超次元中学サッカーに巣食う闇と戦うRTA、はーじまーるよー。
今回やるゲームはこちら。レ〇ル5から発売された『イナズマイレブン 戦神』! あの超有名ゲーム『イナズマイレブン』シリーズの新作です。戦神三部作と銘打って作られた「アレスの天秤」「オリオンの刻印」を収録したゲームですね。
こちら、多分誰も走っていなかったので私がレギュレーションを作成しました。よって私が多分世界一位です。違ったら……私が世界一になります(真っ向勝負)。
では、時間の余裕が欲しいので早速このゲームについて視聴者の皆様にざっと説明していきましょう。
このゲームは、過去作同様、いくつかの中学校の中から一つを選び、その学校のサッカー部のメンバーとなって中学サッカー界のトップを目指していくというものです。
キャラクリは過去二作の自由度をそのままに拡張性がさらにアップ、必殺技も漫画版・SD初出のオリ技や新規技をしっかりと収録、また過去作とアニメのアレス/オリオンで技演出が変わったものはなんと別パターンの技としての収録を実現しました。
絆パートも相変わらず充実、メインストーリーは主人公の動き次第でいくらでも分岐し「再現性のあるパターンがめったに生まれない」と再現民が悲鳴を上げるほどの、相変わらずのハイクオリティ作品です。
ニューゲームの場合、いくつかの学校、及び海外チームの中から自分が所属する学校を選ぶ形になります。アレスのストーリーに大きく食い込んだ王帝月ノ宮中や、オリオンの使徒としてのプレイは二週目以降に解禁されるため、一週目では選択できません。
パラレルワールドだけあって過去作キャラへの思い入れもあり、どのチームも魅力的ですが…やっぱり僕は、王道を往く──雷門中ですね。
では、はじめからを選択してタイマースタート──ではありません。
オープニングは例によって例のごとくスキップできないため、ここはタイムに含めません。
オープニングが終わるまでの間、今レギュレーションについての説明をしておきます。
本ゲームの前半部分『イナズマイレブン アレスの天秤』は、前作『イナズマイレブン』のFF全国大会終了後のパラレルワールドを描いた作品です。
少年サッカー人気の大沸騰により公式試合の集客力が上昇。その結果「スポンサード」……資金のある企業スポンサーをつけなければ、運営難や廃部を逃れられないというハードな少年サッカー界を、「サッカーが好きだ」という思いのもとにフットボールフロンティア優勝目指して戦う……そんなストーリーです。
後半部分の「オリオンの刻印」に関しては、また追って説明します。あっおい待てゐ、三部作なのに二作品しか説明されてないゾ、と思われるかもしれませんが、第三部「アルテミスの矢(仮題)」はDLCとして後に配信されるそうです。ヴィクトリーロードと同時並行で作るとか、開発陣すげえ変態だぜ?(歴史改変)
今レギュレーションにおいては、伊那国……もとい、新たなる雷門中サッカー部の一員として原作をなぞるルートとなります。計測開始はキャラクリ画面に遷移した瞬間、計測終了は第二部終了後、エンドロール直前のムービー終了、画面暗転時にタイマーストップとします。
そしてこの作品の醍醐味の一つでもあるキャラクリについてですが、システムはやっぱりポインヨ割り振り式となっています。
筋力、耐久、敏捷、器用、知力、精神の六つにポインヨを割り振り、そのステータスによって試合でのキックやドリブル等のステータスが決定される他、一部の必殺技の成功率や突破率に影響したり、果てはキャラの試合外での身体能力やメンタルにも影響します。
ざっくり言うと、筋力を上げるとシュートの威力が上がり、耐久を上げるとGPの値やブロック・キャッチの成功率が上がり、器用が高いとドリブル等の技術が上がり、精神が高いとTPが増える、といった感じです。厳密にはいくつかのステータスを統合して計算されるのですが、とりあえずはこの認識で大丈夫だと思います。
割り振りが雑だと後々やりたいプレイングに支障が出まくってチャートこわれる^〜してしまうため、しっかりと先を見据えたポインヨ振りを行いましょう。あと配布ポインヨはランダムのため、あまりにも少ない場合は当然リセットです(いっ敗)。
ポインヨの高さによって主人公のサッカー歴なんかも変わるんですが、今作の闇の深さ的には根っからのサッカー好きでいてもらわないと困るんですよね……。ということで高ポインヨが引けるまで粘ります。
オープニングが終わりましたね。
はい、よーいスタート。
キャラクリについてはほとんど過去作と同じとなるため、一部の説明については省略させていただきます。
詳しく知りたい人は先駆者様の過去作RTAを見て、どうぞ(ダイマ)。かくいう私も先駆者様に影響を受けまくって本作を走るに至りました。
名前は入力速度を考慮して『
さて、今回のポインヨは……。
祈りが届いたようですね、最大初期ポインヨまであと8でした! 強い!
