こんにちは、秋空沙怜です。ここ最近、気温も下がり、雪もちらついてきましたね。年末前までに出来るだけ更新できますように頑張りますので、最後まで
読んでいただけるとありがたいです!
〜一方牧野たち〜
「莉央さん、瑠依さん、琴乃は見つかりましたか?」
「いえ、いなかった。」
「私も見つけることができませんでした。」
「くそッ、琴乃はどこにいるんだ」
「コラ、焦らないのよ、焦ったてなにも始まらないわ」
「莉央さんの言う通りです。」
「すいません、仕方ないですね。もしかしたら、もう家にいるかもしれませんし、今日はここまでにして、また明日家に行ってみましょう」
「そうね、また明日ね」
「えぇ。ってあれは、姫野さん??」
「えっ!?姫野さん!?」
「そ、そんなはずはない!」
思わぬ人物の登場に一同は驚愕しているが…
「ご、ごめんなさい、たぶん見間違いです。
あの人がこんなところにいるわけがありません。」
「そ、そうよね。あの人がこんなところにいるなんて、ありえないわ。」
「瑠依さんも疲れているのかもしれませんね。
とりあえず、事務所に戻りましょう」
車に乗り、事務所戻るのであった。
〜事務所〜
「な、なにこの有様は?」
「あ、あなた達一体どんなレッスンをさせの?」
そこにはレッスンで倒れてるサニピと月スト
メンバーの姿があった(こころも…。)
「み、みんな無事か!?」
「ま、牧野…た、助けて。」
「う、うぅつがれだぁ。」
「はぁ…はぁこ、このくらいへ、平気よ。」
「平気って言ってるけどすごい息上がってね。」
「いつも以上にハードでした。」
「ま、牧野くぅーん…。」
「も、もうダメ動けない…」
「もぅ2人ともキツすぎるよぉ!!」
「えぇ〜そうだったかなぁ。ねぇすみれちゃん?」
「皆さん頑張ってください。まだまだですよ。」
「あわあわ…皆さん大丈夫ですか?それにこころも!?」
「あ、侮っちゃいけませんよ。このこころを…ま、まだまだですよ」
「こころ、今言ったね?」
「ぎ、ギクッ!も、もうだめぇ。」
「それでマネージャーさん。琴乃ちゃんは?」
「それなんだが…」
今日の琴乃についてみんなに話した。
「えっ!?琴乃ちゃんが家にいなかった!?」
「そんな一体どこへ行ったのかな?」
「私たちもその後辺りを探したのだけれども見つからなかったわ。」
「今日に限ってどこに行ったんだ琴乃。莉央さん、瑠衣さん明日も一緒に探して貰ってもいいですか?」
「もちろん。何を分かりきったことを聞いてるのよ。」
「ほんとですよ。私たち仲間じゃないですか。」
「ほんとにありがとうございます。」
「優、葵引き続きレッスンよろしくね。」
「あぁわかったよ。」
「了解ですぅ。さぁ明日も張り切っていくでぇ。」
「えぇーー!?」
〜翌日〜
琴乃は、自分の部屋で大好きなわたあめを食べていたが、ふと、姫野からもらった名刺が目に入ってしまった。
「…(姫野さんが言っていたこと…ううん、もうわたしには、関係ないこと。けど、もし本当にお姉ちゃんやBIG4の上に行くことができたら…
星見プロでは、無理かもしれないけど、もしかしたら、姫野さんとなら…)」
そのとき、琴乃の心に微かであるが、一滴の
勝ちたい、お姉ちゃんと同じ位置に行きたいと
いう、雫が落ちた…
そして、琴乃は無意識に姫乃に電話をかけていた
「も、もしもし…姫野さんですか?この前のお話なんですけど…」
「あら琴乃さん。意外に早かったわね。で答えは?」
「答えはまだです。この前の件について詳しく話してもらわないとまだ入る気にはなりません。」
「はぁ…子供ね。まぁいいわ、その件について話ましょうか。そうね。じゃあ、事務所に来てもらえるかしら?」
「事務所ですか?」
