(イカれてやがる)
妓夫太郎の考えは首をすっ飛ばされたことよりも、そちらの方が勝っていた。
何処に自分の頭を武器としてぶん回すアホがいるのだと。まぁ目の前にいるのだが。考えついたとしても絶対に実行しない、否、実行しようと思わないであろう手段。幾ら不死身とはいえそこまでネジが外れては無いだろうと考えた自分の負けだと、妓夫太郎は謎の敗北感を味わっていた。
ゴトリッと2つの頭部が地面に落ちる。1つは妓夫太郎の、もう1つはクロの。勝者も敗者も頭部だけになり、しかもまだ生きているというこの世のバグをかき集めたかの様な異様な光景が出来上がっていた。
「テメェ、斬撃に当たる前に自分で頭を上に投げ飛ばしたなァ」
「正っ解!いやぁ気づかれないかとヒヤヒヤしたぜ。」
イカレ顔で繋がってない右手を操りこめかみをトントンと叩くクロ。何処のヤングバカ目隠しだ。
「だとしても自分の頭でぶった斬るとか馬鹿じゃねぇのかァ?」
「ケッケッケッ、常識を覆す様な事しねえと勝ち目が無かったんでね。毒とか卑怯なもん使ってくるし。」
「殺し合いに卑怯もクソもねぇだろ」
「マジそれな」
ゲラゲラと笑うクロにこんなのに首斬られたのかとやや落ち込む妓夫太郎。しかし彼は冷静だった。なんてことは無い、彼は彼だけが首を斬られても死なないと知っているのだから。
もう片方の上弦の陸、妹の堕姫の首も斬らなければ彼らは死ぬ事は無い。何たる初見殺しのインチキ。体の方を動かして首をくっつけてしまえば問題ない。なので実際、この場で最も追い詰められているのはクロなのだ。
しかも腕を引き抜いて再生しようにも左腕が遠くに落ちているので時間がかかる。絶体絶命オンステージだ。まぁ当の本人は未だ下品に笑っているが。
(コイツが動けねぇ間にさっさと首をくっ付けねぇと)
妓夫太郎はそう考えて、遠隔操作でゆっくりと体を起き上がらせる。そして一刻も早く首をくっつける為に走らせようとした矢先に体の方が何かに押し倒された。
「ああ!?」
「ギャバババ!テメェだけ復活なんてさせる訳ねーだろが!まだ片腕が残ってんだよ〜ん!!」
妓夫太郎の体を押し倒し、というより刺し倒したのは枝豆のようにヌルッとちぎれた左腕の方だった。気づかれないように死角に潜ませ頭の方に動かしていた途中だったが丁度よく妓夫太郎の体が動き出したので不意打ちにぶっ刺したのだ。その執念たるや、決して逃がすまいと執拗にグリグリと刀を押し付けている。
「クッソが!無駄な足掻きしてんじゃねぇ!!」
「他者の足を引っ張るのが悪魔ちゃん史上の喜びざます〜!!」
「死ね腐れ外道!」
「んだとカス鬼コラ!!甲羅のなくなった亀みたいな体しやがって!」
「うるせぇわ!!ゴミ虫みてぇな生命力しやがって!!」
互いに罵倒し罵り合うなんとも醜い生首共。しかも体の方もバタバタともみくちゃに暴れまくっている。威嚇し合う虫のような光景だ。
しかし妓夫太郎の体を拘束している左腕の方にクロの右手が刻一刻と迫っていた。左腕を引き抜く為に5本指を器用に使って歩くように懸命に移動する。まるで某2〇時間マラソンのような感動的な姿にどこからかサライが聞こえてきそうだ。
「オラァッ!」
「あいたーッ!?」
だがそれを見つけた妓夫太郎がそうはさせまいと鎌で右手を突き刺さして妨害した。サライも中途半端に止まった。まぁ実物も途中から見なくなるし(大失礼)
「このっ大人しく殺されろや!」
「黙れカスが!テメェが大人しくしてろ!んで死ね!」
このままでは埒が明かないと今度は頭だけで転がって移動を始める2人。なんともシュールである。だが目的地が同じとなると必然、互いの妨害が入る訳で。
「だぁぁ!!ぶつかってくんじゃねぇゴミが!!」