具体的に言えば、この初期ポインヨをFW型のビルドにすると、無印における御影専農〜帝国戦あたりの豪炎寺の強さくらいになります。一年生でこれってかなりの天才では?
ですが、今RTAではMF,DFを行き来できる程度に割り振っていきます。全国大会まではFWをやってもいいんですが、世界編メンバーの攻撃力(というか防御力の乏しさ)を思うと点取り屋になる必要はあんまりないです。上げるのは器用、敏捷、知力、耐久です。
筋力と精神は後回しにします。どうせチャート上、鍛える機会が早いうちからやってくるので。
序盤はDFとして出ます。伊那国のキャプテンが晩成型(オブラート)で序盤は少々頼りないため、一時的に後方からのチーム指揮を担うこともあり、知力にも若干振る必要が出てきます。一番重要なのは器用かな、このあたりを盛ったのち、残りを敏捷と耐久に回す形になります。初期はDFとしてディフェンス技が欲しいため、ちょっと耐久多めに振る感じですね。序盤は器用を上げると文字通りなまでの器用貧乏になりかねませんが、どちらかといえば臨機応変な動きを取りたいチャートなのでこうしました。
風林火山の属性についてはキャラクリ後にランダムで決定されるため、現時点ではわかりません。
後々DFとしてシュートブロックなんかをする際にGKの海腹のりかが風属性なので、それ以外を引いてカバーしたいですが、割とどれでもいいです。ステが高めなので、属性のせいでリセなんてことはしません。
そして最後に容姿ですが、RTAなのでランダム任せです。通常プレイなら気合を入れて作りますが、時間は無限じゃないので。
というわけで完成──眠そうな目をしたブラウンヘアーのノッポな少年が爆誕しました。背高くない? 腕長くない? 今からGKにでも転向する?(適当)
キャラクリが完了したので、オープニングムービーが流れます。裏では元となるシナリオにホモくんをねじ込んでのシナリオ構築を行っているため、このムービーはスキップできません。今のうちに水分補給やトイレに行っておきましょう。
ムービーの内容としては『イナズマイレブン リローデッド』で雷門イレブンがスペイン少年リーグの優勝チーム『バルセロナ・オーブ』に0-13でフルボッコにされた場面のダイジェストや、浮き彫りになった世界とのレベル差を埋めるべく、雷門イレブンが「強化委員」として全国のフットボールフロンティア出場校に派遣されたことなどの説明がざっくりまとめられています。
……ムービー終了! ここからホモくんの物語が始まります。
グッドモーニング。ホモくんのお目覚めです。まずはカーテンと窓を開けまsy……
……心地の良い日差し! 吹き抜ける涼しい風! 眼前に広がるは稲妻町!
