本作品はフィクションであり、あらゆる国家と団体は架空のものであり、あらゆる概念と思想を貶める意図はありません。
高緯度帯である北部サハリンにおいて、夏の昼は長く薄い。
沈みそうで沈まない太陽。アルミ箔みたいに引き伸ばされた細い雲。だだっ広い空に開くのは、人の手で作られた純白の造花。
「落下傘展開確認、回収するわよ」
ポロナイツクより電磁投射砲にて発射された補給物資
「というわけで山城、頼める?」
「ったく。どうして私が……」
「しょうがないでしょ。
補給の時間を稼ぐための全力射撃により、オホーツク海には一瞬の
とはいえそれは本当に一時的なもの。今頃「お相手」も群れの再編と補給に勤しみ――――深海棲艦にも補給という概念はあるというのが通説である――――それが終わり次第、徒党を組んでこちらに攻め寄せることだろう。
……それにしても。
「ねぇ、連中の錬度が高いように思わない?」
『さあどうだか。確かに、引き際は良いように感じるけれど。
艦載機の収容作業を進める蒼龍が漏らした言葉に、山城は減速を終えてゆるゆると落ちていくカーゴを追いながら返事をする。
「それもあるけれど、総じて個々の応答が早い。火網の形成、陣形の再編、指揮の引き継ぎ……全体のレベルが高くないと出来ないことよ」
『アンタの腰巾着が弱いだけじゃないの?』
フンと鼻で笑う山城とて理解はしているのだろう。カーゴに取りつくと、心なしか急いで弾薬と燃料を充填していく。
「そうね、なんにせよ……」
口は動かしながらも蒼龍は短距離データリンクにアクセス。オンラインになった補給カーゴより補充機の内容を確認して、射出コマンドを選択。
「こっから先は余計に不利になるってことだけは確かね」
『はぁ……』
無線の向こうから聞こえるため息。蒼龍はそれを右から左へ流しつつも、内心では己の判断ミスを呪っていた。
「(まさか、こうにもアイツに似るとはね…………)」
戦場の中の陽炎――――――瀬戸月ヒナタの姿。装束は破け、防壁は最小限しか使用せず。髪の毛や皮膚は衝撃波に炙られてあちこちが燻りそうな程。
まさに満身創痍とはこのこと。
「(でも、私が思っていたより
よくある話だ。「良い上官」の定義は色々だが、華を持たせてくれる人間を悪く言うヤツはそうそういない。
それでも、駆逐艦乗組みの特務神祇官に華を持たせるのは大変なことだろう。彼らは舐められるのを嫌い、施しなど受け付けないのだから。
意識的に戦果を譲れているなら、その指揮官としての素質は優れているなんて言葉では足りないくらいだ。
「(とはいえ、そんなに部隊運用が得意というイメージもないのよね……となると……酷使する『対象』が部下から自分に切り替わっただけ?)」
空母〈蒼龍〉の艇長たる片桐アオイ1等海佐は、己が俗物であることを理解している。
滅私奉公などという形ばかりのお題目は嫌いであったし、なんなら国防海軍のことだって嫌いである。特務神祇官としての適性だけで就職やら将来やらを奪ったのだ、どうして好きになれるだろうか?
しかし片桐アオイは俗物である。嫌いだからと言ってそれを過剰に憎んだりはしない。この自由主義国家日本で自由を奪うほど自分の身体が貴重なら、お目こぼしを貰えるめい一杯まで立場を利用してやればいいのである。公正取引委員会より国防軍の方が強いなんて世も末だが、残念ながら世界経済は末どころか崩壊済みである。
そして片桐アオイは俗物であるには、友人を喪いすぎた。
もうどんなに預金残高が増えても。
高層タワーマンションに休暇で帰っても。
チャリティに札束を投げても。
少しでも気を抜けば、すぐに亡き者たちの恨み節が聞こえる。
そして困ったことに、連中は仇を取れなどとは言わないのだ。
より良い未来を創れと言うのだ。
「私たちが死んで良かった」と思える国を創れと言って止まない。
良い未来?