「ばーか邪魔するに決まってんだろ!オラ!どっか行け!」
「ぐっ!刀が邪魔くせぇ!かくなる上は・・・!」
「あ!てっっめ!それはズルだろ!」
頭だけでもしつこく邪魔してくるクロに嫌気が差した妓夫太郎は首から腕を生やし、とっとこ歩き始めた。炭治郎が鱗滝左近次と出会ったお堂にいた鬼のようにだ。
見た目が気持ち悪くなるし、惨めな気分になるので使いたく無かったがこの際仕方ないと割り切って使った奥の手だ。おかげでかなりのリードを稼げた。このまま首を、と。だがしかし、そんな容易く物事が運ぶはずもない。
「ならばこっちは・・・ドラァッ!アイスラッガー!」
「ハァ!?ウギッ!?」
なんと頭を刀の重みを使い遠心力で器用に回転させ、勢い付けて刀を射出したのだ。さながらブーメランのようにブンブン回ったそれは綺麗に妓夫太郎に突き刺さり動きを硬直させる。その隙にグルングルンとベイブレードのように回って推進力を得たクロが一気にリードを埋め追い抜いていく。
「オラアアアア私の勝ちだあああ!!!」
「クソがァァ!!させるかァ!!」
「ヒィィエッ!!」
このままでは体を再生される。そう焦った妓夫太郎は体から再び『円斬旋回・飛び血鎌』をノーモーションで放ち、クロの頭部を切り刻もうとする。だが頭部だけという凄まじく小さい的になった事が幸いし、車輪の様に回転する事で全ての斬撃をいなし、弾いてしまった。
「んなっ馬鹿なっ!?」
「ところがぎっちょん!」
そして飛び血鎌を掻い潜ったクロは見事自分の左腕の元へも辿り着き・・・
「しゃあっ タフ悪魔!」
腕を引き抜き、自らの肉体を再生させた!まるで何事も無かったかのように生えてくる体には傷どころかシミひとつない。そして再び腕を引けば、悪魔モードの再来である。
「んっん〜♪清々しい気分だ!歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ・・・何が言いたかと言うとそう・・・最高にハイッてやつだぁぁぁハハハハハ!!」
高笑いと共に指をこめかみに突き刺し、ご機嫌にぐりぐりとかき乱す。しかし数秒もすると気分が悪くなったのか顔を青くしながら再生させていた。そら(脳を直に傷つければ)そう(なる)よ。
「あ、やばい。リセットリセット。」
「巫山戯やがって、がっ!?」
「なぜ笑うんだい?私は何時だって勇気りんりんだよ。」
愛と勇気は荷物を纏めて出てっちまったよ。今じゃ私を温めてくれるのはトイレだけ・・・まぁこの時代にウォームレットなんて影も形もないんですけどね〜!と、ゲラゲラ笑いながら妓夫太郎を定番の刀で突き刺して拘束していくクロ。その手際の良さ、熟練の達人による釘打ちのよう。
「ふう、ガキの頃ケーキが埋まるくらい蝋燭を突き刺して半殺しにされた事を思い出したぜ。貴重な前の記憶だ、ありがとよ思い出させてくれて。」
なんて、しんみり顔でいい話風に言っているがその言葉を送ってる相手を文字通り針のむしろにして踏みつけている奴のセリフである。外道か?外道だったわ。
「ぐ・・・!くそ・・・!」
「あい、一丁上がり〜。さてと、ならぬポテト。さっさと雑魚の方も殺しに行くかァ〜。」
「テメェやめろっ!妹には手ェ出すな!」
「ん〜?おかしなことを言うねぇ〜?敵のお前さんの言葉なんぞ聞く訳が無いでしょうに〜。」
どこぞのどっちつかずの黄色い海軍大将のような顔と口調で煽るようにそう言ったクロは首だけの妓夫太郎の前にかがみ込んでいい笑顔で言い放った。
「安心しろって、直ぐにあの世で合わせてやっからさ。仲良く落ちろよ、地獄に。」
ニッコニコで言ってるがコイツ、主人公である(ドン引き)