「えぇ。そうよ。事務所、場所を送るから
携帯の番号を教えてもらえるかしら?」
「はい、わかりました。」
そう言って、琴乃は姫野に番号を教えるのであった。
「じゃあ、着いたら、連絡をしてもらえるかしら?」
「あ、あの、もしこの話が本当なら、なぜわたしなんですか?」
「うふふっ、焦らなくても、ちゃんと話すから
お話は事務所でしましょ?」
「わ、わかりました。」
そう言って、電話を切り、着替えを始め、
琴乃は姫野に指定された事務所に向かった。
〜星見プロ〜
「さぁさぁ、今日も張り切って、レッスンやっていこか〜。」
「そうだね、優ちゃん!みなさん、今日も頑張りましょうね!!」
優とすみれの意気込みについていけない、すず
「お、おー…ですわ…はぁ…」
「どないしたん、すずちゃん??えらい元気なさそうやけど??」
「い、いえ、そ、そ、そんなことありませんわ
わたくし、今日も元気に張り切っていきますわよ!」
すると、千紗と雫があっとした顔をした。
「そかそか〜。ならすずちゃんはまだ、元気があるってことやな〜。」
「えっ!?!いや、そういうことでは…」
「任せとき!!みんな日に日に元気がなくなってる感じがして悲しかったんやけど、こんなに元気なすずちゃんにうちは感動した!今日はすずちゃんだけ、特別メニューや!」
「えっ?!」
「昨日とか比べものにならんぐらいビシバシ行くからしっかりとついてくるんやで〜」
「ゆ、ゆ、ゆ、優さん!?!?!?!
ちょっと、あなた方も見てないで、助けてくださいまし!!」
「あははは…」
もう、みんなは想像以上の厳しいレッスンで
すずをかまうどころか、苦笑いしかできなくなっていた。
「ま、牧野ー!助けてくださいましー!」
「(頑張るだ、すず、応援ぞ)」
ひっそり、心の中で応援した牧野であった。
「牧野さん…」
心配そうに渚が牧野に声をかけた。
「渚??大丈夫だ。すずならしっかりやれるさ」
「いえ、すずちゃんではなく、琴乃ちゃんを」
「さらっと、流したな…けど、大丈夫だ!!
約束しただろ??必ず連れて戻ると。だから
心配するな!」
そう、渚に伝えるとどこか安心したのか、少し
表情が和らいだ渚であった。
「はい!よろしくお願いします!」
「渚もみんなもレッスン頑張るだそ!」
「はいっ!」
〜琴乃〜
琴乃は地図を見ながら、姫野に指定された事務所に向かっていた。
「(なんで、私、あんなことを言ったんだろ…
もう、アイドルなんてって思ってたのに。
なんでだろ。いまも自分がなにをしているのか
わからないや…こんな時、お姉ちゃんなら…)」
そう考えていると、姫野に指定された、
事務所に着いた。
「ここが、姫野さんに言われた、事務所。
星見プロより、少し大きいかな??あっ、そうだ
姫野さんに連絡をしないと。」
そういって、携帯を出して、姫野に電話をかけた。
「も、もしもし、あの、事務所につきました。」
「あら、早かったわね。じゃあ、そのまま
事務所に入ってもらえるかしら、ちょうど、いま
手が離せなくて、受付には言ってあるから。」
「わかりました。」
琴乃は事務所に入った。事務所内は静かで
どこか落ち着くような感じがした。
琴乃は姫野に言われたとおり、受付に行った。
「本日はお越しいただきありがとうございます。
どのようなご用件でしょうか?」
「あの、姫野さんに連絡をいただき、伺わせていただきました。」
「長瀬様、承っております。では、案内いたしますので、少々お待ちください。」
琴乃はベンチに座って待っていると、ヒソヒソと
周りが騒ぎ始め、なんだろうと思い周りを見てみると。
「あれって、長瀬琴乃じゃない??」
「うそ??なんでこんなところにいるの??
