとそれを一番上の姉が一番下の弟を抱えながら優しい微笑みを向けて眺めてやがる。おうおうまるで自分無関係ですみたいな面してんじゃねーぞ!
はい、そこをちょっと
きゃあっと可愛らしい悲鳴をあげる長女をお姫様抱っこでぐるんぐるん回す。いつもよりも多めに回しておりまーす!
ふはは、暗い顔が少しはマシになったじゃないか。私はそういう暗い感じの人間が嫌いなんだ、少しでも前向いて笑ってた方がいい。その方が人間輝いて見えるからな。
なんて、はしゃいでるうちに夕飯が出来たらしいので早速食卓を囲んで頂きますをかましてやる。
さて、まずはこの山菜を・・・・・・ッ!?
「え、美味っ。え!?美味!?マジで言ってんのぉ!?」
「ふふ、お口に合ったようでなにより」
いやホント!マジで美味いってこれ!ハァ!?美味すぎてキレそうなんだけど!
この時代でこのレベルの味を・・・!?ウッソだろお前・・・!?こんなん現代の飲食店でも通用するどころか超えてるだろ!?こ、この奥さん何者!?
あまりにも美味いのでついガッツいてしまい、あっという間に完食してしまった。なんてこった、こんな辺境の田舎っぽいとこで定食屋でもなんでもないただの庶民の家で美食に会えるなんて・・・ここに住み着いてもいいっすか?(ニート宣言)
「当たり前だろ!母ちゃんの飯は日本一なんだぜ!」
「そうそう!食った人みーんな母ちゃんの飯の虜になっちまうんだから!」
「お兄さん口にご飯粒付いてるよ!美味しいのは分かるけど落ち着いて食べなさい!」
私が興奮気味に食べ尽くしたのを見てガキ共がきゃいきゃいと騒ぎ出す。次女は私の口元を拭ってくる。やめい、私はお前の弟ちゃうぞ。だからそんな仕方ないやつを見るような目をやめよ。やめやめろ!
ところで奥さん、おかわり・・・・・・いいっすか?(数百年に一度聞けるかどうか分からんほどのどちゃくそイケボ)
遠慮なくどうぞとニコニコ笑顔の奥さんとは逆にやめろー!とおかわりを阻止しようとしてくるガキ共を大人プゥワァー(ネイティブ)で蹴散らし、おかわりを獲得してやったぜ。ギャハハハハ!!世の中弱肉強食なんだよぉ!!あ、コラ!!竹雄!それ私のおかずだぞ!!返せや!!
なんてぎゃいぎゃいとはしゃぎながら夕飯を食べ終えた私は片付けをする家族を見ながら持参している手作り爪楊枝で食べカスを取っていると、ある気配を感じ取りゆっくりと立ち上がる。
「?どうしたのお兄さん」
「んー?あぁ、ちょっと食後の運動をねー」
よっ、ほっ、と。準備運動をしながら気配が近づいて来るのを待つ。よーし、もうちょいだな。うん、もうすぐ入口付近だな。
「おーい、奥さん、ガキ共。ちょーっと奥の方まで来てー?」
「え?いいけど、なんで?」
「まぁまぁ、いいからいいから」
ニコニコしながらオーライオーライと腕を振りながら誘導すると皆頭に?を浮かべつつも移動してくれた。
後は軍帽を目深に被ってと、おーし、準備OK!
コンコン・・・・・・
気配が入口の前に来ると扉をノックする音が響いた。
「いらっしゃいやせぇーッッ!!!」
「ッ!?!?」
ので、扉を開いたら思いっきりその顔面に拳をシュゥゥーッ!!超!エキサイティンッ!!☆
スローモーション演出を挟みながらものっすごい不細工面で吹っ飛んでいく鬼ちゃん。ふぅっ⤴︎⤴!キモティー⤴︎⤴!
めっちゃ良いのが入ったなァ。まさか玄関開けたらサトウのごはんならぬ、玄関開けたらアクマのボカンが来るとは思わなかっただろ。さーって、どんな間抜けな顔晒してっかなー?
