この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
前回の最後の方にアルダープの家が破壊されたように書いていましたがあれは間違いです。
本当にすいませんでした。
前回のあらすじ 裁判終了!閉廷!
3
ポコポコポコポコ
.........いきなり壁の中から始まるワールドあったなぁ
そんなことを考えながら穴を掘る。
理由は裁判で不利にされたあのよくわからない力
何かをねじ曲げることのできる力のようだったな。
で、それが飛んできた方向に掘っている。
「お?」
空洞に当たった。
「.........薄暗い部屋だな」
どうやら部屋のようだ。
「ヒュー、ヒュー」
「ん?」
なにか、喘息のような音がする
「ヒュー、ヒュー、誰?アルダープかい?」
悪魔のようだ。魔力で分かる
「いや、アルダープではないぞ」
「ヒュー、ヒュー、じゃあ誰?」
「いやあ、穴を掘っていたらこんなとこに着いてね。君は?」
嘘は言ってない
「僕?僕はマクスだよ。よろしくね」
「おう、よろしくな」
マクスか、聞いたことのない悪魔だな。結構高位の悪魔なはずだけど
「そろそろ帰るよ」
「ヒュー、もう帰るの?」
一応ここ、アルダープの屋敷っぽいし。
「また来るから」
「ヒュー、ヒュー、うん、じゃあまたね」
穴を塞いで、よし帰ろう
「ヒュー、ヒュー、なんだか、不思議な人だったなぁ.........ヒュー、」
「なんかスティーブ、悪魔臭くない?」
「んなアホな」
4
裁判が終わって数日。結局死刑になりかけたものの、ダクネスのおかげで何とか猶予を得ることができた。やったぜ
でもその代わり、ダクネスは領主の要望に答えるため領主に呼び出されずっと屋敷に帰ってきていない。だからどうした
「ああああああああ!!」
「うるさいわよ!このヒキニート!いきなり発狂なんてしないでちょうだい!」
急にカズマが大音声をあげ叫びだした。
「カズマ…とうとうおかしくなったんだな.........」
「違う!違うからスティーブ!そんな哀れな目で俺を見るな!あと叫んだのはお前も関係あるからな!」
「なんですかもう…うるさいですよ。」
その時めぐみんが部屋に入ってきた。
その手には黒猫が抱えられている。
「その猫は?」
「迷惑はかけないと思うのですが…飼っていいですか?」
「いいやろ」
「ところでめぐみん。この猫の名前は?」
「ちょむすけです。」
「「「え?」」」
「ちょむすけね、かわいい名前じゃん」
「「「え?」」」
「出来ればカッコイイと言って欲しかったです」
どした?え?って言って
「ちょむすけって名前が.........かわいい?」
「う、嘘だろ?スティーブが紅魔族に汚染されただと?」
「なんですか?喧嘩なら買おうじゃないか」
いやいやいや
「昔の仲間には(アイアンゴーレムに)『鉄インゴット』とか(村人に)『家畜』とか(自然のピンクの羊に)『ピンクの悪魔』って名前つけてる人いたからなぁ」
「「「えぇ.........」」」
嘘みたいだろ?これでもまだ序の口なんだぜ?
ちょむすけ、腹減ってるっぽいな、生タラ食べるか.........?
ボッ
おお、自分で谷井田、いや谷井田って誰だよ、正しくは『焼いた』ね?
「なーー」
「そうかうまいかうまいか」
「なーーー」
「え?もうちょい塩味が欲しい?ほれ塩だ、この位でいいか?」
「なーーお」
「はは、食レポか?どっちかというとメシテロだよお腹すいた」
「スティーブが猫としゃべってんだが」
「.........これがスティーブなんでしょうね」
「どんな納得の仕方だよ」
あ、そうだ
「そういえばなんでカズマはいきなり叫んだ?」
「ああそうだった…めぐみんが猫を連れてきたせいで忘れてた。逆に聞くがおまえらはダクネスが心配じゃないのか?」
「心配?何故に?」
「カズマ…いくらあの領主に悪い噂が絶えないからってダクネスは冒険者です。そう簡単には手籠にされたりしませんよ。」
「これだからお子様は…ダクネスのあの変態さ加減を思い出してみろ!今頃とんでもない事をされてるに違いないぞ!それこそ『くっ!私の身体は好きにできても心まで好きにできると思うなよ!』とか言って火照ってるに違いないって!」
.........アホか?