あんなに売れてるのに??てか星見プロは?」
「さぁ、知らない??けど、なんか評価悪いって
噂聞いたことあるよ。」
「そうなの??まぁでも、納得かも、だって
愛想悪そうだし。」
「あっ、それ、私もわかるかも!」
周りは琴乃のことを呟いており、琴乃は恥ずかしさのあまりに下を向いてしまった。すると
「あなたたち、こんなところで油を売っていないで、早くレッスンに行きない。」
「ひ、姫野さん?!すいません。」
そこに姫野が現れた。
「ごめんなさい、お待たせしてしまって、では
いきましょうか。」
琴乃は無言でうなずき、姫野についていった。
案内されたのは、姫野の部屋であった。
「適当に座ってちょうだい。それとお茶でいいかしら?」
「えっ?あっ、はい。」
姫野と二人にきりになり琴乃は一口お茶を飲み、姫野を見た。すると、姫野が口を開き話し始めた。
「そうね、どこから話しましょうか」
「そ、その前にまだわたしは、アイドルをやるとは…いってません。」
「そうなの??けど、わたしはあなたのような
逸材を放っておくほうがもったいないわ」
「逸材?姫野さん、わたしの業界の評価を
ご存知ですか?」
「もちろん。知っているわよ?だけど、あれを
鵜呑みにしているほうがおかしいわ。だって、あなたは、あの伝説のアイドル長瀬麻奈の妹よ? 逸材じゃない!」
「また…」
「何か言ったかしら?」
琴乃は机を強く叩いた。
「また、お姉ちゃんのことですか!!あなたも
牧野さんも!結局、わたしがあの長瀬麻奈の妹だから同じだって思われてるかもしれないですけど、わたしはわたしです。妹だからって、姉妹だからって、同じ目で見ないでください…」
琴乃は強く自分の言葉で姫野に訴え、涙を流していた。
「ごめんなさい。けどね、琴乃さん。あなたは
長瀬麻奈の妹というのは、変わらない事実なのよ。それにわたしは、あなたがお姉さんより遥かに上に行くと思えているわ。」
「それって、どういうことですか…」
「確かに、あなたの業界での、評価は低いし、
月のテンペスト内や星見プロでも、置いてきぼりの存在かもしれない。」
「そんなことわかっていますよ!みんなより
何にもないことぐらい!だから、わたしはみんなことを見れなくって、そして、アイドルの姉を嫌いなって、あの場所をやめ、わたしはもう、アイドルが嫌いなんです。」
「えぇ、そうね。でもね、電話で話さなかったかしら??誰よりも上にいきなくはないかって?
そしたら、あなたの評価も変わるはずよ??」
「そんなことができていたら、こんなことには、
なっていません!」
「それは、あなたがグループにいたからじゃないかしら?」
「えっ?そ、そんなことはないです!」
「そうかしら?けど、現実を見てみなさい」
姫野の言葉に琴乃は、なにも言い返せなかった。
「それにあなたは、ソロ向きだど思っていたよ。」
「私がですか?」
「ええ、だって、あなた、グループで居心地悪いんじゃない?それに、本来の実力も十分に発揮できていなわよね?」
「そ、そんなことは…」
「あなたはソロデビューするべきよ!そうしたら、長瀬麻奈、お姉さんなんて比じゃないわ。」
「えっ??わたしがお姉ちゃんをですか?」
「うふふ、そうよ。それに、あなた、もしまた、アイドルをやるってなって、星見プロに戻るの?あんな、敵しかいない場所に?」
「敵って星見プロのみんなのことですか?」
「そうよ??だって、あそこは、あなたの邪魔者ばかりじゃない??みんな、個人のお仕事もたくさんもらって、評価も高くて、輝いていて、いざ、グループ活動となったら、集められて、それ以外は何もない。そんなにみんなとまた比べられにいって悔しくないの?憎くはないの?」
「そ、それは…」
「けど、わたしは違うわ、あなたのことをしっかりと見るし、星見プロのように放っておいたりしないわ!あなたが最高の状態で輝ける場所を全力で用意するわ!だから、長瀬琴乃さんわたしとアイドルのトップを取らないかしら?そして、その先にわたしを連れていってくれないかしら??」
「わ、わたしは…」
「もちろん、返事は今すぐにとは、言わないわ。
時間を上げるから、ゆっくり考えてちょうだい
また、連絡を待っているから」
そう言って、姫野は琴乃の手を包み込み目をみた。そして、琴乃は無言でうなずいた。
「さぁ、もう時間も遅いから送っていくわ。」
「いやでも、そんなことまでは…」
「いいのよ!話を聞きに来てくれただけでも、
嬉しいから!」
「では、ご好意に甘えさせていただきます。」
そう言って、姫野との話は終わり、自宅へ
送ってもらった。
「今日は送っていただき、ありがとうございます。」
「別に大したことはしていないわ。また連絡
待っているわ。それじゃあ」
そう言って姫野は去っていた。琴乃は家に入り、
自分の部屋で着替えながら、今日のことを振り返っていた。
「(姫野さんって実は悪い人じゃないのか??
