この素晴らしい世界にMinecraftを!   作:どうにでもなれ

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機種が途中で変わったので変になっているところがあるかもですが、生暖かい視線でも向けといてください。
それと引き換えに投稿ペースが早くなるかもしれません。


#8 スキルと幹部と名前の知らない誰かさん

 

前回のあらすじ 近所に魔王軍幹部が引っ越して来た

 

21

 

どうもスティーブです。今はスキルの試し撃ちのために、単独でブラックファングという狼の討伐依頼をしに来たんだが………

「ブラックファング瞬殺はおかしいよな」

ウィザー弾の一撃で死にました。何でだよ。

「さすがにコレは封印しとくか」

その後色々とスキルを封印することにした。縛りプレイってやつだ。

 

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『緊急!緊急!全冒険者の皆さんは、直ちに武装し、戦闘態勢で街の正門に集まってください!』

ブラックファング討伐の報酬を貰って数分後なんだが、面白そうだし行って見るか。

街の正門にはすでに冒険者が集まっている。

そして正門にいるのは……デュラハンか?頭が取れてるし。

正門前に立つ漆黒の鎧(カッケェ)を着た騎士は、左脇に抱える首を目の前に差し出した。

「………俺は、つい先日、この近くの城に越してきた魔王軍の幹部だが…………」

喋るんだ。首だけで。

「ままま、毎日毎日毎日毎日っっ!!おおお、俺の城に、毎日欠かさず爆裂魔法撃ち込んでく頭のおかしい大馬鹿は、誰だああああああー!!」

ブチギレじゃないっすか(笑)

 

とりあえず状況確認。ブチギレデュラハンがキレているのは毎日城に爆裂魔法をぶちこまれているから。というか爆裂魔法使えるのって……

めぐみんに目を向けると隣にいた魔法使いの女の子を見る。周りもそれに釣られてその子を見る。

慌てる魔法使いの女の子。

確かに最近爆発音が聞こえると思っていたけど、爆裂魔法だったのか。

やがてため息を吐き、デュラハンの前に出る。

怒り狂うデュラハン。

「………フッ、余裕ぶっていられるのも今の内です。こちらには、対アンデットのスペシャリストがいるのですから!先生、お願いします!」

………おいおい、あいつ丸投げしやがった。

先生呼ばわりされたアクアは満更でもないようだ。

「ほう、これはこれは。プリーストではなくアークプリーストか?この俺は仮にも魔王軍の幹部の一人。こんな街にいる低レベルのアークプリーストに浄化されるほど落ちぶれていないし、アークプリースト対策はできているのだが……。そうだな、ここは一つ、紅魔の娘を苦しませてやろうかっ!」

デュラハンは、アクアが魔法を唱えるより早く、左手の人差し指をめぐみんに………っておい!

「『テレポート』!」

「汝に死の宣告を!お前は一週間後に死ぬだろう‼」

間に合った。めぐみんを庇ったダクネスを庇う形になった。

「なっ⁉スティーブ⁉」

これが死の宣告か。デバフみたいなものか。

「スティーブ、大丈夫......そうだな」

「なんともない。なんとも無さすぎて逆に怖い」

アクアがペタペタ触って来るのがうっとうしいくらいなんだが。

「その呪いは今はなんともない。若干予定が狂ったが、仲間同士の結束が固い貴様ら冒険者にはむしろこの方が応えそうだな。......よいか、紅魔族の娘よ。このままではそいつは一週間後に死ぬ。ククッ、お前の仲間はそれまで死の恐怖に怯え、苦しむのだ......そう、貴様の行いのせいでな!」

いや死の恐怖とかないのだが。

「これに懲りたら俺の城に爆裂魔法を放つのは止めろ!そして、紅魔族の娘よ!そこの呪いを解いて欲しくば、俺の城に来るがいい!」

こいつ............そこの呼ばわりしたなブッコロすぞ!

そんな場違いなキレ方をしているうちに哄笑しながら町の外の首なし馬に乗って去っていった。

その馬よこせ

 

23

 

さて、この死の宣告はどうすればいいんだ?

試しに牛乳を飲んでみたがダメ

ハチミツを飲んでもダメ

あと何かないか......いやちょうどいいのあるじゃん

「『状態異常無効』!っと......おーい、カズマ、死の宣告解除できたぞ......」

「「......えっ」」

なんだよその人を責めるような目は。なんかやらかした?

 

24

 

魔王軍幹部が来てから別に死ぬことなく経った一週間後

ギルドでカエルの唐揚げを食っていたら

「クエストよ!キツくてもいいからクエストを請けましょう!」

とか言ってきた。

にしてもこのパーティーでの高難易度クエストか......