最早敵がどちらか分からなくなる程の外道ムーブをかましたクロは拘束を外そうと悶える妓夫太郎を置いてルンルンと鼻歌交じりに結界を構成する帯の方まで歩き、たたっ切ろうと構える。
しかし、そこであることに気がついた。
「ん?なんだ、この
帯の向こうから僅かに聞こえた
「あっぶね」
「うぎゃ!?」
何者かに吹き飛ばされた挙句、ぶつかる直前に胴体を斬られ泣き別れになった堕姫は2つになりながら後ろに転がっていく。そちらには目もくれず、堕姫が飛んできた方を見るとそこには・・・
「よぉ、どうやら派手にやったらしいな」
「すみませんさむらゐそうどまんさん!遅くなりました!」
「おー、来たんだ」
逃亡した堕姫の帯を追ってきた宇隨と炭治郎であった。
「あれ?醜女の方と獣くせぇ方は?」
「あいつらは俺の嫁達と一緒に人々の避難に回っている。それよか、なんだあいつは。何度か首切ったのに死ななかったぞ。」
「あーあれね、同時に切らなきゃいけないっぽいんだよね。だから今が最大のチャーンス!」
タラーン!と見せびらかす様に串刺しにした妓夫太郎の体と転がっている頭を指さす。それを目視した瞬間にどれほどの戦闘力を有しているかを察した宇隨は驚愕と関心の目をクロに向けた。
「派手に驚いたぜ、お前がアイツを追い詰めたのか?どうやったんだ?」
「そらお前、逝け逝けドンドンよ。」
「よし、想定以上にイカれてるのが分かった」
「なら、早くあちらの方も首を斬らないと!」
炭治郎が急かす様にそう言うと、それもそやなーと呑気に欠伸を出しながら兄の頭に駆け寄ろうとした堕姫の足に刀ブーメランをぶち当てる。一瞬で機動力を失った堕姫は当たり前にスっ転び、妓夫太郎の頭にもう少しという所で足止めを食らう。
「うぐ!お、お兄ちゃん・・・今、首を・・・」
「馬鹿!!俺はいいからさっさと逃げろ!お前まで死ぬぞ!!大丈夫だ!お前が首を斬られない限り、俺達は無敵だ!」
「お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・・」
「あーあー、お取り込み中申し訳ないんですけどね。ちょっとお亡くなりになって欲しいんですよね。」
堕姫が這いずりながらも妓夫太郎の所に向かおうとするのをクロは情け容赦無く踏み付け、串刺しにする。勿論、帯も出せないように完全に拘束して。
「テメェやめろォォォォォ!!」
「うるさいんごねぇ・・・オラよ、また選ばせてやっからどっちか選択しろや。私達の介錯か?陽の光か?ファイナルアンサー?」
同じ兄であり、妹弟を持つ炭治郎が敵と分かっていながらも顔を顰めるほどの悲痛な叫びを一切感情を動かすこと無くスルーし、天井の一部を切り取る。するとその一点からまだ何とか出ていた陽の光が建物の中に入り込んでくる。
それに直撃した妓夫太郎の体はたちまち崩れ始め、消滅していく。それがどれほどの苦痛かはそれでも死ねない妓夫太郎の表情から察さられるだろう。だが無慈悲な悪魔は悪戯に彼らの命を弄ぶ。
「ほ〜らほらほら、どうするのぉ〜?二人揃って陽の光で死んじゃうのぉ〜?それとも楽に首切って死にたいの〜?二つに一つだぜ?5秒でアンサー返せ。」
ニタニタと、それはもう悪魔らしい笑顔で究極の死の選択を迫るクロ。その姿に炭治郎でさえも嫌悪感を抱きつつあり、止めようと提言する瞬間。
「お兄ちゃんは、私のお兄ちゃんは、最強なんだ・・・」
「ん?」
串刺しにされ、身動きを封じられ、僅かな身動ぎしか出来ない筈の堕姫が全身にはち切れんばかりの力を込めその拘束を少しづつ剥がしていく。ただの気力と根性から来る底力は、クロの刀を真っ向から押し戻し始めていた。
そして、それが一瞬にしてピークに達した瞬間・・・・・・!!