いやでも、IMFであんなことがあったし、
でも、姫野さんのあの言葉には、嘘はなかった感じがしたし、もしかしたら、星見プロより…)」
そんなことを想いながら、眠りにつく琴乃であった。
〜そして、牧野たちは〜
あれから牧野、莉央、瑠衣3人は琴乃を探した。
次も、その次の日もしかし琴乃は見つからず
1週間の月日がたったある日、衝撃のことを目のあたりにする事となる…
「今日で1週間か…たくっどこにいるんだ琴乃。」
「これだけ探してもいないなんて、一体何をしているのかしら」
「でも琴乃のお母さんは夜は家にいるっていってるし。」
三人が琴乃のことを考えているとそっとすずが
「あ、あのぉ〜。」
「すずちゃん。何してはるの?(ニコッ)」
「ゆ、優!?こ、これはぁ〜…」
すずは優に服を引っ張られ
「ほなレッスンの続きをするですずちゃん。」
「ひぃ〜助けて牧野〜!」
「あははぁ…」
するとたまたまついてたテレビを見た時、IMF時代にさくらたち星見プロとバトルした、プレタポルテの名前が上がった。
「えっ!?プレタポルテだって!?」
「そ、それにこれって!?」
そこにいたのは、見間違えでもなく、間違えなく
あの姫野だった。
「姫野さん…なんで?」
驚きを隠せないまま、姫野が話しはじめた。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。早速ですが我がプレタポルテに新しいアイドルが誕生致しましたのでご紹介します。どうぞ。」
「い、一体誰なの?」
誰もが気になり、テレビに釘付けになっていたが思わぬ人物の登場に、牧野たちは、立ち尽くしていた…無理もない舞台袖から現れたのは、琴乃、本人だった…
「元星見プロダクション所属長瀬琴乃さんです。」
「これは一体…!?」
「どういうことなの!?」
「な、なんで琴乃がプレタポルテに!?」
「はじめまして、本日はお集まりいただきありがとうございます。先ほどの社長の姫野からもご紹介いただきました通り、元星見プロダクション所属の長瀬琴乃です。」
「えっとー、質問よろしいですか?」
「質問は私がお答えしますので、どうぞ」
「今回、長瀬琴乃さんとは、どのような形で
契約までに至ったのですか?また、姫野さんあなたは確か、プレタポルテ、アイドル業界からは、確か事実上の追放されたはずではないんですか??」
姫野「はい、確かに私、姫野は以前IMFでのIIIXの件で多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。私もこの業界には、もう2度と戻ってこれないと思っていましたが、多くの関係者の皆様のご協力があり、再度プレタポルテのプロデューサーとして就任することになりました。
また、琴乃さんは、星見プロダクションを退所してからさまざまな事務所を探していたところ、私たちプレタポルテがお話を進めて、琴乃さんとこの度、我が事務所から、新アイドルとしてプレタポルテと新たなスタートをさせてもらうことになりました。」
「長瀬琴乃さんに質問したいのですが、よろしいですか??」
姫野は琴乃をみて、琴乃はうなずいた
「はい、質問どうぞ。」
「ありがとうございます。えっと、この度はプレタポルテと契約を結ぶこととなりましたが、以前所属していた、星見プロダクションとは、どうなったのでしょうか??」
「はい、星見プロダクションとは、契約を切りました。私が、事務所に退所届を出しましたが事務所は、これを拒否し、困っていたところを、姫野さんに助けていただきました。」
「ちなみに星見プロダクションを辞めた理由をお聞きしてもよろしいですか??」