そんなもの、深海棲艦を倒すだけで手に入る訳がないというのに。
持ち前の霊力量だけで生き残らされた片桐に、彼らはただ
「(決死と必死は、違う)」
片桐アオイは俗物だ。死にたくない、そう単純に考えることの出来る人間だ。
片桐なら生き残るための道を創るために決死の覚悟を決める。
では、彼女の腕のなかで眠る
「部下を酷使するのは……仕事
だが、自分自身を
それは、違うだろう。
「やぁカゲロウ? もしかして空色の巡洋艦の助けがいるんじゃないのかな?」
まるで風呂桶に顔を突っ込んだみたいな不快さがまとわりついている。苦しい程ではないが、身体の自由が利かなく「なりそうな」危機感だけがそこにある。
意識を取り戻した陽炎が最初に認識したのは、聞き覚えのある声。ロシア連邦海軍の
「あんたっ、いつの間に!?」
思わず飛び起きて、それから自分が横になっていたのだと認識する。
横になっていた? そんな、つい先ほどまで深海棲艦相手に……混乱する陽炎に対して、そんなに警戒しないで欲しいなとタシュケントは目を細める。
「仮にも祖国の危機だよ? 他国の兵隊にばかり任せていたら……」
ネコババされてしまうじゃないか。なんて冗談でもないことを言って。
「それに、君たち本当に危ないところだったんだよ? なにせ周囲の部隊が次々沿岸を放棄する中で戦い続けたものだから、どんどん孤立無援になっちゃってさ」
「戦闘は! サハリンはどうなったの!」
口ばかりは達者なタシュケントだが、はっきり言ってそんなこと気にしていられない。詰め寄る陽炎に、彼女はまぁ落ち着いてよと両手で押し留める。
「見て分からない? ここは現代科学の結晶、サハリンⅣだよ」
そう言われて陽炎は、周囲が茜色に染まっていることに気づく。夕日などではない。人工の赤色ランプが彩る、暗い夕焼け。
「サハリンⅣ……ってことは」
「そうさ。ここは『サハリン・ナンバーズ』の最新設備。最南端の
外国人としては、初めてのお客さんになるんじゃないかなとタシュケント。
「さ! 一緒に戦おうじゃないか、データリンクを寄越して貰えるかな?」
「……ちょいちょい、なーに勝手に話を進めているのよ」
そして、しれっと会話に入ってくるのが空母〈蒼龍〉こと片桐1佐である。彼女は重厚な鉄扉――――水密隔壁なのだろう――――をゆっくり閉じると、陽炎とタシュケントの間に身体を捩じ込むような立ち位置を取る。
「米軍ともリンクしているデータリンクを、そう簡単にロシアさんに解放するわけないでしょ……? ダメ元にしたってもう少し現実的なのを頼むべきね」
そう言いながらも片桐は端末をタシュケントに手渡す。
「
やけに準備がいい、陽炎の直感を肯定するかのように、片桐は言葉を続ける。
「この連携がオホーツク海の安定に繋がることを、期待しているわ」
「もちろんだとも!」
タシュケントは朗らかに答えると、端末を彼女の艤装に組み込もうとパネルを開く。海上で活動する特務艇艤装は常に塩害に晒されるので、こうした追加装置を組み込むだけでも一苦労なのだ。
……逆に、この「一苦労」だけで済んでしまう事実が、タシュケントがここにたまたま居合わせた訳ではないことを物語ってはいるのだが。
もちろん、
「それで、片桐1佐。ご命令は」
「寝てなさい……って、言いたいところだけれど。ちょっと付き合いなさい」
「小河原海将補から、
「……」
「期限は
そう言いながら片桐は、上層階へと続く階段を登っていく。網目状になった踏み面からは、3階分ほど上にある出口が見えていた。
何も返さない陽炎。硬い靴底と踏み面の金属が擦れる音が狭い階段部屋に反響していく。
「ヒナタちゃん、何か感想は?」
「…………正気の沙汰とは思えません。本気で戦争を始める気なんですか?」
少し考えてから、陽炎は言葉を発した。軽々しく言える事ではなかった。
深海棲艦の攻勢に乗じて、海上油田を制圧する。
そんなことをしたら、戦争になる。
「始まるも何も、日本と
もちろん、それで両国関係に具体的な問題が起きたことはなかった。
ソ連はロシアと名を変えても十分な抑止力を持つ軍事大国であったし、北方領土を占領された日本は「紛争の解決手段」としての武力行使を放棄している――――幸いにもその文言は憲法改正を経た今でも残されている――――のだから、両者の間で戦火がこれ以上広がることはない。
はずだった。
「2010年代初頭の深海棲艦出現でロシアは海軍大国としての
もはや日本によるサハリン侵攻は現実的なシナリオだ。なんなら千島列島には既に日章旗が翻っている。日本国の法令が適用されるのは駐屯地限定で、後の場所ではロシアの法を遵守すると言う日本政府の公式見解は、ロシアからしたら信じられない話だろう。