「それなら湖の浄化クエストが一番簡単だな。アクアは確か水の浄化が得意だったな」

「もちろんよ!私を誰だと思っているの?」

「宴会の神様だろ?」

「掃除の神様じゃないの?」

「違うわよ!水よ!この美s...」

「それじゃあ、このクエストでいいよな」

「話を遮らないでよ!あと、邪魔してくるモンスターはどうするのよ!」

「問題ない。いい考えがある」

 

25

 

街の近くにある湖

街の水源となっているこの湖だがすっかり濁りきっている。

浄化できるのかなぁと思いながら湖を眺めていると

「......ねえ......。本当にやるの?」

不安気なアクアの声

問題ない。大丈夫だ。

 

アクアが言う。

「…私、今から売られてく捕まった希少モンスターの気分なんですけど…」

だからどうした。頑丈なブロックの中に身を潜める。クラフターの基本だぞ。

鋼鉄製の檻はギルドから借り、運んでいるところだ。

浄化が済むとモンスターはどこかにいくらしいが念のため鎖に繋いである。

 

「…私、ダシを取られてる紅茶のティーバッグの気分なんですけど…」

安心しろ。完成するのはただの水だ。

 

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二時間経過。モンスターの気配なし

「アクアートイレは行かなくて大丈夫かー」

「トイレはいいわよ!アークプリーストはトイレに行かないから!」

アホか

「ちなみに紅魔族もトイレなんて行きませんから」

「私もクルセイダーだからトイレは......トイレは......うう......」

アホか

「ダクネス、この二人に対抗するな。トイレに行かない二人には日帰りじゃ帰れないクエストを請けて、本当にトイレに行かないのかを確認するから」

鬼畜か

「ちなみにクラフターはトイレに行かないぞ」

「お前も確認してやるからな」

嘘じゃないのに!

「というかなんか来てない?ワニみたいなやつが」

群れで行動するのかこの世界のワニは

 

四時間経過

アクアが一心不乱に浄化魔法を唱えまくっている。

「『ビュフィリケーション』!『ビュフィリケーション』!『ビュフィリケーション』!」

そんなアクアを見ながら

「ズルズルズルズルズルズル」

「いや何呑気うどん食ってんだ。お前らもなんか言えy......」

「「ズルズルズルズルズルズル」」

「お前らも食ってんのかよ!」

一心不乱にうどんをすするダクネスとめぐみん。

「檻が変な音立ててるんですけど!あとそのうどん私にもちょうだい!」

意外と余裕あるな。

とりあえずうどんを渡しとく。

 

七時間経過

浄化が完了し、ワニは何処かへ行ったようだ。

アクアが不自然なほど静かになっている。大丈夫か?

「おーいアクア、無事かー」

返事がない大丈夫か?

「……まま連れてって……」 

と、蚊の鳴き声みたいにアクアが小さく言う。けど聞き取れない。

「なんだって?」

「……オリの外の世界は怖いから、このまま街まで連れてって」 

アクアのトラウマにワニが追加された!

 

27

 

アクセルの街に戻ってきたスティーブ一行。今引きずっているオリの中で、死んだ目のアクアがドナドナを歌っていた。

さて、予想通り何事もなくおわ......

 

「め、女神様じゃないですか!?何をしているのですかそんなところで!」

 

......るわけないか。

そいつはいかにも勇者といった感じの装備の男で、アクアの入ったオリに近寄っていた。近くには仲間の戦士と盗賊の少女がいた。誰だろ

そしてモンスターでも容易に破壊できないオリの鉄格子を素手で捻じ曲げ、中のアクアに手を伸ばし......

「......おい、私の仲間に馴れ馴れしく触るな。貴様、何者だ?知り合いにしては、アクアがお前に反応していないのだが」

にしてもこの男は何者だ?装備は鉄装備程度だが、腰の剣はかなりの性能している。欲しい。

ステータスはHPが約500、他のステータスも常人よりかなり高い。知能は平均以下だが。

とりあえずミツルギにアクアがこの世界ひいてはオリの中にいた経緯を話すと、いきなり胸ぐらを掴んで怒り出した

「なんてとんでもないことをしているんだ!アクア様をこの世界に引き込んで、しかも今回のクエストではオリに閉じ込めた!?許されることじゃないぞ!!」

いい加減警察呼んだ方がいいのでは?

「いい加減その手を離せ。カズマとは初対面のようだが、礼儀知らずにもほどがあるだろう」

背後でめぐみんが爆裂魔法を唱えようとしてたので、口にパンを突っ込んどいた。

「アークウィザードにクルセイダー?それに、随分綺麗な人達だな。悪いことは言わない。こんな男のパーティなんかさっさと抜けて別の人と組んだ方がいいよ。なんなら僕のパーティに入るってのはどうだい?彼とは違って、絶対に苦労はかけさせないよ」

結構自分勝手だなぁ。

パーティーのみんなも殺気だっているし

「とりあえず満場一致で反対らしいです。というわけでサヨウナラ」

 

............。

「邪魔だ。どけ」

なぜか立ちふさがる......なんとかさんに言う。

「それとも何?決闘でもしろって言うのか?」

「............そのとうりだ。決闘だ!1対1で正々堂々戦い、僕が勝ったらアクア様を君のパーティから抜くことだ!君が勝ったら、なんでも1つ言うことを聞こうじゃないか」

「なるほど......なら立会人が必要だな。こっちはダクネスを立会人にするからそっちもさっさと決めてくれ。」

「えっ!?私がか!?」

「わかった。すぐに決めてくる」

そう言って仲間の方へ行く

 

こうしてなんとかさんとの決闘が決まった。




主「修学旅行に期末テスト、その他もろもろあるけどそんなの知らねぇ!」
ス「それにしても投稿期間が空いたよn......って逃げた!?待て!」
主「捕まるものk」ドカーン
ス「地雷畑に突っ込んで行きやがった」
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