「お兄さん!?何やってんの!?」
「あー、気にすんな。それよりも家から1歩も出るなよ?死ぬぞー?」
私の忠告にギョッとする家族を他所に軽い足取りで吹っ飛ばした鬼の方まで近づいてく。
「ノックしてもしもぉ〜し?生きてるぅ〜?」
「ぐ・・・!よくも貴様ァ・・・!!」
「お、頭破裂してないんだ。結構結構。」
雪を被って怒りで顔真っ赤にしながら震える鬼を見てバカにするようにケタケタ嗤ってるとその腕を長く巨大な触手に変え、それを私に叩きつけてきた。
「うわキモッ」
「死ねッ!!」
一本では仕留めきれないと判断したのか両腕を触手にしてぶんぶん必死こいて振り回し始める鬼。
「ほらほら、当たり判定に入ってないぞー?」
「このッ!」
それをひょいひょい躱していると更に細い触手を混ぜてきた。おー、今まで見てきた奴の中で一番すげーじゃん。これなら殺り甲斐がありそうだな。
「よーし!その首ぶった斬るために私ちゃん頑張っちゃうぞー!」
右手で何本かの触手を掴んで、口で左手を咥えるとそのまま左手を引き抜く。それによって中に埋め込まれた刀が露出し、悪魔としての力が開放される。
「ッ!それは、まさかッ!?」
「キヒッ!」
驚愕で硬直する鬼の隙を見逃す訳もなく、狂笑を浮かべながら埋め込まれた刀を巨大化させ掴んでた触手を斬り裂く。
それを見て一気に後退する鬼。あらら、もう何本か斬りたかったのに、残念残念。そう思いながら斬った触手をポイ捨てするとその場でビチビチと跳ねている。キモ〜。
「貴様・・・さむらゐそうどまん!?何故こんなところに・・・!?」
「そんなもん、私が知るかッ!」
「なっ」
鬼ちゃんの質問に適当に答えると悪魔の脚力で踏み込み、一気に間合いを詰める。デビルキックは破壊力だぜ!疑問なんだけどデビルチョップはなんでパンチ力なんですかね?
「オラ!2枚おろしッ!」
「ぐぬっ!?おのれっ!!」
「ギャハッ!3枚おろしの方がお好みかァ!?雑な大名おろしでいいなら答えてやるよォ!」
「狂人めッ!!」
鬼に言われちゃ世話ねぇや。あ、私も悪魔だったわ!ギャハハ!デビルジョークはトーク力!なんて巫山戯ながら斬ったり斬られたりを繰り返していく。
うーん、コイツ、他の鬼よりも再生力段チだし、パワーもあるしで明らかに上位個体だな。めんどくせぇー。斬った傍から回復とかずっちぃぞ!まぁ私も血ぃ吸いつつ抜刀すれば全部元通りだけど。
ん?待てよ・・・?この時、サムライソードマンに電流走る───(最悪の語呂)
コイツ・・・・・・
『上弦』って奴じゃね?*1
絶対そうだろ!この力!この回復力!上弦だってこれ!かなり上弦だよ!上弦にしようぜこれ!!
うっひゃー!そりゃ強いわけだ!初めて会ったわ上弦の鬼!なんか色違いポケモンに会った時くらい嬉しい!上弦の何なんだろ、ちょ、サイン貰えないかな。
くっくっくっ、よし!私は全部お見通しだぜって顔でそれを聞いてやるとしよう。
「この強さ、この気迫・・・・・・そうか、そういう事か」
「・・・・・・ほう、気がついたか。そうだ、私こそが鬼舞辻─────」
「お前、上弦の鬼だろ?*2」
「・・・・・・・・・・・・は?」
ガチリ、と動きを止める鬼。ふっ、やれやれ。まぁ仕方ないか、自分が上弦だとズバリとバレてしまったんだからな。かー!!自分の優秀過ぎる頭脳が怖いわー!!かー!!
「んで?上弦の何番なの?勿体ぶらずに教えてくれよ〜、教えてくれたら銭やっからさ。三途の川代の。」
「・・・・・・・・・す」
「ん?」
「貴様は必ず殺す・・・!!!!」
やぁだブチ切れ。どしたん?話聞こか?*3
なんてヘラヘラしてると触手が更に太くなり、ギザギザの歯が生えた口が開き始めた。うっわ更にキモくなるの?キモさの世界チャンピオンだな。
それを性懲りも無く振るってきたので軽く躱す。地味に邪魔だし、どんどん斬り落として無防備になったら首を頂いてやるかと考えながら一歩踏み込んだ、次の瞬間・・・・・・
「お?」
ギュゴッと触手の口から風が発生し、体勢を崩してしまった。そして、その隙を逃すほど相手もバカな鬼ではなく・・・・・・
ドスドスドスッ!!
「ギョッ!?ぼッ!グェッ!!」
何本もの管が体に突き刺さる。同時に毒を盛られたようで体の自由が効かない。それを抜きにしても触手が体を雁字搦めにして動きを阻害してくるのでどっちにしろ動けない。
その状態のまま、ゆっくりと宙に浮かばされると鬼がこちらに近づいてくる。
あ、これあのセリフのチャンスじゃん。
「あ、なっ、体がハリツケになっていくよォ〜!?」
よし!ノルマクリア!!
「どこまでも巫山戯た奴だ・・・!」
そんな私に苛立ちを隠せない様子の鬼。へへ、めんご。だからこれ解いてくれない?無理?あ、そう。
ところで知ってる?タツノオトシゴって実は魚───────
「まぁいい」
「死ね」
ゴシャリッ
肉が潰れる音と共に、私の視界は黒く染まった。
ここで令和コソコソ噂話!サムライソードマンのキャラは定まってないらしいぞ!どころかこの作品も行き当たりばったりなので矛盾点が多いらしい!けどそんなの気にしたら負けだ!