ソードアート・オンライン 紺碧の剣   作:さかなヒロシ

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お待たせしました。
今回はユウとミト、二人の胸の内が明かされます。


二人の気持ち

四人は第二層の転移門を有効化(アクティベート)して、犯罪者(オレンジ)になった俺のカルマ回復クエスト受け、カーソルをグリーンに戻した。

 

「回復クエめんどくさすぎだろ!」

 

「あなたが私のこと斬るからでしょ。こんな可愛い子をよく躊躇いもなく斬れたわね。」

 

「斬っていいと言ったのはお前だろ。」

 

「あーあ、誰かさんのせいで私の体に傷がついちゃったなー。」

 

「もう回復してんだろ。」

 

「回復したからいいってものでもないでしょ。」

 

「はぁ、何すればいいんだ?」

 

「そうね・・・明日1日私の荷物持ち係として着いてきなさい。」

 

「断る。ただでさえ攻略できてないのにこれ以上遅れてたまるか。もっと手早く片付くことにしてくれ。」

 

「私と出かけるより攻略の方が大事なの?」

 

「当たり前だ。買い物ならアスナと行けばいいだろ。俺じゃなきゃいけない理由がわからん。」

 

「アスナに荷物持ちなんてさせられないでしょ。それにあなたに拒否権はないわよ。」

 

「今から何か奢る「だめ。」・・・・チッ、わかったよ。」

 

「今舌打ちしたでしょ。追加で何かしてもらおうかしら。」

 

「アスナ、こいつを止めてくれ。」

 

「私もユウ君が一人になろうとしたこと怒ってるんだから。しっかり反省してもらいます。」

 

「キリト!俺たち相棒だよな!」

 

「今回は俺も怒ってるからな。」

 

「マジかよ・・・・」

 

「ユウ、追加はなしでいいから荷物持ちお願いね。」

 

「ちょっと待て。そもそも荷物持ちなんてこの世界でいらないよな。」

 

「そ、それは・・・・」

 

「素直に一緒に出かけたいって言えばいいじゃねぇか。」

 

「だって・・・それだとデートに誘ってるみたいじゃない。」

 

「何で小さい声なんだ?聞こえなかったからもっと大きい声で喋ってくれ。」

 

「何も言ってないわよ、ばか!」

 

ミトは一人で先に進んで行ってしまった。

 

「あいつ、急にどうしたんだ?」

 

「ユウ君、もう少しミトの気持ちも考えてあげたら?」

 

「俺なんかまずい事言ったか?」

 

「これはミトも苦労しそうね。」

 

「分かるなら教えてくれ。」

 

「これは流石に教えてあげられないわ。私はミトを追うから、また明日ね。」

 

「あ、あぁ。明日も会うこと決まってるのか・・・。」

 

「何か言った?」

 

「いいえ何も。」

 

アスナはミトを追いに走り去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

 

「ユウ、お前は俺たちのことどう思ってるんだ?」

 

「随分急だな。」

 

「いや、お前の昔の話聞いてたら気になってな。」

 

「別にいいけど誰にも、特にミトには言うなよ。あいつが聞いたら絶対からかってくるに決まってる。」

 

「言わないよ。」

 

「まずはお前だな。頼りになる相棒でお人好し。今も組んでくれてることには感謝してる。次にアスナ、あいつ絶対優等生だろ。真面目な分この世界でも上達するのが早いんだろうな。いつかお前より強くなるかもな。」

 

「俺だってゲーマーの意地があるから負けてられないぞ。ミトはどうなんだ?」

 

「ミトは・・・・いつも突っかかってくるくせに急に頬を赤くしたりで何考えてるか読めねぇ。けど、何でだろうな。ほっとけないっていうか、俺が守ってやらねぇとって思うんだ。お前も分かるだろ?あいつ、第一層だけで2回も死にかけてんだぜ。」

 

「ボス戦の時よく間に合ったな。」

 

「ステータスはAGI(敏捷性)DEX(器用さ)に多く振ってるからな。確かにSTR(筋力)に振った方がダメージは上がるが細かい立ち回りならこっちの方がいいんだ。」

 

「そうなのか。てっきりバランスよく振ってると思ったが違うのか。」

 

「器用貧乏は嫌だからな。」

 

「それで?ミトのことどう思ってるんだ?」

 

「・・・・あいつと話してると素の自分でいられる気がするんだ。もちろんお前やアスナと居てもそうだがなんて言うんだろうな・・・・あいつが側にいるって言ってくれた時嬉しかった。俺は一人じゃないんだって思わせてくれた、あの言葉がまだ残ってる。」

 

「その言葉伝えた方がいいと思うぞ。」

 

「気が向いたらな。明日こそは攻略したいし寝るよ。おやすみ。」

 

「あぁ、おやすみ。」

 

俺とキリトは明日に備え眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ミトってユウ君のこと好きだよね?」

 

アスナが質問をした。

 

「えっ?急にどうしたの?」

 

ミトは急に聞かれたため一瞬動揺したがすぐに落ち着き答えた。

 

「だって彼に会う前にさりげなく髪直してるし声のトーンも上がってるよ。」

 

「アスナの気のせいよ。」

 

「美人って言われた時顔真っ赤になってたよ。ボス戦で守ってもらった時も少し赤かったし・・・・・・・・結婚(・・)。」

 

「ふぇ!?」

 

「『私と結婚してもいいの?』って聞いたってことは少なからずミトにその気があるってことでしょ?」

 

「・・・・うん。」

 

「いつも喧嘩してるのにどうして?」

 

「どうしてって言われてもわからない。上から目線で話してくるのはどうかと思うし、いきなり叩くなんてありえないでしょ!・・・・・けど、いつも私を助けてくれるヒーローみたいな存在。口も態度も悪いからそこはどっちかって言うと悪役みたいだけど。他人は信じないって言ってる彼が助けてくれた、それがすごく嬉しかったの。」

 

「そうなんだ。」

 

「ユウの過去を聞いた時、彼がなんであんな態度をとってるか少しわかった気がしたの。だからかな、彼の支えになってあげたいって、そう思ったの。」

 

「今のミト、すごくいい顔してる。」

 

「いい顔?」

 

「恋する乙女って顔。ユウ君のこと話してる時すごく幸せそうな顔してる。」

 

「揶揄わないで!」

 

「揶揄ってないよ。ユウ君に告白するの?」

 

「ううん。まだ人間不信みたいなところあるっぽいから今はしない。だから今はアピールして、いつか彼から告白してもらいたいな。」

 

「本当にそれでいいの?」

 

「うん。その日が来るまで何としても生きてみせる。」

 

「そっか。ユウ君に意識してもらいたいならオシャレも気を使わないとね。」

 

「私オシャレとかよくわからないからいいよ。」

 

「安心して。私がミトを可愛くコーディネートするから。明日に備えて今日は寝よ。」

 

「はいはい。おやすみ、アスナ。」

 

「おやすみ。」

 




一気に進んじゃったかな?と思ってますが作者が早くデレミトを書きたいので・・・

正直なところ、話の展開的に圏内事件に入った方がいいのでは?と思ってるので月夜の黒猫団とシリカの話はカットしちゃいます。黒猫団は分かりませんがシリカは後からちゃんと出す予定です。
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