IDOLY PRIDE 月の輝きを   作:秋空沙怜

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こんにちは、秋空沙怜です!!毎週水曜日に更新目標に頑張って、書きました!今回で序盤がおわりかけになります!!最後まで読んでいただきますと、とても嬉しいです。


訪問

〜琴乃の家〜

 

「琴乃?マネージャーさんと何かあったの?」

 

「別に…なんでもない。」

 

「そう?でも、いつもの琴乃じゃないわよ。それにお母さんはやっぱり、アイドルをしている琴乃が好きよ。でも、同時にお姉ちゃんのように無理をしてほしくないのよ。お母さんは琴乃のやりたいことに応援する。だから、いつまでもお母さんは琴乃の見方よ」

 

「うん。ありがとうお母さん。」

 

〜星見プロの寮〜

 

「あっ!マネージャーさん。それに莉央さん瑠衣さん。」

 

「おかえりなさい、琴乃ちゃんはどうだったの?」

 

「遙子さん、ただいま。それは後でみんなに

話しますので、それよりレッスンはどうでした?」

 

「見ての通り…すずと雫…それに千紗が…」

 

「あ、あの二人き、厳しすぎますわぁ」

 

「だめ…もう…限界。」

 

「お、お姉…ちゃん(パタリ)」

 

「ち、千紗!?千紗しっかりして。」

 

「そんなに厳しくやったつもりないんけどなぁ。ねぇ葵ちゃん。」

 

「あぁ。このくらいなら当然ついてこれると思ったからやっただけなんだけどね。」

 

「ま、まぁまぁ2人とも。何かわからないけどそのオーラしまって。」

 

「ひ、ひどいですよ葵さぁーん。な、何もそこまでや、やらなくても。」

 

「だめだよ。こころすぐサボっちゃうからね。しっかりレッスンさせないと。」

 

「こころもしかしてあなた…。」

 

「いえいえ莉央さん。まさかサボったりなんてしてませんよ。ねぇ愛ちゃん。」

 

「えぇそこ私に振るー!?!?ま、まぁ確かにさぼってはいませんでした。」

 

「そう。ならいいわ。」

 

「あっ!マネージャーさん。琴乃ちゃんは…」

 

「渚…落ち着いて聞いてくれ。」

 

牧野は琴乃の会話をそのままみんなに伝えた。

 

「琴乃ちゃん、ほんとに帰ってこないのかなぁ…」

 

「そうとう心の傷が深いわね。このままだと…」

 

「えぇ。このままだと本当に琴乃、帰ってこないかもしれないわね…」

 

「そ、そんなぁ…琴乃ちゃんがいないと芽衣

寂しいよ…」

 

みんなが口を揃えて、琴乃へのことを思っていると渚が

 

「ほんとに琴乃ちゃん、素直じゃないんだから。」

 

「渚…どうしたの?」

 

「ずっと一緒にいたから分かるんです。口ではアイドルが嫌い、私達のことも嫌いって言ってますけど多分琴乃ちゃんみんなに迷惑かけたくないんですよ。ほんとのこと言ったらみんなを不安にさせちゃうから。今回のことだって1人で抱え込んで1人で背負って…だから…だから。」

 

渚の目から涙が落ちる。

 

「琴乃ちゃんは必ず帰ってきます。私は信じてます。ずっと…ずっと。」

 

「渚…」

 

「私達も信じましょ。いつか必ず琴乃が帰ってくるって。」

 

「うん。」

 

「で、明日はどうするの?」

 

「もちろんまた琴乃の家に行きますよね?」

 

「そのつもりです!」

 

「わかったわ。けど、もし明日話せるとしたら私に一度話をさせてちょうだい。

 

「えっ?いやでも…」

 

「お願い。それとも、なに?私じゃ頼りないって言うのかしら??」

 

「そんなつもりではありません。わかりました。莉央さんにお願いします。」

 

「莉央さんならマネージャーのように心配は入りませんね。」

 

「さらっと酷いこといいますね…莉央さん、瑠衣さん。

明日もよろしくお願いします。」

 

莉央・瑠衣「えぇ。」

 

〜琴乃の家〜

 

「ねぇ琴乃ぉ。琴乃にお電話わよ。」

 

