P4GS   作:笠井裕二

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続きです。


暴走

 

・・・

 

番長と横島がやった事。

これは至極単純な事であった。

 

再三述べている通り、番長は唯一の弱点(菜々子は除く)として“霊力量(正確には出力できる量)がこちらの世界(GS世界)一流(プロ)達には劣る”、というものがあった。

 

まぁこれは、そもそも“霊力”という概念の存在しない世界からやって来たから致し方ない事であるし、それでも短期間の間にGS試験をクリアする程度にはなっているので、むしろ彼の飲み込みの早さ、あるいは成長速度が異常とも言えるのであるが。

 

しかし結果として、元の世界の、それも“マヨナカテレビ”時のようにそう簡単にはペルソナを召喚できない、という制約を持つに至ってしまった訳である。

まぁその結果、“召喚”という形ではなく、“憑依”という別モードを編み出すに至ったのであるが。

 

もっとも、どちらにせよペルソナそのものを呼び出す事自体、非常に霊力を消耗する事である事には変わりないので、あくまで“まだマシ”という程度の違いでしかないのであるが。

まぁ、それはともかく。

 

だが、今回の場合、政樹の父親を傷付ける事なく、彼のみを救出できる可能性があったのは、番長の能力だけかもしれない、という状況であったので、この弱点が大きな足枷となってしまったのである。

 

だが、ここに、通常では不可能な事を可能にしてしまう男の存在があったのである。

 

誰あろう、横島であった。

 

以前にも言及したが、彼の持つ“文珠(もんじゅ)”は非常にチート染みた能力である。

もちろんこちらも、“文珠(もんじゅ)”を作成する為には一定期間霊力を練る必要がある=使用回数に制限がある、という制約だったり、あるいは、より難しい事を実現する為には、超人的な霊力のコントロール技術が要求される、などの条件が存在するのであるが。

 

(今の横島が覚えているかどうかは分からないが、GS本編でも、成長した未来の横島が独力で“時間移動”をした、というエピソードがある。

この時に同時に扱った“文珠(もんじゅ)”の数は、驚異の十五文字であったが、これだけの文字を扱えれば、本来ならば特殊な能力が必要となる“時間移動”すら可能とするのだから、“文珠(もんじゅ)”がいかにデタラメな力かが分かる事だろう。)

 

今の横島は、残念ながらそこまでの文字を同時には扱えない。

だが、二、三文字なら、今の横島でも十分に扱う事が可能でもある。

 

今回必要となるのは、番長に足りない霊力を補ってやる事だ。

もっとも、いくら“文珠(もんじゅ)”とは言っても、霊力そのものを生み出す事は不可能である。

 

ならば、逆転の発想である。

 

この場には、強力な霊能力者が複数人存在する。

彼らから霊力を集め、それを番長に与えてやれば良いのである。

 

もっとも、単純に集めた霊力を攻撃に変換する事は難しくはないのであるが、自分の霊力を他者に()()()()()()は非常に難しいのである。

 

言ってしまえば血液型のように、霊力の波長はそれぞれ異なるからである。

 

しかし、“力の方向をコントロールする術”、である“文珠(もんじゅ)”があれば、この点も簡単にクリアする事が可能であった。

 

こうして、鳴上悠、横島忠夫という二人の英雄の存在と、心強い仲間達の存在によって、本来ならば不可能と思われた政樹の父親の救出に成功したのであったがーーー。

 

・・・

 

番長side

 

「父さん、しっかりしいやっ!」

 

気を失っているのか、政樹さんの呼びかけに微動だにしない政樹さんの父親。

いや・・・、

 

「・・・ま、政樹、か・・・。」

 

流石に政樹さんの父親なのか、並みの霊能力者とは違い、すぐに反応が返ってきた。

だが、やはりかなり衰弱しているように見える。

 

とは言えど、無事に救出できたのは事実である。

俺は、とりあえずホッとしていた。

 

「よっしゃっ!」

「やったわね、鳴上クンッ!」

 