「いいか?ダクネスが帰ってきても普段と変わらず優してやるんだぞ?」
「そうね。ダクネスは大人の階段を登ったのよね…」
そんなわけないだろ。してたら泣いて嫌がる事してやるから
「.........もう寝る」
「早くないか?まだ昼だぞ?」
「昨日は寝てないから昼寝するんだよ」
「何かしていたのですか?」
「装備の修理に武器の修理にエンチャガチャと採掘」
あとマクスに会いに行った。
「おやすみー」
「おう、おやすみ」
.........眠い
5
翌日
「おはよう」
ダクネスは.........まだ帰ってきてないのか。
さて、今日の朝食当番は........あ、今日だったのか。朝食当番
「.........なに作ろ」
んー?パンに、ウサギシチューに、金にんじん.........はカズマたち喰えないから...キャベツが美味しいしロールキャベツに、ピザ、おにぎり、味噌スープ、玉子スープ.........ってヤベ、作りすぎた。インベントリに入れとけばいいか
「ふわー、おはよー」
「おはようアクア」
ご飯と味噌スープと千切りキャベツとトンカツでいいや。朝に食うもんじゃねえけど
「ちょっと散歩にでもいってくるよ」
気づいたけどもう9時くらいなんだな
「行ってきまーす」
「いてらー」
いってらっしゃいくらいちゃんといえ
6
最近、露天の通りというものが出来たらしい。
「さぁさぁ!挑戦者はいませんか〜!」
「よし!次は俺だ!」
そんな所で、気になる露天を見つけた
そこでは、ムキムキそうな男がハンマーを持ち、ある石に向かって思いっきり振り下ろしていた。だがその石は無傷であった。
「クソ〜無理だったか〜!」
「はい失敗〜!次の賞金は12万5000エリスだ!さぁさぁ皆さん!参加費は1万エリス!誰かが失敗するたびに賞金に5000エリスが上乗せされていきますよ!この石は破壊できれば一流冒険者を名乗れるアダマンタイト!さぁ壊せる者はいないか!魔法を使うのもありですよ〜!」
どうやら、アダマンタイト砕き、というそうだ。
その後も挑戦者はいたものの結局誰もアダマンタイトを壊す事はできなかった。
「さぁ賞金もついに20万の大台に到達!このまま誰もアダマンタイトを壊す事はできないのか!いくらデストロイヤーを撃退したとはいえやはりこの街の住人では無理なのか!」
露店のおっちゃんが煽る煽る。しかし冒険者たちはお前が行けと言わんばかりに急かしあって.........
「真打ち登場!」
あ、冒険者達に抑えられた。
それでも必死に藻掻く姿はまるで網に捕らえられた魚のよう。生きが良い.........
「おい!一言話しただけでこの仕打ちはあんまりじゃないか!」
1人の少女を複数人の男が抑え込む姿はかなり酷たらしい物だがこいつは腐りきっても『アークウィザード』。思ったより力は強いため仕方ない。
「おいおっちゃん!もうここでの商売は止めとけ!こいつは街でも有名な爆裂娘だ!このままじゃこいつは確実にここで爆裂魔法をつかうぞ!」
「は、はいぃぃ!」
その言葉に青ざめた露店のおっちゃんは急いで片付けをしようと.........て、おい。
「ちょっと待て。それやりたいのだが?」
「君が?君には無理だと思うよ?」
まあ、こっちに来たらヒョロイ見た目にはなったけどな?
「いいから。はい1万エリス。」
「あ、ああ。どうぞ。その代わり一度きりね。」
「はい。『採掘速度上昇255』」
255はやっぱりキツい。ものによるけど一個が限界。耐性はⅣが限界
「そおい!」
アダマンタイトを拳で砕く。
「…ははっ…マジかよ……」
おっちゃんは開いた口が塞がらない様子だったが他の冒険者は納得している。
まあ、巷で『破壊神』とか言われてるしな。どっかの王子に破壊されそうなんだが
「おめでとうございます!賞金20万エリス!ほら持ってけ嬢ちゃん!」
「誰が嬢ちゃんがゴラァ!」
「落ち着けえ!」
周りの冒険者に抑えつけられた。
7
ダクネスがいなくなって.........何日たったっけ?