「誰から?星見プロだったら、でないから切ってほしい」

 

「そ、それがプレタポルテ??っていうとこの姫野さんって方からなんだけど。」

 

「えっ!?」

 

突然姫野から琴乃に電話がきた…

電話をとり、数秒の間を作り、話し出す琴乃

 

「……も、もしもし」

 

「こんにちは、星見プロダクション…いいえ

いまは、無所属の長瀬琴乃さんと言った方がいいかしら??」

 

「っ!?なぜそのことを!?!」

 

突然の質問に対して声を立てる琴乃。一方質問したは、姫野至って冷静であった。

 

「あら?噂は本当のようね、わかりやすく答えてくれて、どうもありがとね」

 

姫野の会話にまんまと乗せられた琴乃、しかし琴乃も慌てずに話しはじめた。

 

「それで、なんのご用ですか?忙しいので冷やかしなら、切りますよ」

 

「あらあら、いいのかしら?あなたにせっかくチャンスを与えようと思ってるのに」

 

「どう言う意味ですか??あなたはあの件以来、業界から追放されたはずです。」

 

「えぇ、そうね、確かに追放されたわ、表舞台からわね?けどね、私があの程度、ここから引くと思ったのかしら?」

 

「そうですか、まぁ、もう、私には、関係のないことなので、失礼しますね」

 

電話を切ろうとしたその時…

 

「ねぇ、あなた、BIG4の上にはいきたくないの?サニーピースやリズノワ、トリエル、スリスク、それに月のテンペストより上に」

 

電話を切ろうとした、琴乃手が止まり、黙り込む…

 

「もし、知りたいのなら、今日、そうね、場所は、星見祭りがあった、あの

場所に16時ごろ来てみなさい。」

 

「誰がそんな話を信じると思いますか??」

 

「うふふ、心配しなくても、大丈夫よ。あなたは、自分からくるわ」

 

無言で電話を切る琴乃

 

「大丈夫だったの??すごく大きな声が聞こえたけど…」

 

「うん、大丈夫だよ、お母さん。私に部屋に戻るね」

 

「わかったわ、何かあったら、すぐに言うのよ」

 

部屋に戻り、机の上のみんなの集合写真を見る

琴乃であった…

 

〜事務所〜

 

「さぁさぁ、今日も張り切ってレッスンしていきましょうね!!」

 

「お〜!すみれちゃんの元気に負けとられへんわ〜」

 

「お、おー…ですわ…」

 

「どうしたの、元気がないね?」

 

「心配せんでも、昨日みたいにはしやんから」

 

「ほんとですの?!」

 

「もちろんやで〜!とりあえず、ランニング

10キロ行ってみようか」

 

「優さんの嘘つき!!昨日の倍では、ありませんの!!これでは、倒れてしまいますわ!」

 

「すべこべいわずに走るの!」

 

すると、こころが無言でその場からそーっと離れ出そうとしたその時

 

「こころ??どこにいくんだい??」

 

「やだな!葵さんこころは、忘れ物しただけで、それをとりに行こうとしただけですよ!まったく、あははは…」

 

「大丈夫だよ、こころ。ランニングの用意は愛に頼んであるから、忘れてるものなんてないよ?そうだよね、愛?」

 

「えっ?あっ、はい!!準備バッチリです!」

 

「じゃあ、行こうか」

 

「莉央さん・瑠依さん・マネージャー、琴乃ちゃんのことをお願いします!」

 

「もし、私たちにできることがありましたら、言ってくださいね!」

 

「ありがとう、渚たちもレッスンしっかりな!」

 

「大丈夫よ!今日こそ、あのわがまま姫を連れて帰るわ」

 

「えぇ、だから、レッスン頑張ってね!」

 

「葵ー!こころがサボらないようにしっかり見張るのよ!」

 

「わかったよ」

 

「サボりませんよ!やります!やればいいんでしょ!まったく、こうなったら、こころの本気を見せてやりますよ!」

 

ランニングに走り出したみんなを見送って、琴乃の家に向かう3人

 

〜一方その頃、琴乃〜

 

「(…姫野さん、一体どういうつもり。しかもどこから、私が星見プロを退所したって…それに姫野さんのあの言葉、あれって…)」

 