横島と美神さんも、なんだかんだでその事に喜びの声をあげてくれた。

中々シビアな事も言ってはいたが、助けられるならやはり助けたい思いが二人にもあったのだろう。

 

しかし、

 

「・・・美神さんも横島もちょっと待って。様子がおかしいわ。」

「「・・・へっ???」」

「“核”を失った事で、より一層危険になったようでござるな・・・。」

 

思わずこちらに駆け付ける勢いであった二人を、妖怪コンビが制止した。

 

その言葉に、俺も慌てて後ろを振り返る。

 

「クソガクソガクソガッ・・・。ネタマシイネタマシイネタマシイッ・・・。ニクイニクイニクイニクイッ・・・!」

 

そこには、先程四散した筈の怪物の残滓のようなものが、いまだに不定形に蠢いていたのであった。

 

「「っ!!!」」

「まだ、終わりじゃないのか・・・。」

 

思わずそう呟く俺に、しかし横島は気を取り直して声を上げた。

 

「・・・だが、こっからはこっちも遠慮する必要はねぇな。」

 

チラリと、政樹さんの父親の姿を見る。

それに、美神さんも頷いた。

 

「そうねっ!んじゃまぁ、極楽へ行かせてあげるわっ!!」

 

カッコいいキメ台詞と共に、戦闘態勢に入る美神さん。

・・・うん、頼もしいものである。

 

・・・しかし、ちょっと待てよ。

先程まで横島の“文珠(もんじゅ)”によって、俺は彼女達から霊力の供給を受けていた訳であるが、では、彼女達には今、霊力はほとんど残っていないのではなかろうか?

 

かくいう俺も、俺の持つペルソナの中でも上位の存在である三体を立て続けに召喚、しかも強力なスキルも使った事で、霊力はすでに底を尽きかけている。

 

正直、立っているのも億劫なくらいだ。

体力と霊力は結構密接に関わっているからな。

 

「ちょっと待ってください。その、霊力は大丈夫なんですか?」

「・・・正直、結構キツいわねぇ〜。何?ペルソナ能力って、あんなに霊力をバカ食いすんの?」

「その分、色々と強力な能力なんすけどねぇ〜。」

「拙者もかなりキツいでござるよ。」

「私も。」

 

そう俺が問いかけると、美神さん達は正直に現状を教えてくれる。

ここで見栄を張っても仕方ないからな。

 

やはり思った通り、まだ俺よりもマシかもしれないが、彼女達の霊力もかなり危ういラインであるらしい。

 

その状況でもう一戦、というのは、結構ムチャな事かもしれない。

 

だが、向こうは待ってはくれない。

ウゴウゴと不定形に蠢く“何か”は、何事かを呟きながら、今にもこちらに襲いかかってきそうな状況だからな。

 

「けど、大丈夫でしょ?冥子達がこっちに向かっている気配を感じるわ。とりあえずここでやられなければ、何とかなると思うわ。」

「あっ・・・。」

 

すっかり忘れていた。

確かに、先程までは六道親子の存在は、政樹さんの父親救出においては厄介な存在でしかなかったが、彼を無事に救出した今となっては頼もしい増援に早変わりする訳だ。

 

美神さんに言われ探ってみると、確かに彼女達の霊力が近付いている事を感じ取れる。

 

「っつーワケだから、大見得を切っといてなんだけど、冥子達がつくまでは無理をしないよーに。ここまで来て、ケガでもしたらつまんないからねぇ〜。」

「う〜す。」「了解です。」「了解でござる。」「ん。」

 

美神さんの音頭に、政樹さんと彼の父親を除いた俺達は頷く。

 

さて、第三ラウンドの始まりであるーーー。

 

・・・

 

???side

 

「・・・。な、なんすか、あのふざけた力はっ・・・。」

「彼は、“式神使い”、なのでしょうか・・・?それも超上位の。他の二柱は分かりませんが、一柱に関しては、明らかにこんな場所にいてよい存在ではありませんでしたよ・・・?」

