この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
いつもどうりの駄文だけど読んでくれてありがとうございます。
今回で一巻分のストーリーが終わります。
はんぺん、じゃなくて本編始まります!
前回のあらすじ ボス戦終了
39
ーースティーブ視点ーー
「いや、なんで生きてんの!?」
失礼だなカズマ。いや普通はそんな反応になるだろうけど。
「説明してくれ。お前がなんで生きてるのか」
「説明ねえ………まあできる限り分かりやすく説明するよ」
回想入りまーす
「んえ?」
ダクネスが叫んだと思ったらいつの間にか馬小屋にいた。
「なるほど死んで『リスポーン』したのか」
『リスポーン』死んだら最後に寝た場所、または世界に入った際に初めにいた場所にコスト無しに復活できる能力。
こっちに来て入手した能力で"ゾンビ"の『不死』はアイテム保持。"エンドラ"の『経験者』は経験値保持………便利だなあ。
こちらに来た変わった事といえば『リスポーン』にタイムラグがあること。今回は32分のラグが出来た。もう全部終わったかな。
「『テレポート』」
死んだ場所に行ってみるとカズマが合掌していた。
ふざけて隣にしゃがみ、
「いいやつだったな」
そう言ってみる
「それを自分で言うか普通………………って、え?」
「え?」
「え?」
「え?」
「え?」
え?を交互に言うことになっていた。
回想おーわり
「というわけ」
「ごめんちょっとなに言ってるか分かんない」
まあそうなるか
「そんなこと気にせず宴会しようか!野郎ども!宴会だ!」
「「「オオオオオオオオオオオオ!!」」」
「………頭いたい」
頭ぶつけたのか?
「あっ、そういえば」
「なんだ?何か問題でもあったか?」
「いや、お前のこと殺した奴………ミュータントゾンビって名前だと思うけど、知ってるか?」
「………………………………………」
「いや、黙られると心配になるんだけど」
「………いや、多分知らない」
「そうか。ならいいんだ」
そしてカズマはアクア達のもとへ走って行く
ミュータント系 エンティティの突然変異個体。危険度は雑魚でも魔王幹部並み。自然的には全く成ることはない。
そんな奴がなんでここにいるのかは知らないが危険視しといたほうがいいだろう。
「おいこら置いていくなー!」
今後の方針が決まったのでカズマ達を追いかけていった。
40
ベルディア討伐の翌日
ギルドで報酬が配られていて
「えー。サトウカズマさんのパーティーには、魔王軍幹部ベルディア及び、未確認生物ミュータントゾンビを見事討ち取った功績を称えて………。ここに、金五億エリスを与えます」
「「「「ごっ!?」」」」
ワオ大金だぁ
たちまちギルドがあちこちからの奢れコールで溢れる
カズマはニート宣言してる。
そんな最中、受付の女性が一枚の紙を渡してきた。
「なんだこれ?一十百………五億八千万?」
「………実は、アクアさんの出した水による洪水被害が出ておりまして………さらに爆裂魔法で壁が崩れて………その、幹部を討伐されたと言う事なので、救済費用を全額とは言わないから、………支払ってくれ………と………………」
なるほどなるほど………………
「ちなみに全額だとおいくらエリスなんでしょうか」
「えっと、三十億エリスほど………」
NARUHODO
「全額払えそうです」
そう、笑顔で答えた。
「「「「「は!?」」」」」
凄い顔。特にダクネスが。
「ちょっと待て。払えるのは五億八千万エリスだよな!?」
「カズマ落ち着け。あと、払えるのは三十億エリスだよ」
「!?」
駄目だ落ち着かない
「ほ、本当に払えるのか?」
ダクネスが聞いてくる
「嘘ついてどうすんだよ。得なんてないだろ」
「そ、そうか。いや、払うのは一部でいいんだぞ!?」
全くこいつは………
ちょっとイラッとしたのでダクネスだけに聞こえるように言ってやった
「なんでも一人で抱え込んでんじゃない。そんなことしたら家が潰れるだろ………ダスティネス・フォード・ララティーナ」
「!!!??」
凄いくらい目を見開いてこっちを見てきた。
ばれたくなければ魔法抵抗力を今の五倍にしろ。そうしたら『鑑定眼』が反応しなくなるからな。