先ほどの、姫野からの電話で他のことが手につかずに、着替えを始めた琴乃、部屋のドアを開けてリビングにいる、母親に一言伝える。

 

「お母さん、少し出かけてくるね」

 

「あら、わかったわ、あまり遅くならないのよ」

 

琴乃「うん、わかった。」

 

二日ぶりに外に出た琴乃に対しての太陽は眩しすぎるものであり、星見祭りの会場に歩き出すのであった…

 

〜牧野たち〜

 

「今日も琴乃話してくれますかね?」

 

「わからないわ、でも、行ってみるしかないでしょ??」

 

「そうですよ、さぁ、いきましょ!」

 

琴乃の家に着く牧野たち

 

「では、いきましょうか」

 

「そうね・はい!」

 

再びインターホンを押そうとする牧野、その時扉が開いた

 

「あら、牧野さんと莉央ちゃんと瑠依ちゃん。こんにちは」

 

「こ、こんにちは」

 

「何度も度々すみません。琴乃さんはいらっしゃいますか?」

 

「ごめんなさいね、琴乃はちょうど、さっき出かけに行って、今留守なのよ」

 

「そうですか、行き先とかは、ご存じですか?」

 

「それが、私も聞いていなくて、ごめんなさいね。私もいまから、ちょうど、用事があるからまた、今度来てください。それでは、失礼します」

 

「いえ、こちらこそ、また、押しかけてしまい失礼しました。」

 

車に戻る3人

 

「一体、どこに行ったのかしら??」

 

「この時間から出かけるなんて…」

 

「とりあえず、あたりを探してみよう」

 

「はい!」

 

〜星見祭りの会場についた琴乃〜

 

あたりを見渡しながら、歩いていると、デビュー

ライブの場所についた。

 

「(私のアイドルとしての一歩を踏み出して、ここから、私は…)」

 

デビューのことを思い出していると、そこに姫野が現れた

 

「ふふっ、やっぱり来たんじゃない」

 

「別にあの話自体に興味はありませんし、来なかったら、何度も連絡が来そうと思ったからです。」

 

「素直じゃないわね、まぁいいわ。あなた、まだアイドルを続ける気はある?」

 

「……」

 

姫野の質問に対して琴乃は、答えなかった…すぐにやらないと言えたはずなのに琴乃の中にもまだ、アイドルをやりたいという気持ちを捨て切れていなの

かもしれない。

 

「答えないってことは、その気があるのね」

 

「わ、私はもう…」

 

「…言い方を変えるわ、長瀬琴乃さん単刀直入に言うわ、私の元でアイドルをやらないかしら??」

 

「えっ?!…誰が…誰があなたの元なんかでやりますか。さんざん、私たちの邪魔をしてきたのに」

 

「私たちね…でもいまのあなたじゃあ、私たちではなく、私じゃないからしら?それに電話で言わなかったかしら?BIG4の上に行きたくないかってね」

 

「そ、それは…」

 

「知ってるわよ、あなた、星見プロを抜けた理由も魅力がなくて、サニーピースや他の星見プロたちの人と差が開いて、それに嫌気がさして心に傷を負っているのも、でも、安心しなさい。プレタポルテはあなたのことを全面的に支援するし、星見プロのようにほっておいたりはしないわそしてこの前のIMFのように小細工は使わないあなたの実力で勝負することを約束するわ。」

 

何もかもお見通しの姫野の言葉に琴乃は何もいえなかった…

 

「…」

 

「ねぇあなた、お姉さん、長瀬麻奈を超えたくはない??」

 

「えっ?」

 

「話は終わりよ、もし気があるならここに電話しなさい。でも、顔を見る限り、答えは出てそうだけどもね。」

 

手が震えているも、琴乃は無言で名刺を受け取る

 

「また、連絡待っているわ」

 

そうして、姫野は去っていった。

そして、琴乃も再び、家に向かって歩き出した…この後、まさかあんなことになるとは、琴乃も星見プロのみんなも誰一人、知る由もなかった…




今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!いよいよ、次から琴乃が動き出します!!また、誤字脱字などありましたら、遠慮なくおっしゃってください!
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