 

一方、謎の男達は、番長の本領発揮にただただ呆然としていた。

まぁ、いくらそれなりにダメージを負っていたとは言えど、小竜姫クラスの存在をほぼ単独で抑え込んだのだから、それも当然と言えば当然だろう。

少なくとも、“プログラマー”と呼ばれた技術者風の男からしたら、自慢のシステムの、しかも想定以上の成果を発揮したそれらを、実質的に一人に打ち破られたのだから、そのプライドはズタズタであろう。

 

「・・・撤収だ。」

「えっ・・・?」

「はっ・・・?」

 

その中にあって、“リーダー”と呼ばれた男だけは、冷静にそう呟いていた。

 

「結果は残念だったが、今回の目的は、あくまで例のシステムを霊能力者が使ったらどうなるか、というものに過ぎない。そのデータは取れた訳だし、これ以上ここにいても得るものはないだろう。むしろ、下手に留まっていて、彼らにこちら側の存在に気付かれても厄介だからな。」

「そ、そう、ですね・・・。」

 

“リーダー”の言葉に歯切れが悪いものの“プログラマー”と呼ばれた男も頷く。

 

あくまで彼らの目的はこの“先”にある。

途中の結果にこだわって、ここで全てを御破算にする訳にはいかないのである。

 

「“オペレーター”も良いな?」

「う、うっす。了解っす。」

 

“リーダー”の念押しに、“オペレーター”と呼ばれた大学生風の男も頷き、急いでコンピュータをカタカタとやりだす。

 

どうやら、何かしらの証拠隠滅、あるいはデータの吸い出しをしているのだろう。

 

“プログラマー”も一足遅れてそれを手伝い始める。

それを見ながら“リーダー”と呼ばれた男は、頭の中で思考を巡らせていた。

 

(あれが噂に聞く、“ペルソナ能力”、か・・・。本物ではないとは言えど、神魔族、それも超上位の存在すら呼び出す事が可能とはな・・・。だが、それが分かっただけでも収穫だな・・・。それに、彼自身の霊的ポテンシャルでは、せいぜい呼び出せても一、二体か・・・。それならそれで、やりようはいくらでもある、か・・・。)

 

謎の男達からしたら、アシュタロスの事件解決に尽力した美神令子、横島忠夫以下のGSチームは、当然最大限警戒すべき要注意人物達である。

少なくとも彼らの目的において、最大の障害になる可能性が極めて高いからである。

 

と、同時に、この春から突如現れて、色々と邪魔をしてくる番長についても、彼らにとっては何かと厄介な存在だった。

それ故に、ある程度の情報はすでに入手していたのである。

 

情報の重要性など今更語るまでもないが、“敵”がどんな能力を持っているのか、どんな戦闘スタイルを持っているのかを知る事は、戦略を練る上ではある種当たり前の事である。

 

そしてそれは、データを更に集める事によって、その精度を増していく事となる。

 

彼らはすでに、番長の弱点である“霊力量(出力量)”の脆さに気が付いていた。

(もっとも、マーガレットのドS睡眠学習によって、実はジワジワとそれを伸ばしつつあったのだが。)

 

だが、番長が実際にどれほどの力を行使できるのかは全容が把握できていなかったが、その片鱗が、奇しくも今回の事であらわになったのである。

 

ハッキリと言って、彼らとっては脅威以外の何物でもない。

この世界(GS世界)の常識に照らし合わせれば、神魔族、それも上位クラスの存在を使役し、その力を扱える事などほぼ不可能に近いからである。

(まぁ、アイテムを用いたやり方や、横島の“文珠(もんじゅ)”を用いたやり方もあるので、絶対ではないのであるが、ここに番長の“ペルソナ能力”も追加した形であった。)

 

しかし、どちらにせよ制約の壁がある事は確認できたのは彼らにとっては大きな成果となった。

 

つまり言ってしまえば、GSチームと番長に、適当な敵をぶつけて消耗させてしまえば、彼らの目的を阻む事は不可能となるからである。

 