そんな朝
「アクアとカズマは相変わらず暖炉の取り合いかあ」
「そう言いながらさらっとこのゲーム最強の陣形作らないでください」
あ、出来てたの?
「にゃにゃーーー」
「そうかそうか、ちょむすけもこれで遊びたいのか。でも難しいぞ?」
「なー」
「あ、それなら美味しいものくれって、食いしん坊だなあ」
「なーー」
「ついでにブラッシング?しょうがないなぁちょむすけは」
「会話を成立させながらチェックメイトはやめてください」
あ、もう終わり?
じゃあユックリするk.........
「か、カズマ!スティーブ!大変だ!大変なんだ!」
いきなり屋敷に金髪のお嬢さん…身なりから推測すると、貴族っぽい人が入ってきた。
でも何故かカズマを知っている。
まあ誰かはすぐ分かるけど。
「…誰ですか?」
「…くぅっ!…カズマ!今はそんな茶番をしている場合じゃない!」
いまの、本気だったぞ?
「わぁぁん!ダクネス!カズマが!カズマが私をソファから引き剥がそうとするの!」
「ダクネスに泣きつくなっての…」
何しとんのホントに
「ダクネス、まずはゆっくりお風呂で心身を清めてきてください。」
めぐみんがどこか哀れんだような目をダクネスに向ける。
ああ、まだアレ続いてたのか
「…お前達は何を言っているのだ?何故私が風呂に…」
するとダクネスに抱きついたアクアは、何かを確認するようにドレスをいじりだした。
「間違いないわ。これ高級品よ!きっと領主の人に貰ったのね…」
自前だろ
「ダクネス、実はカズマ達はな..................」
カズマ達がナニを考えて喋っているのか説明してやった。
「.........バカ!私は領主に何もやましいことはされてない!何を勘違いしているんだ!もしかして、私がしばらく帰ってこなかったのも、そのような事をされていたからだとでも言うのか!それにこのドレスだって自前だ!」
「じ…自前…ダクネス、お前もしかしてコスプレ趣味にでも目覚めたのか?」
「そうじゃない!ってそんな事はどうでもいいんだ。とりあえずこれを見てくれ!」
とダクネスはとある写真を見せてきた。その写真の人物の第一印象はなんとも綺麗な好青年。誰だよ
「…なんだこのイケメン。ムカつく。」ビリッ
あ、破いた
「ああ!なんて事をするんだ!それはとっても大切な写真なんだぞ!」
「あ…ゴメン。なんか気付いたら手が動いてた…」
衝動的な犯行か、
「全く…それにしてもアルダープめ。なんでも聞くとは言った手前、過激な要求は父が一蹴するだろうと思ったのだがまさかあんな要求をしてくるとは…!」
どゆこと?