……なんでぇ?(思考停止)
えぇ〜〜〜……仕様上起こりうる事態ではあるんですよ、あるんですが……。
解説しますと、雷門でプレイを始めた場合は基本的に伊那国島から開始されますが、極々稀にこうして稲妻町からスタートすることがあるんですよね。自力で引いたのは初めてです。一応稲妻町スタート用のチャートも用意してはいましたが、まさか使うことになるとは……。
まあ驚いていても仕方ありません。ここから学校に着くまでの間、稲妻町でスタートすることについてお話します。
最初の居住区が稲妻町であることで、いくつかメリットとデメリットが発生します。
一つ目のメリットとして、伊那国関連のシーンがほぼカットされます。流石に全カットにはなりませんが、(そんなことしたらストーリー未読でこの激レアケースを引いたプレイヤーが困惑するし、ま多少はね?)とりあえず島に来るまでのシーンは全ダイジェスト、主人公が介入しないことでスキップするためのA連打に全力を注ぐことができ、文章量も減っていることでかなりのタイム短縮になります。
第二のメリットは、個人練習にかなりの時間を割くことができる点です。というのも、伊那国島スタートだとチームでの練習期間が長くなり、ホモくん単体の経験値はなかなか伸びないです。勿論伊那国イレブンの初期ステが多少上がるのはいいんですが、初期の伊那国はお世辞にもステが高くない上設備も普通オブ普通、チーム練習で得られる経験値も微妙です。その上向こうはグラウンド撤去の憂き目に遭い、その練習すら少ししかできません。正味そのくらいの経験値は彼らが雷門に来てからでもリカバリーができますし、それだったらホモくんが一人のうちにそこそこ強くなっておいて皆を扱きまくった方がよっぽど伸びます。
デメリットの方ですが、なんといっても伊那国イレブンからの初期好感度が低めになることですね。同じ島の同じチームで育ってきた彼らには、彼らなりの絆があります。主人公が伊那国の民だった場合はほぼ必ず伊那国イレブンの一員であり、当然初期好感度が高くなります。……ごく稀に小僧丸みたいに都会からやってきてすぐだったりして、好感度低めからスタートすることもありますが(3敗)。稲妻町スタートなんてもってのほか。伊那国イレブンは生まれてこの方島を離れたことがないため、ほぼ初対面になります。まあ彼らは猫の手も借りたいレベルなので受け入れてはくれますが、好感度の低さはRTAでは死に直結します。序盤は奇行をなるべく控えましょう。
また、初期時点で練習相手がいないのも痛いです。FWであれば先駆者様よろしくシュート練習に明け暮れれば物凄い勢いで技の熟練度が上げられるのですが、それ以外だと技を使う相手がいないために熟練度上げができません。経験値効率もあんまりよろしくないので、ちょっとやり方を考える必要があります。その辺は代替案がチャートにちゃーんと書いてあるのでご安心を。
あとはチュートリアルが星章学園戦になります。初見ニキがこれにぶち当たったら心折れちゃうんじゃない? まあこれは何十、何百周としてる私にはどうということないんですが。
そこそこ長尺で解説してたら着きましたね、雷門中。昨年のFF優勝からお金も集まったのか、校舎外観が一新されています。かっちょいー。
本当はここで朝練といきたいのですが、前述の通り雷門イレブンは全国各地に強化委員として派遣されているため、相手がいません。それどころか、勝手にグラウンドを使うと生徒会に怒られる可能性があるそうです。ここは大人しく教室に向かい、授業開始までステータスを確認しましょう。
まずはポジション…DFになってますね。よしよし。これで初期必殺技がディフェンス技に固定されます。初期ポジションがあるのでサッカー経験者でもあります。属性は林でしたね。林属性DFは日和と被ってますが、まあなんとかなるでしょう。
次は経歴を確認。家族は……父母と一緒に暮らしている一般家庭ですね。RTAである以上、普通であればあるほど助かります。この辺には地雷が埋まってなさそうで一安心。
さて次は……恐らく先駆者様方を見てきた皆様であればお待ちかね、交友関係チェックです……。これまでに会話を交わしているネームドキャラがいればこの名簿に載るんですが……今作は地雷が多いですよ……(震え声)。
確定リセ枠は野坂悠馬です。彼と知り合いだと、アレスシステム絡みのことを神門杏奈の代わりに聞かされたりしてとてつもないロスが発生します(17敗)。さらに知性が高ければ世界編で一星と共にザ・ジェネラルのパーツになったり(7敗)、西蔭とプライベートでバトルするハメになったり(1敗)……タイムに悪影響を及ぼしまくります。