「はい、星見プロダクションを辞めた理由は、これから、私がアイドルとして成長していく上であの事務所では、成長できないと思い、またグループでは、BIG4には、到底いけないと思ったからです。」
「グループでは、BIG4に行けないということは、プレタポルテでは、グループではなく、ソロで再度デビューすると言うことですか??」
「はい、その通りです。この度、長瀬琴乃は、
プレタポルテよりソロで再度デビューします。」
琴乃の言葉に会場の人は驚きを隠せていられなかった。
「星見プロ時代、月のテンペストではリーダーをしていましたが、その後はどうなったのかご存じですか?」
「すいません、もう、過去のことですし、もう興味もないので、知りません。」
「そろそろお時間なので…」
「さ、最後に一つ質問いいですか?琴乃さん」
「どうぞ」
「ソロデビューとなりましたが、今後の目標を教えていただいても、よろしいですか??」
「はい、今後はまず、Venusランキングをあげて、BIG4に入り、すべてのアイドルの頂点に立ち私の姉、長瀬麻奈よりもさらに上にいくアイドルになることを皆様に約束します」
「それは、つまり、元所属の星見プロダクションの現所属、サニーピースやリズノワール、トリニティーエール、IIIX、さらに月のテンペストに勝つと言うことですか?そして、お姉さん、長瀬麻奈さんを超えると言うのは?」
「いいえ、少し違います。勝つと言うことはあっていますが、完膚なきまでして、勝つことです。そして、みなさまも、まだ、私の姉、長瀬麻奈については、記憶が残っていると思いますが、私がそこの位置に立ち、姉のことは、
今後、この業界から話が出ないようにし、わたしが、アイドルのトップに立つことを皆様に約束します。」
「質問は以上とさせていただきます。
本日は、ありがとうございました。」
「なん…なんだこれは…」
「一体…なにが、どう言うことなの…」
「…はっ!?やっぱりあの時、私が見たのは、姫野さんだったのね、しかも、その時に琴乃とあっているはず…」
「で、でも、どうしてよ!!なんであの人が琴乃のことを知っているのよ!!おかしいじゃない!このことは、まだ事務所の人しか知らないはず」
「えぇ、そのはず…っ!まさか!そうか!そう言うことか!!」
「どういうことよ!何がわかったの?」
「実は、琴乃が事務所に来なくなってから、仕事のキャンセルをしていたのですが、その際に関係者を通じて、そこからしられたかもしれないです…」
「っ!姫野にやられたわね」
「しかも、琴乃が言っていたこと…」
「あぁ、間違いなく、この事務所を潰しに来るだろうな…」
「えぇ、そうね…」
一同、沈黙していると
「先輩ーーー!!大変です!いま、協会から連絡が来まして、長瀬琴乃との、星見プロダクションの契約を強制的に切ることを命じられました。」
「何だって!!姫野さん、あなたはどこまでやれば…三枝さんは??」
「いま、対応中です…」
「マネージャー大変です!!いま、外に
沢山の記者が!なにかあったんですか?」
「さくら、みんなも…これを見てくれ。」
「えぇ!?こ、琴乃ちゃん。それに…」
「牧野さん、一体どういうことですか!?」
牧野はみんなに記者会見の内容について話した。
「そ、そんな…」
「まさか星見プロをやめて、琴乃ちゃんがまたプレタポルテと契約ですか!?!」
「しかも、琴子は星見プロを潰すと言っていたのは、ほんとうなんですの??」
「えぇ。あれは冗談で言ってないわ。本気よ。」
「琴乃ちゃん…一体、何があったの?」
「と、とりあえず、外にいる記者は俺が対応する。みんなは事務所の中にいてくれ…いいな?」
「はい…」
牧野は1人で記者達と対応した。
「こんなことって…ないよ。」