「おい。一人で悩んでないで俺たちにも分かるよう説明してくれよ。あのイケメンの事とかお前とアルダープの関係とかさ。」
「何一つ分からんから説明はよ」
少しダクネスは黙り、何か迷っていた感じだった。でも決心したらしく話し始める。
「そのお見合い写真の男はバルター、アルダープの息子だ。アルダープは自身とのお見合いは蹴られる事が分かっていたのだろうな。息子のバルターについては父も大きく評価しているから、この結婚に父も乗り気なんだ。何故アルダープが息子に私と結婚させようとするのか分からないのだが…」
「お見合い写真?これそんなに重要だったのか…あ!アクア、これお前なら修復できるだろ?ご飯粒とか使ってさ。」
「はいはーい。任せておきなさい。ちゃちゃっと直しちゃうから。」
金床と紙あるから修復できるけど.........アクアがやるしいいか
そういえば
「お見合いっていつからなんだ?時間があればなんとかなるかもしれんけど」
「その、非常に言いにくいのだが…そのお見合いは今日の昼でな…今まで帰ってこなかったのは何とかしてお見合いを阻止しようとしてたからなのだ。それで…今帰ってきたのは、誰かついてきて私の父を説得してほしいからなのだが…」
ああ、時間がないやつ。
「私の夢はだな…やがてこのまま冒険者としての名を上げる事なのだ。」
いつも場を冷めさせる発言が多いけど、真面目な時はちゃんと真面目なのがダクネス。
「お前無駄に冒険者としての誇りはあるもんなぁ。デストロイヤーの時もそうだったけど。」
「で、冒険者として有名になるだろう?そうすれば魔王軍の幹部や邪悪な魔道士に目をつけられる訳だ。私はその者たちに襲われ抵抗するも、捕らえられてしまうだろう。」
…んえ?なんかおかしい
「そしてとんでもない目にあわされてしまうかもしれない。それこそ!暗い地下牢で身体の自由を奪われあられのない姿にひん剥かれて…くぅ!」
あ...変態だ...やっぱりいつものダクネスだった。湖に叩き込んでキレイなダクネス貰おうかな?
「お前やっぱり冒険者辞めなよ。」
カズマが呆れたように発言する。
本当に冒険者やめろ
「つまりダクネスは、今まではお父さんが勝手に持ってきた見合いだったから断れたけど、今回はなんでも聞くと約束してた領主からの見合い。しかもお父さんまで乗り気だから断れないと。」
「でも…なんで領主はダクネスさんにそこまで執着するんでしょうか?しかも自分の息子にするっていう遠回りな方法で。そもそも、ダクネスさんのお父さんはどうして領主という位が高い人のお誘いを断る事ができるんですか?」
それを聞いたダクネスはまたも思案するように腕を組んでいたけどやがて口を開いた。
「私の本名は…ダスティネス・フォード・ララティーナと言ってな…実は私は貴族の令嬢なんだ…」
「「「ダスティネス!?」」」
「ダスティネスってとんでもない大貴族じゃないですか!王家の懐刀なんて言われてるあのダスティネス家ですよね!?」
「…そうだ。」
「しゃあダクネスの所の子になれば毎日ゴロゴロ贅沢三昧出来るって事!?」
「そ、そうなるかもな…だが当家は養子は必要としてないからな…」
アクアの質問に面食らったダクネスは、戸惑いながらもそう答えた。
「スティーブはずっと前から気づいていたようだったが.........」
「「「嘘!?」」」
ホントだよ
「というかそれより!ダクネス!お前いつも騎士みたいな堅苦しい口調なのに本名がララティーナって!随分可愛い名前してるなオイ!」
「ら、ララティーナって言うなぁ!」
.........この名前広めたら泣いて嫌がるだろうな
だが驚いていた状態から我に返っためぐみんが落ち着いて言った。
「例えダクネスが大貴族の令嬢だとしても、私達にとっては頼れるクルセイダー。その事に変わりはありません。」
「ああ…ありがとう。これからもよろしく頼む。」
ダクネスは嬉しそうに笑みを浮かべた。
そんな中カズマだけは、何かを思案する様子でアクアが今も修復している写真を見つめていた。
やがて修復が終わったのかその写真はカズマの手に戻っていた…いや相変わらずどうでもいい技術が凄い。
「にしても困りましたね…昼から見合いとなると考えてる時間なんてほぼありませんよ。」
「やはりここは何か理由をでっち上げてそれを丁重に説明し父を説得すべきだと思う。そこで、誰かついてきてほしいのだが…」
「着いて行こうか?」
「おお、ありがとうスティーブ.........」
ダクネスがそこまで言った時急にカズマは何を血迷ったのか…
「これだぁぁぁぁぁ!!」ビリビリッ
「「「あああああああ!!」」」
写真破きやがったぁ!
シード値っていろいろあるよね
最速でネザライト装備とか
ピラミッドとかイグルーとかがネザーにあったり
自然生成されたネザーゲートだったり
孤島スタートが一番嫌い
書いてないですがゆんゆんはカズマと会ってはいます。
そうじゃないとどっかの悪魔の言っていた悲惨な未来があるようですし
.........言ってたよね?(自信のない人生)