理由?PSPと多くのカセットを頂いたからd((ry
「はろはろー!みんなラブリー束さんだよー!」
鋼鉄の壁、鋼鉄の奥にはコンクリートも見える。
そんな強固も強固、重機を持ってこないととてもじゃないが破るのは無理な壁を破ってきた奇怪かつファンシーな例えて言うなら不思議の国のアリスなどのファンタジーな服、そしてうさ耳カチューシャを装着した女。
それら全ての情報をもってこの女を判断するとーー
「ふ、不審者…!」
その女曰く束は凄い勢いでずっこけた。
何故だ、解せぬ。
「ふ、不審者じゃないよ!束さんが不審者に見える?」
「…見える」
あっ膝抱えて部屋の隅に行っちゃった。
…なんだったんだろ
と思ったらすぐ戻ってきた。
「って違う違う!あの信号はなんなの!?あれは偶々束さん特製超高性能受信機こと『さながらラノベの主人公』で暇だったから徹底的に電波受信してたから発見できたんだけどあの秘匿電波は国の技術を圧倒的に超えーー
私はそこから話が長いと感じ内容は何一つ聞いていない。因みに受信機の名前『さながらラノベの主人公』の名前の由来はどんなキャラ(電子機器)の想い(信号)を受け取れるかららしい。
ーーってな訳で私の親友の家に来ないかなっ?かなっ?」
「……ごめん…なんて?…わんもあ」
あっ束がorzの体制になってる。
だって話長かったんだもん。
束さんをスルーでもなく完全に聞いてないだなんて始めてだなんて言いながらちょっとアレな笑い声をあげてるけどまぁ問題ないだろう。
流石に束があれだったので真面目に話を聞くとこうだ。
・私の娘を迎えに来た。
・その腕を買いたい。
って娘?ってもしかして…
「ふっふっふっ聞いて驚け!そうだよ!私こそが篠ノ之 束!君のお母さんとなる存在なのだ!」
「…そうですか」
「……」
「…………えっそれだけっ!?反応薄くない!?お母さんだよ!」
「…そうですか」
あっ束がうずくまったまま動かなくなった。
だってそんなこと言われても状況把握したのついさっきだし特に思うこともなかったし。
「…はぁぁぁぁぁぁぁぁ……君なんていうの…?
一応ちーちゃんのクソ親が作った識別名はあるらしいけどそんなナンセンスな物はいらないでしょ。あっんじゃ名前がないのかな?んじゃ名前決めちゃうよ束さんが決めるね?」
「あっ…もうそれでいいです…」
なんか凄いぐいぐいくるなこの人。
それに顔近い、キスするつもりかこの人。
「んじゃー君の名前はーー
◇
場所は変わってとある住宅街。目の前を我が物顔で肩で風を切りながら歩く束に無表情でついて行っていると到着したのは結構でかい家の前に来た。一軒家にしては結構な程に庭がでかい。地味に前世を思い出すから気にしないことにしよう。
「着いたよ!ここがちーちゃんの家だ!待っててねちーちゃぁぁぁぁぁん!!!」
「ぇっ…チャイムは…」
そう束が叫ぶなりチャイムも鳴らさずピッキングツールを取り出す。お察しのいい皆さんのお分かりのこと、いきなりピッキングしだした。もろに犯罪なんだけどこれは他人のフリをした方がいいのだろうか。
「フッフッフッこんな錠なんて束さんの前では無いに等しいんだよフフフフフフフフフ「ガチャ」よっしゃ開いた!」
開けちゃったよこの人。家主逃げて超逃げて。
と思って現実逃避していると、ガンッという鈍い音と共に丁度、人を射抜けそうな眼光の綺麗な黒髪女性がドアを開けて鼻に直撃した。
凄く自業自得。
「…何をしている束」
「やぁやぁちーちゃん!今日も
「そうか私もお前への思いが爆発しそうだよ。早く要件を言え束。」
「えっ待っちょっ愛が重…目がなんか目が霞んで…言う!言うから!そこの女の子!ロリっこのことについ痛たたたたたたた!!!痛い、蹴らないで!」
「……ロリっこちゃう」
ロリと言われてむっとしたのでげしげし蹴ってたのだが後で鏡で自分の姿を確認したら誰がどう見てもロリっこでした本当にありがとうございました。ちくせう解せぬ。
とか思ってたら束さん曰くちーちゃんは束を無造作に投げ捨て此方に近づいてくる。ヤバいヤられる!
「はぁ…まぁいい、束に巻き込まれたのか知らないが取り敢えず私は織斑 千冬だ。」
と思ってた時期が私にもありました。頭を撫でられてるんですが何かくすぐったいモノがありますね。
…ってあれ?千冬?おり…むら…?
「そうだよ、そこにいるラブリー束さんの親友、織斑 千冬が君のもう一人のお母さんだよ。」
いつにもなくシリアストーンで束がそう言った。
ということは聞いた通り、私のもう一人の母なのだろう。
「…取り敢えず入れ」
家主の許可が出たので私達は入る。
家の中は清潔感が保たれたいい家だと思う。
そして私達はソファに座り真面目な顔を付き合わせ、束が事情の説明をした。
「…成る程、一応は理解した。」
「ちーちゃん、私には育児の知識はあってもできない、この子をちーちゃんに任せられるかな?」
…私ここに住むの?
なんかそれはそれで悪い。
「構わん、………私達の娘か。」
…そして何かを考えこむかのように黙る。
当然と言えば当然、いきなりやってきた幼女が娘だと言われて、それをしたのが自身の親と聞いて動揺しない方が珍しいだろう。
「可愛いでしょ?この子の名前無いみたいだから決めたんだけどさー…」
「ほう…何て名だ。」
「苗字はちーちゃんの家にお世話になるから織斑、そして名前はーー
「
私こと織斑 冬音はここ、織斑家にお世話になることになりました。