なんというかお城のこととかそんなに詳しくないので、完全に見た目だけで好きな子選んでる感じです
NTRというかBSS的な要素有りです。
まあ、BSSですら無いんですけどね。
一時間もかけず書いたので、設定とか特に練ってないです。すみません。
今、この世界は兜という脅威に脅かされている。
兜とは突如として現れた存在で、僕たち一般人では相手にすらならない。
そんな中、僕たちを守るために現れたのが城娘という存在だ。
他にも殿と呼ばれている男が城娘とともに戦っているらしいが、それは今は重要じゃない。
今は、この局面をどう打開するかの方がはるかに重要なのだ。
唯一敵陣に打ち込んでいる状態の竜王を動かさなければ角に王が取られる。
こ、これが王手飛車取りというやつか……。せっかく飛車が成ったのに……。
「ふふ、君は攻めに行くと守りが薄くなってしまうのが弱点ですね」
結局、今回もあのまま負けてしまった。
今の今まで僕と将棋を指してくれていた人は天童城お姉ちゃんだ。
彼女もまた城娘で、頭が良くて可愛くて、そして、何よりおっぱいが大きい!
とにかく天童城お姉ちゃんはとても凄い人なのだ。ん? あれ、城娘って人なのか……?
「……大丈夫ですか?」
っと。考え事をしていたせいでぼーっとしてしちゃっていた。
ずいっと綺麗な顔が近づいたせいで僕の顔が真っ赤になったのが自分でも分かる。
知恵熱でも出たと思われたのだろうか、僕の額に手が当てられる。
あ、ひんやりしていて気持ちいい。
「んー、ちょっと熱いですね……。今日はここまでにしましょうか」
僕が反応を返す前に「お水取ってきますね」と声をかけられ、内心ちょっと落ち込んでしまう。
それに気づいたお姉ちゃんは「明日は人と会う約束があるので、また明後日、一緒にやりましょう」と言ってくれたのだ。
明日はできないのかと少しだけ残念に思う気持ちもあるけど、それを表に出すことは当然しない。
僕は大人だし、何よりお姉ちゃんのことを困らせて嫌われるのは望んでないからね。
そう、僕は天童城お姉ちゃんのことが好きだ。
将棋のことを一生懸命やっているのも全てはお姉ちゃんと
あー、早く明後日にならないかなー。
結局、今日も来てしまった。
友だちと一緒に遊ぶこともできたけど、やっぱり天童城お姉ちゃんのことが気になる。
人と会うと言っていたけど誰と会うんだろう。友だちの城娘の人かな。まさか男の人なんてことは……。
「ぁっ……ダメッ」
普段、僕と将棋を指している時には聞くことのできないお姉ちゃんの切羽詰まったような声が聞こえたような気がして、ちょっとだけ中にお邪魔してしまった。
敷地内に入ると、「そこは」とか「あぁっ」なんていう声が聞こえてきて、嫌な想像ばかり膨らんでいく。
その正体を見るために戸に手をかけ、少しだけ中を伺うようにしてのぞき見る。
するとそこには襖越しに誰かと将棋を指しているだろう天童城お姉ちゃんの姿が!
パチという将棋を指す時の音が聞こえるから間違いない。いつもより何か音が大きいような気もするけど……。
……何だか拍子抜けしちゃった。安心したら急にお腹減ってきたな。
音を立てないようにそっと戸を閉める。
それにしても……お姉ちゃんって負けそうになるとあんな色っぽい声が出るんだな。
というかお姉ちゃんを負かす相手って誰なんだろう?