「も、もしかしたら姫野さんに言わされてるだけなんじゃありませの??」
「それはないわ。あの顔本気だったもの。」
「えぇ。そして実の姉長瀬麻奈をも超えて
アイドルの頂点に立つとも言ってたわ。」
「そ、そんなぁ…。」
みんなが琴乃についてパニックしている時
突然電話なった。
「誰よこんな時に…。もしもし。」
「…わたしです…琴乃です。」
「えっ!?琴乃!?」
「えっ!」
「琴乃ちゃん!?」
「莉央さん、いま、琴乃ちゃんって言いました!?」
「えぇ。今スピーカーにするわね。」
「こ、琴乃ちゃん!!私、渚だよ!記者会見みたけど、あれはなにかの冗談だよね??琴乃ちゃんが星見プロを潰すなんて、本心で言わないよね?」
「…」
「琴乃ちゃん!さくらだよ、一体何があったの??」
各々みんなが琴乃に声をかけるが琴乃は、黙っている。
「ちょっと何とか言いなさいよ、琴乃!」
「すいません…私が記者会見で言ったのことは、姫野さんに言わされたわけではなく、私自身の本心です。それに姫野さんに言われたんです、お姉ちゃんをを長瀬麻奈を超えたくないかって、それを言われて気付いたんです、星見プロじゃ、月のテンペストじゃこの先何があっても、BIG4やお姉ちゃんを超えることは、絶対に無理だって、だからは、私はわたしの邪魔をする敵でしかない星見プロを月のテンペストを捨てることにしました。だから、今日は最後の連絡にしようと思いまして。それに仮に今後、わたしと戦うことになっても、勝てないのでそこは、理解をしてほしいです」
琴乃らしくない言葉に莉央も限界がきていた…
「言ってくれるじゃない。なにがあったかは、しらないけど、星見プロはあなたなんかに負けないわよ!」
「ふふっ」
「なにがおかしいのよ!」
「いえ、ただ、負け犬の言い方だなと思いまして」
「このっ!」
「琴乃ちゃん!わたしだよ!渚だよ!!琴乃ちゃんお願い、星見プロに戻ってきて、みんな待ってるから、だから、ね!琴乃ちゃん…」
渚の必死の訴えかけに琴乃は、
「ごめんなさい、どちら様ですか??あと、私はもう、そちらには戻らないので、それでは、星見プロダクションのみなさんせいぜい無駄な時間を頑張ってくださいね。失礼します。」
琴乃に電話を切られ、全員が黙り込み、莉央が壁を叩く。
「なんなのよっ!!何があったのよ琴乃に!」
「落ち着いてください。」
「……」
「渚ちゃん??」
渚は、琴乃に忘れられ、放心状態になっていた。
「渚ちゃん!?大丈夫ですか??」
数歩歩いて、倒れる渚…
「渚ちゃん!!!」
渚が倒れ、みんなは渚を急いでソファーの上で
横にした。
「とりあえず、急いで横にして、安静に」
突然の出来事と琴乃からの電話でみんなパニックになる。そこに牧野が帰ってくる…
「渚!?大丈夫か!?何があった?」
「牧野さん…うぅ…。」
さくらは泣きながら牧野に全てを伝えた。
「琴乃…お前に何があったって言うんだ。」
「いまの琴乃ちゃん…なんか人が変わったみたいで怖いよ。」
「いつもの琴乃ちゃんじゃないみたいだった。」
「どうにかならないんですか。牧野さん!」
「ここまでされたんじゃもう手の打ちようがない。くそ!」
「まだよ。」
「瑠衣さん?」
「まだ何かあるんですか?」
「ライブバトルで琴乃に勝つことよ。」
「あ!」
「ライブバトルで勝って琴乃の目を覚まさせてあげるの。」
「その手がありましたわね。」
「ライブバトルで勝って証明出来れば。」
「で、でも本当に勝てるのかな。」
「今の琴乃ちゃん…怖い。戦うの…やだ。」
「やるしかないわ。琴乃のためにも。そして何より」
全員が渚の方を見た。
「琴乃ちゃんの1番の友達である渚ちゃんのためにも。」
「やろうみんな!琴乃ちゃんに勝って」
「星見プロの強さを!」
