ヴェノムinリコリス・リコイル   作:ちさたきてぇてぇ……

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流行病に…しかも重い方にかかってしまい…動けませんでした…

感想も今から返していこうと思います!

登録者400人突破ありがとうございます!



第6話 運命なんてクソ喰らえ

「じゃあその狙われてるビーバーを助けるために君らが護衛を?」

 

『ボクはリスだ。二度と間違えるな』

 

「悪かったよ、ごめんなリスちゃん。ヴェノム、敵は?」

 

「全部で5人、武器はアサルトライフルと腰に手榴弾」

 

「げっ、また物騒な…何したんだ?」

 

俺が話しかけてもリスちゃんは一切返事をしてくれない

 

…耳が遠いとかか?中身は結構歳いってたり?

 

「たきなちゃん、この…」

 

「今電話中です、話しかけないでください」

 

「あ、ごめんね……」

 

どうしよう周りに怖い子しかいない!!千束ちゃん助けて!!

 

「…はい、ヴェノムがいます。……分かりました」

 

「えっと…俺たちの名前出てたけど…」

 

「貴方が暴れたあとは私たちと違い偽装が難しい為、速やかに撤退をしてください、との事です」

 

「うっ…た、確かに……」

 

壁とか屋根とか…なんなら人の頭ない死体とか放置だもんな……

 

それに今俺たちはDAに探られてる

 

こんなとこで暴れたらそりゃやばい

 

「……わかった。でもせめてここだけ手伝わせてくれ。敵に囲まれてるし、何よりこのデケェカバンを持って移動するのは骨が折れるだろう?」

 

「……」

 

「だ、だめだよね…」

 

俺たちのことをすっごい睨んでくるたきなちゃんの腕にヴェノムは巻き付き顔を出す

 

「ちょっと、やめてくだ」

 

「おい、お前はなんでそんなに俺たちを目の敵にするんだ?」

 

「はぁ?」

 

「お前は基本無表情だ、だが俺たち相手になるといつもより声も低くし、目を細めてる。俺たちが人を食う怪物だからか?」

 

うっそ、ずっと同じ顔じゃない?同じ声じゃない!?

 

俺には分からんかったぜ…?

 

「……貴方たちのせいで私はDAから移動命令を出されたんです」

 

ヴェノムの言葉にたきなちゃんは俯き、銃を握る手からはギリギリッという音が鳴る

 

「俺たちのせい?あぁ、ビルの取引か。あの程度の失敗で本社から移動になるってことはDAにはお前より強いやつしか居ないからか?」

 

「言わせておけばッ…!!」

 

「ヴェノム、お前言い方を…」

 

「2人とも!ストップ!!今はウォールナットさんを安全な場所に移動させるのが大事!あと!裏口あったからそっちに移動!」

 

裏口の様子を確認してきた千束ちゃんに止められ、ヴェノムは体の中へ、たきなちゃんは立ち上がり、俺たちを一瞥した後ウォールナットことリスちゃんの荷物を持って動き出す

 

こいつ口下手だからなぁ……たきなちゃんに後で謝らないと

 

千束ちゃんとウォールナットが先に移動し、俺が腰を上げた瞬間、入口側の扉から銃を思った男が2人走ってくる

 

「来たァ!!!俺たちの出番だ!!!」

 

男たちは銃を乱射してくるが俺たちが触手の壁を作ってたきなちゃんを銃弾から守る

 

 

「うわっと!?ヴェノムさん!?」

 

「お前らは先に行け!!こいつらと遊んでから逃げる!!」

 

「だから貴方たちは目立ったら…」

 

「任務が優先だろう!心配するな!!壁や床は凹ませない!銃弾の跡しか残らないさ!!」

 

「……たきな!私たちは行こう!!」

 

「ですが!!」

 

「今はウォールナットさんを安全な場所に移動させるのが先。ここはヴェノムさんに任せよう」

 

千束ちゃんに説得され、渋々頷くたきな

 

「任せました!ヴェノムさーん!!!」

 

「わかったからさっさと行け!!暴れずらい!!」

 

ガラガラと大きな荷物を引き、千束ちゃん達は裏口へ向かう

 

「さぁて、邪魔者は消えた訳だ…おい!こいつら銃を使ってきたぞ!!喰っていいな?」

 

「……あぁ、いいさ。なんせこいつらは」

 

「「とびっきりの悪いヤツ!!」」

 

俺たちは片方の男の足を掴み、もう一人の男にぶつける

 

「ぐぁあ!?」

 

「うぐっ!!か、怪物がァ!!」

 

再び銃を乱射するも俺達には効果なし

 

プロ…と呼ぶにはあまりにも弱い

 

訓練をすこーし受けて、何回か仕事した感じがする

 

俺たちは手に持っていた奴の足を折り、銃を撃ってくるやつを踏みつけ顔を近づける

 

「ぐぁあああ!!!」

 

「ひいっ!なんだ、なんだよお前っ!!」

 

「お前ら誰に言われてあいつを殺しに来た?」

 

「そ、それは…言えない!!」

 

「ほぉう…仕事を優先するか、自分の命よりも」

 

「ま…待てェ!!!」

 

俺たちは大きく口を開けて1人の頭に噛み付こうとすると、折れた足の男が苦しみながらも大きな声を出した

 

「なんだ?」

 

「そいつを……殺さないでくれ…!!か、家族なんだ…」

 

「家族……?」

 

俺たちは少し力を弛め、もう一人の男の方へ向き直す

 

だが

 

「情報は俺が…全部話す…!その後は俺を殺」

 

男が全て話終えるよりも先に

 

 

黄色の触手が男の口を塞いだ

 

「!?」

 

「おいおい…マジかよ」

 

男は口の周りに着いた黄色の触手を掴み、剥がそうとするがもう遅かった

 

男の顔は細切れにされ、そのまま力なく地面に倒れる

 

「口の軽い男…ね」

 

「うっ、うわぁあぁああああ!!!」

 

俺たちが踏みつけている男も黄色い触手が絡みつき、瞬時に首を切断されてしまった

 

「こんないい惑星のチンケで辺境ところにいたのね。ヴェノム!」

 

「なんでお前がここに居る!!応えろ!!スクリーム!!!!」

 

俺たちの呼び掛けに反応し天井から赤と黄色、そして黒が混ざった液体が現れ、徐々に人の形へと変形していった

 

「負け犬同士、惹かれあったのかもね」

 

なんともクソみたいな運命のレールの上に俺たちは立っているのだろうか




なんだかんだシンビオート系統の中で結構好きなデザインのスクリームさんを今作の敵として出しました

これ以上本編ではシンビオートは追加ないのでご了承ください

感想ありがとうございます!!
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