「だから私の『感想』はこうよ、ヒナタちゃん」
出口に辿り着いた片桐が重たそうな鉄製の扉を開ける。それから、叫ぶ。
「
水平線上には、まだ太陽が輝いていた。
北緯50度を越える北サハリン地域の昼は長い。北極圏ではないので白夜と呼ばれる丸1日太陽が沈まない現象こそ起きないが、7月ともなれば昼は18時間近くもある……。
……待った。
それでも、昼は18時間
「……っ!」
腕時計を見る。示す時刻は
いや、そうではなくて。違うのだ。
意識が途切れる前に陽炎が命を賭けてでも奪おうとした
つまり、今は陽が沈んでいなければおかしくて。
それなら、あの。目の前にある太陽は。
「見てよ陽炎ちゃん、キレイだよね。人類の叡知、放射線の残らない、
太陽が
そして、咲く。
「ホント馬鹿だよ、みんな馬鹿」
「な、ナンバーズは……!」
陽炎の言葉に、うんうん流石ねと片桐は満足顔。
「大丈夫、今はまだ無事よ。というか、無事だから護衛艦隊は急行しているのよ」
ひとつでも多くのガスリグを確保するために。
ロシアに破壊されてしまう前に。
「これで一連の
出来すぎだよね? 片桐は嗤う。
「そもそもの前提から違うんだよ。
「それは」
「答えは簡単。『ある』んだよ。それだけのことをする価値が」
太陽が再びしぼみ、暗さを取り戻した空を片桐が見上げる。
「酷いものだったよ。この戦争が始まったばかりの頃は」
海上交通が絶たれて。
ヒトも、荷物も、石油も、食料すら届かなくなって。
「本当に酷かった。そんな世界につけ込む奴らも」
世界秩序が崩壊したとされる2014年のクリミア・ドニエプル戦争を国際世論が止められなかったのは、当事者である筈のユーラシア大陸がロシアに依存していたから。封鎖された海に代わり、陸上を走るパイプラインと肥沃な穀倉地帯をロシアが提供したから。
「誰かに生殺与奪の権を握らせちゃダメなんだ。それを身をもって知ったから、この国はこんなに残酷になった。自分が『握る側』になるしかないと決意した」
それはひとえに、誰かを守るため。
食卓を、電気を、家族の団らんを。
そのためならば、他国の侵略をも躊躇わない国家。
「よく覚えておきなさい――――――これが貴女の戦う相手よ、瀬戸月ヒナタ」
「それは違うな」
聞いたことのある声だった。つい数時間前に聞いた声だった。
「前々から思っていたが、やはり軍人に必要なのは適切な政治教育だな。独学でやられると分かったフリをした奴ばかりで、話の前提情報の摺合せから始めることになる」
肩に着けた階級章は、桜が2つ。
胸を埋める防衛記念章が語るのは、過去の実績。
「……小河原海将補、なぜここに」
「妻は止めろと言うんだが、私は所詮『鉄砲玉』でね」
それと、現場に
「現場への寄り添いアピールなら、せめて野戦服で来て欲しかったですね」
「瀬戸月1尉、それこそアピールに他ならない。社会主義国家で指導者が人民服を着るのと同じだよ」
陽炎の言葉をひらりと躱して小河原海将補は欄干へと手を掛ける。太陽が咲いて、彼の顔を仄かに照らす。
「結局のところ、軍人は世間知らずだ。
「面白い話ね、小河原クン。あなただって純粋培養、防大卒の軍人サマじゃないの」
鼻で笑った片桐に、小河原海将補は首を向ける。
「…………他人の
「知ってるわよ。神奈川県出身の54期生。専門は対テロ作戦などの治安戦でしょ?」
「だが、なぜ私が対テロリズムに傾倒したかは知らない。要するにそういうことだ」
何が言いたいのだろうか。
しかし海将補は答える素振りも見せず、水爆の焔が照らす白夜を眺める。
「同志オガワラの
背後から現れたのは、タシュケント。
そして、何名かの連邦軍制服を着た士官達に、山城の姿まで。
「残念だけれど、今の連邦は崩壊寸前さ。そもそもが独立国家共同体で主導的な地位を占めるための寄り合い所帯だからね」
93の連邦構成主体――――――共和国・地方・連邦市・自治州・自治管区という内実の全く異なる地位の等しい共同体の集合体であるロシア連邦。
「私たちは成功しすぎたんだ」
世界最大の面積。世界最大の穀倉地帯。世界最大の地下資源。
「成功……?」
彼らの口にするそれらが、陽炎には成功とは思えない。なるほど間違いなくロシア連邦は強国だ。しかしそれは彼の国が超大国にのし上がったのではない。あらゆる国が深海棲艦の攻撃に晒されることで傾いたから。
彼らのいう「成功」は、
「そう、成功さ」
「
タシュケントの言葉に、日本の海将補は肯首。
南サハリンの小麦、北サハリンのガス。それらの資源が日本の経済を支えていることは疑いようのない事実だ――――――けれども。
「けれど、
そう言ったのは誰だろうか。タシュケント? それとも連邦軍士官の誰か?