「お兄ちゃんは誰よりも強いんだ!お兄ちゃんは!お兄ちゃんは!!あんたらなんかよりも!
強いんだァァァッ!!!」
爆発的な力の発散により、クロの刀を全て弾き兄、妓夫太郎の元へと目にも止まらぬ速さで駆け抜けた!!
・・・・・・が、それは一般隊士から見たらの話。
「はいお疲れ」
「あ」
技でも型でも何でもないただの斬撃。それでも歴代最高レベルの柱から放たれるそれは豆腐を切るかの様な滑らかさでいとも簡単に堕姫の首をすっ飛ばした。
「う、あ」
「うわあああああああああああああ!!!」
「やだなぁ、今にも抜け出しそうな獣を狩人が見逃す筈もないじゃん。まぁコイツ前職忍者だけど」
「お前、分かってて放置してやがったな・・・性格悪いぜ、派手にな」
「えー、手柄を渡して上げたのに酷いー」
これは、あまりもあんまりなのでは無いか。炭治郎はそう思っていた。幾ら相手が鬼の、しかも上弦の鬼だったとしてもこの所業はいくら何でも・・・そう考えずにはいられなかった。勿論、それは宇隨も多少は感じていた事だが、それはそれ、これはこれ。相手が鬼ならば、手段は問わない。そこの割り切りはハッキリしている。
飛ばされた妹の首を見て狂ったように泣き叫ぶ妓夫太郎を仕事人の冷たい目で見て、宇隨は任務の終了を確信し・・・・・・
「ん?」
直後、とてつもない違和感を覚えた。
彼の目に止まるのは今にも消滅しそうな2体の鬼。最早なんの驚異にもならない。だというのに、彼の中にある本能は最大限の警告を鳴らしている。数々の修羅場をくぐり抜けてきたからこそ分かる己が直感の鋭さ。
だからこそ、次への行動は凄まじく速かった。ダメ押しの日光を当てる為に、天井に向けて火薬を投げそれを切って爆発を起こす。その威力に当然天井は耐えらず穴を開けた。
陽の光が入り込む。
だが、
「何ッ!?」
「こ、これはッ!?」
「ありゃーこれは」
それは、突如辺りを再び包み始めた帯の結界によって防がれる。直射日光はあえなく防がれ、3人は帯結界内に閉じ込められてしまった。
「なーるほど、うっちーに首斬られる前に私みたいに自切しやがったか。やるぅ。」
「次その呼び方したら毒塗り苦無をケツにぶっ刺してやる。」
「硬い・・・!地下の物とは質が違う!」
炭治郎が帯に切りかかるが全くの無傷。それはそうだ、クロですら斬るのに時間がかかる者を、まだまだ成長途中な炭治郎が斬れる筈もない。そんなことをしているうちに、堕姫の首と体は妓夫太郎の前まで近づいていた。
「お兄ちゃん・・・」
「馬鹿野郎!無茶しやがって!早く首を・・・」
首を体に戻すように指示する妓夫太郎だったが、彼女の頭を見て一気に血の気が引いていく。寒くもないのに、ガチガチと口が震えて止まらない。
「おい・・・お前、その顔・・・」
「ごめん・・・
そう謝る堕姫の顔は、一瞬とはいえ当たった陽の光によって崩壊が始まっていた。加えて宇隨達との連戦よる疲弊に何度も日輪刀で首を斬られた為かその崩壊は着実に広まっていく。
「あああ・・・!やめろ、ダメだ、やめてくれ!!」
妓夫太郎の顔が、絶望に染まっていく。思い出すのはあの忌々しい記憶。鬼になる直前の悪夢のような夜。
「またか!!また奪うのか!!何も与えなかった癖に!!それでもまだ俺から!俺達から奪うって言うのか!巫山戯るなァァァァッッ!!」