「グループの素晴らしさを見せつけてやりましょ。」
「はい!」
「麻奈…こんな俺がマネージャーやってていいのか!琴乃1人守れなかったのに俺は…」
「パチッ!!(牧野の頬をビンタする)」
「さく…ら?」
「さくらちゃん何を?」
「牧野さんがそんなこと言わないでください!牧野さんはいつも私たちを支えてくれているじゃないですか!こんな時こそみんなを勇気づけるのがマネージャーじゃないんですか!弱気にならないでください。…一緒に戦いましょ牧野さん…そしてみんなで琴乃ちゃんの目を覚まさせてあげましょ…ね?」
さくらは泣きながら牧野に訴えかける。
そして、牧野は一瞬、さくらが麻奈に見えたのか、目を覚ました。
「麻…さくら…すまない。俺の不甲斐なさでみんなを不安にさせてしまった。ほんとにすまない。俺も一緒に戦う。みんな…こんなマネージャーでも俺はサポートや応援することしかできない。だからみんな琴乃を助けてやってくれ頼む。」
牧野はみんなに頭を下げる
「なにを当たり前のことをいっているのよ!当然じゃない!それにそれでこそ星見プロの…私達のマネージャーだわ。」
「えぇマネージャーさんの覚悟伝わりました。」
みんなが牧野に対して優しくうなずいた。
「ありがとうみんな。よし頑張っていくぞ!」
「はい!」
そこから1週間後、衝撃のニュースが星見プロに流れてきた…琴乃はソロデビュー戦の相手はなんと、さくらたちがIMFで激闘を繰り広げたIIIXとのライブバトルだった。結果はなんと…IIIXの惨敗
「この子、一体何なの!?」
「むかつくけど強すぎる。」
「私たちが知っている彼女ではないわね。何が
あったというの?」
「お疲れ様です。スリクスの皆さん。でもまさかこんなに弱かったなんて正直がっかりです。それに、mihoさん言っていましたよね?攻略法があるって?あなたが必死になって、グループで追い続けた結果がこれですよ。あの時、怯えてた私がバカみたいでした。せいぜい地に這いつくばって仲間内で楽しくやっているといいですよ。」
琴乃は今までの青い衣装ではなく、黒一色の衣装に身に纏い、目には一切の光がない。もう昔のみんなが知っている。琴乃の面影はもうどこにもなかった。
「くっ!」
「まさかmihoさんたちが惨敗なんて…」
「実力差がありすぎるよ。」
「それだけじゃないわ。スリクスが決して弱いわけじゃない。ただ…強すぎるのよ琴乃が。」
「しかも月ストにいる時より歌やダンスが派手だわ。それに、麻奈さん以上の何かを感じたわ。」
「もうあそこには私達の知ってる琴乃ちゃんはいないのですね。」
「もう全くの別人ね。」
「でもやるしかないんだよね…。」
「さくらちゃん…。」
「やるしかないんだよ!だって琴乃ちゃんの目を覚まさせてあげないといけないんだから。勝たないと!だっていつもの琴乃ちゃんに戻ってほしいから!!」
「そうね。さくらの言う通りよ。ここで弱気になってちゃ何も始まらない。琴乃が強くなるなら私も強くならないと。さぁやるわよレッスン!」
「はい!」
「みんな…頼んだぞ。」
みんながやる気になった時…さとみが慌ててきた
「先輩たたたた大変ですぅ!!」
「どうしたんだ、急に!!」
「1週間後にこ、こ、琴乃ちゃんの次の対戦相手がトリニティエールを指名してきました!」
「なんだって!?」
「そ、そんな!?」
1週間後トリエルは琴乃のライブバトルをすることになるのか!?!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!!琴乃がついに、星見プロと対立し、物語も中盤に差し掛かり、今後の展開を頑張ります!また、誤字脱字などありましたら、遠慮なくおっしゃってください!