灰崎凌兵も似た理由で危険です(20敗)。幼馴染である茜のお見舞いについていくのが好感度イベントのはじまりなんですが、一回行くと定期的に連れていかれてロスです(13敗)。かといって行かないとなかなか好感度が上がらなかったり下がったりして、世界編以降の試合に響きます(7敗)。また後半になると茜の復讐のためにアレス周りを嗅ぎ回るイベントがあり、好感度が高いと同行を求められたりします(2敗)。確率的にはかなり狭い門ですが、そのイベントがとてつもなく長いんですよね……。
御堂院宗忠───今作の黒幕枠ですね、彼の名があった場合もリセです。彼の名があった場合、十中八九アレスシステムの元被験者であり、その欠陥に関する情報隠蔽のためにちょっかいをかけられてロスが発生します(5敗)。その流れで野坂と知り合って協力を求められたりなんかしたら……(1敗)。
オリオン財団関係者の名前があった場合も同様です。具体的な危険人物はイリーナ、ベルナルド、ヴァレンティン、フロイ、ユリカ、一星、趙金雲、リ・ハオ……ですかね。この辺もオリジナルストーリーが大量に仕込まれているため、引っかかるとタァイムが死にます(31敗)。最悪連れ去られてオリオンの使徒にされ、イナズマジャパンと敵対するとかいうレギュレーション違反に……!(2敗)
その他使徒のメンツに関してはイベントが少ないのでスルー可能ですが、三人以上名前があった場合「本人が気づいていないだけで実は刻印持ちである」という特大地雷の可能性が跳ね上がるのでリセ推奨です(0敗)。というかそんな豪運を引いたんだったら、いっそタイム計測をやめて通常プレイに切り替えてしまってもいいんじゃないでしょうか。走ってくれれば私は見に行きますよ。
さあ祈りましょう、今回の交友関係は……
ふむふむ、如月まこをはじめとした稲妻KFCのメンバーが名簿に並んでいます。多分これは所属してた感じですね。ということは……やっぱりいました、我らが円堂守! 彼を筆頭に、恐らく河川敷とかで会話したことのある旧雷門メンバーが載っています。一部載ってないメンバーがいますね、途中で辞めたのか…いや、鬼道の名前があるということは単に会話してこなかっただけでしょう。
……あまり顔見知りが多いと、大会で会ったときに会話が伸びて微ロスになりそうですが……このくらいは見逃します、続行! もうリセは嫌だよ……!
おっと、一時間目が始まりますね。必殺技まわりは後で見ることにしましょう。
授業風景は倍速で流します。一応真面目に取り組んでおくと知力ステにボーナスが入ったりしますが……まあ大した確率じゃないしアテにはしません。ああ、やっぱり今回もダメだったよ。
あっという間に放課後です。河川敷のグラウンドへ向かいましょう。朝と同じく、学校のグラウンドは使いません。
本走とは全く関係ないですが、神門杏奈と恋愛するプレイをしたい場合はここで勝手にグラウンドを使って怒られておいた方が後々好感度が上がりやすくなるそうです。伊那国島スタートの場合は、雷門中に着いてすぐにグラウンドへ突入すればいいです。第一印象最悪のところから仲良くなるもの、ヒソカもそう言ってましたし(適当)。やりたい方は参考までに。今回はキャンセルだ。
河川敷に到着しました。できればここで稲妻KFCの子がいたりすると効率いいんですが、見事にもぬけの殻です。仕方ないので一人練習用ムーブでいきましょう。ウォーミングアップしつつ、今のうちに初期必殺技を確認します。どれど……れ……???
【トラップドアー】
【ゴッドハンド】
What???
…………ま、まずは【トラップドアー】の解説からしましょうか。こちら、林属性のディフェンス技です。トラップドアとは、落とし戸、跳ね上げ戸などと言われる扉の一種です。マインク○フトに出てくるアレでもあります。知らない人はググってみて。発生がそこそこ早くTP消費も軽いですが、威力は控えめです。
技の動きとしては、相手選手と相対した際に、片足をドンと踏み鳴らして落とし穴を起動し、相手を落としてこぼれたボールだけを回収する……といった技です。
また、人相手に使うときは下向きに開くことで穴にハメ♂ますが、上開きにすることでドアを使ったシュートブロックやパスカットも可能です。さらに、ちょっと特殊な仕様がある技ですが……それはまた別の機会、この技が進化する頃に説明しましょう。
問題はこっちですね、半透明で表示された【ゴッドハンド】です。某先駆者様の『イナズマイレブン』のRTAを見たことがある人には心当たりがあるかもしれません。
なんのこっちゃわからん人に説明しますと、過去作『イナズマイレブン』において、円堂守とタイヤキャッチ特訓を一緒にする、という好感度イベントがあります。これを規定回数こなすことで、彼の代名詞たる必殺技【ゴッドハンド】を習得することができるんですね。なんとこの仕様、本作にも引き継がれています。それどころか今作では「ゲーム開始以前からこのイベントを進めているかどうか」すら構築されるようになりました。
……つまり、ホモくんは「雷門中入学以前から円堂と共にタイヤ特訓をしていた」ということになります。なんだお前(素)。コイツすげえ変態だぜ?