当然ながら“リーダー”と呼ばれた男も、そうした結論に至っていた。

 

ここで無理をして彼らを潰すよりも、一旦退いて態勢を立て直すなり、仕切り直すなりするのがベストなタイミングだ。

それこそ、下手なプライドや私情を挟んだ判断など、指揮官としては無能も良いところだろう。

 

そうした意味では、冷静かつ大勢を見据える事のできるこの“リーダー”と呼ばれた男は、相手からしたら厄介極まりない存在かもしれない。

 

「データの吸い出し、あらかた終わったっす。」

「了解した。なら、撤収だ。“仕掛け”も忘れるなよ?」

「了解っす。」

 

手早くデータの抽出を終えた“オペレーター”に、再度そんな指示を飛ばす“リーダー”。

それに頷いた“オペレーター”とは対象的に、“プログラマー”はどうも様子がおかしかった。

 

当然ながらそれに気付いていた“リーダー”は、彼に近寄って小声で言葉をかける。

 

「・・・そう腐るな、“プログラマー”。お前の手掛けたシステムの成果は素晴らしいものだよ。今回は相手が悪かったが、またリベンジの機会はあるさ。期待しているぞ。」

「っ!!!は、はいっ・・・!」

「・・・。」

 

“リーダー”の励ましに持ち直した“プログラマー”に、“リーダー”は頷きながらポンッと彼の肩を叩いた。

 

どうやら“リーダー”は、人心掌握の術も心得ているようである。

それに頷いた“プログラマー”は、“オペレーター”を再度手伝うべく、端末に向かうのだった。

 

 

その十数分後、番長達をモニターしていた場所には諸々の機械が置き去りとなっていたが、そこには男達の痕跡はどこにもなかったのであったーーー。

 

・・・

 

番長side

 

ギャオォォォォォ〜〜〜ンッ!!

 

「んぎゃぁぁぁぁ〜〜〜!!!」

「落ち着きなさい、横島クンッ!コイツらはただの“霊団(レギオン)”よっ!!」

「んなこと言っても、グログロのネバネバで、あぁ〜〜〜!!!」

 

政樹さんの父親()”を失った外殻達は、よく分からない形状で蠢いていた。

 

・・・正直、横島ではないが、俺もかなり生理的に嫌悪感を抱いている。

まぁそれでも、シャドウとの戦闘経験もあって騒ぐほどではなかったのだが。

 

「ま、確かにパワーは落ちてるけど、いまだに小竜姫クラスの霊圧は健在だから、油断はできないんだけどね・・・。ハッ!」

 

そうなのだ。

実質的に第三ラウンドに突入していて、俺達の体力と霊力はかなり消耗している。

 

一方で相手も、“政樹さんの父親()”は失って力も落ちたものの、俺達に比べたらまだまだ元気なのである。

まぁそれでも、先程の様に“コピー能力”を使うとか、戦略的な行動をしてこないからまだ救いがあるが。

 

美神さんは神通棍のムチで相手の攻撃をさばきつつ、そう言った。

 

「とにかく、冥子達が到着するまで持ちこたえるのよっ!特に横島っ!!」

「は、はいっ!!」

 

ギャアギャアと騒いでいた横島だったが、流石に美神さんは怖かったのか、ジロリと睨まれると急にシャンとしだした。

・・・本当に、この二人の関係性は面白いものである。

 

「あらあら〜〜〜。何だか賑やかな事になってるわねぇ〜〜〜?」

「「「「「っ!!!」」」」」

 

と、そうこうしていると、ようやく待ち人が現れた。

のほほ〜んとした表情のまま、葉子さんがやって来たのだ。

あれ?

冥子さんは・・・?