「構成主体の分離が止まらない。ユーラシア大陸で最も成功したが故に、ユーラシアの全てから付け狙われるようになってしまった」
「いわゆる『ロシア降ろし』だな。聞いたことぐらいはあると思うが……」
補足する小河原海将補。タシュケントは前髪を掻き上げ、大袈裟な嘆きの表情を作る。
「酷い話だよ。一体どうやって、誰の力を借りて地獄の2010年代を生き抜いたのか忘れてしまったのかな?」
「もう20年前の話だ。仕方あるまい」
「しかしだよ同志オガワラ。キミの国だって今、軍隊を差し向けているじゃないか!」
「やむを得まい。南サハリンの邦人保護は国防軍の責務だからな……なによりこのままでは、ロシアは南にも核を落とすだろう」
口論をしながら論点を整理していく二人。
「そう、問題はロシアの核だ。そして領土の割譲を一切認めないロシアの憲法だ……領土の割譲を認めないなんて『当たり前のことを』どうしてわざわざ憲法なんかで規定する必要があるのかな? 南サハリンごとき、切り売りして日本にオホーツク海を守ってもらえばいいのにね?」
とんでもない発言をするロシア人。しかし誰も咎めない。遮ることもしない。
「なら、方法はひとつしかないよね?」
その言葉と共に、採掘プラットフォームの上空に現れる
その機体に刻まれた赤い星――――――中華人民共和国、人民解放軍の
最前線のプラットフォームに集結した、ロシア軍。日本の艦娘。そして中国共産党の党軍たる人民解放軍の機体……最後にメディア。胸には「
「片桐くん……瀬戸月くんと中島くんも憶えておくといい」
そんな状況にも関わらず、海将補は冷静だった。
「国防軍の任務は、国民の生命と財産を守ることだ」
「そして民主主義国家の任務とは、国民の意思を代弁することだ*1」
「私たちは右派でもなければ左派でもない。日本国民が希求するのは自由で開かれた世界であり、世界の諸国民が団結し、笑って食事にありつける世界だ。これを為すために、政府は常に全力を尽くさねばならない*2」
小河原海将補の言葉は熱など帯びてはいない。ただ当然のことを当然だと、読み上げることに特化した機械のように。
「だからこそ我々は他国を侵略してはならない。他国を貶めてはならない。しかし他国が道を違えたときには、それを正さねばならない*3」
「故に『われら』は――――――『日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成する』。そうでなければ、我が国の
「狂ってる」
「そうだな。真に正しい法など存在しない。だが自衛隊法……今の
少なくとも、無人艦に国防を任せ、列島に引き籠もろうとするキミの派閥よりかはね。
片桐の台詞を斬り捨て、小河原海将補は前面へと視線を注ぐ。既に目の前では、ロシア連邦軍による核兵器の無制限投入と、それがいかに悲惨で残酷な結末をもたらすかをロシア連邦軍士官……いや、サハリン統合軍の報道官がカメラに向けて述べている。
『ことここに至っては、もはや私たちに選択肢はありません。我等はここに――――――』
そこでふと、陽炎は北サハリンの少年を思い出す。
――――――変わるしかないんだよ。世界も、ヒトも。
「さて、カゲロウ。キミは私たちの同志国になってくれるのかな?」
揶揄うように問いかけるタシュケント。言葉も返せない陽炎に見せつけるように、彼女はポケットから小さなバッジを取り出した――――――赤い槌と鍬は、かつて超大国を名乗った国家のシンボル。
『サハリン島および連邦軍サハリン統合軍のロシア連邦政府よりの離脱、ならびにサハリンスク共和政府設立と共和政府のソビエト連邦加盟を宣言致します』
「さぁ、
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。