ですが、まだ完成はしていないようです。
こういう特殊な方法で覚えられる技は、習得度がわかるようになりました。技ボタンがゲージ状になっており、満タンになると使えるようになります。ゲージ量的には…30%といったところですかね? まあ、FF大会中は彼が利根川東泉から稲妻町に帰ってくることはまずまずないため、世界編まで【ゴッドハンド】は習得できないでしょう。覚えたとて使い所さんは…アレか、最終局面で一箇所ありましたね。ネットで物議を醸しまくったあのシーンが……。タイムにもそんなに影響しませんし、世界編で回収したいですね。
んまそう…よくわからなかったです…(思考放棄)
ホモくんが予想以上のガンギマリサッカープレイヤーなのがわかったし、練習イクゾォォォ! 後々やりたいことの仕込みのために、ここは一人でとにかくシュートを打ち込みまくります。まずは一発、どーん。筋力にはまだ振っていないので威力はお察しですが、これからタイヤ特訓でのボーナスとポインヨ振りで最低限シュートができるステまで持っていきます。海原からゴールを奪える程度でいいので、そこまでハードルは高くないかt……そういえばこんなに長尺で喋ってるのに、なんで倍速をしてないんです?(不穏)
「そこのお前」
ファッ!?(驚愕)
想定していなかったエンカウントが発生したところで今回はここまで。
ご視聴、ありがとうございました。
* * *
「んぇ、俺ですか」
だいぶ間抜けな声と共に、本後は振り返った。その視線の先、坂上の路上に、グレーの髪と淀んだ瞳が特徴的な少年が佇んでいる。彼はその反応を沈黙で以て肯定し、次の問いを投げかけた。
「お前が、雷門のサッカー部か」
「あ〜……入りたいな、とは思ってたんですけど……ほら、円堂さんたち、強化委員としていなくなっちゃったから……入っていいのかわかんなくて」
本後の言葉はもっともだった。雷門イレブンが稲妻町を去って以来、この学校のサッカー部はずっと空白のまま放置されている。奇しくも二人揃って、サッカー部に入りたいと望んだ者同士だった。
「……そうか。邪魔をしたな、すまない」
踵を返した男を、本後は呼び止めた。
「どうせなら、一緒にサッカーしません? あなたからは、強さを求めるような『匂い』がするんです。それに。どうせやるなら一緒にやる方が楽しいじゃないですか」
「……オレの闇を恐れないとは、面白いヤツだ……」
本後が蹴ったボールを、彼は難なくトラップ。リフティングしながら土手を降りるという技術を見せつつ、グラウンドにて二人はとうとう相対した。
「そういえば、自己紹介してなかったですね。俺は本後 木蓮、DF経験者の一年です」
「オレは三年生、FWの闇野カゲト……せいぜい、オレの闇に呑み込まれないようにな……」
二人が握手する裏で沈みゆく太陽は、不吉なほどに赤かった。
・本後 木蓮
ホモくん。
敬語は使えるがあんまり丁寧でもない、結構ラフなタイプ。
小学生の頃からタイヤ特訓をこなしていたようだが、それにしては筋力も精神も低くなぁい? まあ今後開花するので大丈夫でしょ(楽観視)。
・元々の主人公
今回は完全に出番なし。
今頃母親が急逝して号泣してる頃。
よくよく考えると、大好きなサッカーとたった一人の(この時点ではそうだと思っていた)肉親とを同時に失うとか、あまりにもハードな人生送ってますね……。
・シャドウ
なんか生えてきた。
知り合いネームドキャラが多いと会話が増えるから抑えめにしたい、とか言った途端にこれである。
・円堂守
相変わらずハチャメチャに人がいいので好感度が高くて悪いことはないが、無印ほど円堂といる期間が長くないのであまりメリットでもない。