 

「お、お母様〜〜〜。私、こういうグロ系の相手はちょっとぉ〜〜〜・・・。」

「そんな事言ってる場合ですかっ!すぐに助太刀に入りませんと、令子さん達が危ないですわよっ!?」

「だってぇ〜〜〜。」

 

あ、いや、やっぱり冥子さんも一緒に来ていた。

だが、先程の横島よろしく、不定形の化け物に尻込みしているのか、ビクビクとしていた。

 

まぁ、先程も述べた通り、気持ちは分かる。

それに冥子さんは、どう見ても良いところのお嬢様だし、おっとりとした性格だからなぁ〜・・・。

 

「これは・・・、勝ったわね・・・。」

「そっすね。」

「えっ・・・。」

 

が、美神さん達の反応は違うようだ。

確かに増援が来たのは良い事だが、俺なんかは、失礼だが若干頼りない、と思っていたのだが・・・。

 

「だってぇ〜、じゃないでしょ。ほら、さっさとあの化け物を抑えるわよっ!!!」

「ちょっ、押さないでよぉ〜〜〜!」

 

「早いとこ離れるわよ。」

「「「了解っ!!!」」」

「えっ!?け、けど、流石に六道さん達だけでは危ないのでは・・・?」

「・・・そういや、鳴上は知らんかったか。冥子ちゃんは、“式神使い”としては一流なんだが、その、精神的にはまだまだなトコがあってな・・・。ま、百聞は一見にしかず、だ。とりあえず、悪い事は言わんからお前も離れろ。」

「あ、ああ・・・。」

 

若干納得はいかないが、美神さん達がそう判断するのなら、それなりの理由があるのだろう。

俺はそう自分に言い聞かせて、横島達と一緒に少しずつその場を離れる。

 

そうこうしている内に、葉子さんに押されるような格好で、冥子さんは不定形の化け物に近付いていった。

 

当然ながら化け物も自分に近付く存在を無視する訳もなく、ニュルニュルとした触手のようなもので冥子さんに狙いをつける。

 

「あっ・・・!」

「いやぁあぁぁぁぁ〜〜〜!!!」

 

危ないっ!!!

と言おうとした瞬間、()()は起こった。

 

引きつったような悲鳴と共に、冥子さんの影から“何か”が一斉に飛び出していったのである。

 

チュドーン〜〜〜〜!!!

 

ンギャアァァァァァァ〜〜〜!!!

 

「キャアキャア〜〜〜!!!」

 

それらは、冥子さんの感情に呼応するように暴れまわり、化け物を一斉にボコし始める。

 

「・・・な、何ですか、あれ?」

 

呆気に取られた俺は、誰に聞くともなくそう呟いた。

 

「“暴走(プッツン)”よ。冥子の感情に呼応して、彼女の“式神”達が暴れまわってるのよ。ああなったら、冥子が落ち着くまで暴走が止まらないのよ。」

「・・・なるほど・・・?」

 

確かに一方的に化け物をボコしてる存在をよく見れば、以前に見せてもらった冥子さんの“式神”達であった。

美神さん達は、これを警戒して彼女から距離を取ったのか・・・。

 

「お恥ずかしいですわぁ〜〜〜。あの()ったら、まだまだ精神的に未熟なんですからぁ〜〜〜。」

「いや、アンタがそう仕向けたんやろっ!!!」

「オホホホホォ〜〜〜。それも要は使い方次第ですからねぇ〜〜〜。」

 

ちゃっかり避難してきた葉子さんは、あいかわらずどこか掴めない感じでそう言った。

案外、娘にも容赦ないんだなぁ〜〜〜。

 

 

そんなこんなで、冥子さんの暴走によって俺達のピンチはアッサリ回避されたのであった。

そして、化け物が沈黙するまで、若干相手に同情したくなるような一方的な蹂躙劇が繰り広げられる事となったのであったーーー。

 

 

to be continued




誤字・脱字がありましたら御指摘頂けると幸いです。

後、私事で恐縮ですが、「小説家になろう」さんや「カクヨム」さんにて、「『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』」というオリジナル小説を執筆&投稿しておりますので、もしご興味がおありでしたら、本作共々チェックして頂けると非常に嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。
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