東方斑繋刀   作:にしきの店長

2 / 3
放置し過ぎました。申し訳ないです(土下座)

前作を見てもらった人なら分かりますが前作のツボミラジオは名前を変えてまたやります( ・`ω・´)キリッ


#1「始まりの始まり」

「ん……どこ…ここ…」

 

そんな事があり、私は転生した。

したのだけれども私は何のラノベに転生したのかを聞かされていない。

なにより今いる環境が特殊過ぎて何のラノベか特定できない。

 

「えっと…周りにあるものは…電子工学の本や…情報系の本…それに…粒子学なんでもござれ……うわ…大量の機材も……」

 

それ以外は質素なベッドに、机、周りは窓一つないし出入口は内側から開けられなくなっている。

監禁状態ということなのだろうか。

 

「ここどこ…?」

 

そう呟くと頭の中に答えが広がる。

広がる。という表現はいささかおかしいかと思うがその表現が一番しっくりきた。

 

 

【日本○○県秋十研究所、最下層一番奥の部屋】

 

 

らしい。…えっ待って何それ

地下深くに監禁状態からスタートとは人生ハードモード。

いや、ルナティックモードからスタートという鬼畜仕様。

初期リスポーン地点がこことか…

 

「何で私はここにいるの…?」

 

そう呟き返ってきた答えは、

 

 

【織斑 千冬、篠ノ之 束の両者の遺伝子を掛け合わせる試験管ベビーの実験成功の為】

 

 

「…どうしろと……」

 

監禁状態、試験管ベビー、実験動物又の名をモルモット

圧倒的、圧倒的理不尽の中、自殺をする為の道具も見つからない。

何よりも、というかそれ以前に

 

「両足に枷なんて……」

 

完全に詰んだと言っても過言ではない状態。

仕方がないので呟き、返答が返ってくるの一問一答形式で情報を集める事にする。

 

「研究者の名前は…?」

 

 

【織斑 秋十、織斑 千冬の父親にあたります。】

 

 

「………動機は?」

 

 

【天才と呼ばれている束と最愛の娘との最高の娘を作り出す事】

 

 

「あー…うん…そう……」

 

言い方的にちゃんとそういう行為を致して私はここにいる訳じゃなさそうね。

親が実験の元締めなんてどうしようもないじゃない。

それに束…束って誰だっけ聞いた事はあるんだけど…

 

 

【原作知識は転生の為の犠牲になったのだ。】

 

 

頭に響くこの声って神の声かいっ!

こんなとこでスタートとか復帰後即死亡を望んでいるのか神は…

 

「正直別にそれでもいい……」

 

私は全てがどうでも(別に死んでも)いいのだ。

ここで死ぬならそれはもう覚悟を決めて受け入れるしかない。

死ぬなら死ぬでそれでいいが本を読み漁る事にしよう。

 

一日目はそれに時間の全てを使った。

 

二日目、また読書。

 

三日目、また読書。

 

四日目、以下同文。

 

そして時間の経過、昼夜もわからない地下な為、現在時間も分からないが自分の感覚で一ヶ月後。全ての本を読み終わった。

 

読み終わりやってくる暇な時間。

さて、どうしましょうか。

脱出は別にしなくてもいいと思ってるし…

死んでもいいとは言ったけど暇な時間は耐えられないわ。

設備が整いすぎて逆に死ぬに死ねないから暇すぎる。

 

という訳で広範囲に信号を出す機械を工作中。

図画工作とかいう感覚だが実際には違うのだろうなぁ…

 

「…できた」

 

そして幾ばくかの時間が過ぎ、(実はほんの10分程度)完成した信号発信機。性能はただただ遠距離にまで通信を飛ばせるようにしただけなので通信内容は数文字しか設定できない。

 

「…まぁいいや、【発射】」

 

……何も起きないわね

 

 

 

 

そして数時間後、自体は急変する。

そう、建物全体の地震(・・・・・・・)と共に。

 

 

な、何これ…こんな事態予測してないわよ

 

「…何が起きてる?」

 

【施設が正体不明の攻撃を起きています。】

 

ど、どういうことなのよ…!

正体不明ってなによ正体不明って!

 

 

そう、そしてようやくこの物語は始まる。

信号を受けたお転婆天災兎のダイナミックな登場によって

 

 

「はろはろー!みんなラブリー束さんだよー!」

 

 

そう、この物語の始まりの始まりがーー

 

 

第一章「無気力者の憂鬱」

【始まりの始まり篇】

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。