仮面ライダー騒鬼 作:拡散砂糖
「うーん……ちと難航してるなぁ」
捜査を始めた翌日、調査は難航していた。
「下流の方に行ったのか?なら移動する、ん?あれは」
山の頂上の方から飛んで来た茜色の鷹がディスクに変わり、手元に落ちる。
「見つけたのか!?」
ディスクをブレスレットに固定し、アニマルの見た録音映像を見る、そこには蟹のような大型の怪物が映っていた。
「よっしゃ、行きますか!」
バイクに立て掛けていたギターを取り、山頂を目指す。
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「みっけた、ほんじゃまやるか!」
右腕のブレスレット、変身鬼弦・音孤のリングを下に引き、碧の弦を弾き鳴らし、辺りに特殊な音波が響き、落雷が騒鬼に降り注ぐ。
「シャァ、行くぞ!」
降り注ぐ雷を右腕で振り払い、鬼へと変わる。
「キシャアアァア!!」
落雷の音で騒鬼に気付き、バケ蟹が騒鬼に襲い掛かる。
「よっ、ほっ!」
バケ蟹の鋏を避けながらも手に持つギター、音撃弦・烈波で脚の付け根や関節に攻撃を打ち込む。
「シャアアァア!」
「っと!よっこらショオ!」
口から吹いた強酸性の泡を上に飛んで避け、そのまま蟹の甲羅に烈波を突き刺す。
「ちと早いが終幕にするか!」
腕の音孤を烈波のボディの中央部にセットし、弦を鳴らし、蟹に直接清めの音を流し込む。
「
清めの音を直接流し込まれたバケ蟹の身体は爆発四散し、辺りに清めの音が響く。
「さて、帰るア"ッ"……替えの服忘れた……」
鬼に変身した際の落雷により、俺の服は燃え、変身解除した全裸の俺は深夜になるまで帰りなくなったのであった。
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「ソウキまだ帰って来ないねぇー」
「いつもならば夕方には帰って来るのですが……」
「どうせ渋滞にハマったのであろう、すぐに帰ってくる」
リビングで集まり菓子を食べているとディアーチェの電話が鳴る。
「噂をすれば……。ソウキ、随分と帰りが遅いな」
『ごめんごめん、ちと帰りが遅くなるから晩飯はたべてくるわ」
「そうか、気をつけて帰れよ」
『あーい』
「さて、夕餉でも作るか」
「おや、ソウキ君は帰ってきてないのかい?」
「えぇ、帰りが遅くなるそうです」
(騒鬼君も大変そうだなぁ…)
「ソウキっていつも帰りが遅いよねぇー」
「えぇ、キャンプと言う割には中々の怪我を拵えて帰ってくる事もありますし……」
「一度問い詰めたが口を割らなかったのだ、よほど言いたくないのであろう」
(……まぁ、『俺は日夜化け物と戦っているのだ!』って言っても、信じてもらえなさそうだしねぇ)
「奴が自分から話したくなるのを待つしかあるまい」
「そうだね!」
「それまでのんびりと待ちましょう」
教えてソウキくん!
「今日は魔化魍について説明するゾ。
魔化魍とは不死の妖怪で唯一、音撃でのみ撃破することが出来るんだ!」
次回 王様買出