次はめぐみんが
「あの、スティーブ?そんなお金どこでてにいれたのですか?」
ああ、それなら
「ベルディア来たとき高難易度のクエスト受けてたんだよ。で、アクセルのめぼしいクエストがなくなったら王都まで行ってクエスト受けてたら二十六億エリスちょい貯まってた」
全部スキルの実験台になってもらったよ
「そ、そうですか……なんというか………規格外過ぎません?」
「しーらね」
別に金を使う気にはならなかったけど
「まあ、私に指示して出来た弁償金だし?スティーブが払うのは当然よね」
………………
「けどガキみたいにお前が加減というものを知らなかったアクアの責任だし、アクアに払って貰おうか」
「ははははは!面白い冗談言うわね………冗談よね?」
そりゃあもちろん
「じゃあ借金返済頑張れよ!」
「わああああああああ!ごめんなさーい!!」
こんなもんでいいか。
「というわけで報酬の五億エリスを含めて三十億エリス。きちんとダスティネス家に渡しといてください」
「は、はい、分かりました………あれ?どうして肩代わりしたのがダスティネス家だと………?」
そんなのこの街の領主の噂聞けば分かるよ。あと貴族のことも
41
「かんぱーい」
「乾杯」
「完敗」
「乾杯………今変なの混じってなかった?」
「ば、ばれただと!?」
現在、宴会中です。
実は宴会なんて初めてなんだよなあ。祝い事あったら拡散クロスボウでロケット花火飛ばしてた。もはや戦争だったけど。
「ダクネス!私にもお酒飲ませてください!」
「いや、でもめぐみんはちょっと………」
ダクネスがめぐみんに酒を飲ますのを渋っている。
「いいだろ別に、酒は自己責任だし。ほらめぐみん、初心者用の酒だ」
「ありがとうございます!」
「初心者用の酒ってなんだ?」
度数の低いやつ
「どうだっためぐみん。うまいか?」
「………まずいです」
まずいのかーい
「あれ?アクアどこいった?」
「ああ、アクアならあっちで」
カズマが指差した方では
「もう宴会芸の女神名乗れよ」
「だよな」
とてつもない芸を披露していた。いや、真似できないぞ、銅の剣八本ジャグリングなんて。
「あ、そうだ」
「なんだいきなり」
忘れそうになってたわ。
「カズマに渡そうと思っていたのがあるんだった」
「なんだ?何をくれるんだ」
やべ、今持ってないや
「『クラフト』ほい、これだよ」
昔のクラフターは言いました。『ないのなら創れ』と。
「これは………盾」
そうだよ盾だよ
「もしかして何か魔法がかかっているとかか!?」
「いえ、いっさい魔力がこもってないのでそれはないかと」
「正解。グリフィンドールにマイナス二億点」
「グリフィンドールに何の恨みがあるんだよ。で、この盾、何の変哲のないただの盾なのか?」
「そうだよ。も と い た 世 界 で は」
「そうなのか………」
残念そうな顔してるけど
「こっちの世界では防ぐと大半の攻撃を無効化する神具級のアイテムだけどな」
「………嘘だろ」
「嘘ついてどうすんだよ」
あ、カズマが思考を手放した。帰ってこーい
一章エピローグ
「うあー」
「まずいから酒は飲まないのじゃないのかよ」
めぐみん=酒で意識無し
「Zzz」
「酒初めてなのに結構飲んでたな」
カズマ=酩酊からの寝落ち
「ダクネスはやっぱ状態異常耐性だから酒に強いのか?」
「あ、ああ」
ダクネス=ちょっと顔赤いだけ
アクア?ああ、爆睡してるからバックパックに入れてあるよ
「………なあスティーブ……何故、弁償金を全額払ったのだ?」
何故って言われてもなあ
「お人好しだから?」
「自分で言うものなのか?」
さあ?知らない
「あー終わった話はやめやめ。もっと未来のこと考えようよ」
「未来の話か。例えばどのようなものが………」
「カズマのニート化を防ぐとか。こいつ金あったらニート化確定だもんな」
「ああ、確かにそうだ………フフッ」
少し笑ってくれた。
あ、ダクネスの笑った顔初めてかもしれん。意外といい笑顔じゃん
よし決めた。いや、前々から決めていたけど
魔王討伐頑張ろう
スティーブの性格は主とはいっさい似ていません。けど何故かこのようなキャラがいつの間にか完成していました。なんでだろうか