第一話:はじまり
私が戦う理由があるとするなら、家族を守るためと答えるだろう。
ありきたりかもしれないが、私の人生の大部分を占める楽しかった日々の事を思えば当然の事。
だからこそ力がなくとも空に飛び上がるんだ。
復讐をするために。
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「・・・これで良し!おじさーん!トラクター修理終わったよー!」
少女は耳と尻尾をしまい、作業着の袖で額に流れる汗と油を拭きながら近くで畑を耕す人に向けて叫ぶ。
「おおっ!あっという間に直ってしまった。さすがはモニカだな!」
「私にかかればちょちょいのちょいだよ!」
モニカと呼ばれた少女はふん!と鼻息を出しながら自慢げにそう答える。
モニカホフマンは今年で9歳になる機械いじりが好きな女の子である。両親は農場経営者であり、そこで働く小作人が使用するトラクターの修理を終わらせた所だった。
「ねぇねぇ!また新しい機械を発明したからうちに遊びに来て!」
「へぇ~そりゃあすごいな。モニカのお父さんにもお礼言わないといけないし、今度伺うよ。」
「うん!絶対来てね!」
モニカと約束した小作人は修理してもらったばかりのトラクターに乗り込み、畑仕事に向かった。
それを見送ったモニカは作業道具をまとめ、鼻歌を歌いながら家に帰っていった。
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「お父さん!お母さん!ただいま!」
「おかえりなさ…まあ!そんなに体を汚れちゃって…」
「今度おじさんが私の発明品を見に来てくれるんだよ!
「またそんなもの作って!少しは女の子らしくしたらどうなの?」
「はっはっは!いいじゃないか。モニカにとってはそれが楽しいみたいだし。」
「もうあなたまで…」
モニカが家に着くと両親が出迎えてくれた。父はポズナニアに住む農場経営者で、農業機械の導入し小作人に貸与して作業させているため、他の農場と比べ稼ぐことが出来ている。
母は若い頃にベルリンの郵便局で働いていたが、旅行に出かけた際に父とすれ違った父に一目ぼれ。そのまま猛アタックの後に結婚。父の農場経営を支えている。
「もうすぐ夕食が出来るから、さっさとシャワーを浴びて体をきれいにしてきなさい。」
「はーい!」
シャワーを浴びたモニカは家族三人と夕食を囲み、食事を楽しんだ。モニカにとって、この時が何よりも幸せと感じる瞬間であった。
「ところでモニカ。小学校を卒業したらどこに進学するつもりだい?」
「実科学校だよ!色んな技術を学んで色んな機械を作って、みんなの役に立ちたい!」
「まあなんてことなの!?進学するならギムナジウムにしなさい!そうすればもっと良い所で働けるのよ?」
「やだ!私は機械に触るのが好きなの!勉強ばっかりはいや!」
「なあモニカ。機械を触るだけが役に立たないことはないんだよ。機械を作るのにもも数学だったり、化学だったり、色んな技術が混ざり合って出来ているんだよ。それに…」
「それに?」
「モニカは色んな発明をするじゃないか!ギムナジウムに行けば、もっと新しい物を作れるようになるんだよ。」
「ほんとに?」
「本当さ!そうすれば父さんも母さんも、他のみんなもモニカの発明品で助けることが出来るんだよ。」
「わかった!私、みんなを助けるために頑張る!」
こうしてギムナジウムに進んだモニカだったが、2年後にウィッチとしてネウロイとの戦いに臨むことになる。
オリ主にも歴史あり。行動の根源となる思い出を書いたはいいけど、うまくいくかどうか…
物書き初心者なので、誤字脱字、書き方に問題があればどしどし指摘してやってください。