怒髪天を衝くその形相で、自分達を見下す神仏を恨み殺さんばかりに叫ぶ妓夫太郎の頭を、堕姫の体がそっと抱き寄せる。
冷たい温もり、確かに消えていく
「でも、大丈夫。私の頭が消滅しない限り、
ボロボロと崩れ落ちながら力を振り絞り、ゆっくりと兄の頭を首に近づけていく。それを捩りながら拒否して懸命に妹に語りかける。
「おい!負けるな!諦めんな!俺がなんとかしてやっから!兄ちゃんが何とかするから!!だからッ、だからッ!!!」
必死にそう叫ぶ兄を最早原型を留めない顔で優しく微笑み、最後の
「大好きだよ、お兄ちゃん」
「梅ッッッ!!!」
ポタリ
果たして落ちた涙は兄か、妹か。
いや、そんなこともうどうだっていい。
混ざっていく肉体が、細かった体がゴツゴツとした醜い己の姿に変わっていくのを彼は静かに見つめていた。
かくして、上弦の陸は一つの個となり、その身に2人分の力を宿す。
「俺ァ何時だってそうだ・・・失ってから初めて思い出すんだ・・・なぁ、
完全な融合が終わると、堕姫の体は見る影もなく完璧に妓夫太郎の体へと置き換わっていた。変わった点があるとすれば、顔にあった痣に花形が増えている事ぐらいか。しかしそれが、二人が一つとなった証明でもあった。
「ひでぇ名前だよなァ、死んだ母親の病気からつけられてよォ。でも、大切な、お前の名前だ・・・」
悔やむ様に、尊ぶ様に。自身の胸へと手を当てそう呟く。自傷行為はもうしない。大切な妹の体に、爪など突き立てられるものか。
まるで聖者のような佇まいをする妓夫太郎だったが、相対する宇隨が感じていたのは全くの逆。
圧倒的な畏怖であった。
(こいつは・・・本当に同じ鬼か!?さっきまでとはまるで別の・・・!!)
そう思ってしまうほど、変化した気配と濃厚な殺意にあの宇隨ですら足を無意識に下げてしまう。炭治郎に至っては竦んで動けなくなる一歩手前まで精神が追い詰められていた。
対してクロは平常運転、全く気にせずに一部始終を眺めていた。その目は、鬼に向けるには珍しく関心が向けられており彼なりに何かを感じたのが伝わってくる。
「そして・・・」
そしてそんな彼らにゆっくりと向き直り、おもむろに両目へと手をやるとそのまま指で抉りとった。
突然の行動に驚愕する宇隨と炭治郎だったが、そんな彼らに構うことなく『上弦』『陸』と書かれた目を踏み潰し、新たにまっさらな
無惨の呪いが絶たれた訳では無い。未だにそれは彼を縛っている。だが、その一部を彼は自らの強固な意思のみで壊したのだ。その行為は無惨の否定、即時処刑されてもおかしくないというのに一向にそれが起きないのがその証拠だろう。
「ここからは上弦の鬼じゃなく、1人の兄としてお前達を倒す」
尋常ならざる覚悟を纏った瞳で、静かに告げる。
『
最愛の妹を失い、更なる力を得た兄が炭治郎達の前に立ち塞がる。
・クロ
クズ
・炭治郎
空気が薄い
・宇隨
派手
・妓夫太郎
一番不幸な奴。目の前で妹失うし、クズにボコられるし踏んだり蹴ったり。その代わり強くなったよ、良かったね!(鬼畜)
・堕姫(梅)
妓夫太郎覚醒の為の犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな・・・